でも転職できるか不安…
こんな悩みを解決する記事です。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
歯科助手を辞めたいと思っても、「他の仕事に転職できるか?」「本当に辞めていいのか?」と悩む人は多いはずです。
- 他にスキルがない
- 今さら異業種は無理かも
- 転職のしかたがわからない
と不安になりますよね。
そこで今回は、歯科助手を辞めて異業種・異職種に転職するための3つのコツをまとめました。
- 転職理由をハッキリさせる
- 早めに転職活動をはじめる
- 歯科助手経験を活かす
歯科助手を辞めたいなら転職理由をハッキリさせる
まず最初にお伝えしたいコツは、歯科助手を辞めたい理由(転職理由)をハッキリさせることです。
実は「歯科助手」の仕事は、
- 福利厚生などの待遇が良い
(歯科医院にもよりますが) - 未経験でも働きやすい
こんな傾向があるので、求人に対して応募者数の多い「人気職」です。
その一方で、厚生労働省が発表している「医療・福祉業界」の離職率は、実に38.8%。(引用データ:厚生労働省より)
大卒者の30%が入社した会社を3年以内に辞めるという現代において、医療関係の離職率はとくに高い傾向にあるんです。
何が言いたいかというと、「人気職」で「離職率が高い業界」の転職者に対して採用担当者や面接官は、
- どうして辞めたのか?
- 何か問題があったのか
- また医療系に戻らないか
といった疑問を持ちます。
ですので、採用担当者や面接官を納得させる「転職理由」を準備することが大切です。
また、転職理由をハッキリ言語化しておかないと、転職先でも同じような悩みを抱えてしまうかもしれません。
例えば、
とにかく仕事が嫌
歯科助手を辞めたい
↓とにかく転職
転職先でも同じ
悩みを抱えてしまう。。。
お給料が少ないから嫌
歯科助手を辞めたい
↓希望の給与以上の会社に転職
転職で悩みを解決
このように転職理由を明確にすることで、悩みを解決出来る可能性が高くなります。
転職活動の「軸」をハッキリさせる
ではここからは、歯科助手を辞めて転職した方に行った「転職理由」のアンケート調査をいくつか見ていきましょう。
似た理由があるかチェックしてみてください。
【25歳女性の転職理由】
転職した理由は、覚えることや勉強が山ほどあってついていけなかったからです。
全くの未経験スタートだったので、しょうがないとは思っていたのですが、先輩や先生に「そんなこともできないの?」とねちねち怒られる毎日で精神的に無理でした。
器具の受け渡しにもたついたときに、「もうあんたには任せられない」と患者さんの前で怒鳴られたことがあって、それ以来怖くなってしまいました。
私には歯科助手は向いていなかったんだと思います。
【24歳女性の転職理由】
職場の人間関係と病院のやり方に悩んで転職しました。
年齢がかなり離れている年上の衛生士がいて、その人に嫌われたのが運の尽きだった気がします。
職場いじめじゃないですが、それに近い感じでしたね。
それに、歯科助手なのにもう少ししたらスケーリングやレントゲンをやってもらうと言われて、ここでは働けないと思いました。
【24歳女性の転職理由】
辞めた理由は、歯科助手の仕事をもうやりたくないと思ったから。
先生の言うことは絶対。理不尽なことばかりで、セクハラまがいなこともありました。
入っては辞める、の繰り返しで人手が足りない医院だったので、残業も多く、体力的にも辛かった。
あまり言いたくはないですが、歯科助手はやっちゃいけない仕事もやらされていました。
まとめると、以下のような理由で転職を考える人が多いようです。
- 仕事に対する不満
- 先輩や先生との人間関係
- 医院のやりかたへの疑問
転職先で似た悩みを抱えないためには、不満や疑問、解決すべきことをきちんと整理しておく必要があります。
そのうえで、何を「軸」に転職活動を進めるかを考えてみてください。
人間関係がフラットな職場を
第一希望にする
自分に合う仕事内容が優先事項
お給料○○円以上が必須
このように自分が1番優先したいことを決めましょう。
歯科助手を辞めて異業種に転職するには「早めの転職」を心がける
次のコツは、早めに転職活動をスタートさせることです。
なぜ「早め」が良いかというと、例えば
歯科助手から
- 一般事務職へ
- アパレル業界へ
- IT業界へ
このように異業種・異職種へ転職する場合は、若ければ若いほうが有利になりやすいからです。
基本的に未経験分野への転職は、若さが武器のひとつになります。
なぜなら、企業が未経験の人材を採用するときは、
- 30代よりも20代
- 20代後半よりは20代中盤
このように若い人材を優遇しがちだからです。
もちろん現在は、求人で年齢を制限することは禁止されていますし、「年齢不問」の企業も増えてはいます。
しかし、会社によっては、
「未経験の人材は25歳前後まで」
「30代以降は経験者しか採用しない」
というように「若さ」を重視するケースはまだまだ多いんです。
これはどうしてかというと、「未経験者」の採用は
- 将来性
- やる気や熱意
- 柔軟性
などを評価軸にするので、年齢が若い応募者のほうが有利になりやすいわけですね。
なので例えば、
せめて3年は経験を積むべき!?
このように考える人もいるかもしれませんが、必ずしもその経験がプラスになるわけではないということは頭に入れておいたほうが良いですね。(※歯科助手として他の医院へと転職する場合は別です。)
異業種・異職種への転職でも歯科助手経験を活かすことが大切
続いてのコツは、異業種や異職種に転職をするにしても歯科助手の経験を活かすということです。
きっと、歯科助手を辞めたいと考えている人は、
本当に転職できるかな!?
