それとも正社員を目指す?
どっちがいいか迷う。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
「フリーターは気が楽だけど、将来を考えると不安」「正社員になるべきか迷う」このように悩む人は多いのではないでしょうか?
実は僕もフリーターから就職したので気持ちはよくわかります。
しかし、もしも就職を迷っているのなら、正社員として働いてみることを強くおすすめします。
なぜなら、迷ったままフリーターを続けると、あとで後悔する可能性が高いからです。
この記事では、僕の就活経験や人事目線をもとにして「就職すべきか迷ったときの対処法」をまとめました。
迷っているなら就職がおすすめの理由【フリータの就職はどんどん厳しくなる】
まずは、就職するか迷っているなら正社員として働いてみたほうが良い理由をお話していきます。
それはズバリ、一般的にフリーターから正社員になる道は、年齢を重ねるごとにどんどん険しくなっていくからです。
あとで後悔しても、やり直せなくなる可能性があるんです。
例えば、フリーターの就職率は、フリーターを続ける期間が長くなるにつれて下降傾向にあることがわかっています。
【フリーターの就職率(フリーター期間別・男女合計)】
- 6ヶ月以内 64%
- 7ヶ月から1年 58.3%
- 1年から2年 52.2%
- 2年から3年 58.9%
- 3年超 48.9%
引用データ:厚生労働省HPより抜粋
フリーター歴半年以内は60%以上が就職を決めていますが、3年を超えると50%を切ってしまいます。
また、未経験で応募できる求人も、25歳、27歳、30歳を境にガクっと減ると言われています。
例えば数年後にもう一度、
「やっぱり正社員になろう」
と思ったとします。
しかし、今よりも確実に年齢を重ねていますし、当然フリーター歴も長くなっていますよね。
そうなると、
- 就職チャンスに恵まれない
- なかなか内定がもらえない
こんな状況に追い込まれてしまいます。
つまり、正社員になるのは早ければ早いほうが有利になりやすいわけです。
挑戦した失敗よりやらなかった後悔のほうがダメージは大きい
さらに、もうひとつ迷っているなら正社員就職をおすすめしたい理由があります。
それは、人生において「やった失敗」より「やらなかった後悔」のほうがダメージは大きいからです。
もちろん、フリーターから正社員になるのは簡単ではないですし、必ず成功するとは言えません。
しかし、迷った挙げ句、全く挑戦せずに終わったことは、あとになって後悔する可能性が高いです。
実際僕は、フリーターになってすぐに「やっぱり正社員で就職しよう」と迷った時期があります。
しかし、結局行動することなく、ダラダラと3年近くアルバイトやニート生活を続けてしまいました。
その結果、後悔しましたし、就活も苦労することになりました。
いまだに「あのとき就活をがんばっていればよかった」と思います。
なので、就職を迷っているなら、まずはチャレンジしてみることが大切。後回しにせず、「今」フリーター卒業を目指しましょう。
やりたい仕事ないから正社員就職を迷うときの対処法
もしかすると、
やりたい仕事がない
だから正社員になるか迷う
こんな人もいるかもしれません。
やりたい仕事がないと、仕事選びや面接対策にも身が入らず、就活は大変だと思います。
でも、そもそも仕事は、最初から100%やりたいことができるケースはほとんどありません。
それに自分にピッタリ合う仕事が用意されていることも稀です。
たとえどんな仕事でも、それをこなすことで、
- これって自分に向いているのでは?
- やっぱり別の業務がしてみたい
- 自分が目指す分野がわかった
こうした発見があったりします。
まずは正社員として働いてみないことには、「本当にやりたい仕事がどうか」「その仕事が合っているか」などはわからなかったりします。
なので、やりたい仕事が無くて就職を迷っているなら、
少しでも興味のある仕事や挑戦できそうな職場
で働いてみてはいかがでしょうか。
【正社員になるか迷うなら】フリーターを続ける理由があるか考えてみる
就職するか迷う!
どうしよう。。。
こんなふうに踏ん切りがつかない人もいるかもしれません。
そんなときは、自分に次の質問を投げかけてみてください。
自分にはフリーターを続ける特別な理由があるのだろうか?
