転職したいけど、
何から手を付けたら良い?
警察を退職して
別な仕事に就ける?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
警察官を辞めて転職したいと思っても、
- 転職できるか不安
- 本当に辞めていいか迷う
- 自分の強みが分からない
このように悩む人は多いのではないでしょうか?
とくに初めて転職を経験する場合、何から手を付けていいかわかりませんよね。
そこで今回の記事では、独自リサーチと人事目線を軸に「警察官から転職を成功させるコツ」をまとめました。
- 早めの転職活動を心がける
- 警察官の強みを活かす
- ひとりで悩まない
【まずはチェック】警察官を辞めたい人に多い転職理由とは!?
転職を成功させるコツをお話する前に、まずは警察官を辞めたい人に多い転職理由についてチェックしていきましょう。
どうして転職理由についてお伝えするかというと、転職理由は、転職を進めるうえの「軸」になるからです。
転職理由を明確にすることで、転職先選びや面接・書類対策がグッとしやすくなります。
ご自身の転職理由と重ね合わせてチェックしてみてください。
「激務」「上司との関係」「自由がない」「不規則」
独自リサーチの結果、警察官を辞めたい人(辞めた人)に多かった転職理由は、主に以下の4つに分かれました。
- 激務で体力・精神的に辛い
- 他にやりたいことがある
- 上司と反りが合わない
- 自由がない(プライベートがない)
- 不規則な勤務が辛い
とくに多かったのは、激務で体や精神面に支障ときたして転職を考えるケース、他にやりたいことができた、という理由でした。
体力や精神力を求められる警察官という仕事柄、体の不調を機に将来の不安を感じて辞める人は多いのかもしれません。
ポジティブな例では、「警察官よりも自分に向いている仕事が見つかった」「どうしても他にやりたいことがある」といった転職理由で退職をした人もいるようです。
また、警察官は上下関係や組織の階級制度が厳しいことから、
- 人間関係でトラブルを
起こしてしまった - 毎日のように怒鳴られて
精神的に参ってしまった
など、人間関係を理由に転職を選ぶケースもあるようです。
部署によっては不規則な生活を強いられたり、自由が制限されることが大きなストレスとなり、警察官を辞める決心をした人もいました。
繰り返しになりますが、いずれにしても「転職理由」をハッキリさせておくと、転職先探しや面接対策の軸ができます。
逆に言うと、転職する理由があやふやだと次の仕事を決める際も書類や面接対策もブレが生じることになります。
【転職は逃げ?】警察官の離職率をチェック
もしかすると、警察官の仕事を辞めて転職したいけど
「逃げ」になるでは。。。
と悩む人も多いかもしれません。
実は、警察官の離職率は一般企業に比べると少ないことが分かっています。
2018年度のデータになりますが、全国の警察官の数は259.745人。これに対して退職者数は2,869人です。
離職率は1.1%という計算になります。
一般企業の離職率は約15%程度と言われているので、警察官の離職率は少ない傾向にあります。
ただ、退職する警察官の3分の2は30歳以下に集中しており、若い人が辞めやすい傾向にあることも分かっています。
また、2014年に警察学校で大量の退職者が出てニュースになったことはご存知でしょうか?
