とりあえず
どこでもいいから就職したい
とりあえず
正社員になったほうがよい?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
実は僕もフリーターから就職しましたが、
- とりあえずでも就職するべき!?
- それとも「とりあえず」はNG?
と迷った時期があります。
「やりたい仕事があるわけでもないのに就職していいものか…」と悩みますよね。
結論から言うと、とりあえず就職するのはアリです。
しかし、「どこでもいい」と投げやりに就活をすると、あとで後悔するかもしれません。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに「とりあえず就職をしていいか迷ったときの考え方」をまとめました。
- とりあえず就職がアリの理由
- 就職するならなんでもいいはNG
- とりあえず就職するときの注意点
をお伝えしていきます。
関連記事:【この先どうする?】将来が不安な既卒やフリーターが今すぐ考えたい6つのこと
【とりあえず就職がアリな理由】フリーターよりもメリットが多い
では最初に、どうして「とりあえず就職するのはアリなのか」についてお話します。
それはズバリ、とりあえずでも就職したほうがなにかと有利になりやすいからです。
具体的には、フリーターになったりアルバイトを続けるより、正社員として就職をしたほうが、
- スキルや経歴が積み上がる
- 社会的信用度が高くなる
- 経済的に安定しやすい
など、様々なメリットがあります。
スキルや経験が積み上がる
例えば、今から5年後に
が転職活動をするとします。
この場合、企業の印象が良いのはどちらでしょうか?
当然ですが、正社員経験を5年積んでいるBさんのほうが、スキルや経験が積み上がっているため、良い評価を得られる可能性が高くなります。
逆にフリーターを5年続けてしまうと、面接官に
就職しなかったのは
なぜだろう。。。
特別な理由があるのでは?
と不安を抱かせてしまうかもしれません。
たとえ数年でも、とりあえず正社員として働いた経験は大きな財産になります。
社会的信用や経済面でも有利
また、正社員として就職することで、社会的な信用度が上がります。
ここで言う「社会的信用度」というのは、例えば、
- ローンが組みやすい
- 賃貸等の審査が下りやすい
- クレカが作りやすい
- 彼女・彼氏をつくりやすい
- 結婚率が高い
などですね。
信用度が上がると、ライフスタイルが充実しやすくなります。
また、とりあえず就職することで、経済的な面でも断然有利になります。
以下は、正社員と非正規社員の賃金を年代順に比較したデータです。
20代から賃金差はどんどん広がり、ピーク時には月収で20万円近い差が生まれています。
人が一生に稼ぐお金(生涯賃金)を比べても、正社員とフリーターでは3倍から4倍の差がつくと言われています。
【正社員とフリーターの平均的な生涯賃金】
- フリーター:
約5000〜8000万円- 正社員:
約1億5000万円〜3億2000万円
もちろん、お金が全てとは言いませんが、経済的な安定を得られることは大きなメリットです。
結論を言うと、もしも将来に不安を感じていたり、フリーター生活に限界を感じているなら、とりあえず就職するのはアリと言えます。
【とりあえず就職するにしても】どこでもいい・なんでもいいはNG
というわけで、とりあえず就職するのはアリということがお分かりいただけたと思います。
ですが、「どこでもいい・なんでもいいから就職する」という姿勢はNGです。
なぜなら、「どこでもいい・なんでもいい」ということは、
- どんな仕事でもする
- どんな会社でもいい
- 就職できればそれでOK
このような姿勢で就活に臨むわけですよね。
すると、採用担当者や面接官に
いいってこと?
何ができる人かわからない…
このように思われる可能性が高くなるからです。
もちろん、「就職がしたい」という気持ちは伝わるかもしれませんが、「なんでもいい・どこでもいい」という人から
- 自分の良さ
- 会社を志望した理由
- 真剣さ
を感じられるでしょうか?
