でも、転職できるか不安
キャリアチェンジしたい
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
「エステティシャン」は、女性に人気が高い仕事のひとつです。
「美容が好き」「憧れだった」と理由で美容業界に足を踏み入れた方は多いのでないでしょうか?
ですが、エステなどの美容業界は、離職率が高いことでも知られています。
3年以内に美容業界を辞める人は、50%を超えると言われているんです。
きっと記事を読んでくださっているあなたも転職を考えているはずです。
しかし、
- 本当に辞めていいのか
- 転職できるのか
- 将来が不安
と悩みますよね。
そこで今回の記事では、独自リサーチと人事目線をもとに「エステティシャンから転職を成功させる3ステップ」をまとめました。
- 転職理由をハッキリさせる
- 早めのキャリアチェンジを目指す
- エステティシャン経験を活かす
大切なのは、きちんとコツを押さえて転職活動を進めることです。
【転職理由を明確にする】エステティシャンを辞めたい理由をハッキリさせよう
1つ目のステップは、エステティシャンを辞めたい理由をハッキリさせておくことです。
ひとことで「エステティシャンを辞めたい」「美容業界から転職したい」と言っても、その理由は人それぞれですよね。
- お給料が安いから
- 将来性を考えて
- 人間関係がつらいから
- 他にやりたいことがある
など、自分なりの「理由」があるはずです。
転職理由は、転職活動をする上での「軸」になります。
例えば、
- お給料が安いのが嫌
- 将来性を考えて
IT関連の仕事がしたい
というように、「転職理由」がハッキリしていれば、
月収○円以上の求人を探す!
面接の自己PR等で
「将来性を考えてキャリアチェンジしたい」
という意気込みを伝える
など、「軸」をもとに転職がスムーズに進みやすくなります。
逆に、
- なんとなく辞めたい
- すべてが嫌だ
- とにかく転職したい
と転職理由があやふやな状態だと、「軸」が無いために転職活動が迷走しやすくなってしまいます。
なので、エステティシャンを辞めて転職を成功させるには、転職理由をハッキリさせることからはじめましょう。
紙やスマホのメモアプリに書き出して、転職理由に優先順位をつけてみることをおすすめします。
理想と現実にギャップがあった
【26歳:女性】
求人では10:00〜19:00か13:00〜21:00、休憩1時間のシフト制のはずでした。
でも実際は、休憩がほとんど取れない、結局帰宅は後片付けをすると23時を超えていました。
【24歳:女性】
エステって華やかなイメージだったのに働いてみたらかなりの肉体労働。
営業ノルマも厳しくて、お客さんに強引に勧めるのが辛かったです。
身も心も疲れちゃいました。
エステ業界は「美」をお客様に提供する華やかなイメージがあります。
しかし、実際に働いてみると
- 肉体労働
- 営業がきつい
- 休憩や休みがとれない
など、相当キツイ場合があります。
そんな環境にギャップを感じ、転職を決意する人は多いようです。
エステティシャンの仕事にギャップを感じて転職をする場合は、
- 転職先の仕事内容は
きちんと下調べする - 職場環境の情報収集をする
など、情報収集に力を入れる必要があります。
ギャップに振り回されないようにしましょう。
営業ノルマがキツい・給料が安い
【28歳:女性】
お給料が安かったので、生活自体に余裕がありませんでした。
それなのに、ノルマがあるので自社商品を買ったりもしました。なんのために働いているのかわからなくなりました。
【25歳:女性】
物販商品のノルマ、お客さまのノルマを達成しなくてはならず、休む暇もなくセールスするのが辛かったです。
お客さんとの信頼関係もあるし、複雑でした。うまくやれる人はいいと思いますが。
「エステティシャンは施術だけしていれば良い」というケースはほとんどなく、営業活動でも一定の成果を出すことが求められます。
ノルマがあると、自腹で自社商品を購入しなくてはいけない状況に追い込まれたり、休み時間や休日に営業活動をするケースも。
また、「実働時間が多く休日が少ないのに給料が安い」というのは、エステティシャンの大きな転職理由のひとつになっています。
- プライベートをもっと充実させたい
- 年収を堅実に上げていきたい
というように、叶えたい転職理由が複数ある場合は、「土日祝日休み」「給与アップ」などの優先順位をはっきりさせておきましょう。
自分が1番叶えたい転職理由を優先して求人探しを進めることが転職成功の鍵です。
早急にエステティシャンを辞めたくなるケース
【30歳:女性】
オーナーが自分勝手で、オーナーの満足のために働いている気がします。
こき使われて給料は少ない。嫌気が差しています。
私は独立も目指していないので、将来的にも不安です。
【26歳:女性】
施術内容が違法と知り、お客さまに接するのが怖くなりました。
もしもクレームや事故になったらどうなるんだろうと不安です、
