就職したいけど
いまさら無理!?
正社員は難しい?
これからどうしよう。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
就職をしたくても、フリーター歴やニート生活を考えると「正社員は無理では?」と弱気になる方は多いのではないでしょうか?
実は僕もフリーターから就職した経験があるので、その気持ちはよくわかります。
正社員は難しい気がしますよね。
ですが、「就職したい」と考えているなら、諦める必要はありません。
きちんとコツを押さえて就活をすれば、フリーターやニートにも就職チャンスは巡ってくるからです。
この記事では、僕の就活経験と人事目線を元に、フリーターやニートから就職する3つのコツをまとめました。
- フリーターやニートの弱みを
プラスに変える - 企業側のニーズを理解する
- 就職をひとりで悩まない
関連記事:未経験の就活に強い就職エージェント3社【フリーターや既卒・ニートにおすすめ】
【フリーターやニートにもチャンスはある】正社員は無理と諦める必要がない理由
本題に入る前に「就職は無理」と考える必要はない理由をお話していきます。
「フリーターだから正社員は難しい」「ニートだから就職なんて無理」と思っていたら、いつまで経っても前に進めません。
まずは、就職を前向きに捉えることから始めましょう。
では、どうして就職を無理と考える必要が無いのでしょうか?
結論を言うと
フリーターやニートでも
就職しやすい仕事があるから
です。
きっと、フリーターやニートが就職するのは無理と考える人は、
- 新卒で就職できなかったら
人生終わり - キャリアに傷がついたら
巻き返せない - フリーターやニートが
まともに応募できる求人は無い
このように思っているかもしれません。
たしかに新卒よりは就活が難しくなりますし、フリーター・ニート歴が長いと不利になるのは事実です。
しかし、就職は無理というのは間違いです。
未経験者を採用する企業は増えている
近年は、
- 人手不足
- 雇用意識の変化
- 少子高齢化
などの要因で、フリーターやニートなどの「未経験者」を採用する企業は増えています。
とくに中小企業の人手不足は深刻で、日本商工会議所が調査したデータによれば、50%以上の中小企業は人手が足りないとされています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手不足は企業にとって死活問題のため、
- 求人が増える
- 採用のハードル(難易度)
は下がる - 未経験者でも
就職しやすくなる
というように、フリーターやニートにとって就職しやすい環境になるわけです。
また、人手不足の割合が高い業界に目を向ければ、フリーターやニートからでも就職しやすい仕事がたくさんあります。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護や運輸、建設、IT情報系は、慢性的に人手が足りないと言われているので、就職チャンスに恵まれやすい業界です。
こうした業界に目を向ければ、就職が無理ということはありません。
さらにフリーターの数も年々減少傾向にあります。
【若年層のパート・アルバイト及びその希望者の推移】
- 2020年 136万人
- 2019年 138万人
- 2018年 143万人
- 2017年 152万人
- 2016年 154万人
なのでまずは、就活を前向きに捉えることが大切です。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
【就職が難しいと不安なら】フリーターやニートの弱みをプラスに変える
まず1つ目は、フリーターやニートの弱みをプラスに変えるテクを身につけることです。
きっと、フリーターやニートの方が「正社員になるのは難しい」「就職なんて無理ゲーだ」と弱気になる背景には、
- フリーター歴の
フォローの仕方がわからない - ニートになった理由を
説明できない - 職歴やスキルがないのが
コンプレックスだ
など、「フリーターやニートの弱み」に対する不安があるはずです。
実際に僕も相当悩みました。
しかし裏を返すと、「弱み」をうまくフォロー出来れば就活はグッと楽になるわけです。
そこでおすすめしたいのが、フリーターやニート歴などの弱みをプラスに変えるテクニックです。
具体的には、以下3つの流れにそってフォローを組み立てます。
- 弱みを認める・理由を説明する
(信頼を得る) - フリーターやニート生活で
学んだこと・反省点を述べる
(学習力のアピール) - 就職したらどんな活躍を
したいか語る
(将来性アピール)
例えば面接官に
フリーターに
なったのでしょうか?