なんでもする・どこでもいいということは、裏を返すと「その会社じゃなくてもよい」ということです。
つまり、企業側としては「じゃあ他の会社でがんばってください」と思うわけです。
また、「就職できるならなんでもいい」という姿勢で就活をすると、
- ブラック企業に捕まる
- 情報収集が疎かになる
- 自分に合わない職場を選んでしまう
といったリスクも高まります。
なので、とりあえず就職をする場合でも、情報収集を疎かにしたり、行きあたりばったりの応募はNGです。
あとで後悔しないためにも、きちんと情報収集をして、自分に合う仕事・会社へ就職できるようにトライすることが大切です。
関連記事:既卒やフリーターの就職先はブラックしかない!?【ホワイト企業を狙う方法まとめ】
【必ずチェック】とりあえず就職するフリーターが注意すべき3つのポイント
- 誰かに言われるがままはNG
- きちんと情報収集する
- ひとりで悩まない
誰かに言われるがままにとりあえず就職はNG
とりあえず就職するのはアリですが、最後の決断は自分自身で行うことが大切です。
「とりあえず就職するか」と考える人のなかには、例えば、
とりあえず形だけ
とりあえず就職する
など、受け身の状態で就活をする人もいるかもしれません。
もちろん、就職のきっかけや動機は人それぞれですが、誰かに言われるがまま、自分の考えのないまま就職を進めてしまうは後悔のもとです。
仮に就職できたとしても、
やっぱり辞めたい。。。
と早期離職につながる可能性もあります。
なので最低限、「最後の決断は自分で行う」と心に決めて、就活を進めてください。
僕が就活をしたときもそうでしたが、就活を「自分事」と考え決断に責任感をもつことで、物事はうまく進むようになります。
きちんと情報収集をする
2つ目の注意点は、きちんと情報収集をすることです。
「とりあえず就職しよう」と考えると、
- 大量募集
- 採用ハードルが低い
- 給料が高い
など、受かりやすく、給料や待遇などが良い求人を探す人が多いかもしれません。
もちろん、これは100%間違いではありませんが、きちんと情報収集をせずに受かりやすい仕事や条件の良い仕事を狙うと、ブラック企業に捕まるリスクが高まります。
基本的に、採用ハードルが低く、かつ待遇が良い求人は、
- 辞める人が多い
- 人間関係が悪い
- 残業が多い・休みがない
など、なにかしらの問題を抱えているケースが多いです。
ブラック企業の多くは、人がすぐに辞めることを見越して大量に人を雇ったりもします。
とりあえず就職をするにしても、入社後にすぐ辞めてしまったら、キャリアに傷がつき再就職が難しくなってしまいます。
なので、情報収集だけは手を抜かない環境をつくることが大切です。
きちんと情報収集をすれば、当然ブラック企業対策になります。
そして、就職先の居心地が良ければ、「とりあえず就職したとしても、正社員として順調にキャリアを積めます。
もしかすると、フリーターから就職する方のなかには、
- 「就職先が選べない」
- 「ブラックしかない」
- 「希望は通らない」
と思っている人もいるかもしれませんが、きちんと情報収集をすれば自分に合った求人は見つかります。
なので、情報収集を徹底して
- どんな仕事を任されるのか
- 職場の雰囲気はどうなのか
- 上司になる人はどんな人か
この辺をしっかりリサーチしたうえで就活を進めていきましょう。
とりあえず就職するなら1人で悩まない
最後の注意点は、ひとりで悩まないことです。
もしかすると、
わかるけど
どうやって
情報を集めたらいいわけ!?
なにから手を付けていいの?
と悩む人もいるかもしれません。
たしかに、たったひとりで情報収集をするのは限界がありますし、人それぞれ効果的な就活の仕方は異なります。
実際に僕も就活をはじめた当初は、
- 自分に合う仕事は?
- 書類は何を記載したらいい?
- どうやって企業と
やりとりしたらいい?
など、わからないことだらけでした。
そこでおすすめしたいのは、就活の悩みをひとりで抱えないということです。
就活をひとりでがんばっても、モチベーションを保つのは大変です。
最悪、挫折する可能性もあります。
なので、就活を成功させるためにも、まずはひとりで悩まない環境をつくりましょう。
幸い今は、正社員未経験者の就活をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
エージェント系サービスが就活を楽にする
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
ひとことで「とりあえず就職」と言っても、人それぞれに合った就活が必要です。
そういう意味でも、エージェント(就活のプロ)のアドバイスは非常に効果的です。
もちろん、エージェントを使えば絶対に転職できるわけではないですし、「転職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、「未経験者」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。