年齢制限がある?
年齢で落とされないか不安…
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
例えば、仕事内容や待遇が魅力的な求人でも備考欄などに「30代中心の職場です」という記載があると、
- 20代だけど応募していい?
- 年齢で弾かれる?
- 自分は場違いなのでは?
と不安になりますよね。
僕も転職で悩んだ経験があるので気持ちはよくわかります。
そこでこの記事では、僕の経験と人事目線をもとに「求人の年齢制限と企業の本音を見極める方法」をまとめました。
- 年齢制限について
知っておきたいポイント - 企業が発するメッセージから
本音を見極める
関連記事:【転職失敗が不安なときに読む記事】転職に失敗する人の特徴を知ろう

【これだけは知っておきたい】求人の年齢制限は禁止されている!?
まず最初にお伝えしたいのは、求人の年齢制限について最低限知っておきたいポイントです。

それは、求人に年齢制限を設けることは法律上禁止されているということです。
労働者の募集・採用は、平成19年に行われた雇用対策法の改正で、年齢に関係なく均等な機会を与えなくてはいけないことに決まりました。
つまり、企業が求人に年齢制限をした場合、雇用対策法違反にあたる可能性があります。
(※ただし、以下のようなケースは例外として認められています。)
- 定年制を取り入れている
- 特定の職種や業務内容で
法律の制限を受ける場合 - 長期間のキャリア育成を
目的とした求人 など

年齢に関係なく
応募できるってこと?
と思うかもしれません。
これは半分正解で半分間違いです。
なぜなら、採用の権限自体は企業側にあるからです。
どういう事かと言うと、応募条件に年齢制限を記載できませんが、企業の内部では、
といったニーズはあります。
つまり、応募は受け付けても実際には年齢で落とされてしまうケースはあるわけです。
まとめると、以下のような感じです。
基本的に求人に年齢制限はかけられないので何歳でも応募可能。しかし、採用されるかどうかは全く別の問題。
ただし、年齢に関しては能力や面接の印象次第で緩めてもらえる場合もあります。
例えば、
過ぎてるから厳しい…
と諦めてしまうのはもったいないです。
【求人の年齢制限を見極めるコツ】企業が発しているメッセージを読み取る
ここまでお伝えしたように、求人には年齢制限が設けられない法律がある一方、企業には
人材がほしい
といったニーズがあります。
このニーズを見誤ると
- なかなか書類選考を通過できない
- 面接で落とされてしまう
など、なかなか転職活動が前に進みません。
年齢に限った話ではありませんが、転職は企業のニーズとあなたの経験やスキルがマッチしてはじめて内定が出ます。

つまり、応募する企業のニーズを読み取って、会社選びの段階でミスマッチを起こさないことがとても大切です。
そこで重要なのは、企業が発しているメッセージです。
年齢制限は設けられないため、求人には直接「何歳まで」といった記載はありませんが、企業は別の形でメッセージを発信している場合が多いです。
ここからは、求人情報から読み取れる要注意メッセージをピックアップします。
- 平均年齢○○歳
○○代中心 - 若手・ベテランが
活躍している職場 - 社会人経験○年以上
第二新卒歓迎 - 年収例:650万円
(入社3年目 25歳)
ケースその1:平均年齢○○歳・○○代中心
職場の平均年齢○○歳
○○代中心の職場
このような記載がある場合は、会社が求めている年齢を暗にアピールしているかもしれません。

例えば、「平均年齢25歳の若いチームです」という文言があるなら、30代のベテラン社員よりも若いフレッシュな人材を採用したいはずです。
もちろん、完全に30代はNGというわけではありませんが、平均年齢が20代なら20代の転職者を、平均年齢が30代なら30代を欲しがっている可能性が高いと読めます。
ケースその2:若手・ベテランが活躍している職場
若手が活躍する職場です
ベテランが活躍しています
曖昧な表現ではありますが、若手なら20代、ベテランなら30代以降を採用したいと考えている可能性があります。

また、「若手でも活躍できます」といった表現は、入社してすぐに責任の重いポジションや仕事を任せる職場とも読み取れます。
こうした表現はブラック企業にも多いので注意しておくに越したことはありません。
関連企業:ブラック企業・やばい会社の見分け方【ホワイト企業に転職しよう】

ケースその3:社会人経験○年以上・第二新卒歓迎
経験○年以上
第二新卒歓迎
年齢ではなく、経験年数を指定している求人もあります。
この場合は、まったくの未経験者は難しいと考えたほうが無難かもしれません。

また第二新卒というのは、一般的に新卒で入社した会社を3年以内(20代を第二新卒と捉えるケースもあります)に転職する人を指します。
つまり、20代の転職者を求めている可能性が高いと言えます。
ケースその4:年収例:○○万円 入社○年目 ○○歳
年収例:○○万円
(入社○年目○○歳)
在職する社員の年収例と年齢等を記載している求人もあります。

この場合も例と似たような年齢と経験年数の人材が欲しいケースと読めます。
もちろん、年齢や経験に差があっても応募は可能ですが、その場合は例に出している年齢のライバルを出し抜けるような自己PRが必要になります。
求人の年齢制限のホンネを理解して狙い所を見極めよう!
さてここまで、「求人の年齢制限と企業の本音を見極める方法」をお話ししてきました。
ポイントは、企業が発しているメッセージを読み取ることです。

とは言え、企業のホンネを知るのは簡単ではありません。
見誤ってしまうと、なかなか転職先が決まらず転職活動が長期化してしまいます。
なので、転職活動をスムーズに進めるにはきちんと情報収集できる環境を作っておくことが非常に大切です。
なぜなら、きちんと情報収集をすれば、
- 企業の内情
- 自分に合う求人か
- 今転職すべきタイミングか
など、ある程度の見通しが立つからです。
そうすれば、転職に失敗するリスクは大幅に減ります。
転職の不安は、「この先どうなるかわからない」という不透明な将来にあります。
なので、在職中にきちんと情報収集をして、転職活動の見通しを立てることが大切です。

具体的には、エージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。

エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がるわけです。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。

24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。

dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。

就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。

転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。