やりたい仕事がない…
東京で就職したい
東京に行って就職したい。
そのほうが楽しそう…
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
地方に住んでいる方のなかには、「東京で暮らすのが憧れ」「東京で就職したい」と思っている方もいるはずです。
実は僕も「田舎出身⇒学校入学のため上京⇒フリーター⇒就職」という経歴なので、その気持ちはよくわかります。
「東京っていいな」って思いますよね。
ですが、地方から上京して東京で就職したいなら、考えておかなくてはいけないことがあるんです。
具体的には以下の7つです。
- なんとかなるはNG
- 東京で働くメリット&デメリット
- 家賃について
- 生活費について
- 通勤事情
- 上京のタイミング
- ひとりで悩まない
【東京は地方に比べると就職しやすい】ただし「なんとかなる」はNG
まず最初に考えてほしいのは、「東京に行けばなんとかなる」という軽い気持ちで上京するのはNGだということです。
たしかに東京は、仕事や就職に関しては様々な意味でトップクラスです。
例えば、地方で
と思って求人を探してもほとんど見つからなかったのに、東京では溢れかえっている、なんてこともあります。
実際、大手転職サイトの「リクナビNEXT」を見ても、東京の求人数は桁が違います。
- 東京の求人数 20099件
(23区・23区以外併せて)- 岩手県の求人数 762件
- 長野県の求人数 1031件
- 静岡の求人数 2155件
- 沖縄県の求人数 548件
僕も地方出身なので、東京の求人の多さに驚いた記憶があります。
求人数だけでなく、選べる職種や業界も非常に多いです。
しかし、「とりあえず東京に行けば就職できる・なんとかなる」という軽い気持ちで東京に向かうのはリスキーです。
いくら求人が多くても、きちんと準備をしないとなかなか内定をもらえなかったり、「東京の暮らしが肌に合わなかった」という場合もあるからです。
僕自身、学校入学のために上京しましたが、卒業後はフリーターになり、そこから就職するのはかなり苦労しました。
なので、「東京に行けば就職はなんとかなる」「とりあえず東京に行ってから考えよう」と思わず、最低限の準備を整えて上京することをおすすめします。
地方から上京して就職するなら【東京のメリットとデメリット】を押さえる
次に考えておきたいのは、東京で就職するメリットとデメリットです。
「東京で就職したい」と考えている方の大半は、上京するメリットだけに意識が向きがちです。
もちろん、東京で暮らすメリットはたくさんありますが、当然東京で就職するデメリットもいくつかあります。
【知っておきたい】東京で就職するメリット
では、どんなポイントが「東京で就職するメリット」なのでしょうか。
人それぞれにメリットはあると思いますが、東京で10年以上暮らした僕が感じたメリットは以下の通りです。
- 求人数が多く就職しやすい
- 他県に比べて給料は高い傾向
- 仕事のスケールが大きい
- プライベートが充実しやすい
- 自分らしく生活できる
言うまでもなく東京は、「求人数全国No.1」「平均年収額全国No.1」の地域です。
日本のなかでもっとも求人が多く、平均年収が高いということは、
- 就職・転職がしやすい
- お金を稼ぎやすい
- キャリアが充実しやすい
という裏返しでもあります。
さらに、東京には有名企業や大手企業が本社やオフィスを構えているので、
- スケールが大きい仕事
に携われる - さまざま種類の仕事に
挑戦しやすい
とも言えます。
また、プライベートの楽しみが多いのも東京で暮らすメリットだと感じています。
例えば、
雑誌やTVで紹介された
有名店にすぐ行ける
ライブコンサートや舞台など
イベントが豊富
流行の最先端を
いち早く体験できる
など、さすがは「日本の首都」です。
また、人口が多く色々な人が集まっているので、
- 面白い人に会える
- 出会いが多い
- 他人をあまり気にしなくていい
というのも、東京ならではですね。
「地方に住むより自分らしく生きられる」と感じる人も多いかもしれません。
【おさえておきたい】東京で就職するデメリット
では、逆にどんな部分が「東京で就職するデメリット」なのでしょうか?