と質問された場合は、以下のように回答をします。
- フリーターになった理由を
正直に説明して信頼を得る - フリーター生活で得たこと
反省点を伝える - 就職してどうしていきたいか
今後の展望をアピール
質問に答えるだけでなく、反省点や今後の展望を併せて伝えます。
そうすることで、弱みに対する質問を「前向きなアピール」で終えることができます。
「過去から何を学んだか」「今後の意気込み」をきちんと伝えることが大切
基本的に面接官や採用担当者は、フリーターやニート歴に関する質問をすることで、
- 過去から学べる人材か
- 素直な人柄か
- 将来性のある人材か
などをチェックしています。
なので、
- 正直な回答
- 何を学んだか
- 今後はどうしていきたいか
を伝えることを心がければ、面接官の質問を「自己アピール」に変えることができます。
「フリーター・ニート歴があるから正社員は無理だ」と思わずに、「過去から何を学んだか」「今後の意気込み」をきちんと伝えることが大切です。
企業のニーズを意識すれば正社員は難しくない【フリーターやニートが考えるべきポイント】
2つ目のコツは、企業のニーズを意識することです。
フリーターやニートから正社員を目指す場合、
水増ししたほうがいい?
アピールすべきなの?
など、「自分をよく見せたい」という心理が働くはずです。
もちろん、多少の脚色は問題ありませんが、明らかな嘘はNG。
とくにスキルや経験で嘘をついてしまうと、後で発覚したときに困るのは自分自身です。
また、自分をよく見せることばかり考えていても、フリーターやニートの就活は難しいケースが多いです。
なぜなら就活は、
- 企業のニーズ
- 求職者の能力や人柄
この2つがうまく合致したときに内定が出るからです。
つまり、求人企業(求人を出している会社)が何を求めているかを考えずに就活をしても、うまくはいかないわけです。
フリーター・ニートはやる気とポテンシャル、人柄が重視される
では、フリーターやニートを採用する企業は、求職者に何を求めているのでしょうか?
それは、以下の資質です。
- 入社意欲の高さ・
やる気や熱意 - ポテンシャル(将来性)
- 人柄(素直で指導しやすい人材)
スキルや経験というよりは、気持ちの部分や人間性を評価するケースが多いと言えます。
転職サイトのリクナビが行った「人事が重視する採用理由」を調査したデータを見ても、やる気や将来性、バイタリティが上位を占めています。
【人事が重視する採用理由ベスト5】
- やる気 82ポイント
- ポテンシャル・将来性 79ポイント
- バイタリティ 74ポイント
- 社会人スキル 73ポイント
- 考え方が柔軟 60ポイント
※経験の浅い第二新卒を採用する理由ベスト5
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋
そのため、自分をよく見せたいがためにスキルや経験を盛ってアピールすると、肝心のやる気や人柄が伝わらない場合もあります。
スキル自慢は疑問だ
指導が難しそうだ。。。
と思われてしまうかもしれません。
なので、就活を成功させるには、企業のニーズを意識して準備を進めてください。
関連記事:【正直行きたくない】面接が怖いフリーター・ニートのための5つの就活テク
正社員は無理とひとりで悩まない【フリーターやニートが就活を乗り越えるコツ】
最後のコツは、正社員は無理だとひとりで悩まないことです。
最初にお伝えしたように、フリーターやニートにも就職チャンスはたくさんあります。
無理だと諦めずにまずはトライすることが大切です。
しかし、新卒の就活や社会人経験がある転職者と比べてハードルが高いのも事実です。
- どんな仕事に向いているか
見当がつかない - 面接や書類をクリアできるか
不安でたまらない - どのように企業とやりとりを
すべきか分からない
など、不安を尽きません。
「そもそも何から手をつけていいかわからない」と悩む人も多いはずです。
実際に僕は書類すら通過しない日々が続き、一度就活を諦めてフリーターに舞い戻った時期があります。
そこでおすすめしたいのは、
- 就活をひとりで進めない
- 挫折しない環境を作っておく
ということです。
幸い今は、フリーターやニートの就活をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に就職できるわけではないですし、「就職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、フリーターやニートなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
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- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
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また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
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⇒キャリアスタート
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このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。