これから就職するのは遅い?
ニートをやめて就職したい…
でも、就活が不安…
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
この記事を読んでいるということは、ニート生活の将来や就活をすることに不安を感じているはずです。
実は僕もフリーターから就職した経験があるので、不安や焦る気持ちはよくわかります。
ただ、そんな自分の経験から言えるのは、25歳は無職(ニート)を抜け出す絶好のタイミングだということです。
なぜなら、20代中盤は就職チャンスがたくさんある年代だからです。
人生を立て直すのに、25歳という年齢は決して遅くありません。
この記事では、僕の就活経験や人事目線をもとに「25歳の無職やニートから就職を成功させる3つのコツ」をまとめてみました。
- 「今」行動する
- 弱みを強みに変える
- ひとりで悩まない
どうして25歳は無職やニートを抜け出す絶好のチャンスなのか
もしかすると、
無職・ニートを抜け出す
絶好のチャンスなの?
と疑問を感じたかもしれません。
就職成功のコツをお話する前に、「就職チャンスがある理由」をサクッとお伝えします。
1つ目の理由は、人手不足です。
実は近年、人手不足を抱える中小企業が増加していると言われています。
日本商工会議所が調べたデータによれば、50%を超える中小企業が人員不足に陥っていることがわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないということは、当然求人が増えます。
そして、企業は採用のハードルを下げる(受かりやすくなる)ため、未経験者や無職でも就職がしやすくなるわけです。
また、第二新卒や高卒者を積極的に採用する企業が増えている点も無職やニートの就活に追い風です。
求める人材について【複数回答】
- 即戦力となる中堅層、専門家 62.0%
- 一定の経験を有した若手社員(第二新卒等) 60.3%
- 新規学卒者(高卒) 40.3%
- 新規学卒者(大学卒、既卒) 37.9%
- 一般職層・非専門的な人材(パート・アルバイト等) 37.1%
- 管理職経験者 15.3%
- その他 3.2%
引用元:日本商工会議所より
(ちなみに第二新卒というのは、一般的に新卒で入社後3年以内(25歳前後)に転職をする人を指す言葉です)
さほど経験がない人材を採用したり、新卒や大卒にこだわらない企業が増えている証拠と言えます。
つまり、ニートや無職歴があっても、就職できるチャンスは増えているわけです。
そして、「未経験者」を採用する企業は、年齢の若い人材を欲しがる傾向があります。
業界や職種によってバラツキはありますが、一般的に25歳前後までは、年齢で有利になりやすいと言えます。
もちろん、25歳までなら苦労なく簡単に就職できるわけというわけではありませんが、きちんとコツを押さえて就活をがんばれば就職チャンスはたくさんあります。
【就職チャンスを逃さない】25歳の無職やニートを抜け出すには今すぐ行動する
まず1つ目のコツは、今すぐ行動することです。
ここまで「25歳の無職やニートにも就職チャンスはたくさんある」とお話しました。
ですが、実は25歳のこの時期を逃すと、就職率はどんどん下がってしまいます。
以下は、労働政策研究・研修機構が調査した「フリーターから正社員になった割合」を調査したデータです。
フリーター歴 正社員になった割合 6ヶ月以内 64% 7ヶ月から1年 58.3% 1年から2年 52.2% 2年から3年 58.9% 3年超 48.9%
フリーター歴3年(大卒で考えると25歳前後ですね)までは約5〜6割が就職をしていますが、3年を超えると半数を下回る結果となっています。
これはフリーターの例ですが、基本的に就活はブランクが長ければ長いほど不利になるケースがほとんどです。
25歳を境に未経験で挑戦できる仕事は減少する
また、未経験で応募できる仕事の数も、25歳前後を境に減少するとも言われています。
現在は求人に年齢制限をかけることは禁止されていますが、実際は
- 25歳まで
- 30歳以下を希望
- 25歳以上は書類で落とす
など、大まかに採用条件が決まっている場合もあります…
年齢が高くなると(20代後半以降)、未経験で挑戦できるのは、
- 営業職
- 飲食などサービス業
- 介護系
- 建設関連など
など、特定の分野に固定されやすくなります。
なので、選択肢が多い25歳の今のうちに動き出すことが非常に大切です。
25歳でニートをやめるには覚悟を決めて行動に移す
では、25歳のニートや無職を抜け出すために「今」どんな行動を取るべきなのでしょう?
僕がおすすめしたいのは、まずはなんでもいいので就活に関する小さな一歩を「今日」踏み出すことです。
例えば、無職やニート生活を送っていると、
- 生活リズムが乱れている
- 家にひきこもり気味
- 人と話す機会が少ない
こんな状態ではないでしょうか。
僕もそうでしたが、こうした生活はすぐに変えることはできませんよね。
就活をするからと言って、いきなり何十社も応募したり、今すぐ面接の予定を組むのは無理があります。
なのでまずは
- 身だしなみを整える
- 早めに寝て・早めに起きる
- 通勤の練習してみる
- 履歴書を買いに行く
- 体を動かす・散歩にでかける
- 就活サイトに登録する
など、「社会人が普通にやっていそうな行動」や「簡単な就活の準備」から始めてみてください(これらは僕が最初に行ったことです)
もしかしたら、
面接行くとき
整えればいいでしょ?
