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管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
この記事を読んでいるということは、新卒でコールセンターに就職すべきか悩んでいるのではないでしょうか?
もしくは、すでにコールセンターで働いていて、転職を考えているのではないでしょうか?
- キャリア的にどう?
- 給料や仕事内容は?
- 自分に向いている?
と不安を感じているはずです。
新卒でコールセンターはもったいないのでは?と思っている人もいるかもしれません。
先に結論を言うと、新卒でコールセンターへの就職はキャリア的にもったいない面があるのは事実です。
就職するなら、「向き不向き」「キャリア」「他の可能性」などをきちんと考えてチャレンジすることが大切です。
この記事では、僕の就活経験や人事目線をもとにコールセンターへの就職(転職)を悩んだときの対処法をまとめました。
【目次】
- コールセンターの仕事について
- 上手に業務をするコツ
- メリット・デメリット
- 体験談
- コールセンター以外への就職方法
関連記事:【コールセンターの仕事を辞めたい】転職を成功させる3つのコツ

【新卒で就職するなら知っておきたい】コールセンターの仕事について
本題に入る前に「コールセンターの仕事」について、よく知っておくことが大切です。
- コールセンターの仕事内容
- OJTの期間と内容
- コールセンターで必要なスキル・経験
- 年収について
コールセンターの仕事内容
コールセンターの仕事内容は、一言で言えば「電話対応」です。
ただ、その仕事内容は多岐にわたり、単に電話に出るだけではなく、顧客対応から問題解決、さらには販売まで多様なスキルが求められる職種です。

コールセンターの仕事は、大きく分けて「インバウンド」と「アウトバウンド」の2種類があります。
インバウンドとは、基本的には顧客からの電話を受ける仕事です。
例えば、以下のような対応をする業務です。
- 商品に関する問い合わせ
- サービスの使い方
- 料金に関する質問
- クレーム対応
一方、アウトバウンドは企業側(就職先)から顧客に電話をかける仕事です。
主な業務は、以下のようなものです。
- 新商品の紹介
- アップセル
- クロスセル
アップセルというのは、顧客がすでに購入するつもりの商品やサービスに対して、より高価・高機能なものを提案する販売手法を指します。
クロスセルというのは、顧客が購入する商品・サービスに関連する他の商品・サービスを提案する販売手法です。
いずれも、顧客の購入金額を増やす目的で行われます。
簡潔に言うと、インバウンドは受け身のスキル、アウトバウンドは攻めのスキルが求められます。
このあと詳しくお話ししますが、求められるスキルが異なるため、自分の得意な方を選ぶことが大切です。
OJT(On the Job Training)の期間と内容
OJT(On the Job Training)は、新卒者が業務に慣れるための重要なステップです。
コールセンター業務は多岐にわたるため、新卒者が独り立ちする前に必要な知識やスキルを先輩オペレーターがリアルタイムでアドバイスをします。

