今すぐ接客業を辞めたい
接客以外の仕事がしたい
でも辞めるのは不安。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
接客業は、
- お客様とのコミュニケーションが難しい
- ノルマを課せられる
- クレーム対応がつらい
など、精神的に負担のかかる仕事です。
そのため、別の仕事に転職したいと考える方は多いかもしれません。
僕自身も全く別の業界へ転職した経験があるので、その気持ちは理解できます。
しかし、「接客が怖い」「転職したい」からといって、後先考えずに辞めてしまうのは非常にリスキーです。
決しておすすめできる方法ではありません。
そこでこの記事では、僕の転職経験と人事目線をもとに
- 接客が怖いときの対処法
- 辞めるときのマインド
- 転職を成功させるコツ
をお話していきます。
関連記事:接客や販売が向いてないと悩んだときの対処法【20代でキャリアチェンジもあり】
【辞める前に試したい】接客が怖いときの対処法
世間のイメージに反して接客業は、精神的にも肉体的にもハードな仕事と言えます。
お客様から心無い言葉を浴びたり、理不尽なクレームを突きつけられたり、売上が上がらない、そんな日が続けば、接客が怖くなってしまうのも不思議ではありません。
しかし、お話したように後先考えずに接客業を辞めてしまうのはNGです。
まずは「接客が怖くなったときの対処法」を3つお伝えするので、辞めずに改善できないかどうかを見極めることから始めましょう。
- 接客が怖いときこそ
相手の気持ちを考える - お店や会社のためと考えてみる
- 商品やサービスに愛情をもつ
接客が怖いときこそ「相手の気持ちを考えてみる」
「接客が怖い」「自分には接客業は無理」と思ってしまうと、意識が「自分」にばかり集中してしまいます。
どうしよう。。。
終わらないかな。。。
このように自分の都合ばかり考えていると、仕事に集中できず、さらに接客トラブルを招きやすくなってしまいます。
なので、接客が怖いときこそ「お客様の気持ちを考えることを優先させる」という姿勢が大切です。
相手の気持ちに寄り添えばトラブルは減りますし、仮に問題が発生しても最小限におさえられる可能性が高まります。
クレームが大きくなるリスクも減ります。
大半のお客様は「自分の気持ちを理解してもらうこと」を望んでいます。
接客が怖いときは「お店や会社のためと考えてみる」
クレームや理不尽な要求を受けると、
クレームを受けなきゃ
いけないんだよ。。。
お客様が怖い。。。
など、「自分の責任だ」「自分に対する攻撃だ」と感じる方が多いはずです。
これでは、非常に大きなストレスになってしまいます。
ですが、大半のクレームや理不尽な要求は、決してあなた個人に向けられているわけではありません。
会社のシステムに問題があったり、商品の不具合、お客様自身の問題など、理由は別の部分にあるケースがほとんどです。
なので、クレームや理不尽な要求には「お店や会社のためにプロとして対応する」という姿勢を持つことが大切です。
どんなクレームを受けても、
- クレームの対象は
お店や商品だ - 私はクレーム対応のプロだ
- うまく処理できれば
評価が上がる
と自覚していれば、冷静に対応できる可能性が上がります。
接客が怖いときは「商品やサービスへの愛情をもつ」
「接客が怖い」と思ってしまうと、
またミスをしたらどうしよう…
このように業務が消極的になり、ますます悪い方向へ進んでしまいます。
負のスパイラルに抜け出せなくなってしまうかもしれません。
そんなときは、初心に帰って自分が売る商品・提供するサービスに愛情を持つことをおすすめします。
例えば、自分が日々愛用している製品やサービスは、良いところや便利な使い方がすぐに思いつきますよね。
それと同じで、自分が売る商品やサービスに愛情を持つことが接客の自信につながったりします。
また、場合によっては友人に商品やサービスを薦めるような気持ちで接客をすることも有効です。
相手の利益を考えて接客をすることで、お客様の信頼を勝ち取ることができるかもしれません。
【転職は立派なキャリアマネジメント】接客業を辞めるときのマインド
さてここまで、「接客が怖いときの対処法」をお話しました。
しかし、
接客業を辞めたい。。。
転職して別の仕事をしたい!
と思った方もいるはずです。
そんな場合は、転職を前向きに捉えて行動することが大切です。
実は接客という仕事は、離職率が高い職種だということをご存知でしょうか?
