31歳になってしまった。
このまま就職できないかも。。。
職歴なしフリーター…
正社員になるのは無理?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
30代になると「フリーターから就職できるのか」「この先どうなるのか」不安ですよね。
僕も就職する前はフリーターだったので、「正社員なんて無理ゲーだ」「就職先はブラックしかない」と思っていました。
しかし、31歳や32歳ならまだまだ就職チャンスはあります。
頑張り次第でなんとでもなる年代です。
ただし、きちんとコツを押さえて「短期決戦」で就職を考えることが大切です。
そこでこの記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに「31歳・32歳のフリーターから正社員を目指すコツ」をまとめました。
- まずは1日も早く動き出す
- 3ステップでマイナスをプラスに変える
- 職歴なしが就職しやすい仕事にチャレンジ
- フリーター経験の上手なアピール方法
- 闇雲にひとりで就活を進めない
関連記事:早く就職したいフリーターがやるべき5つのこと【すぐ正社員になりたいなら必見】
就職できないと悩まず「今すぐ」動き出す【31歳・32歳のフリーターが正社員を目指すコツ】
まずは、就職できないと悩むのはやめて1日も早く動き出すことを目標にしましょう。
基本的に就活は、年齢が若いほど有利になる傾向にあります。
なぜなら企業は、
- ポテンシャル(将来性)
- 熱意
- 素直な人柄
などを重視するため、年齢が若い人材を優先的に採用することが多いからです。
そのため、フリーターが応募できる「未経験OKの求人」は、年齢が上がるにつれてどんどん限られてしまうんです。。。
さきほど、「31歳、32歳なら就職チャンスはある」と言いましたが、いつまでも悩んでいたら就職チャンスは減っていくだけです。
なので、就活を後回しにするのは止めて「今すぐに」就活をスタートさせることが大切です。
これがラストチャンス!「就活」を前向きに考える
31〜32歳のフリーターに
就職チャンスはあるの!?
と不安を感じる人もいるはずです。
たしかに、30歳を超えると就職が難しくなるのは事実です。
20代のころと比べて、年齢で落とされる可能性も高くなっています。
しかし、本当に求人がガクッと減るのは「35歳」からです。
採用の場では昔から、35歳が転職できる限界の年齢と言われているのをご存知でしょうか?(35歳転職限界説)。
現在は、年齢関係なく転職をするのが当たり前になってきてはいますが、35歳以降は転職が厳しくなるのはさほど変わっていないと言えます。
とくにフリーターから正社員になる場合は、さらに厳しいのは言うまでもありません。
なので、31〜32歳は「これが最後のチャンス」と考えて就活を進めることが大切です。
現在は未経験者が就職しやすい状況になっている
ここでもうひとつ押さえておきたいのは、近年は、
- 人手不足
- 雇用環境の変化
などが理由で、未経験者が就職しやすい環境になっているということです。
日本商工会議所が調べた「人員の過不足について」のデータによれば、人手が足りない中小企業の割合は約50%。
実に半数の中小企業が人員不足に陥っていることが分かっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手不足の企業は、当然求人を出し面接のハードルも下げます。
つまり、フリーターやニートなどの未経験者がチャレンジしやすい求人が多くなるわけです。
さらに、ここ数年は「新卒人気」が高いため、新卒を採用したくてもできない企業が増えています。
こうした企業は、既卒者や未経験者を採用して人員の補填をします。
就職したいフリーターやニートにとって、追い風と言えるんです。
このように31歳・32歳のフリーターには十分就職チャンスがあります。
3つのステップでマイナスをプラスに変える【31歳・32歳フリーターの不安を解決】
就活をするにしても、面接や書類で
フリーターだったことを
どう説明したらいい?
絶対にマイナスだよね。。。
このように悩む人は多いはずです。
僕も就活したときは、フリーター歴をどうフォローしたらいいか不安でした。
そこでおすすめしたいのは、「マイナスをプラスに置き換える方法」を身につけて面接に臨むことです。
具体的には以下の3つのステップに沿って回答やアピールを考えてみてください。
- マイナスは正直に話す・認める
- マイナスから何を得たかを話す
- 就職後はどうがんばりたいかを伝える
マイナスの質問をプラスのイメージで終える
例えば面接官にこんな質問を受けたとします。
就職をしなかったのはなぜですか?
特別な理由があるのでしょうか?