OJTの期間は、1ヶ月程度の職場が多いようです。
研修内容としては、一通りの知識やスキルを学んだあと、お客様からの電話を実際に受け、その対応を先輩オペレーターと一緒に行います。
最初は先輩のアドバイス通りに対応し、徐々に新人が一人で対応できるようにステップアップしていきます。
あるコールセンターでは、
STEP1:
商品に対する一般的な問い合わせ
STEP2:
幅広い知識が必要な問い合わせ
STEP3:
商品のクレームに対する対応
というように、徐々にレベルを上げ様々なケースに対応できるように訓練していきます。
このステップで、コールセンターの仕事に必要な知識・技術・態度など、業務処理能力が高めていきます。
コールセンターで必要なスキルと経験(どんな人が多い?)
新卒者がコールセンターで働くには、主に以下の5つのスキル・経験が求められます。
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
- マルチタスク能力
- ストレス耐性
- 基本的なPCスキル
【コミュニケーション能力】
コミュニケーション能力は、単に話す・聞くだけでなく、お客様のニュアンスや言葉の裏を読み取る感受性も含まれます。
例えば、お客様が何を求めているのか、どのような感情で話しているのかを理解し、それに適した対応をする能力が求められます。
【問題解決能力】
コールセンターではお客様からの問い合わせやクレームが多岐にわたるため、その場で的確な解決策を見つけ出す能力が必要です。
過去の類似ケースや社内マニュアルを活用して、迅速に解決策を導き出すスキルです。
【マルチタスク能力】
コールセンターの業務は、電話対応だけでなく、同時にデータ入力や情報検索も必要です。
例えば、お客様と話しながら、関連する商品情報や在庫状況をリアルタイムで確認するなど、複数の作業を同時に効率よくこなせる能力が求められます。
【ストレス耐性】
コールセンターでは、クレーム対応や緊急のトラブルシューティングなど、ストレスがかかる状況が頻繁に起こります。
そのような厳しい状況でも冷静に対応できるメンタルの強さが必要です。
【基本的なPCスキル】
コールセンター業務には、多くの場合、専用のソフトウェアが使用されています。
基本的なPCスキルがないと、効率的な業務遂行が難しくなります。
例えば、タイピングスピードやExcelの基本操作、専用ソフトウェアでのデータ検索などをスムーズにこなせると望ましいです。
新卒でコールセンターに就職して成功する人は、主にメンタルが強く行動力があり、リスト管理が得意な場合が多いです。
例えば、メンタルが強い人は、クレームや理不尽な要求にも冷静に対応できます。
行動力がある人は、問題が発生した際にすぐ行動を起こし解決に導く能力があります。
そして、マルチタスクが得意な人は、多くのお客様と効率よく対応するために、必要な情報を素早く取り出し適切な業務ができます。
もちろん、コールセンターには様々な人が働いていますが、業務が得意な人は
- メンタルの強さ
- 行動力(問題解決能力)
- マルチタスクスキル
この3つの特性を持っているケースが多いです。
コールセンターで働く人の年収
厚生労働省のデータによれば、コールセンターで働くひとの平均年収は、343万円程度とされています(出典: 厚生労働省の賃金構造基本統計調査)。

ただし、地域や企業規模、経験年数によっても幅があり、例えば、
- 東京の年収相場
299万円~350万円 - 大阪の年収相場
286万円~336万円
となっています。
【疑問を解決】新卒で就職後にコールセンターで上手に働くコツ
- どのくらいで慣れるのか?時間と慣れる方法
- クレームで落ち込まないためのメンタルケア
どのくらいでコールセンターに慣れる?時間と方法
一概には言えませんが、コールセンターの業務に慣れるまでの時間は、研修期間が短いセンターでは数日から一週間、研修期間が長いセンターでは一か月以上かかることが多いようです。
この差は、業務内容や研修の質、そして個々の能力によって変わります。

慣れるまでの時間が短いケースでは、業務がシンプルでスクリプトに沿った対応が多い場合です。
新卒社員でもすぐに業務ができるため、
- 研修時間:2〜3時間
- すぐに実際の業務へ
とスピーディーに進みます。
一方、問い合わせ内容が多岐に渡り、高度なスキル(クレーム対応等)が求められる場合は、
- 研修期間:1ヶ月以上
- 先輩と組んで業務
というように、慣れるまでに時間がかかります。
1ヶ月で仕事に慣れる人もいれば、半年程度かかって独り立ちする人もいます。
このあたりは、業務内容、研修の質、そして個々のスキル次第です。
新卒社員がコールセンターの仕事に慣れるには、研修をきちんと受け、必要に応じて先輩社員にアドバイスを求めることが大切です。
落ち込まないためのメンタルケア
コールセンターで働く上で避けられないのが、精神的なストレスです。
特にクレーム対応や厳しい目標設定(ノルマ等)がある場合は、相当なプレッシャーがかかります。
過度なストレスは、仕事の効率が落ち、最悪の場合は離職してしまう可能性もあります。
そのため、メンタルケアが非常に重要です。

