人生終わりかも…
これからどうしたらいい?
専門学校中退でも
就職できる?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
専門学校を中退すると、
- 「人生終わりだ」
- 「将来が不安」
- 「もう就職できない」
と悩む人もいるはずです。
実は僕もフリーターから就職したので、同じように悩んだ経験があります。
でも、大丈夫です。
専門中退でも、前向きに行動すれば人生は好転します。
この記事では、僕の就活経験や人事目線をもとに「人生を終わらせないコツ」をまとめました。
- 人生終わりと言われる理由を知る
- 専門中退後の人生
- キャリアに必要なスキルや経験
- 仕事の選び方
- 就職するための3つのステップ
関連記事:専門学校中退でも就職先はある【就職を成功させる5つのポイントを解説】

【人生どうなる!?】専門中退は人生終わりと言われる理由
まずは、「専門中退は人生終わり」と言われる理由と向き合いましょう。

漠然と
人生終わった。。。
と嘆いていても、何も始まりませんよね。
「なぜ人生終わりなのか=専門中退のデメリット」を自覚して、今後の人生を考えることが大切なんです。
専門学校中退のデメリット:学歴が高卒
専門学校を中退すると、学歴は「高卒」になります。
高卒は、専門卒や大卒に比べ不利になりやすい傾向があります。

多くの企業や世間では、学歴を評価基準とするケースが一般的です。
そのため、
- 同年代と比較して劣等感を感じる
- 企業の選考で不利になりやすい
- 高度な専門職への道は狭まる
こんな理由で「専門中退は人生終わり」と言われてしまいます。
専門学校中退のデメリット:書類審査に通りづらい
専門学校を中退すると、書類選考で不利になることがあります。

履歴書は公的文書のため、嘘の情報を書くのは絶対にNGです。
もし嘘の情報を書くと、学歴詐称となり、場合によっては解雇や懲戒処分の対象になる恐れも。
そのため、履歴書等には「中途退学」という記載が必要になります。
その結果、
- 中途退学がマイナスイメージとなる
- 退学理由を説明しなくてはいけない
など、書類選考で不利になりやすく「人生終わり」と言われてやすいのです。
専門学校中退のデメリット:就職率が低い
専門学校を中退すると、就職率が低くなります。

独立行政法人労働政策研究・研修機構のデータによると、専門学校中退者の就職率は20〜30%。
専門中退後の就職率
- 男性:29.7%
- 女性:21.7%
引用元:独立行政法人労働政策研究・研修機構「第3章 ハローワークに来所した中途退学者の実態②:中退後の就職活動」
高卒の学歴が書類審査で不利になったり、就職へのモチベーションが低下することが原因と予測できます。
就職率の低さは「専門中退は人生終わり」と言われる大きな理由です。
【本当に人生終わり?】専門学校中退後の人生はどうなるのか
では、本当に専門中退後の人生は終わりなのでしょうか?
結論から言うと、たとえ専門学校を中退しても様々なキャリアパス(道)があります。

例えば、
- フリーター
- 正社員
- 派遣社員
- フリーランス
- 職業訓練
- 専門や大学に再入学
など、様々な選択肢があります。
大切なことは、「人生終わりだ」と諦めずに
- どんな人生を歩みたいか
- 人生で何が大切か
を考えて、1歩踏み出せるかどうかです。
IT企業へ就職
Aさんは、人間関係と授業内容に嫌気が差し専門学校を中退しました。
しかし、彼はプログラミングに興味を持っていたので、中退後も自分で勉強をしていました。
オンラインコースや書籍を利用してスキルを磨き、ポートフォリオを作成。
AさんはIT企業への就職を目指し、就活を開始しました。
専門中退の経歴はマイナス要因でしたが、彼の熱意とスキルが認められ、地元のIT企業にソフトウェアエンジニアとして採用されました。
念願のIT企業でキャリアを積みながら、専門的なスキルをさらに深める毎日です。
職業訓練校への進学
Bさんは専門学校の看護学科を中退しました。
中退後も医療分野への関心を持ち続けていたBさんは、ハローワークで「医療事務」に関する情報を得ました。
たまたま職業訓練校に通うチャンスを得たので、事務スキルも学ぶことができました。
半年後には、無事資格を取得。その後Bさんは、クリニックで医療事務として採用されました。
専門中退は辛い経験でしたが、今は充実した毎日を送っています。
フリーターとしての生活
Cさんは経理の専門学校に入学したものの、学業に対する興味が薄れ中退を決意しました。
一時的に様々なアルバイトをしながら、自分が本当に何をしたいのかを模索しました。
カフェで働いたりイベントスタッフとして働いたり、多岐にわたる経験を積みました。
Cさんはフリーター生活を通じて、多くの人と出会い、様々なスキルを学ぶことができました。
Cさんは現在、イベント企画会社でパートタイムとして働きながら、友人たちと小さなイベントを企画しています。
フリーターとしての柔軟な働き方が、自分の可能性に気づく手助けになったようです。
【人生終わりなんて嘘】専門中退でも諦めないことが大切
ここまでお伝えしたように、専門中退でも人生は終わりません。
成功する人は、諦めず前向きに人生を考えているということです。

