社内ニート状態…
毎日会社に行くのがつらい…
社内ニートの私は
転職できる?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
「社内ニート」とは、
- 出社してもやること無し
- 仕事をせず1日が終わる
- ネットサーフィンして帰宅するだけ
こんな風に、
会社に在籍しているにもかかわらず、
仕事を与えられず、
働くことなく1日を送る社員
を指す言葉です。
傍からは気楽に見えるかもしれませんが、毎日鬱々とした気持ちで過ごしている方は多いのではないでしょうか?
「こんな仕事辞めたい」「将来が不安だから転職したい」と思っている方もいるはずです。
とは言え、社内ニート状態で転職できるのか不安になりますよね。
そこでこの記事では、人事目線と独自調査をもとに「社内ニートから転職したいなら知っておきたいこと」をまとめました。
- 社内ニートを続けるリスク
- 転職でネックになるポイント
- 今日からやるべきこと
関連記事:【転職後・就職後の放置プレイは辛い】仕事を教えてもらえず辞めたいときの対処法
【転職する前に知っておきたい】社内ニートを続けるリスク
1つ目に知っておきたいのは、社内ニートを続けるリスクについてです。
それは、「社内ニートを続ける=成長機会を逃している」ということです。
とくに20代や30代の方は、人材価値が上がらないリスクを抱えているのと同じです。
例えば「定年間近」であれば、社内ニートの状況でも定年までのんびり出社すれば良いかもしれません。
ですが、本来はスキルや経験をバリバリ積む時期なのに毎日机に座っているだけでは、成長するチャンスを逃しているのと一緒です。
キャリア的には、
- 評価されない
- 昇給や昇進が期待できない
- 同年代と差がつく
など、様々なリスクを抱えることになります。
もちろん、業界によっては繁忙期・閑散期があるため、一時的に仕事がないなら大きな問題ではありません。
しかし、年中仕事がなかったり、自分だけ暇な状態というのはレッドシグナルです。
社内ニート歴が長いほど、「自分のキャリアにとってはリスク」ということは頭に入れておくべきです。
茹でガエルの法則
いざ転職しようと思っても、社内ニート歴が長いと経験不足やスキル不足がネックになります。
また、今の会社が傾けば、リストラ候補にも上がりやすくなります。
ところで、「茹でガエルの法則」をご存知でしょうか?
【茹でガエルの法則とは】
ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる警句のひとつ。
『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。
すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』
社内ニートは、ぬるま湯に浸かりながら毎日を送っているようなものです。
少しずつ湯の温度は上がり、気がついたらときには熱湯になっているかもしれません。
なので、社内ニートを続けるのは非常にリスキーです。
社内ニートが転職するときネックになるポイント
2つ目に知っておきたいのは、社内ニートが転職するときネックになるポイントです。
- 現職の経験やスキルを
アピールしづらい - 転職理由が曖昧になりがち
基本的に転職活動では、前職のスキルや経験が評価対象となります。
面接官としては、これまでにどんな活躍をした人材なのかを知りたいと考えてます。
しかし、先程もお話したように社内ニートは、スキルや経験が身につかない状態です。
そのため、
- 前職の経験やスキルを
アピールできない - 中身のない人材と
思われやすい
といった傾向があります。
また、転職理由に関しても、
- 仕事が無かった
- 暇でつらかった
- 放置状態だった
とするわけにもいかないため、きちんと理由を練っておかないと
目的がわからないな…
と思われる可能性が高いと言えます。
さらに社内ニート状態ができやすい職場は、
- それなりに社員数が多い
- 業績がそこそこ良い
など、社員が暇でも成り立つくらいの余裕があるケースも多いです。
外からは「良い会社」と見られがちです。
すると、転職先の採用担当者は、
転職しようと思ったのだろう…
よほどの理由があるのかな?
