こんなふうに悩んでいる人に送りたい、ちょっとピリ辛な言葉があります。
それは、ローマ帝国の哲学者で詩人「セネカ」が残したこんな言葉です。
グズグズしている間に、人生は一気に過ぎ去っていく。
By セネカ
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
実はぼくも、20代半ばで就職をするまでバンドをやりながらフリーターをしていました。
「バンドで生活していくのは無理」と夢を諦めたにもかかわらず、ダラダラ過ごす毎日。。。そんなときに出会った言葉です。
セネカが言うように、グズグズしていたらあっという間に時間は過ぎてしまいます。
21歳・22歳なら、まだまだ就職チャンスがバリバリある時期。就活のコツを押さえて、とにかく動き出すことが大切です。
- 今すぐ動き出すコツ
- 仕事探しのコツ
- 自分の強みを理解する
- 有利な環境をつくる
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今すぐに就活をはじめる【21歳・22歳の若さが就職のアドバンテージ】
まずは、就活を始めるタイミングは「21歳・22歳の今がベスト」だということを押さえておきましょう。
どうしてかというと、フリーターのまま年齢を重ねれば重ねるほど、企業には以下のように思われる可能性が高くなるからです。
- 「即戦力」を期待される
- キャリア形成が遅い
- バイタリティ足りない
- 経験が足りない
フリーターが就職しやすい「未経験OK」の仕事も、25歳前後から徐々に難易度があがります。
30代以降になると、書類すら通らない状態が珍しくなくなってしまいます。
つまり、21歳・22歳の若さは、就活の大きなアドバンテージ(優位なポイント)なんです。
お伝えした「セネカ」の言葉ではありませんが、悶々と悩んでいたら、時間がすぎるだけ、就職チャンスは減るばかり。今すぐに就活をスタートさせましょう。
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今すぐ就活をスタートさせるコツ【デッドラインを設定する】
とはいえ、「なかなか重い腰が上がらない」という人は多いはず。僕もそうでした。
そんなときにおすすめなのは、デッドラインを決めてしまうことです。
「この日までに就職をする」という期日ですね。
「そんなの無理」「いつになるかなんて分からない」と思うかもしれませんが、期限を決めることには様々なメリットがあるんです。
ひとつは、期限を決めることで就活のスケジュールが立てやすくなります。
期限から逆算をすることで、いつまでになにをすれば良いかがクリアになります。
- 今月までに何社面接を受ける
- 来週までに応募する
- 明日は応募企業を決める
とかですね。
目標達成(就職)までの道筋が見えるので、就活のモチベーションがアップします。
また、期限を決めることで就職成功率は確実に上がります。
スタンフォード大学が行った実験によれば、期限が決まっている学生の目標達成率は、期限が決まっていない学生よりも40%高いことがわかっているんです。
期限を決めて動いたほうが、圧倒的に目標を達成しやすいわけです。
就職活動にかかる期間は平均2〜3ヶ月以内と言われています。
もちろんこれは目安ですが、まずは自分なりに「就活のデッドライン」を決めて動き出すと良いですよ。
自分の強みを理解する【企業は21歳・22歳の就活者に何を求めているか】
次に考えておきたいのは、「企業は21歳・22歳の就活者に何を求めているか」です。
ものすごくシンプルに言うと、就活で内定を得やすいのは「企業のニーズに応えられる人」です。
企業のニーズは、言い換えると「企業や会社側の希望・要望」ですね。
求人を出している企業は、必ず希望や要望があるため、そこに当てはまる人材を採用しているわけです。
21歳・22歳で就職をする場合、
「フリーターだから経験もスキルもない」
「学歴に不安がある」
「新卒を逃したから正社員は難しい」
このように「就職は難しい」と感じる人は多いかもしれません。
でも、きちんと「企業のニーズ」を理解してそれを満たすことができれば、内定する確率はグンと上がります。
では、21歳・22歳の就活者は企業から何を求められているのでしょうか。
業界や職種、企業によって変わってきますが、基本的なニーズは以下の4つになります。
- やる気・就職にかける熱意がある
- 将来性を感じさせる
- 素直な人材(教育しやすい)
- 学習能力がある(間違いから学ぶ力がある)
企業が21歳・22歳の就活者に求めるのは、スキルや経験、学歴というよりは、気持ちの部分やポテンシャル、ヒューマンスキルです。
つまり、就活の面接では、下手にスキル自慢をしたり、経験を水増しするよりは、
- どうして就職したかを熱意をもって伝える
- 就職後にどんな活躍をしたいか語る
- 過去の反省から得た教訓をアピールに組み込む
このようなアピールをしたほうが好印象というわけです。
そもそも、フリーターや高卒の就活者を面接に呼ぶ企業は、即戦力になるようなスキルや経験を期待してはいません。
「21歳・22歳の就活者が求められるニーズ」をよく理解して、就活を進めていきましょう。
仕事探しのカギ【21歳・22歳のフリーターでも就職しやすい仕事に目を向ける】
続いては、仕事探しのカギです。
21歳・22歳のフリーター、就活者にとって、仕事選びは悩みのタネですよね。
僕もどんな仕事に就いたらいいか相当悩みました。
そこで有効だった施策が以下の2つです。
- 方向性だけでも決める
- 未経験でも就職しやすい仕事に目を向ける
方向性だけでも決める
「やりたい仕事がわからない」
「得意な仕事がない」
このように無い無いばかりだと、仕事選びの最初の段階で行き詰まってしまいます。
なので発想を変えて、
「将来どんな暮らしがしたいかを考える」
「逆にどんな仕事は絶対にやりたくないかを考える」
このように、今だけでなく将来を考えたり、逆転の発想をして、仕事選びと向き合うのがおすすめです。
例えば、やりたい仕事がわからなくても、
将来は独立して、家で仕事がしたい!
