内定が出ない。
就活なんてやめたい。。。
就職説明会、
面接の繰り返し。
就活がめんどくさい。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
就活がうまくいかないと、「いいかげん就職なんてやめたい!」と思いますよね。
実は僕も就職に苦労したので「めんどくさい」と思う気持ちはよくわかります。
僕の場合、就職を諦めフリーターになり、数年後に就活をリスタート。フリーターから就職をしました。
そんな経験から言えるのは、就活をやめたいと思っても、新卒で正社員になっておいたほうが良いということです。
なぜなら、就職を諦めてフリーターや既卒になってしまうと、後悔する可能性が高いからです。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに
- 就活を諦めるデメリット
- 就活がめんどくさいときに
試してほしい4つの対処法
をまとめました。
【就活を諦めるデメリット】めんどくさいからフリーターや既卒になった後の話
最初にお伝えしたいのは、就活を諦めるデメリットについてです。
冒頭でお話したように、僕は就活をあきらめてフリーターになりました。
最初は、「フリーターでも生きていける」「しばらくは自由に暮らそう」と気楽に構えていました。
しかし、しばらくフリーター生活をして感じたのは様々なデメリットでした。
- 経済的にきつい
- 肩身がせまい
- バイトに追われる
- 彼女・彼氏をつくりにくい
- 就職の難易度が上がる
新卒の就活を諦めた結果、大きな後悔が待っていました。
新卒者の就職率は96%
ところで、近年の新卒(大卒者)の就職率をご存知でしょうか?
厚生労働省が発表したデータによれば、大卒者の就職率は96%という高い数字が出ています。
就職率概要
- 大学(学部)は96.0%
- 短期大学は96.3%
- 大学等(大学、短期大学、高等専門学校)
全体では96.3%- 大学等に専修学校(専門課程)
を含めると95.8%
対してフリーターの就職率は、高くても33%程度というデータがあります。
年齢別フリーターの就職率
- 15~19歳……29.9%
- 20~24歳……32.7%
- 25~29歳……25.5%
- 30~34歳……18.1%
- 35~39歳……15.5%
- 40~44歳……15.6%
データ元が異なるため厳密な比較はできませんが、新卒の就職を諦めてしまうと、就職率が激減することがわかります。
つまり、後になって「就職しよう」と思っても、さらに難しくなってしまうわけです。
また、新卒の就職率が高いということは、就職を諦める人の割合が少ないことの裏返しです。
すると、
新卒で就職しない=珍しい
新卒でフリーター=なにか問題がある
このように見られるケースが多く、肩身の狭い思いをします。
例えば僕は、こんな思いをしました。
就職を諦めたことで
親に合わせる顔がなく
実家に帰れなかった
友人がほとんど就職を決め
孤立してしまった
「今は何してるの?」と
聞かれるたびに憂鬱だった
フリーターから就活をリスタートしたときも、応募企業の面接官に
と聞かれ、フォローが大変でした。
恋愛や人間関係にもマイナスでしたし、後悔は非常に大きいものでした。
正社員との賃金差は3〜4倍になることもある
新卒の就活を諦めると経済的にもデメリットがあります。
以下は、「正社員と正社員以外の賃金(月収)」を年代別に比較したデータです。(青が正社員以外(フリーターなど)、緑が正社員)
20代前半はあまり差がないように見えますが、20代後半からは賃金の差がどんどん広がりはじめます。
ピーク時には、15〜20万円程度の差が出るケースもあります。
年収で200万円以上も差がついてしまうかもしれません。
フリーターや非正規雇用は、ボーナスがなかったり、時給アップも少ない場合がほとんどです。
人が一生に稼げるお金(生涯賃金)も、「正社員とフリーターでは3〜4倍差がつく」と言われています。
【生涯賃金について】
- フリーター:5000〜8000万円
- 正社員:2億〜3億円
参照データ:JAICより一部抜粋
もちろん、賃金が全てではないですし、フリーターにメリットが無いわけではありません。
ですが、就職を諦めてしまうことで様々なデメリットや後悔につながるのは事実です。
僕の経験上、「途中で投げ出したこと・諦めたこと」はあとで必ず後悔します。
未だに「新卒できちんと就活をすればよかった」と悔やむことがあります。
なので、新卒の就職チャンスがあるうちに、ぜひもうひと頑張りしてみてください。
【諦める前にトライ】就活がめんどくさいときに試したい4つの対処法
ではここからは、就活がめんどくさいときに試してほしい4つの対処法をお伝えします。
- 意図的に気持ちを落ち着かせる
- 3年後・5年後の自分を思い描く
- 就活に対する意識を変える
- ひとりで就活をがんばらない
就活をやめたくなったら意図的に気持ちを落ち着かせる
1つ目の対処法は、意図的に気持ちを落ち着かせる時間を作ることです。
きっと今は、
たまらない。。。
もうやめたい!
