管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
いい加減疲れた。。。
いくら頑張っても評価されない
このようにお悩みではありませんか?
SEは過酷な環境に置かれることも多く、転職者が多い職種と言えます。
ですが、いざ転職となると不安も大きいはずですよね。
そこでこの記事では、ぼくの転職経験と人事目線を軸に「SEを辞めて異業種に転職するコツ」をまとめました。
- 限界を感じたら早めの転職が吉
- SEの経験を次に活かす
- きちんと情報収集をする
20代の転職は今後のキャリアを考える上で非常に大切なイベントです。
20代でSEの仕事に限界を感じているなら早めの転職が吉!
まず1つ目のコツは、「SEの仕事に限界を感じているなら早めの転職を考える」ということです。
もちろん、SEから異業種に転職するのは簡単なことではありません。
ですが、「20代のうちにSEの仕事に限界を感じた」ということ自体は、ある意味でラッキーと言えます。
なぜなら、異業種や異職種へ転職するのは、年齢があがるにつれて難しくなってしまうからです。
とくに35歳をすぎると異業種への転職率はグッと下がってしまいます。
異業種転職を実現された方は、どのような年齢の方が多いですか?
(転職コンサルタントにアンケート調査、複数回答可)
- 20代 45%
- 30〜34歳 50%
- 35〜39 30%
- 40〜44 17%
- 45〜49 12%
また、30代になってから「SEを辞めたい」「別の仕事をしたい」と考えたとしても、
- 20代の上司の下で働くことになる
- 年齢的にキャリアアップできる時間が限られる
- 転職先に馴染むのに苦労する
このように転職後に苦労することも多いと言えます。
とくに、今現在「客先常駐SE」や「孫請けで下流工程のSE」などの場合、30代以降はスキルや経歴を思うように評価されないケースも多くなってしまうので、異業種に転職するなら「20代の若いうち」が有利です。
SEから異業種への転職は20代ならチャンスがある
次のコツは、「SEとして培ったスキルや経験を転職活動に活かす」ということです。
基本的にIT系のスキルは、異業種に転職する場合でも必ず重宝されるスキルです。
それと同時に、転職する業界・企業によっては「SE=ITに詳しい人」というように大雑把なイメージで見られるケースも多いので、SEとしてどんな経験やスキルを積んだかをわかりやすく説明することが大切です。
応募する業界や企業に併せて、
- SE経験がどう役立つか
- どんな貢献ができるか
を具体的にアピールできれば、「ITに詳しい魅力的な人材」と評価してもらえるはずです。
例えば、SEを辞めてウェブサービスの営業やIT機器関連の営業を目指すとしたら、
IT系の知識を活かした営業を提案できます。
このように、これまでの経験やスキルをきちんと活かせることをアピールしましょう。
20代の転職者を採用する企業は、今後の可能性(ポテンシャル)を重視して採用活動を行っていることが多いので、「どんな成長が見込めるか」を伝えるのも有効です。
20代が異業種に転職するときに歓迎されるSEの経験やスキル
では、20代のSEが異業種に転職する場合、具体的にどんな経験やスキルが歓迎されるのでしょうか?
次の3つを意識して転職活動を進めてみてください。
- 新しいITの技術や情報を常に吸収していること
- コミュニケーション力の高さ
- ロジカルな問題解決能力の高さ
常に新しいIT技術・情報を吸収していることが異業種でも強みになる
SEの仕事のひとつと言えるのが、「自分のなかのIT関連情報・技術知識を常に最新の状態にアップデートしておくこと」ではないでしょうか。
この知識や情報はそのまま、異業種への転職でも強みになります。
仕事に必要な知識や情報を得る努力を常にしてきた経験は、
- 自己成長ができる
- やる気や熱意がある
- ポテンシャルがある
このような評価につながりやすいです。
とくに20代の転職では、「ポテンシャル」「やる気や熱意」を重視されやすいと言えるので書類や面接対策に活かしましょう。
コミュニケーション力の高さは異業種への転職で大きな武器
一般的には「1人でパソコンとにらめっこ」のイメージが強いIT系の仕事ですが、実はコミュニケーション能力も必要なはずです。
とくにSEは、
- 「顧客との打ち合わせ」
- 「上司・先輩とのやりとり」
- 「協力会社とのやりとり」
など、意思疎通や協力体制を築かないと、良いシステムを構築できません。
こうした「コミュニケーションスキル」は、転職では高評価されるポイントです。
どんどんアピールしていきましょう。
とくに異業種に転職する場合は、企業側が「SE=コミュニケーション力がある」ということを把握していないケースもあります。
「顧客とのやりとりで工夫したこと」
「協力会社とスムーズな意思疎通を実現した方法」
など、これまでの経験を自己PRに盛り込んでおくことをおすすめします。
ロジカルな問題解決能力は異業種でも活かせる
SEという仕事柄、ロジカル(論理的)に物事を考える力が身についている人も多いのではないでしょうか?
- 「このシステムの問題点はどこにあるのか?」
- 「考えられる問題点で可能性が大きいのは?」
- 「今すぐにやるべきことはなにか?」
このように、次々順序立てて考えるスキルが身についているはずです。
ビジネスの場では、感情的に物事を進める人よりも「主張や結論に根拠がある」「曖昧でなくハッキリしている」つまり、ロジカルに話を進める人が好まれます。
面接の場でも、ロジカルに話を進めたほうが説得力が増し好印象を与えやすくなります。
転職理由や転職に対する希望を論理的に説明して、ロジカルに問題解決ができることをアピールしましょう。
20代のSEが異業種へ転職するときは企業の細かい情報収集がポイント
ここまで「20代のSEが異業種に転職するときに歓迎される経験やスキル」についてお話しました。
こうした経験やスキルを異業種で活かすには、しっかりした情報収集が欠かせません。
お伝えしたポイントは、どんな業界・企業にも応用できますが、「それぞれの求人企業がどんなニーズをもっているか」をきちんと情報収集しないと的はずれなアピールをしてしまうかもしれません。
なので、まずは転職エージェントなどを活用して情報収集できる環境をつくることからはじめましょう。
信頼できる「キャリアアドバイザー・コンサルタント」とコネクションをもつことが大切です。
繰り返しになりますが、SEの仕事に限界を感じて異業種に転職を考えているなら、20代のうちに行動するのは賢い選択です。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。