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派遣とフリーターどっちで働くべきか【比較しながらおすすめの働き方を解説】

派遣とフリーターどっちで働くべきか【比較しながらおすすめの働き方を解説】
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フリーターと派遣、どっちで働くべきなんだろう。。。
おすすめってある?

こんな悩みを解決する記事です。

 

ゆうき
ゆうき
はたらくスイッチへようこそ!
管理人の「転職サポーターゆうき」です!

フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。

結論から言うと、派遣とフリーターで「こっちが絶対に良い」という明確な答えはありません。

派遣とフリーターそれぞれのメリットを考えて「どっちが自分に合っている働き方か」を見極めることが大切と言えます。

 

この記事では、

  • 派遣とフリーター3つの視点での比較
  • 派遣とフリーターそれぞれのメリット
  • 管理人が個人的におすすめできる働き方

をお伝えしていきます。

ゆうき
ゆうき
サクッと読めるので参考にしてください!

3つの視点で派遣とフリーターを比較

最初に、派遣とフリーターの働き方を次の3つの視点で比較してみることにしましょう。

  1. 給料・待遇
  2. 将来性
  3. 働きやすさ

派遣とフリーターの『給料』

労働者派遣事業報告書のデータを見ると、派遣社員の1日あたりの平均賃金(8時間労働)は11,617円と言われています。

1ヶ月あたり20日働く計算だと、平均月収は232,340円。年収にすると2,788,080円になります。

ざっくりした数字ですが、派遣社員の平均年収は約280万円ほどです。

 

対してアルバイトは、明確なデータはありませんが、賃金構造基本統計調査の「正社員以外の賃金」を調べたデータを参考にしてみましょう。

20歳~24歳:17万3,400円

25歳~29歳:19万2,400円

30歳~34歳:20万600円

35歳~39歳:20万4,800円

このように、だいたい月収20万円前後ですね。

こちらもざっくりした数字ですが、フリーターの平均年収は240万円ほどだということがわかります。

 

派遣とフリーターの給料(年収)を比較してみると以下のような結果になります。

派遣社員

  • 月収 約23万円
  • 年収 約280万円

フリーター

  • 月収 約20万円
  • 年収 約240万円

ただし、フリーターの場合は社会保険に加入できないケースが多く、所得税や住民税の支払い等も加味すると、月収の80%程度が手取り額と考えたほうが無難です。(平均月収で約16万円程度ですね)

また、給料は派遣・フリーター共に「時給制」がほとんどですが、派遣社員のほうが高時給の仕事が多い傾向にあることも押さえておきましょう。

 

ボーナスや退職金に関しては、派遣もフリーターも期待はできません。

ただし、派遣社員は条件を満たせば、「有給休暇の取得」「社会保険の加入」が可能なケースは多いです。

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派遣とフリーターの『将来性』

派遣社員は、契約期間が数ヶ月単位で決められているケースがほとんどです。

労働者派遣法では、派遣社員が同一の派遣先企業で働けるのは3年まで。同じ会社で3年勤務した場合は、

  • 他の派遣先で働く
  • 正社員契約に切り替える

どちらかを選ぶ必要があります。

 

対してフリーターは、アルバイト契約の条件はまちまちです。

期間が決まっているケースもあれば、長期で働けるアルバイトもあります。

言ってしまえば、「アルバイト先次第」です。

契約条件については、面接時によく確認することが大切ですね。

 

また、キャリアを意識する場合は、アルバイトよりも派遣のほうが有利と言えます。

  1. 希望する業界でいろいろな派遣経験を積んでいく
  2. 派遣会社であなたに対する評価が上がる
  3. 良い派遣先を紹介してもらえる可能性UP
  4. キャリアアップで有利になる

このように、うまくいけばステップアップできるからです。

 

ただし、将来性という意味では、派遣もフリーターも不安定な面があるということは頭に入れておいたほうがいいですね。

なぜなら、会社の業績が悪くなった場合、真っ先に契約を打ち切られるのは、派遣社員やアルバイトだからです。

いずれにしても、派遣とフリーターは将来性で不安を感じる可能性が高いことは知っておきましょう。

派遣とフリーターの『働きやすさ』

派遣社員は、「登録した派遣会社に雇用され、派遣先で働く」という雇用スタイルです。

そのため、

  • 派遣先でトラブルがあったとき派遣会社に相談できる
  • 契約上での業務のみ行えば良い
  • 人間関係のわずらわしさが少ない

などの「働きやすさ」があります。

 

