でも、転職に自信がない…
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
- 大きな車両を操作できる
- 一人で仕事ができる
- 乗客に喜ばれる
このような理由で志す人が多い「バス運転手」。
しかし実際は、重労働でストレスが多く、プレッシャーのきつい仕事ではないでしょうか。
もちろん、労働環境はバス会社の規模や地域によって異なりますが、転職を考えるバス運転手は多いと言われています。
しかし、バス運転手から転職するにしても、
- 転職先があるのか
- どのように転職活動を進めるべきか
- なにを気をつけたらいいか
など悩みますよね。
そこでこの記事では、独自リサーチと人事目線をもとに「バス運転手から異業種への転職を成功させるコツ」をまとめました。
- なぜ辞めたいかを明確にする
- 早めに動き出す
- バス運転手の強みを理解する
- 転職のコツを知る
- ひとりで悩まない
【どうしてバス運転手を辞めたいのか】転職理由を明確にしよう
1つ目のコツは、転職理由を明確にすることです。
ところであなたは、バス運転手を辞めたい理由(転職理由)を優先度の高いものから3つ、すぐにパッと答えられるでしょうか?
当然と言えば当然ですが、転職を成功させるには、転職理由を解決する必要があります。
例)転職理由の解決
- 給料が低い
⇒給料を上げる - 残業が多い
⇒残業をへらす
このような感じですね。
転職活動をしていると、いつの間にかこの「優先したい転職理由」が曖昧になってしまう場合が多々あります。
例えば、残業を減らすことが1番の目的で転職をしたのに、給料の高さに目がくらんで残業の多い職場を選んでしまった、といったケースです。
こうなってしまうと、バス運転手を辞めて転職したとしても、不満を解決することはできません。
なのでまずは、バス運転手を辞めたい理由(転職理由)を明確にすることを強くおすすめします。
バス運転手を辞めたい理由がハッキリすることで、転職活動の「軸」ができます。
すると、
- 転職先探し
- 書類の志望動機
- 面接のPR
などもしやすくなります。
ではここからは、バス運転手を辞めたい人に多い転職理由(退職理由)をご紹介していきます。
【長時間労働・不規則な休み】重労働で辞めたい
長距離バスの事故が話題になったこともあり、バス業界の労働環境は改善傾向にあるとも言われています。
とは言え、
- 休みが不規則
- 早朝勤務・夜勤
- 連休取得が難しい
- 勤務・拘束時間が長い
など、長時間労働や不規則勤務を理由にバス運転手を辞めたいと考える人は多い傾向にあります。
また、長時間の運転がきついのはもちろんですが、荷物の積み下ろしや雑務等の重労働で体を痛め、退職するケースもあるようです。
【安全運行や定時到着のプレッシャー】精神的なストレスで辞めたい
バス運転手は、お客様の生命を預かる責任が重い部類に入る仕事です。
安全運行はもちろん定時到着のプレッシャーもあり、人によっては相当ストレスを抱えてしまいます。
- 事故を起こせない
- ダイヤを乱せない
- 乗客への気配り
など、精神的な負担を理由にバス運転手を辞める人も多いようです。
【クレームや接客がつらい】お客様との関係が理由で辞めたい
バス運転手は「運転」が主な業務ですが、同時に接客業務も担っています。
そのため、お客様との関係がうまくいかずバス運転手を辞めるケースも見受けられます。
- 接客態度が悪いと
指摘を受けた - 運行時間に遅れたと
クレームが入った - マナーの悪い乗客対応に
うんざりした
など、クレームや接客対応に悩むバス運転手も多いようです。
【わりに合わない給料】収入が不満で辞めたい
バス運転手の平均年収は、以下のような結果が出ています。
- 平均年収 370万円から560万円
- 平均給与 26万円から35万円
引用データ:平均年収.jp http://heikinnenshu.jp/other/busdriver.html
一般サラリーマンの平均年収は418万円という結果となっているため、極端に少ないわけではありませんが、
- 業務内容のわりに合わない
- 閑散期は給料が下がる
(観光バスの場合) - 地域やバス会社によって薄給
こうした理由で転職を考えるバス運転手もいるようです。
【転職チャンスを逃さない】バス運転手を辞めたいなら早めのキャリアチェンジが正解
続いて2つ目のコツは、早めに動き出すことです。
バス運転手を辞めて異業種・異職種へ転職する場合、大抵の方は「未経験」の分野へ足を踏み入れることになりますよね。
この「未経験分野」への転職は、基本的に若ければ若いほうが有利になりやすいという傾向があります。
なぜなら、未経験の人材を採用する企業は、
- 熱意・やる気
- 将来性
- 人間性
などを重視するため、年齢が若いフレッシュな応募者に好印象をもつ確率が高いからです。
実際、未経験で応募できる求人の数は、年齢と共に減少する傾向があることも分かっています。
もちろん、転職する業界や職種によって年齢によるアドバンテージは変わってきますが、
- 25歳
- 27歳
- 30歳
- 35歳
を節目に転職チャンスは減少していくのが一般的です。
なので、バス運転手を辞めたいと考えているなら、早めの転職活動を意識しましょう。
【バス運転手の転職をスムーズにするコツ】自身の強みを理解する
3つ目のコツは、バス運転手の強みを理解して転職活動を進めることです。
バス運転手を辞めたい方の多くは、
- バス運転手とは
全く違う仕事がしたい - バス業界以外で
1からやり直す - 新人研修を受けられる
職場に転職したい
このように考えているかもしれません。
たしかに、心機一転したり、初心に帰ってがんばる気持ちは必要です。
しかし、転職活動では、これまでに積み上げた経験やスキルが評価対象となります。
つまり、「1からがんばります!」「仕事を教えてください!」という考えでは、内定を取れない可能性が高いと言えるんです。
なので、転職を成功させるためにも、バス運転手の強みをきちんと活かす姿勢をもちましょう。
他業種や職種でもアピールできるバス運転手の強みとは
バス運転手の経験は
役に立たないでしょ?