厚生労働省が発表している「入社3年以内の離職率」を調査したデータによれば、宿泊や飲食系、生活関連サービス、小売業などの接客業はワーストトップ5に入っています。
【業界別の離職率ランキング】
- 宿泊業・飲食サービス 52.3%
- 教育・学習支援 48.6%
- 生活関連・娯楽 48.5%
- 小売業 39.4%
- 医療・福祉 38.8%
引用データ:厚生労働省より一部抜粋
このような離職率が高い仕事に共通するのは、「向き不向きがハッキリ出る職種」だということです。
とくに接客業は顧客と直接顔を合わせる業務のため、各々が生まれ持つ性格や雰囲気によって適性に大きな差が出やすい職種と言えます。
なので、
- 「努力してもうまくいかない」
- 「心底向いていないと感じる」
- 「接客が怖い」
という場合は、転職して別の職種にチャレンジすることもひとつの方法です。
もしかすると、
- 努力が足りない
- 辞めるのは甘え
- 転職してもうまくいかない
このような声に不安を感じる人もいるかもしれませんが、自分なりにや頑張ってたどり着いた結果であれば、適正に合わない仕事を続けても苦しいだけです。
転職は、立派なキャリアマネジメントです。
【接客業を辞めて転職するならおさえたい】転職を成功させるコツ
何度もお伝えしているように、接客が向いていないからといきなり仕事を辞めてしまうのはリスキーです。
ここからは、接客業を辞めて転職するなら押さえておきたい「転職のコツ」をお伝えします。
以下の3つのポイントをチェックしてみてください。
- 接客スキルは転職先でも活かす
- スピーディーに行動する
- 不安なときこそ情報収集に徹する
接客スキルは転職先でも活かす
接客業を辞めたいほとんどの方は、
異業種に転職する!
と考えているはずです。
接客業から離れるのは問題ありませんが、これまでに培った「接客スキル」をきちんと活かす姿勢をもつことは大切です。
基本的に転職は、
「これまでの経験やスキル」
を武器に
「応募企業でどんな活躍ができるか」
をアピールする必要があります。
つまり、接客業の経験を活かさないと転職が厳しくなり、大幅な給与・待遇ダウンにつながってしまいます。
なので、接客業を辞めるにしても接客業で培った
- 「クレーム対応」
- 「お客さまとの会話術」
- 「言葉遣いやマナー」
このような「接客経験」を武器にして転職を進めることがポイントです。
一見すると接客経験が活かせないような仕事でも、視点を変えることであなたの強みに変わるケースは多々あります。
例えば、以下のようなケースです。
【接客経験を生かす考えの例】
『言葉づかいやマナー・クレーム対応』⇒
営業職に転職するときに、新規顧客獲得に有用な経験やスキルとしてアピールできるかもしれない。
『お客様との会話術』⇒
事務職に転職するときに、電話応対スキルや他部署と円滑なコミュケーションが取れるとしてアピールできるかもしれない。
スピーディーな行動を意識する
接客業に限った話ではありませんが、現職を辞めて別の職種や業界にチャレンジする場合は、年齢が少しでも若いうちに転職したほうが有利になりやすいと言えます。
なぜなら、例えば「接客から事務員」「接客から企画職」など未経験の仕事に転職する場合は、キャリアを一旦リセットすることになります。
そうなると、年齢が若く将来性を期待できる人材のほうが企業に評価されやすいわけです。
極端な例で言えば、全くの未経験職へ転職する場合、
10年接客経験がある
32歳の転職者
1年しか接客経験のない
23歳の転職者
であれば、後者にニーズがある場合も多いと言えます。
なので、「接客業を辞めたい・転職したい」と考えている場合は、少しでも年齢が若いうちにスピーディーな行動がおすすめです。
転職が不安なときこそ情報収集に徹する
転職したいけど、
本当に転職できるか心配。。。
このように転職に不安を感じている方は多いはずです。
そんなときは、ひとりで悩まずにきちんと情報収集することが非常に大切です。
例えば、
- 接客を辞めて良い転職先が
見つかるかわからない - 給料が今よりダウンするかも
- 希望は叶わないかもしれない
このような「先が見えない不安」は、いくらひとりで悩んでもなかなか解決できません。
転職活動を先延ばしにしてしまったり、ますます不安が大きくなるだけです。
なので、接客の仕事を辞める前(在職中)に
- ひとりで悩まない環境を作る
- 情報収集をある程度進める
ということが大切です。
情報収集をして、
- どんな職場に
転職できる確率が高いか - 希望や要望は叶うのか
- 給料や待遇はどうなるか
などを予測できれば、転職に対する不安はグッと和らぎます。
【転職後の自分】を予測するための情報収集のしかた
具体的には、エージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、希望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
エージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせなどをして情報を集めています。
そのため、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などを的確にアドバイスしてくれますし、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などの情報をもっている場合もあります。
転職に対する不安は、「今後の見通しが立たない」「転職活動の進め方に自信がない」というケースがほとんどです。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。