でも転職できる?
こんな悩みを解決する記事です。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
整備士の仕事を辞めるにしても、他の仕事に転職できるか不安に思う方は多いはずです。
整備士免許しか資格がない
他のスキルに自信がない
今さら転職なんて無理では?と思う
など、悩みはつきないのではないでしょうか。
そこでこの記事では、僕の転職経験や人事目線を軸に「整備士の仕事を辞めたい人のための転職術」をまとめました。
転職を考えているなら、次の3つのポイントを押さえておくと良いですね。
- 整備士からの転職は若いほうが有利
- 転職活動では整備士経験を活かす
- 転職活動は在職中に進める
【どんな理由で転職をしてる?】整備士に多い辞めたい理由
転職術を解説する前に、どんな理由で転職をする整備士が多いかをお伝えします。

同じような理由がないかチェックしてみてください。
【24歳 前ディーラー勤務】
整備士学校を出て、ディーラー勤務をしていました。
自分がマイペースなこともあって、とにかく仕事が遅くミスも多いので、周りに迷惑ばかりかけていたのが転職した理由です。
1年続けてもうまく仕事ができなくて、先輩に「おまえは向いてない、辞めたほういい」と言われたのは転機だったような気もします。
テキパキ動こうと思ってもできなかったですし、いろいろと勉強をするのもしんどくて、整備士には向いていなかったんだと思います。
【24歳 前カーショップ勤務】
人間関係が嫌だった。
すぐに人のせいにする先輩がいて、いつも周りはいい迷惑でしたね。
ミスを自分のせいにされたときは本当に腹が立ったし、人間関係で辞めた人は自分の他にも4、5人はいると思います。
他にも勤務時間が長く、給料が少ない、割に合わないと思っていて、1年は耐えてがんばったが、どうしても辞めたい気持ちが収まらずに辞めました。
【26歳 前輸入車ディーラー勤務】
給料が安かったことが辞めた理由のひとつです。
3年目で手取りで16万くらいだったので、これでは付き合ってる彼女と結婚できないと思いました。
あと、車が好きで整備士になりましたが、毎日おなじようなことを繰り返すのが苦痛になったのも理由です。
もっとお客さんと関わる仕事がしたいと思って転職を決断しました。
整備士を辞めて転職する場合は、辞める理由を明確にしておくことが大切です。
なぜなら、「辞める理由」や「解決したい問題」がはっきりしないと、転職をしてもまた同じような不満を抱えるかもしれないからです。
そして、「給料が少ない」という辞める理由があるなら、「どの程度もらえれば満足なのか」をきちんと考えておくことが大切です。
そうしないと、転職活動の軸がブレたり結局妥協してしまったりします。
【若いほうが有利!?】整備士を辞めたいなら早めに動き出す
1つ目の転職術は、早めに動き出すことです。

なぜ「早め」かというと、整備士から未経験職に転職する場合は、若ければ若いほうが有利になりやすいからです。
では、どうして若いほうが有利かというと、
「整備士を辞めて営業」
「車業界を離れて広告業界」
といったように職種や業種を変えて転職する場合、以下のような傾向があるからです。
- 年齢の上限が設けられている
- 若い人材を求める企業が圧倒的に多い
実は現在、求人に年齢制限をかけることは禁止されています。
しかし、求人票には年齢の縛りが無くても「未経験者は30歳まで」「25歳前後を希望」というように希望年齢を定めて採用活動をしている企業は多いです。
とくに未経験の人材を採用する企業は、若い人材を欲しがる傾向が強くなります。
ですから、整備士を辞めて別の仕事に転職をする場合は、早めに動き出すことがとても大切です。
「キャリアのやり直し」も若いほうがしやすい
また、未経験の仕事に転職をするとキャリアをリセットする側面もあります。
1からキャリアを積み直すことになるので、
- 給料がダウンする
- スキルがゼロになる
といった可能性があるので、少しでも若いほうがやり直しがしやすいわけです。
つまり、整備士を辞めて転職をするなら、来年よりも今年、来月よりも今月のほうが色々な意味でチャンスがあります。
転職を考えているなら、なるべく早めに動き出すことを意識することがポイントです。
【整備士を辞める場合でも大切】整備士経験を活かして転職をする
次のポイントは、整備士経験を活かして転職をすることです。