具体的な方法としては、仕事とプライベートをきっぱり切り分けることです。
仕事中に受けたクレームやプレッシャーを持ち帰らず、仕事が終わったらリセットする時間にします。
ストレス解消のためには、運動や趣味に没頭する時間を作ることも有効です。
自分ひとりで抱えずに周囲に相談することで感情を整理しやすくなります。
もうひとつの方法は、クレームは改善のチャンスと考えることです。
「クレーム=改善点」と捉え、自分自身や会社が成長する機会と考えます。
クレームのポジティブ面を見るようにすることで、過度なストレスを溜めずに済みます。
【良い面もある】新卒でコールセンターに就職するメリット
ここからは、コールセンターに就職するメリットを見てみましょう。
- 就職しやすい
- インセンティブ制度
- 顧客対応スキルが上がる
就職しやすい
基本的にコールセンターは、就職するために特別な資格や高度なスキルは不要です。
そのため、新卒者にとっては就職しやすい職場であることがメリットのひとつです。

お話ししたように、ほとんどの企業では新入社員向けのOJT・研修制度が充実しています。
はじめてのフルタイムの仕事として、業務内容や顧客対応の基礎からしっかり学ぶことができます。
インセンティブ制度
コールセンターの仕事には、成績やアポイント数に応じて追加報酬が得られるインセンティブ制度を設けているケースがあります。
そのため、自分自身の成果が明確に評価される点は大きなメリットです。

成果主義の人にとっては、目標達成へのモチベーションが高まり、仕事に対するやりがいも感じやすくなります。
顧客対応スキルが上がる
これは当然ですが、
- コミュニケーション能力
- クレーム処理能力
- セールストーク
など、顧客対応に関するスキルはグンと上がります。
また、その他にもデータの入力や管理、報告書の作成、顧客対応の改善提案、ビジネスマナーなどが身につくこともコールセンターに就職するメリットです。
【もったいないは本当?】新卒でコールセンターに就職するデメリット
ここからは、コールセンターに就職するデメリット・新卒にはもったいないポイントをチェックしていきましょう。
- 精神的な負担が大きい
- 新卒で就職すると将来性が不安
- キャリアアップで不利になりやすい
精神的な負担が大きく離職リスクが高い
新卒でコールセンターに就職するデメリットのひとつは、精神的な負担が大きく離職リスクが高いことです。

コールセンターでは、
- 顧客のクレーム処理
- 厳しい評価基準やノルマ
- 多いコール数
- 夜間勤務・長時間シフト
などにストレスやプレッシャーを感じる人が非常に多いです。
特に新卒で経験が少ないと、一つ一つのクレームが心に重くのしかかり、メンタル崩壊など精神的に病んで早期離職を決断するケースも多いです。
実際、コールセンターの離職率は入社1年以内で71%以上というデータがあるくらいです。(引用元:パーソルPERSOLより抜粋)
また、コールセンター職は社会的地位が決して高い仕事ではないため、自分の仕事に自信をもてずに悩む人もいます。
新卒入社した会社をすぐに辞めてしまうと、キャリア的には少なからずダメージがあります。
新卒で就職すると将来性が不安
コールセンターの仕事は、将来性の面で不安視されるケースが多いです。
例えば、
- AIの進化で仕事が自動化される
- 単純作業主体でスキルアップが限定的
- 給料アップが期待できない
など、将来性が決して良いとは言えない業界です。

先にお話ししましたが、コールセンターの平均年収は343万円程度です。
これは、一般的なオフィスワーカーと比べて低い数値です。
とくに専門性が低くスキルをあまり必要としない職場では、年齢が上がっても年収は大きく上がらないため、将来的に厳しいことが予想できます。
キャリアアップが不利になりやすい
コールセンターの仕事は専門性が低いとされることが多く、他の職種への転職やキャリアアップが難しいというデメリットがあります。
新卒でコールセンターに就職した場合、その後のキャリアパスで不利になる可能性が高いです。