一方フリーターの場合は、アルバイト先に直接雇用されるため、良い雇用主に当たれば融通が効くというメリットがあります。

さらに、

  • シフトを自由に組みやすい
  • 仕事の掛け持ちがしやすい
  • 急な予定変更に対応してもらいやすい

など、派遣社員よりも自由度は高いですね。

また、派遣社員もフリーターも、基本的には残業や転勤はなく、プライベートを優先しやすい働き方と言えます。

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派遣とフリーターそれぞれのメリット

さてここまで、派遣とフリーターを3つの視点で比較しましたが、最初にお話したとおり、それぞれのメリットを考えて「どっちが自分に合っているか」を見極めることが大切です。

派遣とフリーター、それぞれのメリットを下記にまとめてみました。

派遣社員で働くメリット

  • 期間を決めて働ける
  • 希望に合う仕事を探しやすい
  • 契約した業務に集中できる
  • 人間関係の煩わしさが少ない
  • 未経験OKの仕事が多い
  • いろいろな経験を積んでキャリアアップできる

派遣社員の大きなメリットは、自分の希望に合った仕事を選びやすいことです。

未経験OKの仕事が多く、派遣会社の担当者が希望やスキルに合った職場を探してくれるので、理想の環境を実現しやすいとも言えます。

雇用期間が決まっているので、仮に仕事が合わなかったとしても契約更新のタイミングで別の仕事を選べばOK。精神的にも楽です。

正社員とは異なり、基本的には契約した仕事だけやればいいので、上司に気を使ったり人間関係で悩まずに済むのもメリットではないでしょうか。

 

また、雇用主は「派遣会社」なので、

  • 派遣会社の研修等が受けられる=スキルアップが可能
  • 派遣先での悩みや不満を派遣会社に相談できる
  • 正社員では難しい企業で働くチャンスもある

こういったメリットがあることも知っておくといいですよ。

フリーターで働くメリット

  • 仕事のプレッシャーが少ない
  • シフトを自由に組める
  • 未経験でもチャレンジしやすい
  • 仕事を辞めやすい
  • 掛け持ちができる
  • いろいろな業界を経験できる

フリーターの大きなメリットは、自由に働けることです。

大抵のアルバイトは、週3で1日8時間、週5で1日5時間など、シフトをある程度までは自由に組めますし、掛け持ちで働くこともできます。

 

また、派遣社員よりも

  • すぐに働ける(即日勤務できるなど)
  • 退職しやすい(辞めやすい)

など、自由度が高いと言えます。

また、アルバイトであれば職を転々とすることも珍しくはないので、様々な業界を覗くことができるのもフリーターのメリットと言えるかもしれません。

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派遣とフリーターどっちで働くべき!?自分にとって何が1番大切かを考えてみる

ここまで派遣とフリーターのメリットをお伝えしましたが、どっちが自分に合っているか見えてきましたか?

迷う場合は、「自分にとって何が1番大切か」をよく考えてみてください。

シンプルに言えば、

  • とにかく自由に働きたい=フリーター
  • 希望と収入・待遇等のバランスを取りたい=派遣社員

このような選択肢になるはずです。

安易にフリーターになるのはリスキーだという話

では最後に、僕なりの考えをお話します。

最初にお伝えした通り、派遣とフリーターどっちを選ぶべきかは人それぞれです。自分に合う働き方を選ぶことが大切です。

けれど、学校卒業後にバンドマンフリーターになり、既卒で就職をした僕の経験から言わせていただくと、、、

安易にフリーターになるのは非常にリスキーです。

とくに、

「いつかは正社員になりたい」

「ずっとフリーターをするつもりはない」

「正社員よりも楽だと思うから」

このように思っているなら、フリーターではなく派遣社員になることをおすすめします。

 

たしかに、フリーターは派遣社員よりも自由が効くので働きやすいですし、20代前半のうちは給料差も気にならないので「アルバイトで十分」と思いがちです。

ですが、20代中盤以降は同年代正社員との給料差は大きく広がりはじめ、将来への不安も大きくなります。

フリーター期間が長いと、正社員として就職するのもしんどくなります。

自由に働けますが、正直言ってフリーターの将来は明るくありません。

 

なので、フリーターか派遣かを迷って答えが出ないのであれば、まずは派遣会社に登録して仕事を紹介してもらうことをおすすめします。

派遣社員のほうが、給料や待遇は恵まれていますし、キャリア的にもフリーターよりはスキルを積みやすい環境で働けるため、後々後悔する可能性が低いはずです。

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