転職に失敗するのが怖い…
失敗だけは避けたい…
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
転職にはリスクがつきものです。
今の仕事を辞めたいと思っても、なかなか一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか?
僕も転職経験があるのでその気持ちはよくわかります。
そこで知っておきたいのは、「転職に失敗する人の特徴」です。
失敗する人の特徴を押さえれば、転職時に注意すべきポイントが明確になり、転職活動の不安を軽減できます。
この記事では、僕の転職経験と人事目線をもとに「転職に失敗する人の特徴」をまとめました。
- 転職理由が曖昧
- 理想を追い求める
- ネガティブな転職をする
- 目の前の餌に釣られる
- とりあえず辞める
【転職に失敗する人の特徴1】転職理由が曖昧
1つ目の特徴は、転職理由が曖昧だということです。
ところであなたは、「今の会社を辞めたい理由」「転職をする目的」を人にきちんと伝えられるでしょうか?
- 「とにかく辞めたい」
- 「辛いから転職したい」
- 「なんとなく」
など、転職理由が曖昧だと転職活動はうまくいきません。
なぜなら、
- 辞めることが目的になってしまう
- 転職活動が迷走する
- 面接でボロが出やすい
など、転職の失敗に繋がりやすいからです。
「仕事が辛いから」という場合でも、なぜ辛いのかを言語化して、説明できるようにしておくことが大切です。
転職理由を明確にしておけば、「転職活動の軸」ができます。
例えば、
残業が多すぎて辛い
だから転職したい
⇒残業の少ない業界に狙いを定める
情報収集では平均残業時間や
年間休日数などをチェックする
給料が少ないのが不満
だから転職したい
⇒月収○○円以上の求人を探す
業界の平均給与額を調べる
年収アップをエージェントに相談する
このように転職活動の方向性が決まります。
転職に失敗する人は、こうした「軸」が定まらないまま転職活動をしているケースが多いです。
「そんなの当然では?」と思う方もいるかもしれませんが、
- きちんと言語化する
- 紙やメモアプリに書き出す
- 転職理由に優先順位をつける
ここまでしている人は案外少ないはずです。
転職失敗を防ぐためにも、まずは転職理由をハッキリさせることから始めましょう。
【転職に失敗する人の特徴2】理想を追い求める
2つ目の特徴は、理想を追い求めすぎることです。
- やりたい仕事ができない
- 求めていたものと違う
- 思っていたよりも辛い
このように、理想と現実のギャップに苦しみ転職活動をする場合は注意が必要です。
なぜなら、
理想と現実のギャップを埋める方法=転職
とは限らないからです。
どういうことかというと、「やりたい仕事ができない」のは、まだスキルや経験が足りないからかもしれませんよね。
この場合、そもそもスキルや経験不足のため、転職活動をしてもなかなか転職先が決まらない可能性が高いと言えます。
また、「求めていた職場と違う」という場合も、求めるもの自体に無理があったりズレていたら、いくら転職を繰り返しても満足はできないでしょう。
なので、理想と現実にギャップを感じているなら、
- 今の職場で努力できることはないか
- 今の職場ではもう成長できないか
- 自分が会社に求めることは適正か
をよく考え、転職と向き合ってみてください。
とくに20代や30代は、仕事に慣れず苦労したり、やりたい仕事を任せてもらえなかったり、理想と現実にギャップがあることが多いです。
もちろん、転職をしてうまくいくこともありますが、不満だからと転職を繰り返していると「ジョブホッパー」というレッテルを貼られる恐れもあります。
なので、「理想を追い求めすぎていないか」はよく考えることをおすすめします。
関連記事:20代でジョブホッパーになるのはリスキー?【知っておきたい転職回数の考え方】
【転職に失敗する人の特徴3】ネガティブな転職をする
3つ目の特徴は、ネガティブな転職です。
- 退職理由がネガティブ
- 前職(現職)の
不平不満を口にする - 転職を周りのせいにする
このようにネガティブな姿勢で転職活動をすると、
「転職先がなかなか見つからない」
「転職先の条件が下がる」
「退職活動がうまくいかない」
など、転職に失敗する可能性が高くなります。
なぜなら、ネガティブな姿勢で転職活動をすると、ネガティブな感情が面接官や採用担当者にも伝わってしまうからです。
例えば、あなたは企業の面接官だったとします。
面接に来た応募者がこのような発言をしたらどう思うでしょうか?