具体的には、以下のような理由でキャリアアップが難しくなります。
【限定的なスキルや経験】
オペレーターとしてスキルや経験を積んでも、それらを活かせるのは同じオペレーター職の場合が多いです。
他の職種には活かせないため、キャリアチェンジ等の転職は難しくなってしまいます。
【競争が激しい】
コールセンターにも昇進ポストはありますが、リーダー、スーパーバイザー、センター長などポジションは限られています。
そのため競争が激しく、キャリアアップが叶わないケースがあります。
【精神的な負担】
お伝えしたようにコールセンターの仕事は、精神的に厳しい場合が多いです。
日々の仕事で手一杯で、キャリアアップを考える余裕を奪い転職の機会を失ってしまうオペレーターもいるようです。
【新卒者は必見】コールセンターに就職して辞めた人の体験談
※すべてオンラインでアンケート調査・プライバシー保護のため一部修正しています。
料金センター勤務・24歳女性の体験談
コールセンターを辞めた理由は、お客様対応に疲れた事と人間関係です。
私の職場はお金に関する窓口だったので、感情的になるお客様がとても多かったです。
上司からパワハラを受けて仕事に対するモチベーションが下がりました。
辞めたあとは第二新卒募集があったIT企業に転職しました。
給与や待遇が良いし職場も明るい雰囲気で気に入っています。
携帯電話会社コールセンター勤務・25歳男性の体験談
私はクレーム対応が精神的にきつくて辞めました。
お客様に怒鳴られることが日常茶飯事でストレスがたまったのか、最後には鬱っぽくなり体調を崩してしまいました。
人と接する仕事自体は嫌いではないので、辞めた後は小売業に転職しました。
クレームの頻度は少なく、前職よりは気が楽です。
店長からも「お客様とのコミュニケーションが上手い」と言ってもらえたので転職してよかったと思います。
自動車事故コールセンター勤務・27歳女性の体験談
コールセンターの仕事は単調であまり成長できないと感じたので転職をしました。
同年代の友達と比べて給与が低いしボーナスもほとんどなかったので将来に不安も感じていました。
今は不動産業で働いています。
毎日が新しい挑戦で大変ですが、契約をまとめたときの達成感はコールセンター時代とは比べ物になりません。
給与やボーナスにも満足しています。
新卒でコールセンターに就職しないほうが良い人とは
では、どんな人は新卒でコールセンターに就職しないほうが良いのでしょうか?
- 長期的なキャリアを築きたい
- 精神的な負担が少ない職場を求めている
- 他のキャリアに進む可能性を考えている
お伝えしたように、コールセンターは離職率が高い職種です。
そのため、新卒の就職先で長期的なキャリアを考えている人にはおすすめできません。