このように、気持ちがガクッと沈んでいるはずです。
そんな状態では、冷静に「就職」や「自分の未来」について考えることはできません。
ここは一旦就活を忘れて、自分が1番リラックスできることに時間を使いましょう。
例えば、
- 好きなことだけやる
- 小旅行に出かける
- たっぷり睡眠を取る
など、意図的に「心に栄養を与える時間」を作ることをおすすめします。
気持ちが沈んでいるときは、目先のこと(就活がめんどくさい・やめたい)しか考えられず、マイナスにばかり目が行きます。
そんな状態で就活をがんばっても、良い方向には進みません。
なので、積極的に休む時間を作って心のエネルギーを蓄えましょう。
僕は就活がどうしてもうまくいかなかった時期に2泊3日の小旅行に出かけ、気持ちをリフレッシュしました。
自分を見つめ直す時間を作ったことで、就活のプラスになったと感じています。
3年後・5年後の自分を思い描いて就活がめんどくさい気持ちをリセット
就活がめんどくさいなら、3年後・5年後にどうなっていたいかを思い描いてみるのもおすすめです。
きっと、
もう就活をやめたい
就活がめんどくさい
このように、就活に嫌気が指している方は多いはずです。
しかし、就活は本来、
自分の将来を思い描きながら
進路を決める大切なイベント
と言えます。
「内定=ゴール」ではなく、「内定=スタートラインに立つ」というイメージのほうが正しいかもしれません。
なので、就活がめんどくさいときは、就活に対する視点を変える必要があります。
- 3年後・5年後に
どうなっていたいか? - そのために就活は
どんな意味をもつのか?
を考えてみてください。
今がんばったら、5年後に自分はどう成長しているでしょうか?
逆に就活を諦めたら、3年後にどうなっているでしょう?
そもそも自分は、これからどんな生活がしたいだろう?
このように「少し先の自分の将来」を考えることで、就活を客観的に捉えることができます。
やりたい仕事・目的がないなら考えてほしいこと
就職後の将来を思い描くと言っても、
やりたい仕事や目標がない。
だから就活がめんどくさい…
こんなふうに思う方もいるかもしれません。
実は僕も同じような気持ちでした。
しかし、今になって思うのは、やりたいことや将来がわからないからこそ就職して働いてみることが大切だということです。
就職して働くことで、
- 自分はどんな仕事に
向いているのか - どんな分野に
興味があるのか - やりがいや生きがい
などが見えてきたりもするからです。
就活に意味を見出せない場合は、
やりたいことを探すために就職する
というスタンスでもOKです。
就活がめんどくさいなら就活に対する意識を変える
3つ目の対処法は、就活に対する意識を変えることです。
「就活がめんどくさい・やめたい」と思ってしまう背景には様々な理由がありますが、大きな原因は以下の2つです。
- 単純に疲れている・
就活に飽きている - 無理強い感がある
(やらされている感覚)
単純に疲れている(飽きている)場合は、先にお話したように意図的に気持ちをクールダウンする時間をつくることが大切です。
しかし、就活のモチベーションが
はやく自分も。。。
自分もやらなくてはいけない
世間体もある
など、「自分からやりたい」ではなく「無理強い感」「強要感」からきている場合は、就活がめんどくさくなってしまいます。
誰しも、自分が望んでいないことをがんばる気にはなれないわけです。
なので、「無理強い感」や「強要感」を「自分のために就活をする」というモチベーションに切り替えることが大切です。
就職がめんどくさいなんて本当はおかしい!?
