続けるのは厳しい
でも、37歳で就職は無理!?
就職できない!?
どうしたらいいの?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
37〜38歳でフリーターやニートをしていると、将来が不安になりますよね。
就職をするにしても、「この歳では厳しい」と悩む人は多いはずです。
実は僕もフリーターから就職した経験があるので、不安な気持ちはよくわかります。
「これから就活なんて無理ゲーでは?」と悩むのではないでしょうか?
結論から言うと、ほんの少しでも「就職がしたい!」と思っているなら、諦めずにトライすることが大切です。
諦めなければ、就職チャンスは巡ってくるからです。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとにして「37歳・38歳のフリーターやニートから就職チャンスを掴む方法」をまとめました。
- 背伸びをせず前向きに
- 内定しやすい仕事にフォーカス
- 効率的にフリーター歴をアピール
- 就活をひとりで悩まない
関連記事:就職したい30代ニートが今すぐやるべき5つのこと【社会復帰はできる】
37歳・38歳のフリーターやニートは就職できないと悩んだら
就職チャンスを掴む方法をお話する前にひとつだけお伝えしたいことがあります。
きっと、37歳・38歳で就職したいと考えているフリーターやニートの方の多くは、
と不安を感じているはずです。
正直なところ、20代と比べれば就職率は下がりますし、新卒のように様々な選択肢があるわけではありません。
ですが、30代から就職を叶えている人がいるのは事実です。
労働政策研究・研修機構が調査したデータによれば、非正規の35歳〜39歳は、男性が21.9%、女性は12.1%が正社員になっていることが分かっています。
当たり前ですが、「37歳のフリーターには無理」「38歳でニートだからダメ」と諦めてしまったら、就職はできません。
しかし、就活をすること自体にリスクはありませんし、チャレンジをすることで必ず次の扉は開きます。
つまり、就職できるかどうかは「今後の自分次第」と言えます。
なので、まずは諦めずにこれからお伝えするポイントを押さえて就活を進めてみてください。
【背伸びをせず前向きに】37歳・38歳のフリーターやニートが大切にしたいマインド
就職チャンスを掴む1つ目のポイントは、背伸びをせず前向きに就活に臨むことです。
37歳・38歳のフリーターやニートから就活をする場合、
は盛るべき?
アピールしたほうがいい?
このように「背伸びをしてアピールをしなくては」と考える方が多いはずです。
もちろん、スキルやアルバイト経験を魅力的に伝える工夫は必要ですが、嘘やおおげさなアピールは逆効果になる可能性があります。
基本的に面接官や採用担当者は、何十人、何百人という応募者をチェックしています。
つまり、人を見る目を相当に養っています。
そのため、嘘や過大なアピールを見破るのは比較的容易ですし、その場合、応募者に対する「信用度」はガクッと下がります。
フリーターやニートの就活では、いかに「この人なら大丈夫だ」と信用してもらうことが大切です。
なので、背伸びをしすぎたアピールは逆効果になり得るということは頭に入れておきましょう。
アピールするべきポイントとは
では、37歳・38歳のフリーターやニートが就活をする場合、どんなポイントをアピールしたら良いのでしょうか?
実は、フリーターやニートといった「未経験者」を採用する企業は、職歴やスキルをそれほど求めてはいません。
そのかわりに
- 熱意・やる気
- バイタリティ
- 将来性
- 人間性(信頼できるか)
など、人間的な部分を重視する傾向にあります。
未経験者は職歴やスキルで判断することが難しいため、やる気やポテンシャル、人間性などを判断基準とするわけです。
なので、背伸びをしたアピールに頭を悩ますよりも、
- どうしてこの会社で
働きたいのか - 入社後はどんな活躍を
したいと考えているか - 自分はどんな人間で
なぜ信頼に値するか
などをきちんと伝えられるように準備をしておきましょう。
背伸びをせず、前向きに熱意や人間性を伝えることが大切です。
【37歳・38歳のフリーターやニートの仕事選び】内定しやすい仕事にフォーカスする
2つ目のポイントは、内定しやすい仕事にフォーカスすることです。
先にお伝えしたように、37歳・38歳のフリーターやニートは、20代に比べると就職チャンスは減っています。
つまり、仕事を選びすぎたり条件を厳しくしすぎると、いつまで経っても就職できない可能性が高くなります。
もちろん、やりたい仕事や興味のある業界が決まっているなら、まずはチャレンジする価値はあります。
ですが、37歳・38歳のフリーターやニートにとって、就活の長期化は非常にリスキーです。
これ以上年齢を重ねたりブランクが空いてしまうと、ますます就職チャンスは減ってしまうからです。
なので、まずは内定しやすい仕事にフォーカスして、そのなかで
- 自分に向いていそうな仕事
- 興味が湧いた業界
に応募していくことが大切です。
では、37歳・38歳のフリーターやニートが内定を取りやすいのはどんな仕事なのでしょうか?