このように「歯科助手の経験しかないこと」に不安を感じるはずです。
また、全く別の仕事をしたい場合は「また1からがんばろう!」と考えている人も多いのではないでしょうか?
たしかに「未経験」の仕事をする場合、歯科助手の経験をそっくりそのまま活かせるケースは稀です。
気持ちを切り替えてリスタートすることも大切です。
でも、転職を成功させるには「前職で得た経験を活かす姿勢」が必要になってきます。
なぜなら、採用担当者や面接官は
- 応募者の
過去に何を学んだこと - これまでの経験を
どう生かしてくれるか
などに興味を持つからです。
「歯科助手のスキルが他の仕事に役立つの!?」と思うかもしれませんが、どんな仕事も角度を変えて見れば他の仕事に活かすことは可能です。
例えば、歯科助手の仕事に必要な
- コミュニケーションスキル
- 商品知識・仕事を覚える力
- 臨機応変に対応するスキル
などは、どんな業界や職種にも活かせるスキルです。
患者さんや歯科医と接する機会が多いので「コミュニケーション力」は高いはずですし、助手として臨機応変に対処する「対応力」もアピールできます。
また、専門用語や器具の名前、薬など、覚えることもたくさんあるので、「商品知識・仕事を覚えるスキル」をアピールすることも可能です。
「歯科助手の経験しかない」「1から頑張るしかない」と考えるのではなく、いろいろな角度から歯科助手の仕事を振り返って、他に応用できそうなポイントをリストアップしてみてください。
20代で歯科助手を辞めたいならアピールすべきこと
もしも20代で「歯科助手を辞めたい」と考えている場合は、以下のデータも参考になります。
これは、第二新卒の採用で採用担当者が重視した基準のトップ3です。
【第二新卒の採用で重視した基準】
- 入社意欲の高さ 41.5%
- 一緒に働ける人材か 36.5%
- 社内と合いそうな人柄か33.7%
引用データ:厚生労働省より
基本的に第二新卒は、「新卒入社後3年以内に転職をする人材」を指しますが、20代の未経験者に対しては同じような採用基準が適用されるケースが多いです。
ですから、スキルや経験に不安がある場合は、
- 入社意欲
- 人柄
- コミュニケーション力
などをきちんとアピールすることが大切です。
歯科助手からの転職は「応募する会社が何を求めているか」を念頭におこう!
さてここまで、歯科助手から異業種・異職種に転職をするためのコツをお話しました。
- 転職理由をハッキリさせる
- 早めに転職活動をはじめる
- 歯科助手経験を活かす
まずはこれら3つを押さえて転職活動に取り組んでみてください。
とは言え、
踏み出せない。。。
このように不安を感じる人は多いと思います。
実際僕も「いざ転職」となると、不安でいっぱいでした。
そこで考えてほしいのは、
- 在職中に転職活動をしてみる
- ひとりで悩まない
ということです。
「歯科助手を辞めたい!」という人は、今すぐにでも辞表を出したいと思いますが、何も決まっていない状況で仕事を辞めるのはリスキーです。
もちろん、精神的に追い詰められていたり体調を崩している場合は別ですが、まずは在職中にある程度の「情報収集」を進めておくと安心です。
情報を集めることで、自分の希望(転職理由)が叶うかどうかを予測できるからです。
これも立派な「転職活動」です。
また、転職をひとりで進めるのは実はとても大変な作業です。
仕事をしながら「求人探し」「面接対策」「企業とのやりとり」は大きな負担ですよね。
そもそも、何をやっていいか分からずに途方に暮れる人も多いはずです。
なので、転職をたったひとりで進めるのはおすすめできません。
「転職エージェント」などのサービスを活用して、キャリアアドバイザーやカウンセラーにサポートをしてもらいましょう。
エージェント系のサービスを活用したほうが、情報収集の精度がグッと上がり、希望が叶う職場を見つけやすくなります。
また、キャリアアドバイザーやカウンセラーは、求人企業の採用担当者と打ち合わせをしていたり企業訪問をして内情を把握しています。
そのため、
- どんなアピールが効果的か
- 社内の雰囲気
- 上司の人柄
などを教えてくれたりもします。
エージェント系のサービスはすべて無料で利用できるので、まずは気になるサービスに会員登録をしておきましょう。
今すぐ登録しておきたいエージェントサービス3選
では最後に、実績が豊富でサポート力が高いエージェントサービスを3社お伝えします。
まず「20代の方」におすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
20代の転職に特化したサービス(24〜29歳)だけあって、
- 20代がターゲットの
求人多数 - 第二新卒・20代転職の
ノウハウが充実 - キャリアアドバイザーは
20代専属
このように、転職する20代には大きなメリットのあるエージェントです。
また、キャリアアドバイザーは20代専属なので、20代に多い転職の不安や悩みを相談しやすいのもポイントです。
サポートエリアは以下のとおり。
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
上記エリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sがベストです。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、株式会社パソナが運営している「パソナキャリア」です。
パソナキャリアは、様々な人材サービスを展開するパソナブループが運営している転職エージェントです。
「パソナ」と言えば「派遣」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は介護事業、地方創生、海外人材サービスなど幅広いジャンルを手掛ける企業です。
その広大なネットワークを活かして、国内ではトップクラスの求人規模を誇る転職エージェントです。
- 40,000件以上の求人
- 16,000社以上と取引
全国の求人に対応しているのもパソナグループならではです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるので、まずは相談してみましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「ジェイック」というエージェント系サービスです。
もしかするとあまり聞き馴染みのないサービスかもしれませんが、実は全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」のひとつです。
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東京・千葉・埼玉・神奈川・愛知・大阪
兵庫・広島・福岡・岡山・宮城・北海道
※対象エリアは時期によって変わる可能性アリ
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