管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
今回は、
辞めたいな。。。
このような悩みを抱えている方に向けた対処法をシェアします。
具体的にはこんな感じです。
- 仕事が向いていないと思いながら働くのはマイナスと知る
- 本当に仕事が向いていないか見極める
- 転職は「逃げ」ではなく「戦略」
- 仕事を辞める前にきちんと準備をする
仕事が向いていないと思いながら働くのはマイナスと知る
まず理解しておきたいのは、「向いていない」「辞めたい」と思いながら惰性で仕事を続けるのは、キャリア的に大きなマイナスだということです。
もちろん、今の仕事を続けていれば、ある程度雇用は保証されますし、毎月決まった額の給料はもらえます。
ですが、「こんな仕事辞めたい」「どうせ自分には向いていない」と思いながら働くと、
- ミスが増える
- パフォーマンスが低下する
- 成長できない
このように様々なマイナスが増えていきます。
例えば、ミスが増えれば周りの評価は下がり、人間関係にも影響がでますよね。パフォーマンスが低下すれば、成績はあがらず、ますます仕事に対して自信をなくしてしまいます。
さらに、成長が頭打ちになると昇進できなかったり給料が上がらないので、ますます将来が不安になるはずです。
キャリア的に見ると、「向いていない」「辞めたい」と思いながら働くのは大きなマイナスなんです。
辞めたいと思ったら【本当に仕事が向いていないか見極める】
では、具体的にどうしたらいいのでしょうか。
まずは、本当に仕事が向いていないか見極めることをおすすめします。
「100%今の仕事は向いていない」と断言できるなら良いですが、大抵は
- 辞めたいと思いつつ未練がある
- Aの業務は向いていないけどBの業務はそこそこできる
このように迷いがあるはずです。
中途半端な気持ちで仕事を辞めてしまうと、自分に自信がもてなくなったり、転職活動に支障がでる可能性もあります。
仕事を辞めるなら、
「やりきった」
「後悔はない」
「もう限界、無理」
このように、迷いがない状態がベター。
なので、少しでも迷いがあるのなら、辞めてしまう前に「本当に仕事が向いていないか」見極める期間をつくってみてください。
具体的な方法としては、「期限と目標を決めて全力で仕事に取り組む」のがおすすめです。
例えば、
- あと3ヶ月間やって成績が上がらなければ辞める
- このプロジェクトが終わるまでは全力を出してみる
- 年度末までに◯件獲得できるようにがんばる
このように、自分なりに期限と目標を決めて仕事に取り組んでみてください。
自分なりの期限と目標があれば、たとえ「向いていない仕事」だったとしても、「がんばってみるか」と思えますし、全力で仕事に取り組めば気持ちも整理できます。
もし、「やっぱり向いていない」と結論が出たとしても、「最後にがんばった」という自信が残りますし、がんばった分は転職活動のアピール材料にもなります。
向いていない仕事を辞めるなら【きちんと準備してから】
向いていない仕事を辞めるなら「きちんと準備をしてから」がセオリーです。
さきほど、
「向いていない」「辞めたい」と思いながら惰性で仕事を続けるのはキャリア的に大きなマイナス
と言いましたよね。
でも、準備不足のまま仕事を辞めてしまうのはNGです。
勢いで仕事を辞めた結果、ブランクができてしまったり、転職先が決まらなかったり、給料が下がってしまったら、それこそキャリア的に大きなマイナスです。
仕事が向いていないと思ったら、転職に向けてしっかり準備をしておきましょう。
基本的に転職活動は、在職中に行うのがベスト。
「どうしても仕事を辞めないと転職活動ができない」という場合を除いては、今の職場に席を置きながら水面下で準備を進めます。
転職は「逃げ」ではなく「キャリアのマネジメント作業」
もしかすると、
転職は「逃げ」なのかも。。。
こんなふうに思っている人もいるかもしれません。
先にお話したように、中途半端な気持ちで仕事を辞めてしまうのは後悔のもとですが、転職すること自体は「逃げ」ではありません。
ひと言で表せば、「キャリアのマネジメント作業」です。
もし、あなたに部下がいて、間違った方向に進んでいたとしたら、正しい方向に戻すのがあなたの役目ですよね。
それと同じで、自分が考える正しいキャリア像から遠ざかったとき、進む道に修正するのが転職活動です。
転職に向けてやっておきたい3つの準備
では、具体的にどんな準備をするかですが、次の3つをやっておきましょう。
- 転職する理由と希望をまとめておく
- 自分自身の強み・弱みを理解しておく
- 転職エージェントに登録する
転職する理由と希望をまとめておく
まずは、転職理由と転職における希望をきちんとまとめておきましょう。
当たり前ですが、「転職理由=今の仕事は向いていないから」では、面接や書類で好印象は残せません。
向いていない仕事に嫌気が指した人材を獲得しようと考える企業はありません。
なので、「なぜ今の会社を辞めるか」ではなく、「どうしてその会社(応募する会社)に転職したいか」にフォーカスして転職理由を組み立てるのがポイントです。
また、よくあるのが「転職活動の希望が曖昧なために失敗するケース」です。
前職は向いていないから辞めたのに、給料の良さに惹かれ同じような仕事に転職をしてしまった。
仕事内容が不満で転職をしたのに、結局同職種しかやれそうな仕事がなかった。
こんな感じですね。
転職が決まっても、あとで後悔したら本末転倒なので、事前にきちんと
- 転職でなにを優先したいか
- 絶対に叶えたい希望はなにか
これらをまとめておいたほうが良いですよ。
自分自身の強み・弱みを理解しておく
自分自身の「強み」「弱み」は、ノートにまとめるなどして整理しておきましょう。
応募する企業や業界によってアピール内容は変わってきますが、ベース(基盤)になるのは、自分の強みや弱みです。
転職先で、
- 強みをどう活かすことができるか
- 弱みをどうカバーできるか
このあたりを明確に伝えられれば、面接や書類の印象はグッとよくなります。
「灯台下暗し」という言葉があるように、自分自身のことは知っているようで実はよく知りません。
書類や面接で悩まないように、今のうちから自分の「強み」「弱み」と向き合っておくことをおすすめします。
転職エージェントに登録する
そして、転職エージェントにも登録を済ませておきましょう。
在職中の転職活動は、思っている以上に大変。時間が取れなかったり、手間もかかります。
なので、エージェントを活用して、仕事探しや書類作成、面接対策などは担当者(キャリアアドバイザー)にサポートしてもらうのが賢いやり方です。
もしかするとすでに、リクナビNEXTやマイナビ転職などの「求人情報サイト」で仕事を探している人はいるかもしれませんが、転職活動は、
- 求人情報サイト=サブ的役割
- 転職エージェント=メインで活用
このような布陣で挑むのがベストです。
また、転職エージェントを経由したほうが、
- 一般には公開されていない求人を紹介してもらえる(非公開求人)
- 書類が通りやすくなる
- 応募する企業の内部情報を教えてもらえる
こうしたメリットもあるので、特別な理由がない限りは、積極的にエージェントのサービスを使い倒しましょう。
転職エージェントの選び方は、以下のとおりです。
- 大手のエージェントを2〜3社登録する
- 良いキャリアアドバイザー見極める
- 最終的には1社に絞って転職活動をする
具体的には、人材業界の大手といわれる次の3社を選べば安心です。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。