それは、
- 「人手が足りない業界」
- 「未経験者歓迎の割合が多い職種」
この2つです。
フリーターやニートが就職しやすい人手不足の業界
実は近年、人手不足の中小企業が増えていると言われています。
日本商工会議所のデータによれば、50%を超える中小企業が人手不足とされています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
言うまでもありませんが、人手不足の業界は求人が増え、採用のハードルが低くなります。
また、人手不足解消のため、給料が高く設定されたり待遇が良いケースもあります。
つまり、37歳・38歳のフリーターやニートにとって、人手不足の業界は「就職しやすい」ということになります。
以下は、人手不足の割合が高い業界をまとめたデータです。
従業員が「不足」している上位10業種
- 建設 57.5%
- 家具類小売 57.1%
- 自動車・同部品小売 57.1%
- 情報サービス 54.7%
- メンテナンス・警備・検査 53.8%
- 再生資源卸売 50.0%
- 教育サービス 50.0%
- 輸送用機会・器具製造 47.1%
- 運輸・倉庫 47.1%
- 専門サービス 46.8%
引用元:帝国データバンク
まずはこうした業界の求人を探すことで、就職チャンスはグッと上がります。
37歳・38歳のフリーターやニートが溶け込みやすい未経験者歓迎の職種
また、未経験者歓迎の割合が多い職種に目を向けることも大切です。
以下は、転職サイトのマイナビが調査した「未経験者歓迎の割合が多い職種」のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者を採用する割合が多い職種は、単に内定しやすいだけでなく、
- 研修等の充実
- 職場への馴染みやすさ
- キャリアアップ制度
などが期待できるため、37歳・38歳のフリーターやニートの方にはメリットが多い就職先と言えます。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
【37歳・38歳のフリーターやニートのアピール術】効率的に職歴を伝えるには
3つ目のポイントは、効率的にアルバイト経験(職歴・学習歴など)をアピールすることです。
きっと37歳・38歳でフリーターやニートの方は、アルバイト経験を積んでいたり、資格の勉強、趣味などに時間を費やしているはずです。
しかし、その経験をそのまま羅列するだけでは、就活で良い印象を与えることはできません。
例えば、応募書類に以下のようなアルバイト歴を記載したとします。
- コンビニ店員
- 通販のオペレーター
- 電気店で携帯電話の販売
- カフェのスタッフ
この場合、面接官や採用担当者に
転々としているな…
飽きっぽいのでは?
しているけど、
結局何がしたいのだろう…
と思われる可能性が高いと言えます。
関連性や一貫性に着目する
そこでおすすめしたいのは、「関連性」や「一貫性」に着目したアピールです。
先程のアルバイト歴で言えば、以下のポイントが共通したスキルです。
- 接客マナー
- 営業力
- 在庫管理
この共通スキルを前提にアピールを組み立てると、以下のようなアピールが可能です。
コンビニやオペレーターのアルバイトで接客マナーを習得しました。
さらに、携帯電話の販売、カフェスタッフのアルバイトにも挑戦し、在庫管理や営業についても学びました。
そのため、接客や営業については社員に負けないくらいの知識と経験があります。
「関連性」や「一貫性」のあるアピールは、採用担当者や面接官の印象がグッと上がります。
アルバイトだけでなく、資格の勉強、趣味なども同じことが言えるので、関連性や一貫性に注目して効率的なアピールを目指しましょう。
【37歳・38歳のフリーターやニートの就活を楽にする】就活はひとりで進めない
最後のポイントは、就活をひとりで進めないことです。
ひとりでがんばるものでしょ?
と思った方は多いかもしれませんが、現実的にたったひとりで就活を乗り切るのは大変です。
たしかにフリーターやニートの就活は、自分自身が積極的に行動しなくては前に進みません。
とは言え、37歳・38歳のフリーターやニートから就職する方の多くは、
- どんな仕事に応募すべきか
自信がない - 書類や面接対策が不安
- どう企業とのやりとりを
すべきかわからない
など不安でいっぱいでしょうし、なにから始めたらいいか分からない方もいるはずです。
そんな状態でたったひとり就活をがんばっても、挫折する可能性が高いと言えます。
実際に僕は、一度就活を諦めてフリーターに舞い戻った時期があります。
なので、就活はひとりで進めようと思わず、頼れるものは頼って賢く進めることをおすすめします。
情報収集の質や最適な職場に応募できるチャンスを上げるには
幸い今は、フリーターやニートなどの「未経験者」をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に就職できるわけではないですし、「就職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、フリーターやニートなどの「未経験者」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。
ジェイックは、未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」でもあります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
などの特徴があり、とくにブラック企業対策に強く、サポート内容もしっかりしています。
未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 福岡
宮城 岡山 札幌 石川
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
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このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。