また、コールセンターの仕事はクレーム処理やノルマなどでメンタルへの負担が大きい仕事です。
精神的にきつい仕事は厳しいという場合もコールセンター以外の仕事を探したほうが賢明です。
そして、コールセンターでの経験が他の職種では評価されない可能性があるため、転職をしながらキャリアアップをしたい人も避けたほうが無難です。
【もったいないは嫌】コールセンター以外に就職(転職)する方法
ここからは、コールセンター以外の仕事に就職(転職)する方法をお伝えしていきます。
- おすすめの職種
- 第二新卒としての転職
- ひとりで悩まない
コールセンター以外におすすめの転職先・就職先
新卒でコールセンターに就職するのはもったいないと思った方におすすめしたい転職先・就職先をまとめました。
- 将来性
- 年収
- キャリアパス
を期待できる職種をお伝えするので参考にしてください。
【ITエンジニア】
将来性:
テクノロジーが進化するにつれ、需要は高まる一方。
年収:
平均年収は高く、経験に応じてさらに上がる。
キャリアパス:
フリーランス、スペシャリスト、マネージメントなど多岐にわたる。
【デジタルマーケティング・Web広告関連】
将来性:
オンライン広告市場の拡大に伴い、需要が増加。
年収:
経験とスキルに応じて高収入が可能。
キャリアパス:
マネージメントや専門職への道が開かれている。
【クリエイター職】
将来性:
デジタル化が進む中で、多様なメディアでの活躍が期待される。
年収:
スキルと実績に応じて高収入が可能。
キャリアパス:
独立や多様な業界での活動が可能。
【コンサルタント】
将来性:
企業が直面する課題が複雑化する中で、専門的なアドバイスが求められる。
年収:
高収入が期待でき、成果に応じてさらに上がる。
キャリアパス:
パートナーや独立も視野に入れられる。
【介護士】
将来性:
高齢化が進む中で、人手不足が問題となっている。
年収:
一般的には低めだが、専門スキルを持つと上がる。
キャリアパス:
管理職や専門職への道がある。
【公認会計士・税理士】
将来性:
企業の国際化に伴い、専門的な知識が必要。
年収:
非常に高い。
キャリアパス:
独立や大企業での高いポジションが可能。
【AI・人工知能関連】
将来性:
AI技術の進展により、多くの産業で活用される。
年収:
高収入が期待できる。
キャリアパス:
研究職からビジネスサイドまで多岐にわたる。
【環境エネルギー関連】
将来性:
環境問題が深刻化する中で、持続可能なエネルギーが求められる。
年収:
専門性が高いため高収入が期待できる。
キャリアパス:
国際機関やNPO、企業での多様なキャリアが考えられる。
第二新卒として転職できる
すでに新卒でコールセンターに就職している方は、第二新卒としての転職を考えてみましょう。

「第二新卒」というのは、学校卒業後に新卒として入社し、1〜3年以内に一度職を離れ再び転職を考えている人を指す言葉です。
通常の中途採用とは異なり、
- 就業意欲が高い
- 教育コストを抑えられる
- 自社の環境に馴染みやすい
- 通年採用が可能
など、第二新卒者のポテンシャルやメリットを重視して採用されることが多いです。
コールセンターから転職する場合は、こうした第二新卒としての強みを意識して、第二新卒枠の求人を探してみましょう。
ひとりで悩まないことが大切
最後にお伝えしたいのは、就活や転職をひとりで悩まないことです。

就活にしても転職にしても、ひとりで悩んでしまうとなかなか良い方向には進みません。
悩めば悩むほど、ドツボにはまるケースが多いです。
実際に僕もそうでした。
大切なのは、冷静に今の状況を判断したり、キャリアの可能性を広げる視点をもつことです。
そのためには、ひとりで悩まずに就活の専門家(キャリアアドバイザーやコンサルタント)に相談するのが賢い選択です。
例えば、無料で就活や転職を相談できる「エージェント系のサービス」を使えば、
- 就活の問題点を解決しやすい
- 悩みや不安を相談できる
- 面接などのコツをおしえてもらえる
など、就活や転職がグッとラクになります。
就職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが直接話を聞いてくれた上で、
- 「こんな業界・企業が希望に合いますよ」
- 「面接はこんなところに気をつけたほうがいいです」
- 「自己PRはここを重点的にアピールすると好印象ですね」
このように的確なアドバイスを受けながら就活を進めることができます。

キャリアアドバイザーは、紹介する企業を訪問するなどして人事と打ち合わせをしているため、
- どんな人材を求めているのか
- 職場の雰囲気や上司の人柄
- 残業の状況や休日の有無
などの深い情報を知っています。
就職や転職では、企業側の希望やニーズを考えることは非常に大切です。
なのでまずは、エージェント系の就活・転職サービスを活用して客観的な意見を取り入れてみましょう。
コールセンター以外への就職・転職におすすめのエージェント
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以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。