この記事を読んでいるということは、
と先輩に言われた。。。
本当に向いてないのかも
保育士なんて辞めたい。。。
このように「自分は保育士に向いていないのかも」「保育士を辞めたい」と悩んでいるのではないでしょうか?
保育士は言わば子供の命を預かる仕事。親御さんとの関係もあるので想像以上に大変ですよね。
理不尽なことも多く、自分には適正がないのでは?辞めて別の仕事に就いたほうがいいかも?と思う人も少なくないはずです。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
結論から言うと、保育士を辞めても20代のうちであればいくらでもやり直しはできます。別の業界・職種でキャリアを積み直すのに遅くはありません。
ただし、キャリアチェンジを成功させるにはいくつかコツがあるのも事実です。
そこでこの記事では、保育士が向いていない・辞めたいと思ったときの転職術をまとめました。
- 本当に保育士が向いてないかよく考える
- 転職をするなら早めに動き出す
- 保育士が向いていない理由を整理する
- 未経験でも転職しやすい仕事を頭にいれておく
- 情報をきちんと集める
20代で後悔しないために【保育士が本当に向いてないかもう一度向き合う】
まずは、保育士が本当に向いていないか、本当に辞めてしまっていいか、もう一度だけきちんと向き合ってみてください。
なぜなら、保育士の仕事に未練があると転職活動に支障をきたすからです。
例えば、なかなか退職を切り出せなかったり、面接であやふやな回答をしてしまったり、転職活動を途中で辞めてしまったり。。。
気持ちが決まっていないと、転職活動に100%集中できません。
すでに「保育士を辞めて◯◯の仕事がしたい」と気持ちが切り替わっているなら問題はありませんが、
「本当に向いてないのかな?」
「辞めたら後悔しないかな?」
と曖昧な気持ちがあるなら、一度落ち着いて「保育士」という仕事について考えてみましょう。
いくら保育士が「向いていない仕事」だったとしても、これから10年以上保育士を続ければ一人前になる可能性はありますし、それなりの地位は築けます。
仕事に適正があるかどうか白黒をつけるのは、実はそんなに簡単なことではありません。
なので、
- 「保育士になったのはなぜか?」
- 「どんな目標があったか?」
- 「楽しいと思える瞬間はないか?」
このように初心にかえってみるのが効果的。
そのうえで「新しい道を進もう」と気持ちにケジメがついたなら、転職活動に取り掛かることをおすすめします。
いずれにしても、辞めてから後悔をしないようにしっかり保育士の仕事と向き合っておくと良いですよ。
保育士が向いていないなら20代でキャリアチェンジもアリ【早めに動き出す】
保育士を辞めて転職をすることを決めたなら、早めに動き出すことを考えましょう。
先ほどもお話ししたように、20代のうちならキャリアチェンジは難しくありません。保育士が向いていないのなら、別の業界や職種を目指すのもアリです。
ただし、基本的に転職は「若ければ若いほうが有利になりやすい」という傾向があります。
なので、早めに転職活動を進めることがキャリアチェンジを成功させるコツと言えます。
いわゆる「未経験で目指せる仕事」は、25歳から徐々に減り始めます。
また、25歳前後までは「第二新卒」として採用してくれる企業も多いため、やはりキャリアチェンジは早めがカギです。
もちろん、25歳を過ぎてもチャンスはまだまだたくさんありますが、転職を先延ばしにするのはNG。
転職を決めているのなら、早めに転職活動をスタートして1歳でも年齢が若いうちに面接を受けることをおすすめします。
また、女性の場合は20代後半になると結婚や出産などのライフイベントを考慮して採否を考える企業も出てきます。
企業にとっては、「長く働いてもらいたい」というのが本音なので、キャリアチェンジをするなら早めに動き出しましょう。
保育士に向いてない理由をきちんと整理【20代の転職に備える】
3つ目のポイントは、保育士が向いていない理由をきちんと整理することです。
転職の面接では必ず「どうして保育士を辞められたのですか?」と質問されます。
そんなとき、「保育士は向いていなかった」「仕事が辛かった」「サビ残や給料が不満だった」と回答したらどうでしょう。。。
面接官に良い印象を与えられるはずがありませんよね。
冒頭で例を出したように、保育士を辞める理由は人それぞれです。
しかし、「保育士が向いていない」「辛い」「不満」という理由は、転職活動の面接では100%マイナスになってしまうということは頭に入れておきましょう。
そこで考えておきたいのが以下の3つのポイントです。
- なぜ保育士が向いていないか?