と思っているなら、
「手に職がつく仕事を選ぶべきでは」
「営業スキルは磨くべきかも」
「リモートワークができる仕事もいいかも」
このように方向性が見えてきますよね。
また、やりたくない仕事は、意外にポンポン浮かぶものなので、消去法的に仕事が絞り込まれるはずです。
未経験でも就職しやすい仕事に目を向ける
そして、フリーター歴や学歴に不安がある21歳・22歳の就職では、未経験でも就職しやすい仕事に目を向けることも大切です。
具体的には、
- 人員不足の業界・職種
- 未経験者の就職率が高い仕事
ですね。
説明するまでもないですが、人員不足の業界は、
- 求人が多い
- 面接の難易度が低い
- 未経験者を積極的に採用する
このような傾向があるので、就職できる可能性がググっと高くなります。
実はここ数年日本では、人員不足を抱える企業が大幅に増加していて、50%を超える企業が人手不足なんてデータもあるくらいです。
実際、人手不足が原因で倒産する会社もあるくらいで、企業にとっては深刻な問題です。
とくに人員不足が深刻な業界は、以下のとおり。(※人手不足に対する動向調査を参考)
従業員が不足している上位10業種(正社員)
- 情報サービス
- 農林水産
- 運輸・倉庫
- メンテナンス・警備・検査
- 建設
- リース・賃貸
- 飲食店
- 放送
- 専門商品小売
- 自動車・同部品小売
企業にとっては災難ですが、こうした業界には就職チャンスがゴロゴロころがっているわけです。
また、未経験者の就職率が高い職種を知ることも仕事選びで役立ちますね。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
やりたい仕事や適正がわからなくても、将来を考えたり逆転の発想をすれば、進むべき方向は見えてくるはずです。
そして、未経験でも就職しやすい業界・職種に目を向けて、自分が挑戦できそうな求人を探してみてください。
有利な環境を整える【21歳・22歳のフリーターをサポートしてくれる就活ツールをつかう】
最後のカギは、就活に有利な環境を整えることです。
きっと、21歳・22歳で臨む就活は、
- 本当に高卒で大丈夫?
- フリーター経験しかない
- 自分の希望に合う仕事が見つからない
- 書類に書くことがない
- 面接でどんなアピールをすればいい?
- なにから手を付けていいかわからない
このように不安ばかりですよね。少なくとも僕は、不安で押しつぶされそうでした。
せっかく就職しようと思っても、ひとりで悩んでしまうとなかなか前には進めません。
なので、たったひとりで就活を乗り切ろうと思わずに、ハローワークや就職エージェントなどの就活ツールをガシガシ活用しましょう。
とくに、「フリーターを専門にしている就職エージェント」を使えば、就活に有利な環境が無料で手に入ります。
就活に詳しい担当者(キャリアアドバイザーやコンサルタント)が
- 希望にあう仕事を探して紹介
- 面接や書類対策をアドバイス
- 企業とのやりとりを代わりに行う
- 不安や悩みを一緒に解決
このようなサポートをしてくれるからです。
就活をひとりでがんばるのは、ゲームの主人公が道具や仲間を揃えないままラスボスに挑むようなものです。
適切な仲間(キャリアアドバイザー)、道具(就活のアドバイスやノウハウ)を揃えて、就活を楽に乗り切れる環境を作りましょう。
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。