内定が出ない。。。
もう就活は嫌だ
就職は無理かも。。。
諦めようかな
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
がんばっているのに内定が出ないと、「もう就活なんて無理だ」と嫌気が差しますよね。
半ば諦めムードの人もいるかもしれません。
実は僕もその気持ちがよくわかります。
なぜなら、新卒の就活を諦めた過去があるからです(その後フリーターから就職しました)。
そんな経験から言えるのは、
- 就活を諦めるのは
もったいない - 諦めてしまうと
後悔や自己嫌悪が待っている - 就活はやり方次第で挽回できる
ということです。
この記事では、僕の苦い経験と人事目線ともとに、就活は無理だと諦める前に考えたい3つのことをお話していきます。
- 不採用をすべて自分のせいにしない
- あえてクールダウンの時間をつくる
- 就活がうまくいかない原因に対処する
関連記事:【就活がめんどくさい!やめたい!】就職を諦める前に試したい4つの対処法
【就活は無理と諦めた結果】想像と違ったフリーター生活
本題に入る前に、僕の例をもとに「就活を諦めた結果どうなってしまうか」についてお話します。
そもそも僕は、とくに「やりたいこと」「就きたい仕事」がありませんでした。
面接を受けても箸にも棒にもかからず、早い段階で「就職なんて自分には無理だ」と諦めていました。
そして、「卒業後はアルバイトをしながら自分のやりたいを探そう」と思い、フリーターになりました。
就職するよりもフリーターのほうが、「自由だし仕事も楽だろう」という甘え考えもありました。
そんなこんなでフリーター生活に突入しましたが、結果は想像と大違いでした。
- 給料が低く生活がきつい
- バイト漬けで自由とは程遠い
- 就職した友人や彼女と疎遠になる
- 将来が不安になる
など、散々でした。
フリーター生活が1年過ぎたころには、就活を諦めて後悔することに。。。
とくに辛かったのは、「経済的な不安」と「肩身の狭さ」を痛感したことです。
フリーターと正社員の賃金差は3〜4倍!?
正社員と比べフリーターは、経済的な面で不利です。
以下は、「正社員と正社員以外の賃金(月収)」を年代別に比較したデータです。(青が正社員以外(フリーターなど)、緑が正社員)
20代前半は微差ですが、徐々に賃金の差が広がっていくことがわかります。
ピーク時には、15万円から20万円程度の差が出てしまうケースもあります。
年収では200万円以上も差がつく計算です。
また、フリーターや非正規雇用はボーナスが期待できず、時給もすぐに頭打ちになります。
人が一生に稼げるお金(生涯賃金)も、「正社員とフリーターでは3〜4倍差がつく」と言われています。
【生涯賃金について】
- フリーター:5000〜8000万円
- 正社員:2億〜3億円
参照データ:JAICより一部抜粋
僕はひとり暮らしをしていたので、貯金もできず生活費でギリギリ。
自由な生活とは程遠い「バイト漬け」の毎日でした。
職業=フリーターは肩身が狭い
また、職業が「フリーター」という肩書は、想像以上に肩身が狭いものでした。
仲の良かった友人たちは新卒で正社員になり、「自分だけフリーターだ」という劣等感を感じました。
親や親戚と顔を合わせるのも苦痛で、実家にもなかなか帰れず。。。
恥ずかしい話ですが、当時付き合っていた彼女とも、就職しなかったことが原因で別れることになりました。
また、社会的な信用度も低いため
- クレカがつくりにくい
- ローンが組みづらい
- アパートを借りる時など
審査が厳しい
など、不都合なこともあります。
もちろん、これは僕個人が感じたことで、「就職しない=ダメ」と言うつもりはありません。
たとえフリーターになったとしても、
- どうしても叶えたい夢がある
(音楽をやりたいなど) - 資格をとって職に就く
- 留学がしたい
など、なにか目標があるなら全く違う印象があるかもしれません。
ですが、「就職なんて無理!」と投げ出してしまうと様々なデメリットや後悔につながる可能性があるのは事実です。
就活を諦めるのはもったいない
というわけで、僕が言いたいのは就活を諦めるのはもったいないということです。
就活を諦めて既卒になったりフリーターのまま年齢を重ねてしまうと、就活のハードルはさらに上がります。
仕事も選べなくなってしまいます。
新卒の就活は一度切りのチャンスですし、すでにフリーターの方も年齢が若いうちなら巻き返しはできます。
なので、「就活なんて無理だ」と諦める前にもうひと頑張りしてみましょう。
【無理と思う必要なし】就活の不採用は自分に非がない場合もある
最初に考えたいのは、不採用は自分のせいとは限らないということです。
就活がうまくいかないと、
自分に価値が無いからだ
自分が嫌になる。。。