そして、
成功する人=諦めない人
とも言えますね。
20代なら若さが武器になる
また、専門学校を中退した人の多くはまだ20代ですよね。
その若さは、人生において大きな武器になります。
なぜなら、
- 新しいことを学びやすい
- 若手がほしい企業はたくさん存在する
- ミスをしてもやりなおしがきく
といったプラスがあるからです。

日本の労働市場では、若年層に対する需要が高い傾向にあります。
少子高齢社会で若い人が少ないため、企業は「若者」を積極採用する必要があるからです。
また、未経験の業界や職種だったとしても、
- ポテンシャル
- 人柄
- 熱意・やる気
を評価されて採用されるケースも多いです。
実際に僕もポテンシャルや人柄を評価されて就活がうまくいきました。
エージェントからも問題なく仕事を紹介してもらうことができました。

【人生を終わりにしない】専門中退後のキャリアに必要なスキルや知識
ここからは、専門中退後のキャリアで評価されやすいスキルや知識をお伝えします。
基本的なビジネスマナー
社会人の基礎となるのは、「ビジネスマナー」です。

これがないと、どんなに優れたスキルを持っていても評価されません。
具体的には、
- 挨拶
- 言葉遣い(敬語の使い分け)
- メール等の書き方
などですね。
挨拶は、職場でのコミュニケーションを円滑にし相手に敬意を示す基本です。
言葉遣いも重要で、丁寧な言葉は相手に好印象を与えます。
メールの書き方や敬語の使い分けも意外と評価を左右します。
ビジネスマナーは、信頼関係を築くために欠かせないスキルです。
コミュニケーションスキル
チームで仕事を進める上で不可欠なのがコミュニケーションスキルです。

- 相手の意見を尊重する
- 自分の意見を適切に伝える
こうした能力がコミュニケーションスキルです。
また、非言語コミュニケーション、つまり身振り手振りや表情なども大切です。
適切なフィードバックや円滑なコミュニケーションは、「仕事のできる人」と思われやすい能力です。
ITスキル
現代のビジネスシーンでは、ITスキルは必須です。
- 基本的なPC操作
- ネットの活用
- SNS運用
- Officeソフト
(Word、Excel、PowerPoint)
などのITスキルは、業界によっては最低限必要となる場合もあります。
例えば、Excelで表作成やデータ分析ができると重宝されたり、クラウドツールの利用やプログラミング知識などが武器になることもあります。
今後は、AI技術を使って仕事を効率化できる人が評価されるのではないでしょうか。
問題解決能力
採用の場で重視される能力のひとつが、問題解決能力です。

日常の業務では、毎日さまざまな問題が発生します。
これらの問題に対して、論理的・効率的に解決をするアプローチが求められます。
- 問題を正確に特定
- その原因を分析
- 適切な解決策を提案
- 実行する
この一連の流れができる人は評価が高くなります。
【専門中退の仕事選び】職種や業界を選べば可能性は無限大
もしかすると、
就職できないでしょ…
やっぱり人生終わりだ。。。
と思う人がいるかもしれません。
たしかに専門中退は、就職に不利な面があります。
でも、職種や業界をきちんと選べば、たくさんの可能性があるんです。
未経験歓迎の割合が多い職種
例えば、「未経験歓迎の割合が多い職種」を意識して仕事を探してみてください。