と疑問を持つことも少なくありません。
なので、社内ニートから転職をする場合は、
- スキルや経験の整理
棚卸しを徹底する - 転職理由をハッキリさせる
といった対策が重要です。
モチベーションを高める
また、社内ニートから転職をするなら、目標を設定してモチベーションを高めることも大切です。
- 新しい職場では
自分が戦力になる - 社内ニート状態を
抜け出してバリバリ働く - ○月○日までに
社内ニートを脱出する
など、自分なりに目標をもつことをおすすめします。
どうしてかというと、目標がなくダラダラ転職活動をしてしまうと
社内ニートでもいいか…
と逆戻りしてしまう可能性があるからです。
そうならないためにも、
- 社内ニートの問題点
(変わらなかったらどうなるか) - 今後どうしていきたいか
(希望や夢)
を頻繁に思い返して、自分の将来のために行動していきましょう。
【これだけはおさえよう】社内ニートが転職するためにやるべき3つのこと
3つ目にお伝えしたいのは、転職を成功させるために今日からやるべきことです。
- 仕事を整理する
- 転職に役立つスキルを伸ばす
- 情報収集をする
社内ニート時間を利用して仕事を整理する
出社してもやることがないなら、これまでの仕事を整理して、
- どんな経験を積んだか
- 自分にはどんなスキルがあるか
を振り返ってまとめておきましょう。
先程もお話したように、転職活動ではこれまでの経験やスキルをチェックされます。
なので、自分がどんな経験やスキルを持っているかをきちんと把握しておくことが大切です。
これまでの仕事を振り返ってまとめるくらいなら、一見は仕事をしているように見られますし、実際仕事にも役立ちます。
ただし、いくら社内ニート状態でも、就業時間に求人サイトを見たり、応募書類を書いたりするのはNGです。
転職が正式に決まるまでは、上司や同僚に転職活動を知られるのはマイナスです。
十分に注意してくださいね。
社内ニート時間は有効活用して転職に役立つ資格やスキルの勉強をする
上司や周りの目が気にならない環境であれば、転職先で活かせそうな資格やスキルの勉強をしておくのも有効な時間の使い方です。
最近は、ネット上でスキルを学べるサービスもあるので、ネットサーフィンをするくらいなら勉強の時間に充てたほうが転職やキャリアアップに有利です。
「◯◯の経験があれば優遇」「◯◯の資格があれば尚可」などの条件がついている求人も多いので、あらかじめ転職したい分野の求人を調べておけば、勉強すべき資格やスキルも見えてくるはずです。
たとえ資格自体を取得できなくても、「現職を続けながら勉強しています。」という姿勢は評価対象になります。
転職支援サービスを活用して社内ニート時間に情報収集する
先にお話したように、いくら社内ニート状態でも勤務時間に求人探しは出来ません。
しかし、転職するのであれば、まずは情報収集をすることが非常に大切です。
なので、エージェント系サービスに登録して、キャリアアドバイザーから情報を得る環境を作っておくことをおすすめします。
きっと転職活動をすると言っても、
- 仕事選びがわからない
- 転職活動をする時間がない
- そもそも転職に自信がない
など、なかなか一歩を踏み出せない方は多いはずです。
また、いきなり現職を辞めてしまうと、
- 収入が途絶える
- ブランクが生じる
- 転職を焦ってしまう
など、非常にリスキーです。
僕もはじめて転職をしたときは、相当悩みました。
そんな経験から言えるのは、まずは最低限の見通しを立てたほうがいいということなんです。
情報収集をして転職活動の見通しを立てる
実は、きちんと情報収集をすれば、
- どんな職場が自分に合っているか
- 給料は上がるか
- 今転職すべきタイミングか
など、ある程度の見通しが立ちます。
そうすれば、転職に失敗するリスクは大幅に減ります。
転職の不安は、「この先どうなるかわからない」という不透明な将来にあります。
なので、在職中にきちんと情報収集をして、転職活動の見通しを立てることが大切です。
具体的には、エージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には2〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
社内ニートから転職したいと思うなら必ず成長できる
社内ニートの状態を我慢できないのは、将来が不安だったり居心地が悪いだけでなく、「自分はもっと成長できる」と心のどこかで思っている証拠です。
きっとあなたは、もっと活躍できるはずです。
なので、お伝えした
- 仕事を整理しておく
- 資格やスキルを磨いておく
- 情報収集をする
という3つのポイントと共にまずは自信を持って転職と向き合ってみてくださいね。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。