僕が感じるデメリットは、以下の通りです。
- 生活コストが高い
- 人が多い・混雑
通勤のストレスある - 人によっては孤独を感じる
- 一度東京で就職すると
抜け出しにくい
まず、東京は生活コストの高さが大きなデメリットです。
後ほど詳しくお話しますが、東京の物価指数は全国でNo.1。
とくに家賃の高さは、地方から上京する人にとって大きな負担になるはずです。
ちなみに物価指数というのは、物価の変動を総合的に示す指数です。
【物価指数とは】
物価の変動を総合的に示すための指数。
ある場所におけるある時点の財・サービスの価格を基準(普通100)として、その後の動きを基準時との比較で示す。
簡単に言うと、物価指数が高いと生活コストは高くつく傾向にあります。
また、「人口が多い」ということは、メリットでもありデメリットにもなります。
例えば、東京に友人が全くいない状態で上京すると、
誰も自分を知らない…
逆に寂しい。。。
このような孤独を感じる人も多いと言います。
東京に住むなら、積極的に友達作りをしたり、同じ趣味の仲間が集まるコミュニティに参加するなど、人間関係を育む努力は必要です。
そして、一度東京で就職をして生活の基盤ができると、地元に帰るのは難しかったり大変だということもおさえておくべきです。
先のことを考えるのは難しいと思いますが、
- 親の面倒を見ることになったら?
- 結婚後に住む場所を
変えることになったら? - ずっと東京に住むのか?
など、「将来の自分」についてもサラッと考えておくと後々人生設計がしやすいはずです。
【上京前に知っておきたい】東京の平均家賃
3つ目に考えておきたいポイントは、東京の家賃についてです。
東京で就職する場合、当然ながら東京にアパートやマンションを借りて住む方が大半だと思います。
せっかく東京に住むなら、「憧れの街で暮らしたい」と考える人もいるはずです。
しかし、先にお話したように東京は生活コストが高い地域です。
とくに家賃相場は、地方とは比べ物にならないくらい高めに設定されています。
「人気がある地域」もしくは「駅近」に住むとなると、さらに家賃が跳ね上がってしまいます。
場合によっては、「家賃のために働く」という状況になりかねないので注意が必要です。
東京で就職先を探すなら家賃補助や住宅手当があるかをチェック
ここで、賃貸ポータルサイトのHOME’Sが調査したシングル向けの「人気の市区町村平均家賃」「人気の駅 平均家賃」のデータをチェックしてみましょう。
人気の市区町村 平均家賃
- 新宿区 9.78万円
- 中野区 8.55万円
- 渋谷区 11.16万円
- 中央区 10.46万円
- 港区 12.27万円
人気の駅 平均家賃
- 吉祥寺駅 8.31万円
- 池袋駅 9.6万円
- 恵比寿駅 12.24万円
- 中目黒駅 12.62万円
- 早稲田駅 8.78万円
全国の平均家賃(単身世帯・勤労者世帯)は、4万7,638円というデータがあるので、東京の人気地域はずば抜けて高いことがわかります。
もちろん、
- 都心部から遠い
- 駅から離れた物件
- 築年数が古い
など、条件を絞って探せば東京にも安い物件はあります。
しかし、毎朝通勤に何時間もかかったり、駅から30分歩かなくてはいけない、帰宅するとボロアパート、というのはさすがに辛いものがありますよね。
「夢の東京生活」には程遠いはずです。
なので、東京の就職先を探す場合は、給料や仕事内容、会社のネームバリューだけでなく、
- 家賃補助
- 住宅手当
などの福利厚生がある会社をチェックしてみるのもおすすめです。
家賃に関する手当をもらえると、東京の生活コストをグッと抑えることができます。
【東京の憧れの街に住みたい】家賃を抑えるテクニック
もしどうしても憧れの東京の街に住みたい場合は、「最寄り駅にこだわらない」ということも家賃を抑える方法です。
というのも、東京の場合、地方と比べて1駅の間隔が近かったり、別の路線がすぐ近くを走っていたりします。
家賃は、都心や人気駅から1駅、2駅離れるだけでも大きな差が生まれます。
例えば、住みたい街の上位に常にランクインしている「吉祥寺駅」の平均家賃相場は、8.31万円です。
しかし、2駅下った場所にある「東小金井駅」の平均家賃相場は、6.59万円。
なんと、約2万円も家賃が安いことになります。
2駅程度であれば、自転車でも余裕で行ける距離ですし、電車でも5分程度しかかかりません。
