不安でしょうがない。。。
第二新卒で転職するのは無理なの?
こんな悩みを解決する記事です。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
今回の記事は、第二新卒の転職に不安を感じたときの対処法をまとめています。
- 不安を感じるのは当たり前
- 第二新卒の需要は伸びている
- 「転職の不安」を解消する方法
- 受からないときにチェックすべきこと
- ひとりで悩まずに相談する
第二新卒転職は「人生初の転職」になるわけですから、不安を感じたり難しいと思うのは当然です。
でも、実は「大きな転職チャンス」と言えるのが「第二新卒」です。
この機会を逃さないように、ぜひ本記事を参考に転職を成功させていただけたら嬉しいです。
第二新卒の転職は難しいと不安に感じるのは当たり前
まず最初に知っておいてほしいのは、転職を難しいと不安を感じるのは当たり前だということです。
転職サイトのdodaが調べたデータを見ても、社会人の約55%は転職に不安を感じると回答しているんです。
Q:あなたが転職するとしたら、
転職した先で活躍する自信と不安はどちらが大きいですか?
- 不安の方が大きい 55.5%
- 自信の方が大きい 16.6%
- どちらでもない 23.1%
- 分からない 4.8%
引用データ:DODAより一部抜粋
転職に自信がある人は、たった17%。8割以上の人は、転職にハッキリした自信をもっていないことになりますね。
とくに第二新卒の転職は、さきほどもお話したように「人生初の転職」です。
基本的に人は「未知の経験」に恐れを感じるようにできています。
つまり、転職を不安に思うのは至って正常なこと。難しいと感じるのは当たり前の感情と言えるわけですね。
また、転職の不安には大きなメリットがあります。
第二新卒の転職には、ブラック企業のターゲットになったり、転職そのものに失敗するリスクがあります。
その点、不安を感じていれば、きちんと準備をしますし慎重になりますよね。
つまり、結果的に不安を感じている方が転職の成功率は上がるというわけです。
転職が難しいのはウソ!?【第二新卒の需要は伸びている】
そしてもうひとつ頭にいれておいてほしいのは、第二新卒の需要は増加傾向にあることです。
現在は「新卒の売り手市場」だということをご存知の人は多いはずです(就職する側が有利な状況)。
その背景には、
- 人手不足
- 少子高齢化
- 働き方の変化
など様々な要因がありますが、実は新卒だけではなく「第二新卒」の人気も上昇傾向にあると言われています。
実際、転職サイトのマイナビが調べた「第二新卒の採用見通し」のデータを見ても、企業の採用意欲の高さを見てとれます。
【今後一年間の第二新卒者の採用見通し】
- 本年よりも積極的 18.1%
- 本年も変わらず積極的 44.1%
- 本年と変わらず消極的 12.8%
- 本年よりも消極的 6.4%
- 今後1年間に第二新卒の採用はしない 18.6%
引用元:マイナビ転職 中途採用状況調査
マイナビ転職 中途採用状況調査/2016年2月調べ ○調査期間/2016年1月12日~2月12日 ○調査対象/1年(2015年1月~12月)に中途採用活動実績のある企業(回答社数:国内優良企業652社) ○調査方法/Faxにて回答
60%以上の企業は、第二新卒の採用に積極的と回答していますね。
近年は新卒の採用が難しいこともあり、第二新卒者や既卒者を狙って採用活動をしている企業も少なくありません。
ですので、「第二新卒の転職は難しいかも?」と考えているなら、「現実は転職チャンスがたくさんある」という考えに切り替えましょう。
第二新卒転職の不安を解消する方法【転職が難しいと思う理由とは】
では、ここからは具体的な対処法です。
第二新卒転職の不安を解消するには、
「転職が不安な理由」
「転職が難しいと思う理由」
に目を向ける必要があります。
きっと、転職に不安や難しさと感じている人の大半は、第二新卒だから
- 経験がない
- スキルがない
- 早期離職がマイナスになる
このように思っているはずです。
そのせいで、第二新卒の転職に自信がもてないのではないでしょうか?