- 保育士の仕事で唯一得意だったこと
- 転職先でどんな貢献ができるか?今後のキャリア
ただ「保育士が向いていない」ではなく、「具体的になぜ保育士の仕事が向いていないか」を深堀りしてみてください。
そうすれば、根本的にあなたが不得意とする業務が浮かび上がるので、今後の改善点が見えてくるはずです。
また、いくら保育士の仕事に不向きでもひとつやふたつは得意な業務があるはずです。
得意な業務は、次の転職先探しのヒントやアピールポイントにつながる可能性があります。
「保育士が向いていない・辞めたい」とばかり考えるのは止めて、転職先でどんな貢献ができるかを整理してみてください。
保育士の仕事をするなかで自分が進みたい道は別にあると気づいた。
20代のうちにどうしてもこの仕事(転職先の仕事)でキャリアを積みたいと思った。
子どもや母親とのコミュニケーションが得意なので、この仕事(転職先の仕事)でもスキルを活かせると考えている。
保育士を辞めるなら【20代の未経験から転職しやすい仕事を頭に入れておく】
次のポイントは、未経験から転職しやすい仕事をチェックしておくことです。
保育士を辞めて転職するということは、大抵の場合「未経験の業界もしくは職種」にチャレンジするはずです。
20代はキャリアチェンジがしやすい年代ですが、経験が無いとなかなか転職先が決まらないこともあります。
それ以前に、どんな仕事を選んだらいいか悩む人もいるはずです。
なので、まずは「未経験から転職しやすい仕事」をチェックして転職の可能性を広げることをおすすめします。
そこで役に立つのが、マイナビが調査した「未経験者歓迎の割合が多い職種」に関する以下のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
ここに挙がっている職種は、未経験でも採用されやすい仕事と言えます。
保育士は、
- コミュニケーション能力
- 体力
- 事務系スキル
- 自己管理能力
などをアピールしやすいと言えるので、美容やブライダル、販売、福祉、事務など、上位の仕事にも転職しやすいはずです。
やりたい仕事や適正が分からないのであれば、まずは未経験者の採用が多い職種に注目してチャレンジしてみましょう。
20代でキャリアチェンジするなら【保育士が向いてないと思った段階で情報を集める】
最後のポイントは、きちんと情報収集をすることです。
「保育士に向いてないからキャリアチェンジをする」と決めたからと言って、さっさと保育士を辞めてしまうのは非常にリスキーです。
保育園の場合、仕事を辞めるにしても、
- 年度中に辞めるのは難しい
- 子どもや保護者に迷惑がかかる
- なかなか退職を切り出せない
など様々な問題がありますが、それ以前に仕事がなくなってしまうと経済的にもキャリア的にも不安を抱えることになります。
なので一番最初にやるべきことは、在職中にきちんと情報を集めておくことです。
- 保育士からどんな仕事に転職できそうか
- 給料はアップするか維持できそうか
- 転職に良いタイミングはいつか
などを見極めることで転職の成功率は大きく変わります。
とは言え、「保育士の仕事が手一杯で情報を集める時間がない」「どうやって情報収集したらいいかわからない」という人もいますよね。
そこで活用したいのは、エージェント系の転職サービスです。
有名所では、「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」などですね。
エージェント系のサービスは、求人を探せるだけの「求人情報サイト」とは異なり、キャリアアドバイザーやコンサルタントが転職活動をサポートしてくれます。
仕事を紹介してくれるのはもちろん、給料アップの交渉や面接でプラスになるアピール、転職のタイミングなどもアドバイスしてくれます。
これを活用すれば、情報収集の精度があがり転職が成功する可能性もグンとアップします。
退職をどう進めたらいいかも相談できるので、まずはエージェント系のサービスに登録してキャリアアドバイザーと繋がりを作ることをおすすめします。
良い求人との巡り合わせは「タイミング」も重要です。保育士を辞めるなら余裕をもって情報収集をはじめましょう。
20代の転職に強いエージェントサービスを活用しよう
保育業界から別の業界を目指すなら、20代の転職に強く様々な業界に精通しているエージェントサービスを使いましょう。
20代の転職に特化しているエージェントのほうが、
- 転職先を紹介してもらいやすい
- 良い条件で転職しやすい
- 第二新卒や経験不足でも
内定を得やすい
などのメリットがあるからです。
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
20代の転職に特化したサービス(24〜29歳限定)だけあって、
- 20代がターゲットの
求人多数 - 第二新卒・20代転職の
ノウハウが充実 - キャリアアドバイザーは
20代専属
このように、転職する20代には大きなメリットのあるエージェントです。
また、キャリアアドバイザーは20代専属なので、20代に多い転職の不安や悩みを相談しやすいのもポイントです。
サポートエリアは以下のとおり。
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
上記エリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sがベストです。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方におすすめしたいのは、株式会社パソナが運営している「パソナキャリア」です。
パソナキャリアは、様々な人材サービスを展開するパソナブループが運営している転職エージェントです。
「パソナ」と言えば「派遣」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は介護事業、地方創生、海外人材サービスなど幅広いジャンルを手掛ける企業です。
その広大なネットワークを活かして、国内ではトップクラスの求人規模を誇る転職エージェントです。
- 40,000件以上の求人
- 16,000社以上と取引
全国の求人に対応しているのもパソナグループならではです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるので、まずは相談してみましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「ジェイック」というエージェント系サービスです。
もしかするとあまり聞き馴染みのないサービスかもしれませんが、実は全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」のひとつです。
経験やスキルがない場合、転職に苦戦するケースは多いですが、ジェイックでは
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
ジェイックの対応エリアは以下のとおり。
東京・千葉・埼玉・神奈川・愛知・大阪
兵庫・広島・福岡・岡山・宮城・北海道
※対象エリアは時期によって変わる可能性アリ
経験やスキルで不安を感じているなら、ジェイックに相談してみましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。