管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
今回の記事は、
接客の仕事は向いていないのかも。。。
販売の仕事を辞めて転職すべきかも
このような悩みを抱える、接客・販売業で働く20代の方に向けた記事です。
仕事の適正に疑問を感じると、毎日の業務が辛いですよね。「このまま続けるべきか」「1日も早く辞めたい」と悩むはずです。
とくに接客や販売は、「向き不向き」が顕著に現れる仕事です。
「ファッションが好き!ショップ店員として接客がしたい」
「この会社の商品を自分の手で販売してみたい」
このように意気込んで仕事に就いた場合でも、適正に疑問を感じ辞める人も多い職種と言えます。
そこでこの記事では、「接客や販売の仕事が向いていないと感じたときの対処法」をまとめてみました。
- 接客や販売の適正についてもう一度考えてみる
- 期限を決めて接客・販売の仕事に取り組んでみる
- 早めに動き出すことで20代の転職は有利になる
接客や販売に向いているのはどんな人か【適性をもう一度考えて20代転職に備える】
まずは、自分のものさしで漠然と「自分は接客・販売の仕事に向いていない」と考えるのは止めましょう。
一般的な「接客の適正」と照らし合わせて、向き不向きと向かい合うことが大切です。
どうしてかというと、適正と努力不足を混同しないためです。
例えば、接客や販売の仕事でバリバリ働いている人は、適正があるのはもちろん、失敗や挫折を繰り返しながら努力をして現在のポジションを得ています。
つまり、自分のなかでは「接客や販売が向いていない」と思っていても、実際は努力不足や経験不足で結果が出ていないケースもあるわけです。
努力不足や経験不足は、今後の頑張り次第で乗り越えられます。
もちろん、自分がどう感じるかが大切ですが、
「適正がない」と思うか、
「努力すれば改善できる」と考えるかでは、
今後の展開が大きく変わってきますよね。
自分のものさしだけでなく、視野を広げて「適正」と向かい合ってみてください。
接客や販売に向いている人が持ち合わせている資質
一般的に接客や販売の仕事に適性がある(向いている)と言われるのは、以下のような資質を持ち合わせている人です。
- どんなときも明るい笑顔を作れる
- 相手の気持ちを沿える
- 細かな気配りができる
- 周りの状況を常に把握できる
- 体力・忍耐力がある
これらは、ある程度は経験や努力でカバーできますが、適正で左右されやすいポイントです。
たくさんの人と接することで、喜びをパワーに変えられる人もいれば、限られた仲間の中で大きな成果を上げる人もいますよね。
こうした適性は無理に変える必要はありません。他の仕事で自分を生かせます。
なので、一般的な接客や販売の適正と照らし合わせながらじっくり考えて、
「自分には適性がひとつでもある」
「やっぱり接客や販売が好き」
このように思ったなら、失敗や挫折を乗り越える価値はあります。
逆に、
「人と接することが大きなストレス」
「自分ひとりの仕事に集中したい(周りが見えない)」
このように感じるなら、接客や販売の大事な適性が欠けていることになりますよね。
その場合は、見切りをつけてキャリアチェンジ(職種変更)することを考える必要があるのではないでしょうか。
転職を見据えて【期限を決めて接客・販売の仕事に取り組んでみる】
次のポイントは、期限を決めて接客や販売の仕事に取り組んでみるということです。
仮に接客や販売の仕事に向いていないにしても、仕事を辞めたり転職をするにはそれなりに時間がかかりますよね。
また、転職をするにしても、
「接客が向いていないから辞めました」
「販売以外の仕事をしたいと思った」
こうした理由だと転職活動はうまく進みません。
中途半端に仕事を辞めると、自分に自信がもてなくなりますし、転職活動でアピール材料にも困ります。
なので、自分なりに期限と目標を決めて、販売や接客の仕事に取り組んでみましょう。
例えば、
- あと3ヶ月がんばって販売成績を上げる
- この日に辞めるからそれまでに◯◯のスキルを磨く
- 1ヶ月後の退職日までに◯◯の評価を得る
このように何でも構わないので、期限と目標を決めてもうひとがんばりしてみてください。
そうすれば、
- 仕事を最後までやりきれる
- 成功体験が生まれアピール材料になる
- スッキリした気持ちで転職活動に臨める
このようなメリットがあります。
転職活動の面接でも、
その結果、自分は接客ではなく影で会社を支える仕事がしたいと確信しました。
このように、転職理由を前向きに話せるようになるかもしれません。
もちろん、長時間労働や過労で体調を崩していたり、職場がブラックの場合は、すぐに辞めなくてはいけないケースもあります。
ですが、接客や販売の仕事を気持ちよく辞めるために、そして、転職活動を有利にするために、期限を決めてもうひとがんばりしてみるのもひとつの方法です。
また、接客や販売はいわゆる「コミュニケーション能力」が求められる仕事ですよね。
この「コミュニケーション能力」は、どんな職種・業界でも活かすことができるスキルと言えます。
なので、
- コミュニケーション能力をほかの職種や業界で活かすにどうしたらいいか
- コミュニケーションスキルをアピールするにはどうしたらいいか
などを考えておくと、転職活動が有利に進みやすいはずです。
接客や販売の仕事が向いていないと確信したら【早めに動き出すことで20代の転職は有利になる】
これまでの話と多少矛盾しますが、もし接客や販売の仕事が向いていないと確信できた(している)のなら、転職に向けて早めに動き出すことも大切です。
最初にお伝えしたように、接客や販売が向いていない・辞めたいと思っているなら、20代でキャリアチェンジするのは悪い選択ではありません。
20代のうちなら、たとえ別の職種や業界で1からやり直しても、巻き返しはいくらでも可能ですし未経験職の転職チャンスも大きいと言えます。
しかし、キャリアチェンジ(職種を変える)に関しては、たとえ20代でも「早めのほうが有利になりやすい」ということは知っておくべきです。
「接客や販売の仕事が向いていない」ということは、別の職種に転職する人が大半ですよね。
例えば、
接客⇒事務職へ
販売⇒営業職へ
接客⇒エンジニア職へ
このように未経験の領域にチャレンジすることになります。
未経験の人材を獲得する企業は、これまでの経験を評価するのが難しいため
- ポテンシャル(将来性)
- バイタリティー・熱意
- 人物像・人柄
などを重視する傾向があります。
するとどうしても、年齢が若い人材のほうが有利になります。
なので、接客や販売が向いていないことを確信できた場合は、なるべく早めに転職に向けて動き出すことが大切です。
接客や販売の仕事に在籍しているうちに情報収集を開始する
では「どう動き出したらいいか」ですが、接客や販売の仕事に在職しているうちにきちんと情報収集をしておくことをおすすめします。
転職に失敗するケースの多くは、情報収集不足もしくは準備不足です。
なので、今のうちにきちんと情報収集できる環境をつくって、
- どんな職種や業界が向いているかを精査する
- 自分の希望に合う求人探しをする
- 面接や書類対策をしておく
など、一歩一歩進めていきましょう。
具体的には、リクナビネクストやマイナビ転職などの求人情報サイトだけではなく、エージェントサービスを利用して情報収集するのが確実です。
エージェントサービスに登録をすれば、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントがひとりひとりに合わせた転職サポートをしてくれます。
例えば、
そもそも転職先がある?
でも、そんな希望は叶う?
このような不安に対して、それぞれの状況に適したアドバイスをしてもらえるので転職の見通しがたちやすくなります。
たとえ希望が叶わない場合でも、
代替案がありますよ。
このように、転職の専門家だからこその提案をしてくれる場合もあるため、転職の可能性が広がります。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。