その場合は、以下のような内容で回答を準備します。
やりたい仕事が分からないままアルバイトで生計を立てることになり、気がついたら30代に突入してしまった。
31歳まで就職しなかったことは後悔している。
しかし、自分と向き合う時間を持ったことで「本当にやりたい仕事」が見つかった。本気でがんばりたいと思っている。
御社に就職できたら、遅れた分を取り戻すために人一倍仕事をこなす。はやくプロジェクトリーダーになりたい。
このように、1から3の流れに沿って答えることで、マイナスの質問をプラスのイメージで終えることができます。
31歳・32歳のフリーターを採用する企業は、過去のマイナス面(フリーター歴やブランク)を質問することで、
- どんな人柄なのか
- 過去から学べるか
- 将来性はあるか
などを評価します。
面接官がマイナスを突く理由はここにあります。
なので、
- マイナスは正直に話す・認める
- マイナスから何を得たかを話す
- 就職後はどうがんばりたいかを伝える
職歴なしでも就職しやすい仕事にフォーカス【31歳・32歳の未経験でも挑戦しやすい求人とは】
3つ目にお伝えしたいコツは、31歳・32歳の職歴なしフリーターは「就職しやすい仕事にフォーカスする」ということです。
先ほどもお話ししたように、30歳を超えると就職は難しくなります。
仕事選びの幅もせまくなります。
つまり、仕事を選びすぎたり職種・業種にごだわりすぎると、「いつまで経っても就職できない」と状況になりかねません。
あっという間にデッドラインの35歳を過ぎてしまいます。
なので、まずは「未経験でも挑戦しやすい仕事」に狙いを定めて、正社員への道を探ってみてください。
おすすめできる「未経験でも挑戦しやすい業界や職種」
では、31歳・32歳のフリーターが挑戦しやすいのはどんな仕事なのでしょうか。
ひとつは、「人手不足の業界」です。
繰り返しになりますが、近年は人手不足を抱える企業が増加傾向にあります。
人手不足の企業は、喉から手が出るほど人材確保に必死です。
そのため、職歴がなかったりフリーターやニート歴があっても、採用してもらいやすいわけです。
具体的に人手不足の割合が多い業界は、以下のデータが参考になるはずです。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
また、そもそも「未経験採用が多い仕事」も狙い目です。
以下は、マイナビが調査した「職種未経験歓迎の割合」が高い職種です。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
こうした職種は、未経験者の採用に慣れているため、
- 研修が充実している
- ゼロからでもキャリアアップしやすい
- 未経験の同期が多い
このような環境が整っているケースが多く、31歳・32歳のフリーターにはおすすめの就職先です。
31〜32歳の就活は広い視野で仕事探しをすることが大切
もしかすると、就職しやすい業界や職種のなかには「ブラック」「きつい」というイメージが強い仕事もあるかもしれません。
ですが、ブラック度については、あくまでも「求人別」に考えるべきです。
「業界のイメージ=すべての企業が当てはまる」とは限りません。
また、例えば「介護業界=介護職」「運輸業界=ドライバー職」と考えがちですが、
介護業界で
事務職に就く
運輸業界で
営業職に就く
など、働き方は様々なです。
きちんと情報収集をすれば、良い条件・環境で働ける求人もあるので、イメージだけで判断せずに広い視野で仕事探しをしてみてください。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
経験とスキルの上手なアピール方法【31歳・32歳までのフリーター経験を120%活かして就活に臨む】
31歳・32歳のフリーターは、アルバイト経験が豊富なはずです。
フリーターからの就活では、この「アルバイト経験」が貴重なアピールポイントになります。
ですが、これまで経験したアルバイトをただ羅列するだけでは、面接官に「いろいろなバイトをやってるんだな」くらいにしか思ってもらえません。
なので、アルバイト経験に一貫性を見つけて、アピールの軸を作ることをおすすめします。
たとえば、以下のようなアルバイト歴があるとしましょう。
- アパレルのショップスタッフ
- コンビニ店員
- 携帯ショップの接客係
- 飲み屋でバーテンダー
これらをそのまま伝えても、業界はバラバラで職を転々としたイメージを与えますよね。
でも、「接客」「セールストーク」「在庫管理」といったスキルを通して見れば、一貫性があることに気づくはずです。(どのアルバイトもこれらのスキルを要求されますよね。)
アパレルのショップスタッフで培ったセールストークがバーテンダーの仕事につながった
コンビニで身につけた在庫管理の知識が携帯ショップでも活きた
⇒接客やセールストーク、在庫管理には自信がある
アルバイト経験の一貫性をアピールできれば、信用度はグンと上がります。
30代以降は、未経験の採用でも「すぐ戦力になってくれる人材」が人気を集めます。
絶対にひとりで闇雲に就活を進めない【31歳・32歳のフリーターからの就活は厳しい】
最後にお伝えしたいコツは、ひとりで闇雲に就活を進めないことです。
繰り返しになりますが、31歳・32歳の就活は簡単とは言えません。
フリーターから正社員を目指すとなると、
- どんな求人を選ぶべきか
- 面接や書類対策はどうしたらいいか
- 何をアピールしたら好印象か
不安だらけです。そもそも何から始めたらいいかよくわからない人も多いはずです。
そんな状態で闇雲に就活を進めると、一歩間違えば「挫折」が待っています。
僕は、就活がうまくいかずに一度はフリーターに戻った時期があります。
就活の悩みをひとりで抱えるのは思っている以上に大変です。
なので、就活はひとりで進めずに、相談できる環境を作ることを強くおすすめします。
例えば、ハローワークやサポステ、就職エージェントなど、「キャリアアドバイザー」や「キャリアカウンセラー」に相談できるサービスを積極的に使ってみてください。
とくに民間企業が運営している就職エージェントは、情報収集や面接対策に有利です。
エージェントの担当者は、紹介する企業を訪問するなどして情報を集めているので、
- 職場環境は良好か
- 上司はどんな人か
- 面接で好印象を与えるアピール
などを細かく教えてもらうことができます。
近頃は、フリーターの就職を専門にサポートしてくれる就職エージェントも増えているので、まずは2〜3社登録してキャリアアドバイザーと繋がりを作ってみてください。
31歳・32歳のフリーターも就職をサポートしてもらえる就職エージェント
もしかすると、
34歳のフリーターやニートを
サポートしてくれる
エージェントなんてあるの?
と不安を感じた人もいるかもしれません。
たしかに、リクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントといった総合転職系のエージェントは、職歴のある転職者を対象としているのであまりおすすめはできません。
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ですが、フリーターやニートの就活を専門にしているエージェントを使えば、サポートをしてもらうことができます。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。
ジェイックは、未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」でもあります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
などの特徴があり、とくにブラック企業対策に強く、サポート内容もしっかりしています。
未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 埼玉 大阪 福岡
静岡 新潟 栃木 愛知 広島
茨城 宮城 岡山 札幌 福島
石川 群馬 長野 山梨
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。