早く辞めたいと思っています。
【27歳:女性】
休みなくマッサージをするので、手や腕にかかる負担がすごい。
骨折して辞めた先輩もいます。
私もそうならないように気をつけていますが…正直転職を考えています。
このように、人間関係や将来性、体にかかる負担を理由にエステティシャンから転職を考える人も多い印象です。
エステ業界に限った話ではありませんが、特定の専門分野で働いていると、狭い視野でしか物事を見れなくなることがあります。
人間関係や職場環境の影響で、
- 仕事だから仕方ない
- どこで働いても同じ
- 他では通用しない
と考えてしまうケースも多いです。
しかし、別の業界に転職すれば、これまでの常識が非常識になったり、まったく異なる環境で働くことも十分可能です。
【チャンスを逃さない】エステティシャンを辞めたいなら早めの転職活動
2つ目のステップは、転職活動は早めに行うことです。
きっと、エステティシャンを辞めたいと考えている方の多くは、キャリアチェンジをしたり未経験の分野へ転職するはずです。
基本的に、キャリアチェンジや未経験職への転職は、年齢が若い人材が有利になります。
なぜなら、経験がない人材を採用する企業は、
- 将来性
- バイタリティ
- 指導のしやすさ
などを重視するため、若い人材を積極的に採用するケースが多いからです。
実際、未経験で応募できる求人の数は、年齢が高くなるにつれて減少するというデータもあります。
もちろん、転職する業界や職種によっては「年齢不問」といった場合もありますし、なにも準備をせずにエステティシャンを辞めてしまうのはリスキーです。
このあとお伝えしますが、きちんと情報収集をしたうえで退職につなげることは大切です。
しかし、転職を考えているなら、
- 先延ばしをすると
応募できる求人は減る - 早めの転職活動が
チャンスを逃さないコツ
ということは頭に入れておいてください。
【転職を有利にするには】エステティシャンを辞めたいなら経験を活かそう
3つ目のステップは、エステティシャンの経験を活かすことです。
エステティシャンを辞めたい方の多くは、もしかすると
1からやり直したい
エステティシャン経験は
役に立たないな…
こんなふうに思っているかもしれません。
もちろん、「転職して1から頑張ろう」と考えるのは何も悪いことではありません。
しかし転職活動は、これまでの経験(エステティシャン歴)やスキルが評価される場です。
つまり、エステティシャンとして培った経験やスキルを適切にアピールすることが非常に大切なんです。
エステティシャンのスキルは
活かせないでしょ!?
と思うかもしれませんが、実はエステティシャン経験は、様々な分野に応用することが可能です。
エステティシャンの汎用スキル・経験は以下のようなものです。
- お客さんを開拓する力
(営業力) - 接客スキル
- 体力
- 美容・商品知識
- SNS運用
例えば、新規のお客さまを開拓するスキルや接客スキルがあれば、営業職や販売職など、幅広い分野でアピールが可能です。
また、お店のSNSやブログ等の運用を任された経験があれば、マーケティング職やIT系の業界を目指すこともできます。
エステティシャン=マッサージスキル
と考えがちですが、
美容知識を生かして
美容系のウェブメディアを運営する会社にアプローチする
おもてなしスキルを生かして
ホテルフロントなどの接客業を目指す
など、考え方を変えれば様々な可能性があります。
エステティシャンとして積み上げた経験は、あなたの貴重な財産です。
【不安なら見通しを立てる】エステティシャンを辞めたいなら情報収集をしよう
最後にお伝えしたいのは、情報収集をして見通しを立てることです。
先ほど、「転職活動を早めにスタートすることが大切」とお話しました。
しかし、転職活動をすると言っても、
- 仕事選びがわからない
- 転職活動をする時間がない
- そもそも転職に自信がない
など、なかなか一歩を踏み出せない方は多いはずです。
また、エステティシャンの仕事を辞めることに不安を感じている方もいるはずです。
僕もはじめて転職をしたときは、相当悩みました。
そんな経験から言えるのは、まずは最低限の見通しを立てたほうがいいということです。
情報収集をして転職活動の見通しを立てる
実は、きちんと情報収集をすれば、
- どんな職場が自分に合っているか
- 給料は上がるか
- 今転職すべきタイミングか
など、ある程度の見通しが立ちます。
そうすれば、転職に失敗するリスクはグッと減ります。
転職の不安は、「この先どうなるかわからない」という不透明な先行きにあります。
なので、在職中にきちんと情報収集をして、転職活動の見通しを立てることが大切なんです。
具体的には、エージェント系の転職サービスを有効活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には2〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。