やる意味ある?
と思うかもしれませんが、就活に関する小さなステップを積み重ねることで確実にモチベーションは上がります。
自転車は最初のひとこぎに一番力を使うように、就活も最初の面接までの道のりが一番大変です。
なのでまずは、就活に関する小さな一歩を「今日」踏み出してみてください。
【フォローを準備する】25歳の無職やニートの弱みをプラスに変える
2つ目のコツは、25歳の無職やニートの弱みを強みに変えることです。
就活の面接では必ず、
- どうして25歳まで
無職だったのか? - ニート期間は
なにをしていたのか? - なぜ就職しなかったのか?
など、「無職やニートの弱み」を突く質問を受けます。
これは不安ですよね。。。
しかし、逆に言えばこうした質問の「フォローの仕方」を知っていれば、面接の不安は解消できるわけです。
では、どんなフォローが有効なのでしょう?
僕がおすすめしたいのは、以下の3ステップに沿って回答を準備しておくことです。
- マイナスを素直に認める
・理由を話す - 得たこと・反省点を伝える
- 今後の展望を語る
例えば、
という質問を受けた場合は、
- 無職になった理由を
素直に答える - 無職になって感じたこと、
反省点などを伝える - 就職できたら
どんな活躍がしたいか語る
このように、無職の理由だけでなく、反省点や今後の展望も併せて伝えることがポイントです。
【例】やりたい仕事が見つからないまま、25歳まで無職のまま時間が過ぎてしまった。ブランクができたことは強く反省している。(受け止め)
だが、自分と向き合う時間をたくさん持ったおかげで本当に挑戦したい仕事に出会えた。(学びや得たこと)
御社に就職できたら、◯◯の業務で結果を残したいと考えている。(展望)
無職やニートのマイナスをフォローしながら自己アピールをすることで、好印象を与えることができます。
25歳の無職やニートから就職する場合、「弱み」に関する質問は必ず受けます。
無職やニートのイメージを逆手に取って好印象を与えよう
きっと、
- 25歳で無職期間がある
- ニート生活をしていた
- フリーター歴がある
こうした経歴は、「100%就活のマイナスになる」と考えている方は多いはずです。
しかし、実は悪いことばかりではありません。
なぜなら、「25歳の無職やニートのイメージ」を逆手に取ることで、好印象を与えるチャスがあるからです。
残念ながら「無職やニートの25歳」は、以下のようなイメージをもたれるケースが多いです。
- すぐに辞めそう
- 働く意欲が低い
- だらしない
僕もフリーターだったころ、バイト先の上司に「どうせ就職してもすぐ戻ってくる(辞める)でしょ?」「正社員は無理じゃない?」と言われたことがあります。
しかし、そんなイメージの無職やニートの応募者が面接で
- 熱意のこもった
自己PRを展開した - 人柄がよく
素直に話を聞いている - ハキハキ話し
あいさつも心地よかった
こんな印象を残したらどうでしょうか?
人は、イメージと現実のギャップが大きければ大きいほど、高い評価(もしくは低い評価)をしやすいという特徴があります。
つまり、表現は悪いかもしれませんが、ニートや無職の応募者が良い印象を残すと、通常よりも高い評価を得られやすいわけです。
面接官としても、
しれないけど
期待しても良いのでは…
と考えてくれるかもしれません。
なので、25歳の無職やニートという経歴をマイナスとばかり考える必要はありません。
関連記事:【このままじゃヤバイ!?】ニートだった僕が危機感を感じて取り組んだ3つの事
【25歳の無職やニートが就活を成功コツ】ひとりで悩まない
最後のコツは、ひとりで悩まないということです。
就活は、以下のようにやることは非常にシンプルです。
- 求人を探す
- 企業研究
- 応募書類作成
- 応募・面接
- 内定
しかし、実際にやってみると、求人を探すだけでも一苦労ではないでしょうか。
とくに25歳で無職やニートだと、
- どんな求人に応募すべきか?
- 書類や面接対策は?
- 企業とのやりとりは?
など、不安もいっぱいです。
何から手を付けていいかわからない人も多いはずです。
僕は就活がなかなかうまくいかず、一度フリーターに舞い戻った時期があるくらいです…
そんな経験から言えるのは、ひとりで悩まない環境を作ったほうが良いということです。
相談できる就職サービスを活用する
幸い今は、 ニートや無職などの未経験者をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
ひとことで「25歳の無職・ニート」と言っても、
- 大卒で就職せず無職になった
- 高卒で就職したが離職し
ニート生活をしている - アルバイトをしていたが
最近は無職
など、様々な状況があるはずなので、ひとりひとりに合った就活が必要です。
そういう意味でも、エージェント(就活のプロ)のアドバイスは非常に有効です。
もちろん、エージェントを使えば絶対に転職できるわけではないですし、「転職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、ニートや無職などの「未経験者」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
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このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。