そこで考えてほしいのは、本来「就職をめんどくさいと思うのはおかしい」ということです。
先程もお話したように、そもそも就活は、
自分の将来を思い描きながら
進路を決める大切なイベント
です。
自分の将来を決めるための行動ですよね。
つまり、「めんどくさい」「やめたい」と言って就活を投げ出してしまうのは、自分の将来を投げ出してしまうのと一緒なんです。
僕が就職を諦めてフリーターになって後悔したのは、
「新卒はチャンスがたくさんあった」
「就職に恵まれた環境だった」
ということです。
せっかく「新卒カード」というチャンスをもっているのに、将来を投げ出してしまうなんて勿体ないと思いませんか。
なのでもう一度、「就職は自分の将来を決める行動」と考えて就活と向き合ってみてください。
就活をやめたいときはひとりで就活を悩まない
最後の対処法は、就活をやめたいときはひとりで悩まないということです。
- ES書くのに疲れた
- やりたい仕事がない。。。
- 履歴書とか
職務経歴書なんて書けない - 面接がうまくいかない。。。
こうした悩みをひとりで抱え込むと、いくら休んでも考え方を変えても、めんどくさい気持ちは芽生えます。
就活を挫折する可能性も高くなってしまいます。
なので、これ以上モチベーションを下げないためにも、「ひとりで就活をがんばる」という考えを捨てることをおすすめします。
具体的には、就職支援サービスを使ってキャリアアドバイザー(担当者)に就活をサポートしてもらうのがベストです。
近年は、新卒者の就活、フリーターや既卒者を対象とした就職サービスが増えています。
希望に合う企業を紹介してくれたり、書類や面接の対策もアドバイスしてくれるため、自然とやる気に繋がります。
就活をサポートしてくれる人が身近にいれば、
良い報告がしたい
次はいけるかも
など、気持ちに張りが出るのもプラスのポイントです。
就活は自分との戦いと言えるので、モチベーション維持が難しいのはある意味当たり前です。
苦しいときは頼れるものは積極的に頼って、「就活を楽にする」という意識をもつことは非常に大切です。
就活のモチベーションが上がる就職支援サービス
ちなみに就職支援サービスを使う場合は、それぞれ自分の状況にあった就職エージェントを使うようにしてください。
- 新卒で就職を目指す
⇒新卒者専門のサービス - フリーターや既卒から就職を目指す
⇒未経験者専門のサービス
そうしないと、サービスによっては丁寧なサポートを受けられないこともあるので、就職エージェント選びには注意しましょう。
新卒の就活におすすめできる就職支援サービス
新卒で就職を目指す方が活用すべき就職エージェントは、「ジョブスプリング」です。
ジョブスプリングは、人材サービスを主軸とするHRクラウド株式会社が運営する新卒者向けの就職エージェントです。
丁寧な面談、独自セミナーやイベントの開催が特徴で、ひとりひとりに合う厳選した企業を紹介してくれます。
キャリアプランに寄り添ったカウンセリングをしてくれるので、就活の方向性に悩む方には一押しのエージェントです。
- LINEで登録が可能
- WEBでの面談が可能
となっているので、まずは気軽に登録してみると良いですね。
※会員登録後は03-6261-5989の番号で今後のサポートについて電話連絡があります。
フリーターや既卒の就職におすすめできる就職支援サービス
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
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- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
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登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
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以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。