運送業を辞めたい
転職したいけど不安。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
この記事を読んでいるということは、「運送業を辞めたい」「物流業界から転職したい」と悩んでいるはずです。
しかし、
- なかなか一歩が踏み出せない
- 転職先が見つかるか自信がない
- 何をしたらいいかわからない
と不安ですよね。
実は僕も転職経験があるので、その気持ちはよくわかります。
そこで大切なのは、転職のコツを押さえて確実に前進することです。
この記事では、僕の転職経験と人事目線をもとに「運送業から転職を成功させるコツ」をまとめました。
- 目標を設定する
- 転職理由を深堀りする
- 運送業経験を活かす
関連記事:【トラック運転手を辞めたい】運送業界から異業種に転職する3つのコ

【運送業を辞めたいなら最初にすべきこと】目標を設定して転職を進めよう
1つ目のコツは、目標を設定して転職を進めることです。

きっと運送業を辞めたい方の多くは、転職先に「運送業以外」「物流業界とは別の業界」を選ぶはずです。
すると必然的に未経験の職種や業界に転職するケースが多くなります。
基本的に求人を出している企業は、未経験の人材に対し
- 将来性
- やる気・熱意
- 指導のしやすさ
などを求めます。
なぜなら、未経験の人材を育てる場合、上記の条件に適合しているほうが企業としては安心だからです。
そして、これらの条件に当てはまるのは、簡単に言うと「若い人材」です。

例えば、30代よりも20代のほうが「将来性アリ」と判断されやすいですし、指導がしやすいのも年齢が若い素直な人材です。
実際、年齢別の応募可能な求人数を調査したデータを見ても、年齢を重ねるごとに減少することが分かっています。

つまり、運送業を辞めて転職を成功させるには、若ければ若い方が有利になりやすい(評価されやすい)ということを頭に入れておくことが大切なんです。
そこでおすすめしたいのは、転職活動の目標をきちんと設定することです。
転職活動を後回しにするとチャンスが消えてしまう
僕もそうでしたが、転職活動は目標(デッドライン)を立てて挑まないと、どんどん後回しになったり先送りにしがちです。
すると、いつの間にか年齢を重ね転職が難しくなっていきますし、最悪「運送業を辞めて転職する」というモチベーションがなくなってしまうかもしれません。

もちろん、仕事が忙しかったり、思い通りに進まないこともあるとは思います。
でも、転職を成功させるためにも、まず最初に自分なりに期日を設定して転職活動を進めていきましょう。
例えば、
○月○日までに
仕事を辞める
3か月後には
転職を完了させる
など、目標を立てることが大切です。
転職の目標日時が決まることで、
- 良い緊張感が生まれる
- 逆算してスケジュールを
立てやすい - モチベーションが保てる
など、様々なメリットがあります。
お伝えしたように、とくに運送業や物流業界から未経験の仕事に転職する場合は、若ければ若いほうが有利になります。
逆に言えば、先延ばしをするだけチャンスが消えてしまいます。
【運送業界を辞めたい理由とは?】転職理由を深堀りしよう
2つ目のコツは、運送業を辞めたい理由を深堀りすることです。

「辛いから」だけど?
こんなふうに思った方もいるかもしれません。
実は、運送業や物流業界を辞めたい理由は、「転職活動の軸」になります。
もっとわかりやすく言うと、
辞めたい理由=転職で改善を目指すべきポイント
なんです。
例えば、
運送業は体力的にきつい=
転職活動の軸は
⇒内勤の転職先を探す
物流業界の給料が不満=
転職活動の軸は
⇒月給○○円以上を目指す
職場の人間関係が悪い=
転職活動の軸は
⇒職場の雰囲気や上司を
きちんとチェックする
このように「軸」がハッキリすれば、今回の転職活動で目指すゴールが明確になります。
その結果、転職が成功する可能性がグッと高くなるわけです。