このような自己嫌悪に陥る人は多いはずです。
その自己嫌悪のせいで、「就活なんて無理だ」と悩んでしまうわけです。
しかし、不採用になる原因の全てが応募者側にあるとは限らないということをご存知でしょうか。
もちろん、企業の採用担当者は面接の内容を見て採否を判断します。
ですが、応募者の能力や面接時のアピールだけでなく、
- 会社の都合
- 社長の一声
- 面接官の好み
などで採用が決まってしまうケースもあります。
すべての面接官が「採用のプロ」というわけではありませんし、面接経験が浅かったり色眼鏡で応募者を見る人もいます。
また、僅差で泣く泣く別の応募者に決めていることもあります。
なので、不採用になったからといって、100%自分が悪いとは限りません。
面接のブラッシュアップは必要ですが、過度に自分を責める必要がないことは頭に入れておきましょう。
諦めなければ就職チャンスはある
ところで、すでにご存知の方は多いかもしれませんが、現在は新卒の就職率が非常に高い水準にあります。
厚生労働省が発表したデータによれば、大卒者の就職率は96%という高い数字です。
就職率概要
- 大学(学部)は96.0%
- 短期大学は96.3%
- 大学等(大学、短期大学、高等専門学校)
全体では96.3%- 大学等に専修学校(専門課程)
を含めると95.8%
また、近年は人手不足を抱える企業も多く、日本商工会議所が調査したデータでは、中小企業の50%以上が人手不足となっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
つまり、新卒にも既卒・フリーターにも就職チャンスはたくさんある裏返しです。
なので、「もう無理だ」と諦めずにまずは前向きになることが大切です。
【就活なんて無理と嫌気が差したら】クールダウンの時間を作る
2つ目に考えてほしいのは、あえてクールダウンの時間を作ることです。
先程、「就活を諦めずにもう一度チャレンジしてほしい」と言いましたが、
- 面接では空回り
- 届くのはお祈りメール
- 周りはみんな就職を決めた
こんな状態では、誰だって「就職なんてもう無理だ」とやる気を失います。
そんなときは焦らずに立ち止まり、心を落ち着かせる時間を作ることをおすすめします。
例えば、
- 好きなことだけする
- ひたすら眠る
- 小旅行に出かける
など、心のエネルギーを充電できる時間を2〜3日設けましょう。
まずはリフレッシュする時間を優先することが大切です。
気持ちが落ちていても、2〜3日心を休ませると自然にエネルギーは戻ってきます。
就活を成功させるための秘訣は、結局のところ「諦めないこと」です。
「もう無理だ」と心が苦しくなったら、気持ちをクールダウンする時間を確保して、冷静に就活と向き合いましょう。
就活がうまくいかない=大きく成長するチャンス
ところで、就活がうまくいかない人は成長の機会を得ていることをご存知でしょうか?
人間は、物事がうまくいかなかったり悩んだ分だけ、大きく飛躍できます。
例えば、何の苦労もせずに内定を取った友人がいたら、「羨ましい」と思うかもしれません。
しかし、苦労して内定を勝ち取った人のほうが、
- 喜び
- 人間的な成長
- 周りの評価
は断然上です。
つまり、今就活がうまくいかない人は
- 自信をつけるチャンス
- 成長するチャンス
- 人間的に一回り
大きくなるチャンス
を得ているのと同じです。
なので、就活なんて無理だと諦めずに、「成長するチャンス」と前向きに捉えてみてください。
【本当に無理!?】就活がうまくいかない原因を考える
3つ目に考えてほしいのは、就活がうまくいかない原因です。
例えば、あなたはアクションゲームをしています。
もし、いつも同じところでゲームオーバーになってしまったら、何か別の作戦を考えますよね。
同じことを永遠と繰り返しても、一生ゲームをクリアできないからです。
就活もそれと似ていて、「無理だ」「うまくいかない」と思ったら、試行錯誤することがとても大切です。
そもそも就活のエントリー数(応募数)は足りているか
就活がうまくいかない原因のひとつは、エントリー不足です。
以下のデータは、転職サイトのマイナビが調査した「新卒就活者のエントリー平均数」です。
- エントリーした会社 26.3社
- 今後の予定社数 16.4社
引用データ:マイナビニュースより一部抜粋
新卒の就活生は、約26社+約16社で平均40社以上エントリーしていることになります。
「数撃てば当たる」ではありませんが、ある程度エントリー数を稼がないと、就活の内定率は上がりません。
場数を踏むことで就活のコツが掴めるというメリットもあります。
なので、エントリー数が平均を下回っている場合は、もっと積極的にエントリー(応募)をしてみることからはじめましょう。
【高すぎる理想とブレた軸】就活を成功させるのは無理!?