つまり、最寄り駅にこだわらなければ、憧れの街の近くで家賃を抑えて住むことも可能なんです。
「どこに住んでるの?」と尋ねられたときも、
と答えることができますし、
人気駅の近く=便利・いいところ
というイメージが強いため、ポジティブな反応をもらえたりもします。
【地方とはどう違う!?】東京の一人暮らしにかかる生活費を知る
次に考えておきたいポイントは、東京の一人暮らしにかかる生活費です。
当然一人暮らしは、「家賃」以外にもいろいろな出費があります。
以下は、家賃を除いた一人暮らしにかかる平均的な生活費を調査したデータです。
食費 44,048 水道光熱費 7,265 生活用品費 3,682 被服費 8,217 保健医療費 4,580 交通費 20,488 通信費 6,717 娯楽費 20,096 その他(理美容・交際費) 23,774 合計 138,867 (単位:円)
生活費は人によって差が出るためあくまでも目安ですが、平均的には14万円程度かかることがわかっています。
ここに家賃が入るので、最低でも20〜22万円程度の収入がほしいところです。
上京にかかる初期費用もチェックする
また、地方から状況して東京で一人暮らしを始めるときに忘れてはいけないのが
- 敷金や礼金
- 引越し代
- 家具や家電
などの初期費用です。
最初はどうしてもお金がかかるので、なるべく安く済む方法がないかを考えてみることも大切です。
例えば、
- 敷金や礼金の
負担が少ない物件を探す - フリーレントなどの
特典のある物件をチェックする - 引越し業者を
きちんと比較してみる
こうした情報収集は欠かせません。
初期費用は金額が大きいだけに、ちょっとしたことで数万円から数十万円の差が出るケースのあります。
【地方出身者には過酷】東京で就職するなら満員電車について知ろう
次に考えておきたいのは、東京の満員電車についてです。
東京で就職する場合、深夜勤務やよほど都心から離れたオフィスでは無い限り「満員電車」で通勤することになります。
そんな心配するほどなの?
と思うかもしれませんが、東京の通勤ラッシュは非常に過酷です。
「慣れる」「これが日常」と言う人もいますが、実は通勤ラッシュでかかるストレスは「戦場の戦闘機パイロット以上」とも言われています。
甘くみるのは禁物です。
実際に僕は、どうしても通勤ラッシュに耐えられなくなり、わざと早朝の空いている時間帯に出勤していた時期があります。
とくに地方から上京した直後は、環境に適応できずストレスで体調を崩したり、会社に出社しただけでヘトヘト、なんてことも考えられます。
なので、東京の就職先を探す場合は、仕事内容や給料、福利厚生はもちろんですが、
- 通勤時間
- 会社の所在地
(混雑する地域かどうか) - 電車やバスの利便性
- リモートワークが
進んでいるか
なども考慮することをおすすめします。
【上京するタイミングはいつ!?】就職先を決めてから東京がおすすめ
6つ目に考えておきたいのは、上京するタイミングです。
もしかすると、地方から上京して東京で就職したい方のなかには、
就職先を見つければいいか
と考えていたり、もしくは、
東京に行って
しばらくはフリーター
でもいいかな…
と考えている人もいるかもしれません。
もちろんそれもひとつの方法ですが、先ほどもお伝えしたように「とりあえず上京する」というのは非常にリスキーです。
また、フリーターとして東京で暮らすのはおすすめできません。
なぜなら、あとで後悔する可能性が高いと思うからです。
と言うのも、僕は学校卒業後に東京でフリーター生活をしていましたが、生活費を稼ぐため、「フリーター」なのに、
- 休みがほとんどない
- 遊びにもいけない
- 自由がない
こんな状態でした。
当然貯金は出来ず、単純作業を繰り返すアルバイトでスキルも上がらず。。。将来に対する不安だけが日々募っていきました。
こうなってしまうと、東京生活は全く楽しいものではありません。
なので、「就職先を決めてから東京に引っ越すのがベスト」ということは頭に入れておいてください。
タイミングとしては、「就職先が決まったら上京」という流れが理想です。
少なくとも、就職先の情報収集をして、面接の目処が立った段階で上京に向けて動き出すことをおすすめします。
住む場所を先に決めると生じるリスク
仮に就職を決める前に東京で住む場所を決めてしまった場合は(引っ越しを先にした場合)どんなリスクが生じるのでしょうか?