これが例えば、
他の仕事ならなんでもいい
ぐらいに思っていると、
- どんな仕事を選ぶべきか迷う
- 給料や待遇に釣られて
本来の目的を見失う - 転職すること自体を迷う
など、転職活動が迷走してしまいます。
せっかく転職できても、あとで後悔する可能性も高くなります。
また、転職で不満のすべてを解決するのは、非常に難しい場合が多いです。
なのでまずは、運送業を辞めたい理由を深堀りして優先順位を明確にしましょう。
転職理由はノートやスマホのメモアプリなどに書き出して、優先順位をつけてみるのがおすすめです。
【転職理由の優先順位例】
- 体力的にきつい
⇒内勤の仕事を優先する - 給料が不満
⇒次に給料額を優先する - 人間関係が悪い
⇒次に職場環境を優先する
運送業を辞めたい人に多い転職理由とは!?
ところで、現在「運送業界・物流業界」は、ドライバー不足が常態化していることをご存知でしょうか。
大阪府トラック協会が行った調査によれば、なんと7割を超える企業がドライバ不足に陥っていることが分かっています。
【トラック運送事業者における景況感調査】
ドライバーの過不足状況
- ドライバーが不足している 35.6%
- やや不足している 37.8%
- 適当 26.7%
- やや過剰・過剰 0%
一口に「運送業」と言っても様々なポジションがありますが、人材不足の影響は運送業界で働く全ての人にしわ寄せがきます。
今後も人手不足の改善は難しいと予測できるため、厳しい条件で働かなくてはいけないケースが多いのかもしれません。
ここからは、運送業を辞めたい人(辞めた人)に聞いた転職理由の一部をご紹介していきます。
【25歳:男性】
運送業を辞めたい理由は、拘束時間が長すぎる事と休めないことです。
毎日15時間以上働いているのに全く給料に反映されない。
時給に換算したらアルバイトのほうがマシかもしれません。
自分より年上のドライバーもそんなに給料が変わらないので将来が不安です。
【21歳:男性】
運送関係のアルバイトから正社員になりました。
しかし、面接のときに受けた説明と勤務内容が違いすぎます。毎日超激務です。
朝の7時前に出勤とは聞いていませんし、週2で休みのはずがよくて週1、休日出勤することもあります。
給料も不満だし体ももちません。
【34歳:男性】
同僚が過労で事故を起こしました。それから運転が怖くなってしまいました。
今まで何度も事故を起こしそうになったことがありますし、私には家族もいます。
体力的にも厳しく、自分も同じ目に遭いたくないと思い辞めました。
まとめると、
- 激務で体がもたない
- 長時間労働なのに給料が低い
- 将来が不安
このような転職理由を挙げる方が多い印象です。
激務で体力的にきつい
⇒内勤の仕事を優先する
給料が不満
⇒給料額と仕事内容が釣り合う仕事を探す
将来が不安
⇒将来性のある業界に飛び込む
このように転職理由を深堀りしてみましょう。
【運送業を辞めたいなら】運送業の経験を活かして転職活動を進めよう
3つ目のコツは、運送業の経験を活かして転職活動を進めることです。

先程もお話ししたように運送業を辞めたい方の多くは、運送業以外の業界や別の職種を転職先に選ぶはずです。
そのため、
1からやり直そう
教えてもらうつもりで
がんばろう
こんなふうに考えるのではないでしょうか。
もちろん、気持ちを新たにしたり「がんばろう」と思う気持ちは大切です。
でも、転職活動で評価対象となるのは、
これまでの経験やスキルを
どのように活かせるか
です。
つまり、運送業の経験やスキルを活かそうとする姿勢が必要になります。
運送業の汎用スキルにフォーカスしよう
運送業の経験なんて
活かせるの!?
と疑問を感じた方もいると思います。
そこでおすすめしたいのは、運送業や物流業界の汎用スキルに着目することです(ここで言う「汎用スキル」というのは、他の業界や職種に応用可能なスキル・経験を指します)。

実は、業界や職種が異なっても、スキルや経験を分解すると応用できるものは必ず見つかります。
例えば、運送業の汎用スキルは以下のようなものがあります。
- 体力や持久力
- 忍耐力
- 集中力
- 運転技術
- データ管理
- コミュニケーションスキル
こうしたスキルや経験は、幅広い業界や職種で応用が可能です。
例えば「営業職」は、未経験でも採用されやすく、体力や集中力、車の運転がこなせる人材は評価されやすくなります。
他にもエンジニアやサービス業、介護職なども未経験者の採用に積極的であり、体力や持久力、集中力のある人材を求めています。
なので、「運送業を辞めるから1からやり直す」ではなく、
運送業で培ったスキルや経験を
どう次に活かせるか
をよく考えてみてください。
【転職のリスクは最小限に】運送業を辞めたいなら情報収集からはじめよう
最後にお伝えしたいのは、転職をひとりで悩まないことです。

先ほど、「運送業から転職するなら期日を決めて早めがおすすめ」とお話ししました。
とは言え、
- 仕事選びがわからない
- 転職活動をする時間がない
- そもそも転職に自信がない
など、なかなか一歩を踏み出せない方は多いはずです。
転職は、人生は大きく左右するイベントです。悩む気持ちはよくわかります。
また、辛いからと言って運送業を辞めてしまうと、
- 収入が途絶える
- ブランクが生じる
- 転職を焦ってしまう
など、非常にリスキーです。
僕もはじめて転職をしたときは、相当悩みました。
そんな経験から言えるのは、まずは最低限の見通しを立てたほうが良いということです。
情報収集をして転職活動の見通しを立てる
実は、きちんと情報収集をすれば、
- どんな職場が自分に合っているか
- 給料は上がるか
- 今転職すべきタイミングか
など、ある程度の見通しが立ちます。
そうすれば、転職に失敗するリスクは大幅に減ります。
転職の不安は、「この先どうなるかわからない」という不透明な将来にあります。
なので、在職中にきちんと情報収集をして、転職活動の見通しを立てることが大切です。

具体的には、エージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。

エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には2〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。

24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
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仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
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就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
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(※対応地域は変わる可能性あり)
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