整備士を辞めたい人の大半は、
もう整備士の仕事は懲り懲り
全く別の仕事がしたい。。。
車業界からは離れて
1から出直すつもりでがんばる
このように思っているかもしれません。
ですが、たとえ未経験職に転職する場合でも、整備士経験を活かして転職活動をすることが大切です。
なぜなら、企業の採用担当者は転職面接で、
我が社でどのように活かしてくれるんだろう?
こんな視点であなたを見ているからです。
つまり、整備士経験をうまくアピールできないと「今まで何をしてきたか分からない」「何も学んでいない人」と思われてしまいます。
ですので、「整備士として培った経験やスキルを他の分野で活かせないか」と考えて転職活動を進めることがポイントです。

他の分野にも活きる整備士の長所
では、整備士として培った経験やスキルをどのようにして他の分野で活かせば良いのでしょうか?
他の分野でも活かせる代表的な「整備士の長所」は以下のようなものです。
- 機械に関する知識・技術
- 常に勉強する姿勢
- コツコツ作業を続けられる姿勢
- 接客スキル
- チームプレイ
たとえ職種や業界が変わっても、整備士としての知識を増やすために努力した経験、技術・知識の豊富さ、チームでどのように仕事を成し遂げたか、などは十分アピール材料になります。
また、例えば全く畑違いのIT系の企業に転職する場合でも、車関連のウェブサイトや通販サイトを運営する企業であれば関連性をアピールできるかもしれません。
「整備士経験=整備士の求人でしか活かせない」と思わずに、広い視野でいろいろな可能性を探っていきましょう。
【転職活動は在職中に進める】整備士を辞めて転職するときのルール
整備士を辞めて転職をしようと思っても、
このようにブレーキを踏んで、なかなか前に進めない人は多いはずです。
たしかに、整備士を退職してから転職活動をする場合は、
- ブランクを作ってしまう
- 金銭面で苦しくなる
- 転職が決まらない
このようなリスクがあるので、不安を覚えて当然です。
なので、整備士に限ったことではありませんが、このようなリスクを最小限にするために在職中に転職活動を進めることが大切です。
理想は、整備士を辞める前に内定をとっておくのがベターです。
そうは言っても、
整備士の仕事がきつくて
転職活動をする暇がない
何からは始めていいか
全くわからない
という人も多いはずです。
そんな場合は、まずエージェント系の転職サービスを活用して情報収集をスタートさせましょう。
エージェントというのは、無料でキャリアアドバイザーやカウンセラーに転職活動をサポートしてもらえるサービスのことです。
- 希望やスキルに見合う求人を
紹介してもらえる - 面接や書類選考の対策をしてもらえる
- 企業の詳しい情報をおしえてもらえる
といったメリットがあります。
エージェントに一度相談をしておけば、整備士経験や希望に合う求人を紹介してもらえますし、情報収集や企業研究、面接対策の手間を省くことができます。
また、エージェントを活用したほうが
- 転職しやすい求人だけが
集まってくる - 面接を効率よくこなせる
- 良い条件で転職がしやすい
このようなプラスがあるので、現代の転職活動には欠かせないサービスです。
ですので、転職エージェントは賢く活用して、
- 応募できる求人はどんなものがあるか
- 年収や待遇はどの程度が期待できそうか
- 将来的にどんなキャリアプランを描けそうか
以上3つは最低限チェックしておきましょう。
そうすれば、転職後の自分をイメージしやすくなり、転職に対する不安が軽減されます。
在職中に情報収集を徹底しておきましょう。
20代の転職に強いサービスを選ぶことが大切
また、転職エージェントを活用する場合は、20代の転職に強いサービスを選ぶことが大切です。
20代の転職に特化しているエージェントのほうが、
- 転職先を紹介してもらいやすい
- 良い条件で転職しやすい
- 第二新卒や経験不足でも内定が得やすい
などのメリットがあるからです。
下記の記事では、20代の転職に強いエージェントサービスを詳しくお話ししています。併せて参考にしてください!

20代の転職を成功させるには、20代に強い転職エージェントを使うのがセオリーです。
なぜなら、
- 20代を対象にした求人が多いので転職しやすい
- 転職のコツ・ノウハウをアドバイスしてもらえる
- 未経験職への転職・初めての転職に対応してくれる
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、20代の転職に強いエージェントをまとめてみました。ぜひチェックしてみてください。