耐えきれずに退職しました…
しかたなく転職を決意しました。
少々極端な例ですが、同情する余地はあるものの、「この人を雇いたい」とは思わないはずです。
むしろ、
- 雇ったら不満を言うのでは
- 会社の悪口を言われるかもしれない
- 前向きな意欲が感じられない
と不安になるのではないでしょうか。
もちろん、「不満は口にするな」というわけではありませんが、転職活動を成功させるにはすべてを前向きに変換するという思考が大切です。
例えば、
残業が多かった
⇒業務をたくさん経験し
スキルアップに繋がった
手柄を横取りされた
⇒上司とうまくやる
教訓を得た
このように、不満を前向きに変換できるようになると、それだけ転職活動のアピールポイントがどんどん増えていきます。
逆に、不満をネガティブに考えていると「とにかく今の環境から逃れたい」という気持ちばかりが先行し、逃げの転職という印象を与えてしまいます。
なので、転職を失敗しないためにも「転職に関する不満はすべてポジティブに変換してみる」という癖をつけましょう。
【転職に失敗する人の特徴4】目の前の餌に釣られる
4つ目の特徴は、目の前の餌に釣られてしまうことです。
転職活動では、当初の目的を忘れ、目の前の餌に釣られて転職先を決めてしまう人が少なくありません。
例えば、以前から興味のある業界に転職することが目的だったのにも関わらず、
- 給料大幅アップ
- オフィスがおしゃれ
- ネームバリュー高い
こうした理由で全く別の業界に転職してしまう…これが転職失敗に繋がります。
もちろん、給料や労働環境を重視するのが悪いというわけではなく、それが転職の目的であれば問題はありません。
しかし、当初の目的を忘れ、目の前の餌に釣られて転職先を決めると、転職後に
と後悔する可能性が高くなります。
とくに現在の転職市場では、目先のプラス(給料やボーナス、オフィス環境など)をアピールする求人が多いので、自分にとって大切なことをきちんと見極め、転職活動を進めていきましょう。
【転職に失敗する人の特徴5】無計画にとりあえず辞めてしまう
5つ目の特徴は、無計画にとりあえず辞めてしまうことです。
とりあえず辞めたい…
もしもこのように考えているなら注意が必要です。
もちろん、仕事があまりにきつかったりブラック企業で働いているなら、まずは退職して転職活動に充てる時間を確保する必要があるかもしれません。
しかし、基本的に転職先を決める前に現職を辞めてしまうと、転職失敗のリスクが大幅に上がってしまいます。
なぜなら、ブランクができる可能性が高く、採用担当者にも「無計画に転職を進めている」というマイナスの印象を与えるからです。
また、ブランク期間が長くなると、金銭的にきつくなったり「はやく転職先を決めたい」という焦りから、転職先を妥協することにも繋がります。
転職活動は、平均的に2〜3ヶ月かかると言われています。
思うように転職活動が進まない場合は、半年〜1年ブランクが空く方もいます。
なので、まずは在職中にきちんと情報収集をして転職の見通しを立てることをおすすめします。
きっと転職活動をすると言っても、
- 仕事選びがわからない
- 転職活動をする時間がない
- そもそも転職に自信がない
など、なかなか一歩を踏み出せない方は多いはずです。
また、いきなり現職を辞めてしまうと、
- 収入が途絶える
- ブランクが生じる
- 転職を焦ってしまう
など、非常にリスキーです。
僕もはじめて転職をしたときは、相当悩みました。
そんな経験から言えるのは、まずは最低限の見通しを立てたほうがいいということなんです。
情報収集をして転職活動の見通しを立てる
実は、きちんと情報収集をすれば、
- どんな職場が自分に合っているか
- 給料は上がるか
- 今転職すべきタイミングか
など、ある程度の見通しが立ちます。
そうすれば、転職に失敗するリスクは大幅に減ります。
転職の不安は、「この先どうなるかわからない」という不透明な将来にあります。
なので、在職中にきちんと情報収集をして、転職活動の見通しを立てることが大切です。
具体的には、エージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には2〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。