兵庫県の警察学校では、490名の内123名が半年で退職し、退職率は25.1%を記録。
以下、非常に高い離職率を出しています。
- 神奈川 19.2%
- 鹿児島 19.1%
- 石川 18.7%
- 大阪 18.6%
(引用データ:livedoorニュースより一部抜粋)
これは警察学校の話ですが、半年の離職率が25.1%というのは非常に高い数値です。
ブラック企業の離職率でさえ、
「3年で離職率3割以上が目安」
と言われているので、警察官という仕事に厳しい面があるのは事実ではないでしょうか。
もちろん、覚悟をもって警察官になったとは思いますが、体や心を壊してまで仕事をしても自分のためにはなりません。
また、転職は「逃げ」ではなく、自身のキャリアをマネジメントする行動です。
【転職チャンスを逃さないコツ】警察官を辞めたいなら早めに転職活動をスタートする
前置きが長くなってしまいましたが、「警察官から転職を成功させるコツ」をお伝えしていきます。
まず1つ目のコツは、早めに転職活動をスタートさせることです。
警察官に限った話ではありませんが、一般企業で就業経験がない公務員が民間企業へ転職をする場合、若ければ若いほうが有利になりやすい傾向があります。
これはどうしてかというと、企業が未経験者を採用する場合は、
- ポテンシャル(将来性)
- バイタリティ
- 指導のしやすさ
などを重視するため、年齢の若い人材に人気が集まるからです。
実際、未経験で応募できる求人の数は、25歳から減少が始まり、30歳、35歳を境にどんどん減ってしまうと言われています。
とくに30代以降は、経験者や即戦力を期待する企業が多くなるので、未経験職にチャレンジするのは厳しくなっていきます。
もちろん、30代以降は可能性がゼロになるわけではありませんが、的を絞ったアピールや経験に沿った求人選びが必要になってきます。
つまり、警察官を辞めて転職をするなら、なるべく早めに動いたほうが有利になる可能性が高いわけです。
また、どのタイミングで良い求人が出回るかは誰にも予想できないことも早めの転職活動をおすすめする理由です。
一般的には3〜4月、9〜10月は求人の数は増えますが、必ずしも自分に合った仕事に出会えるわけではないのが実情です。
常にアンテナを張っておく必要があります。
なるべく早めに転職活動をスタートして情報収集できる環境を整えておくことが大切です。
【警察官の強みとは】転職で役立つ警察官のアピールポイント
2つ目のコツは、警察官の強みを活かして転職活動に臨むことです。
もしかすると、警察官を辞めて一般企業に転職を考えている人の多くは、
- 1からやり直すしかない
- 勉強させてもらおう
- 心機一転してがんばろう
このように思っているかもしれません。
たしかに心機一転してがんばるのは悪いことではありませんし、熱意をもって新しい仕事に向かうのは大切です。
しかし、転職活動では「警察官として培った経験やスキルを活かすこと」が求められます。
つまり、警察官ならではの強みをアピールすることが、転職を成功させるコツなんです。
好印象を与えやすい警察官の強みとは
では、警察官の強みとはどんなポイントなのでしょうか?
一般企業でも活かせるのは、以下のような強みです。
- 厳しい職場環境に耐えられる
精神力 - 健康な体や体力
- 規律正しい
- 上下関係を守れる
- 冷静に対処できる
- 協調性がある
警察官の最大の強みは、やはり「強い精神力」「忍耐力」「体力」などではないでしょうか。
また、業界や職種によっては、健康な体や体力を求められる場合もあるため、大きなアドバンテージになり得ます。
先程もお話しましたが、未経験者を採用する企業はポテンシャルやバイタリティに加え、指導のしやすさや人間性を重視します。
規律の正しさや上下関係を守る警察官は、好印象を与えられるかもしれません。
いずれにしても大切なことは、これまで警察官として働いた経験やスキルを「転職を有利する自分だけの強みなんだ」と自覚することです。
【転職の不安を軽減するコツ】警察官を辞めたいならひとりで悩まない
最後のコツは、転職をひとりで悩まないことです。
先ほど、警察官から一般企業に転職する場合は早めの転職活動がおすすめと言いました。
しかし、何も決まっていないのに警察官を辞めてしまうのは大きなリスクです。
もしかしたら、
- ブランクができてしまう
- 焦って転職先を決めてしまう
- 転職が失敗に終わる
こんな事態にならないとも言い切れません。
また、転職をするにしても
- どんな仕事を選ぶべきか
- どのように
面接対策をしたらよいか - どのように企業と
やり取りをしたらいいか
など、悩みが尽きない人も多いはずです。
実際僕も、転職を考えたときは何から手を付けていいかわからず、相当悩みました。
なので、まずは
- ひとりで悩まない環境を作る
- 在職中に転職の見通しを立てる
この2つを徹底しましょう。
エージェント系の転職サービスで情報収集を進める
具体的には、エージェント系のサービスを活用した情報収集がベストです。
転職サイトが運営するエージェント系のサービスは、キャリアアドバイザー(担当者)が要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
つまり、エージェントを活用すれば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などを知ることができるわけです。
また、エージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせをしていたり、企業訪問をするなどして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを教えてもらえるのも大きなメリットです。
転職に対する不安は、「今後の見通しが立たない」「転職活動の進め方に自信がない」というケースがほとんどです。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、エージェントを活用することで転職の不安や負担はグッと軽くなります。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。