以下のようなリスクが考えられます。
- 就職先がアパートから
通勤しやすい地域に
限定されやすい - 就職先が遠くなった場合
電車の乗り換えやラッシュが大変 - 就職がなかなか決まらないと
フリーターになってしまう
もちろん、地方にいる段階で東京の就職先を探すと、
- 面接のために一度
上京しなくてはいけない - 時間やお金が余計にかかる
といったマイナスもあります。
しかし今は、リモート面談の企業もありますし、完全に上京してしまってから
自分に無理だ。。。
フリーターになってしまった
となるよりは、遥かにダメージが少なくて済みます。
【東京への就活を成功させるカギ】地方から上京して就職する悩みはひとりで抱えない
最後に考えておきたいポイントは、上京して就職する悩みや不安はひとりで抱えないということです。
たとえ「東京で就職したい!」と思っていても、慣れ親しんだ土地を離れるのは、誰にとっても不安です。
まして、就活も同時に行うわけなので、様々な悩みもあるはずです。
- 東京のどんな企業に
就職したらいいのか? - 住む場所はどの辺がよいか
- 企業とのやりとりは
どうしたらいい?
など、不安は尽きないはずです。
もちろん、求人情報サイトなどをチェックすれば、たくさん求人は掲載されていますが、「本当に良い会社なのか?」「自分に向いている職場なのか?」と悩みますよね。
土地勘がない地域だと、就職のイメージも掴みにくいはずです。
なので、上京して就職する不安や悩みをたったひとりで抱えるのはやめましょう。
ひとりで就活を進めても、個人で出来る情報収集には限界があります。
今は、地方から東京への就職をサポートしてくれるエージェント系サービスも増えています。
エージェント系サービスというのは、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントと呼ばれる担当者が、
- 希望に合う求人を
紹介してくれる - 応募する企業の細かな情報を
おしえてくれる - 企業とのやりとりを
代わりにやってくれる
など、就活サポートを無料で行っているサービスを指します。
エージェント系のサービスに登録して、
東京で就職したいと
思っているんです。
と相談すれば、
- 適正に合う求人企業を
紹介してくれる - 職場はどんな場所か
教えてくれる - 上京して就職する場合の
注意点アドバイス
などを一から詳しくサポートをしてくれます。
地方から上京する場合、こうした東京の求人企業の「生の情報」は、就活成功を大きく左右します。
東京の就職に強いエージェント系サービス
では最後に、東京の就職に強くサポートが丁寧なエージェントをお伝えしておきます。
エージェントは複数活用(3社程度)すると就職チャンスは増えますが、まずは1社に登録して、どのようにサポートが進むのか体験してみるのもおすすめです。
東京の就職に強いエージェント系サービスのなかで信頼度とサポート力が高いのは、「ジェイック」という就職エージェントです。
ジェイックは、フリーターや既卒者など、未経験者の就活を専門にしているサービスです。
- エージェントが初めてでも
相談しやすい - 離職率の低い企業を
紹介してもらえる - 無料の就職講座を実施している
といった特徴があります。
厚生労働省委託業者が全国で43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」に認定されているため、安心して利用できます。
会員登録も以下のような登録フォームから1分程度で簡単に終わります。
登録するとジェイックの担当者から連絡が来るので、「上京して就職したい」と相談してみてください。(※条件はありますが、ジェイックは宿泊費・交通費サポートも行っています。)
賢く活用して東京の就活を有利にしましょう。
『地方から上京して東京で就職したいなら考えたい7つのポイント』まとめ
いかがでしたか?
「地方から東京で就職するときに考えておきたいこと」をお話しました。
繰り返しになりますが、東京は就職チャンスがたくさんありますが、きちんと準備をして就活を進めることがとても大切です。
- なんとかなるはNG
- 東京で働くメリット&デメリット
- 家賃について
- 生活費について
- 通勤事情
- 上京のタイミング
- ひとりで悩まない
【ジェイック JAIC】
…東京の就職に強い・未経験でもしっかりサポートしてくれる
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。