例えば、
自分は音楽で生計を立てたい
だからフリーターをしながら
音楽活動をしたい
どうしても専門学校に入り直したい
だからフリーターをして
学費を貯めたい
こんな理由があるなら、正社員ではなくフリーターを続けるのもひとつの方法です。
目的がハッキリしていますし、チャレンジせずに後悔するよりはマシですよね。
しかし、特別な理由がないまま、なんとなくフリーターをしているのなら、今後もズルズルとアルバイトを続ける可能性が高いです。
それよりは、迷わずに就職して正社員で働いたほうが、
- 経済面・福利厚生
- 今後のキャリア
- 周囲の評価や信頼度
などが有利に働きます。
正社員とフリーターの賃金差は4倍以上になる
例えば、非正規雇用と正規雇用では、経済面で大きな差が生まれます。
以下は、フリーターと正社員の生涯賃金を比較したデータです。(※生涯賃金というのは、人が一生のうちに稼ぐお金のこと)
[SALARYVS]
見てわかるように、なんと4倍以上の差が生まれてしまいます。
また、非正規と正規雇用の月収差は、25歳前後から大きく広がることもわかっています。
もちろん、あくまでも平均値ですし、お金がすべてというわけではありません。
しかし、経済面や福利厚生が充実していると、
- 趣味を思いっきり楽しめる
- 恋愛や結婚がしやすい
- 将来に対して安心感を得やすい
など、様々なメリットがあるのは確かです。
なので、正社員になることに迷いがあるなら、
- フリーターを続ける理由があるか
- 経済面で不安を抱える心配がないか
をよく考えてみてください。
【もう迷わない】フリーターから正社員を目指すときにやるべきこと
ここまでの話を聞いて、
フリーターから就職するには
どうしたらいいの?
と悩む人もいるはずです。
最後に、フリーターから正社員を目指すなら今日からやるべきことをお伝えします。
- まずは目標を決める
- フォローを準備する
- ひとりで悩まない
まずは目標を決める
まず最初にやるべきなのは、「いつまでに就職するか」を決めることです。
例えば、
- ◯月◯日までに内定を取る
- 2ヶ月後にフリーターをやめる
このように、自分なりの「期限」を決めましょう。
そうすることで、
- モチベーションがあがる
- 期限から逆算して
スケジュールを組める - 程よいプレッシャーが生まれる
このようなメリットが生まれ、就活が成功する可能性が高くなります。
もちろん就活は、自分の思い通りには進まない側面があります。
いくらがんばっても、相手(企業側)が内定を出してくれなければ就職はできませんよね。
しかし、期限を設定しないと、ダラダラとフリーター生活を先延ばしにする原因になりかねません。。。
それよりは、最初に期限を決めて目標に向かって動き出すことが大切です。
期限を設定すれば、自分が今やるべきことも把握しやすくなりますよ。
フォローを準備する
フリーターから就職するときに不安なのは、やはり「面接」ですよね。
とくに、
- なぜ今まで就職しなかったのか?
- フリーターになった理由は?
- 空白期間があるのはどうしてか?
このような質問をされた場合、どう答えていいかわからずに悩むはずです。
そこでおすすめしたいのが、事前にしっかりフォローを準備しておくことです。
具体的には、以下の3ステップに沿った「回答」を練っておくのがベターです。
- 理由を正直に話す・事実を認める
- 反省点や気付きを話す
- これからどうしたいかを伝える
例えば、
こうした質問を受けた場合は、以下のような回答を準備しておきます。
本気でやりたい仕事が見つからず、いろいろなアルバイトを経験した。
新卒で就職しなかったことは後悔している。
しかし、自分と向き合う時間を作ったことで、本当に進みたい道が見えてきた。
もし御社に就職できたら、一日でもはやく職場になくてはならない存在になれるようにがんばりたい。
就職しなかった理由だけでなく、反省点や気付き、今後の展望も併せて伝えるのがポイントです。
基本的に企業の採用担当者は、未経験の応募者に対して、
- やる気・熱意
- 将来性
- 過去から学べる人材か
- 職場に馴染めるか
などをチェックしています。
お伝えした3ステップを意識して、プラスの印象を与える回答を準備しておきましょう。
ひとりで悩まない
最後にお伝えしたいのは、ひとりで悩まない環境をつくっておくことです。
きっとフリーターから就職をする方の多くは、
- どんな仕事を選んだらいいか
- 書類や面接対策は
- どうやって企業とやりとりしたらいい
このように悩むはずです。そもそも何から手を付けていいか迷う人もいると思います。
そんな状況をひとりで抱え込んでしまったら、就活はなかなか前に進みません。
挫折する可能性も高くなります。
実際ぼくも、1度は就活がうまくいかずに諦めた経験があり、リスタートするのに時間がかかりました。
なので、まずはひとりで悩まないような環境を整えておくことはとても大切です。
幸い今は、就活をサポートしてもらえるサービスがたくさんありますよね。
- ハローワーク
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などは、無料でキャリアアドバイザーやカウンセラーが就活の手助けをしてくれます。
もしかすると「他人にサポートしてもらうのはちょっと…」と思うかもしれませんが、やはり専門家の力を借りたほうが、仕事探しはグッと楽になります。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
就職エージェントを活用することで、
就職できそう…
と感じるはずです。
注意したいエージェント選び
ただし、エージェントの選び方だけは注意してください。
エージェントといえば、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」「doda」などが有名ですが、これらは社会人経験がある転職者を対象としたサービスです。
そのため、「サポートは難しい」と断られるケースも多いです。
ですから、「未経験者を専門としているサービス」を活用してください。
そうすれば、きちんとサポートをしてくれますし、フリーターから就職するコツをしっかり教えてもらえますよ。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。