2つ目の就活がうまくいかない原因は、高い理想とブレた軸です。
就活は、今後の人生を大きく左右するイベントです。
そのため、「良い企業に就職したい」「絶対にこの業界に入りたい」など、理想をもつのは悪いことではありません。
ですが、その理想が高すぎたり軸がブレてしまうと、就活が無理に思えてしまいます。
- 理想ばかり追い求めていないか
- 応募先は自分の能力に適切か
- 本当に入社したい会社か
などをもう一度考えてみてください。
最初から100%自分の理想を叶える人よりも、
- まずは社会人になる
- 2〜3年経験を積む
- 希望する仕事に転職・キャリアアップ
というケースが圧倒的に多いと言えます。
就活をゴールと考えず、長い目で自らのキャリアを考えることも必要です。
また逆に
自分には無理だ
絶対にブラックだ
このように、最初から可能性を閉ざす姿勢も内定を遠ざけてしまいます。
仕事は、実際にやってみなければ向き不向きは分からないですし、イメージで決めつけるとチャンスを逃してしまいます。
もちろん、きちんと情報収集することは前提ですが、様々な可能性を検討して視野を広げることは大切です。
【就活の難所は面接】どうしても面接がうまくいかない
3つ目の原因は、面接です。
就活でもっとも頭を悩ませるのは、やはり「面接」です。
面接がうまくいかないせいで、就活なんて無理だと思った方は多いのではないでしょうか?
逆に言えば、面接をきちんと対策できれば、就活を乗り切れる可能性がグンと上がるわけです。
そこでおすすめしたいのは、ひとりで悩まないことです。
例えば、
- 企業研究
- 好印象を与える自己PR
- 企業別の面接対策
などに自信がもてないなら、客観的なアドバイスをもらいましょう。
具体的には、就職支援サービスを使ってキャリアアドバイザー(担当者)に就活をサポートしてもらうのがベストです。
近年は、新卒者の就活、フリーターや既卒者を対象とした就職サービスが増えています。
希望に合う企業を紹介してくれたり、書類や面接の対策もアドバイスしてくれるため、自然とやる気に繋がります。
- 就活生それぞれに合う
企業を紹介してくれる - ESや履歴書のアドバイス
- 企業とのやりとり
面接のセッティング - 社内見学、業務体験
などをサポートしてくれます。
「就活は無理だ」と考える方の多くは、悩みやプレッシャーをひとりで抱えこんでいます。
ですが、就活をひとりでがんばる必要はありません。
就活に詳しいキャリアアドバイザーの力を借りれば、効率的かつ精神的に余裕をもって就活を進めることができます。
就活をサポートしてくれる人が身近にいれば、
良い報告がしたい
次はいけるかも
など、気持ちに張りが出るのもプラスのポイントです。
就活は自分との戦いと言えるので、モチベーション維持が難しいのはある意味当たり前です。
苦しいときは頼れるものは積極的に頼って、「就活を楽にする」という意識をもつことは非常に大切です。
【就活を無理と諦めない】頼れる就職支援サービス
ちなみに就職支援サービスを使う場合は、それぞれ自分の状況にあった就職エージェントを使うようにしてください。
- 新卒で就職を目指す
⇒新卒者専門のサービス - フリーターや既卒から就職を目指す
⇒未経験者専門のサービス
そうしないと、サービスによっては丁寧なサポートを受けられないこともあるので、就職エージェント選びには注意しましょう。
新卒の就活におすすめできる就職支援サービス
新卒で就職を目指す方が活用すべき就職エージェントは、「ジョブスプリング」です。
ジョブスプリングは、人材サービスを主軸とするHRクラウド株式会社が運営する新卒者向けの就職エージェントです。
丁寧な面談、独自セミナーやイベントの開催が特徴で、ひとりひとりに合う厳選した企業を紹介してくれます。
キャリアプランに寄り添ったカウンセリングをしてくれるので、就活の方向性に悩む方には一押しのエージェントです。
- LINEで登録が可能
- WEBでの面談が可能
となっているので、まずは気軽に登録してみると良いですね。
※会員登録後は03-6261-5989の番号で今後のサポートについて電話連絡があります。
フリーターや既卒の就職におすすめできる就職支援サービス
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。