未経験歓迎の企業は、専門中退でも就職しやすいだけでなく、
- 研修制度の充実
- 同期も未経験(職場に馴染みやすい)
- キャリアアップしやすい
といったメリットが考えられ、非常におすすめです。
ちなみに未経験歓迎の割合が多い職種については、以下のデータが参考になります。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
営業職
職種で言えば、営業は専門中退でも就職しやすい仕事のひとつです。
なぜなら、スキルや経験だけなく「人間力」「地道な努力」が活きる職種だからです。

また、顧客との信頼関係構築、プレゼンテーションスキルからPCスキルまで、未経験から様々な経験を積める点も大きな魅力です。
成果を出せばインセンティブも期待できるので、自分の力を試したい人にもおすすめです。
IT関連の職種
IT関連の仕事も専門中退者におすすめできます。
なぜなら、時代の最前線を走るIT関連の職種は需要が非常に大きいからです。
- プログラミング
- ネットワーク管理
- セキュリティ
など、専門性が求められる分野ですが、未経験者にもチャンスはあります。
AI技術などの進化もあり、今後もITスキルは価値が上がるはずです。
第二新卒として就職
また、変化球として「第二新卒向けの求人」を狙ってみるのもひとつの方法です。

ご存知のかたも多いと思いますが、第二新卒というのは一般的に「新卒入社後3年以内に会社を辞めて転職をする人」を指します。
こうした人材を対象にしているのが「第二新卒向け求人」です。
しかし、実はこの「第二新卒」の定義は、企業によってバラつきがあり曖昧です。
企業によっては
- 30歳程度までOK
- フリーターも応募可
- 中退者も受け入れている
など、条件がゆるいケースもあります。
専門中退でも応募チャンスがあるかもしれないので頭に入れておきましょう。

専門中退から就職する方法【人生はやりなおせる】
では、専門中退から就職するにはどうしたら良いでしょうか?
まずはこの3つに沿って行動してみましょう。
- 早めの行動
- 面接を攻略
- ひとりで悩まない
早めに行動する
専門中退を悩んでいるなら、時間を無駄にせず積極的に行動することが大切です。

なぜなら、時間が経てば立つほど
- モチベーションが下がる
- 就職率が下がる
- 面接対策が難しくなる
といったマイナスがあるからです。
ご紹介した職種をリサーチしたり、求人情報サイトやエージェントを活用して情報収集をはじめましょう。
新卒の就活とは異なり、早めに行動したほうが競合は少なく、面接対策もしやすくなります。
「明日やればいい」ではなく、「今できることからはじめる」という姿勢が大切です。
面接を攻略
専門中退後の就活で最も不安なのは、面接ですよね。
つまり、きちんと面接対策をすることが就職成功のカギになります。

とくに悩むのは「専門中退の理由」ではないでしょうか。
中退理由は、ネガティブに捉えず、前向きな経験として伝えるのがおすすめです。
例えば、
自分のキャリアや気持ちを真剣に考え、中退を選択した。
以降は○○のスキルを磨いたり○○の経験を積んだ。
就職したら、○○の分野で活躍したい。
というように、自分が成長するための選択だったと強調したり、今後の展望も併せて伝えるのがおすすめです。
また、面接で好印象を与えるには、
- 相手の話をきちんと聞く
- ハキハキ答える
- 身だしなみは徹底する
などを心がけましょう。
就活はひとりで悩まない
最後にお伝えしたいのは、絶対にひとりで悩まないということです。

人生終わりだ。。。
と悩んでいる方のほとんどは、
- どんな仕事を選ぶべきか
- 企業への連絡はどうする
- 面接や書類の対策は
- ブラックを見分けるには
など、分からないことだらけのはずです。
「そもそも何から手を付けていいかわからない」という人も多いのではないでしょうか?
そんな状態でひとり孤独にがんばっても、就活が辛くなるのは当然です。
最悪、挫折する可能性さえあります。
実際に僕は、一度就活を諦めてフリーターに舞い戻った時期があります。
なので、就活は絶対にひとりで悩まないでください。
幸い今は、就職を楽にするツールや詳しい人を頼って賢く就活を進めることが可能です。

例えば、
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に転職できるわけではないですし、「転職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。

僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。

注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、専門中退者やフリーターなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】

未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
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相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
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