と思う方もいるかもしれません。
しかし、バス運転手の強みと言える、
- 運転技術
- 接客スキル
- 集中力・業務遂行能力
- 自己管理能力
などは、他の業界や職種でも十分にアピールが可能です。
例えば「営業職」に転職する場合は、これらのスキルをそのまま活かせますし、
「販売職」に転職するなら
⇒接客スキル
「技術職」に転職するなら
⇒集中力
など、視点を少し変えるだけでストロングポイントになり得ます。
転職活動では、自身のスキルや経験を別の角度から眺めてみることが非常に大切です。
バス運転手を辞めるにしても、これまで培った経験やスキルは貴重な財産です。
【新卒の就活とは大違い】バス運転手を辞めたいなら転職のコツを知っておく
4つ目にお伝えしたいのは、転職のコツを知ることです。
バス運転手を辞めたい方は、「初めて転職をする」もしくは「転職に不安がある」という方が多いのではないでしょうか?
転職経験が無い場合、新卒時の就活を思い出して転職を進める人もいるはずです。
しかし、新卒の就活と転職は別物です。
最低限以下の3つの異なるポイントを押さえて転職活動を進めていきましょう。
- 採用スケジュール
- 評価基準
- 内定後
【常に情報収集することが大切】採用スケジュールが異なる
新卒の就活は、基本的に春採用(4月)に向けて採用スケジュールが組まれています。
そのため、就活を行うタイミングはある程度決まっていますよね。
説明会や就活イベントも頻繁に行われるため、他の就活生と同様に就活の道筋に沿って進めば迷うこともありません。
対して転職活動(中途採用)は、採用時期が決まっているわけではありません。
それぞれの企業が人材を必要とした時点で求人を出すため、いつどんなタイミングで希望に沿った仕事が見つかるか予測できないという特徴があります。
なので、転職を考えている場合は、
- スピーディーに対応する
- 常に情報収集できる
環境を作っておく - すぐ面接を受けられる体制を
整えておく
このような準備をしておくことが大切です。
【企業のニーズに沿ったアピールが必要】評価基準が異なる
新卒の就活で主な評価基準となるのは、「将来性」「熱意」「人物像」などです。
つまり、スキルや経験というよりは、「人間性」のアピールが非常に重要となります。
一方転職活動では、人間性に加え実績やスキル等が重視されます。
中途採用の場合、すぐ戦力となる人材や企業のニーズに応えられる人材を募集するケースが多いからです。
そのため、バス運転手を辞めるにしても、
- どんな実績やスキルがあるか
- 転職先でその実績やスキルを
どのように活かせるか
をきちんとアピールしましょう。
【転職は退職とセット】内定後が異なる
新卒の場合、内定をもらったあとは比較的長い時間をかけて入社意思を判断できます。
その間に、別の企業の選考を検討する余裕もあります。
対して転職活動では、内定後は基本的に1週間、長くても数週間以内に入社意思を伝える必要があります。
そのため、きちんとスケジュールを組まないと、「本命の結果が出る前に内定を得た会社に返事をしなくてはいけない」といった事態が生まれてしまいます。
また、転職活動は内定だけでなく、退職活動にも注意を払う必要があります。
退職活動をおろそかにすると、
- 退職が思うように進まず
内定を辞退する羽目になった - 退職が長引き
転職先に迷惑をかけてしまった
といったトラブルにも発展します。
なので、転職活動と退職活動はセットだということを忘れないようにしてください。
【適切なアドバイスを受ける】バス運転手を辞めたいなら転職をひとりで進めない
最後のコツは、転職をひとりで進めないことです。
ここまでバス運転手から異業種へ転職を成功させるコツをお伝えしましたが、正直に言って、転職活動は決して簡単ではありません。
とくに初めての転職や仕事をしながら転職活動をするのは大きな負担です。
また、一口に「バス運転手から転職」と言っても、それぞれ経験やスキル、バックグラウンドが異なるため、最適な方法は十人十色です。
なので、少しでも転職活動の負担を軽くするためにも、エージェント系の転職サービスを上手に活用しましょう。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
転職に対する不安は、「今後の見通しが立たない」「転職活動の進め方に自信がない」というケースがほとんどです。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
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国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
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- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
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このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
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就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
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以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。