でも、転職できるか不安…
飲食業から転職を成功させるには?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
人間の生活に必要な「衣食住」。なかでも「食」は、毎日欠かすことのできない行動です。
そのため、食を仕事にする調理師は、食いっぱぐれが無く重宝される職業と言えます。
しかし、調理師や料理人が成功するには、下積みが必要なケースも多く、厳しい世界なのも事実です。
そんな現実に直面し、「調理師を辞めたい」「転職したい」と考える人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、独自リサーチと人事目線をもとに「調理師からの転職を失敗しない3つのコツ」をまとめました。
- キャリアチェンジは早めが吉
- 進みたい道を明確にする
- 在職しながら転職の見通しを立てる
きちんと対策をすれば、調理師から転職を成功させることは可能です。
【長時間勤務や怒鳴られる】調理師を辞めたい人に多い悩み
本題に入る前に、調理師を辞めたい人に多い悩みをチェックしていきましょう。
転職を成功させるには、「転職理由」と向き合う必要があります。
なぜなら転職理由は、「転職活動の軸」になるからです。
【例】
「長時間労働が辛い」という理由なら
⇒労働時間が短い仕事を選ぶ
「賃金が安い」という理由なら
⇒年収○○円以上の仕事を選ぶ
このように、転職を成功させる道標になります。
調理師を辞めたい理由をアンケート調査
【20代男性・辞めたい理由】
勤務時間が半日以上というのは当たり前です。
連勤も多く、疲れが蓄積するの休みの日はずっと寝ています。
入社してまだ半年なので、洗い物や仕込み、掃除が仕事ですが、毎日のように怒鳴られるので辞めたい気持ちでいっぱいです。
【20代女性・辞めたい理由】
まず、労働時間がとにかく長いです。
毎日13時間くらい働いているのに残業代は出ません。
早出も必要で、休憩時間はせいぜい15分くらいです。
料理が好きで調理師になりましたが辞めたいです。家では全く料理をする気になりません。
【30代男性・辞めたい理由】
週6、毎日13時間以上立ちっぱなしなのがつらいです。
朝は8時入り、帰りは夜10時、給料は手取りで15万程度です。
怒鳴られるのは日常茶飯事で、いじめもあります。調理師になったのは間違いだったかもしれないと思っています。
※プライバシー保護のため一部内容を変更しています。
「長時間労働」や「休みがない」など、過酷な環境で働くことに嫌気が差し、転職を考える方が多い印象です。
「怒鳴られる」「暴力」などはモラハラに該当しますが、「修行の身だからしかたない」という一言で片付けられるケースもあるようです。
また、体力勝負な面や給料に不満をもち、将来性に不安を感じ転職する人もいます。
もちろん、すべての飲食店がこうした環境というわけではありません。
しかし、調理師として働くことに不満や不安を感じているなら、転職して別の道でキャリアを積むのもひとつの方法です。
【チャンスを逃さない】調理師を辞めたいなら早めのキャリアチェンジが吉
1つ目のコツは、早めのキャリアチェンジが吉だということです。
きっと「調理師を辞めたい」と考えている方の多くは、異業種や異職種への転職(未経験の分野)を考えているはずです。
基本的に未経験の分野へ転職する場合は、年齢の若い人材が有利になりやすいです。
なぜなら、未経験者を採用する企業は、
- 将来性
- バイタリティ
- 指導のしやすさ
などを重視するため、若くフレッシュな人材を欲しがるためです。
実際、未経験で応募できる求人の数は、年齢を重ねるごとに減少すると言われています。
つまり、調理師からの転職を失敗しないためには、なるべく早めに行動を起こす必要があるわけです。
もちろん、転職する業界や職種によっては、年齢不問といったケースもありますし、なにも準備をせずに調理師を辞めてしまうのはNGです。
しかし、キャリアチェンジなどの未経験分野への転職は、
- 早めがチャンスを逃さない
- 年齢を意識する
- 将来性などが求められる
ということは頭に入れておきましょう。
【食つながりの転職】調理師を辞めたいなら経験を活かそう
2つ目のコツは、調理師の経験を活かすことです。
【画像】
先程もお話したように、調理師を辞めたい方の多くは、飲食業界を離れまったく別の仕事をしたいと考えているはずです。
1からやり直したい…
こんなふうに思っている方もいるのではないでしょうか。
「新たな気持ちでがんばろう」と考えるのは間違いではありませんが、基本的に転職活動では、これまでの経験やスキルが評価されます。
つまり、調理師経験を活かすことが転職を失敗しないポイントと言えるんです。
調理師経験を他の業界で活かす考え方
飲食業界では働きたくない…
と思うかもしれませんが、実は「食」を扱っているのは飲食業界だけではありません。
例えば、
- 食品を扱う製造業
- 食に関するメディアを運営する
IT系企業
など、食をベースとした仕事はたくさんあります。
調理師経験が別の形で活きる業界や仕事はないか
と考えて、仕事探しをすることが非常に大切です。
【画像】
こうした考え方で仕事を探せば、「食」つながりで転職理由や自己PRを組み立てやすくなります。
調理師経験があるため
現場で培った料理・食品知識が豊富
↓
食関連のメディアを運営するIT企業で
経験や知識が活かせる
【調理師を辞めたいなら見通しを立てる】いますぐはじめたい情報収集
最後のコツは、転職の見通しを立てることです。
先程お伝えしたように、調理師が転職を成功させるには早めの行動が大切です。
しかし、なにも準備をせずに調理師を辞めてしまうのはNGです。
なぜなら、現職を辞めてしまうと、
- 収入が急に途絶える
- ブランクができる
- その結果、転職を焦ってしまう
など、様々なリスクがあるからです。
そこで大切なのは、在職中にある程度の見通しを立てることです。
情報収集をして転職活動の見通しを立てる
実は、きちんと情報収集をすれば、
- どんな職場が自分に合っているか
- 給料は上がるか
- 今転職すべきタイミングか
など、ある程度の見通しが立ちます。
そうすれば、転職に失敗するリスクはグッと減ります。
転職の不安は、「この先どうなるかわからない」という不透明な先行きにあります。
なので、在職中に情報収集をして転職活動の見通しを立てることで不安がスッと軽くなるわけです。
具体的には、エージェント系の転職サービスを有効活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には2〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。