もしくは、これらをカバーしようと背伸びをするあまりに、面接で墓穴をほってしまったり、逆に信頼を得られないのかもしれません。
そこでおすすめしたいのは、企業のニーズを理解することです。
簡単に言うと、「企業は第二新卒の転職者に何を期待しているか」ですね。
企業のニーズを理解すれば適切なアピールができるようになるので、転職の成功率はあがります。
受からない転職者は自分勝手なアピールをしている
なかなか受からない転職者の多くは、企業のニーズを考えずに自分がアピールしたいことだけを伝える傾向があります。
例えば、
自分はAの経験とBのスキルをもっている。
だから、AとBで勝負しよう
こんな感じです。
たまたまAとBを重視する企業であれば良いのですが、AとBよりCとDを重視する企業だったら、良い評価につながる可能性は低いですよね。
ですので、企業のニーズを理解して転職を進めることはとても大切です。
では、企業は第二新卒の転職者に何を期待しているのでしょうか?
それは、以下のデータを参考にすれば一目瞭然です。
【第二新卒の採用で重視した基準(複数回答)】
- 入社意欲の高さ 41.5%
- 一緒に働ける人材か 36.5%
- 社内と合いそうな人材か 33.7
- 志望動機 24.0%
- 実行力 16.3%
- 仕事に対する理解度 15.3%
引用元:マイナビ転職 中途採用状況調査よりhttps://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/nisotsu
第二新卒の転職では、経験やスキル、資格といったスペックよりも、やる気や人間像、志望動機などが重視されることが分かります。
つまり、経験やスキルに不安があっても、第二新卒の転職ではさほどマイナスにならないとも言えるわけです。
もちろん、応募する企業に合致した経験やスキルがあるなら、積極的にアピールすることは大切です。
しかしながら、もっとも伝えるべきは、
- 入社意欲
- 人間像
- 志望動機(将来性)
以上3つだということは意識しておきましょう。
原因を見つけて改善する【第二新卒の転職が受からないときの対処法】
では、転職活動をしているのに受からない場合の対処法です。
シンプルに言えば、
- 「受からない原因」を見つける
- 改善する
- 面接を受ける
このサイクルを回すことが大切になってきます。
「第二新卒転職の受からない原因」については、やはりさきほどお話した3つのポイントに潜んでいるケースが多いと言えます。
- 入社意欲
- 人間像
- 志望動機(将来性)
この3つのポイントに改善点がないか探ってみましょう。
入社意欲
第二新卒のように経験やスキルが乏しい場合は、評価軸が「やる気や熱意」に向いてきます。
ですので、
- どうして入社したいのか
- どんな熱意をもっているか
- 具体的な目標
などをきちんとアピールできているかチェックしてみてください。
人間像
人事は「一緒に働きやすい人材か」「チームに溶け込めるか」「信頼できる人物か」などもチェックしています。
あなたがどんな人間か伝わらないと、面接官の印象は薄いですし「働いている姿」を想像できません。
ですので、自分の性格や人柄が伝わるエピソードを自己PRに追加してみましょう。
志望動機・転職理由
志望動機や転職理由が曖昧だと、面接官や人事に転職を納得してもらえません。
とくに、
- 自分勝手に聞こえる
- 軸がブレている
- ネガティブな理由
このような志望動機や転職理由は、面接官や人事の不安につながってしまいます。
ですので、志望動機や転職理由をチェックして
- 自分のメリットだけでなく
転職先にどんなメリットがあるかをしっかり伝える - 何を軸に転職をするのか
ハッキリさせる - ネガティブな理由は
前向きな言葉に変換する
このような対処をしてみてください。
第二新卒の転職では、転職理由がネガティブになってしまうケースが多いと思いますが、
- 仕事が合わなかった
⇒本当にやりたい仕事を見つけた - 人間関係が悪かった
⇒みんなと連携して成果を上げたい - ノルマがきつかった
⇒顧客ひとりひとりとじっくり向き合いたい
このようにネガティブな理由をそのまま伝えるのではなく、自分なりに前向きな理由に変換してみると良いですね。
一人で悩まずに相談する【不安な第二新卒の転職を乗り切るコツ】
最後に不安な第二新卒転職を乗り切るコツです。
それは、ひとりでは悩まずに相談することです。
第二新卒に限った話ではありませんが、「転職=ひとりで戦うもの」と思っている人は多いはずです。
たしかに、行動するのは自分ですし、最後は自分自身が頑張らなくてはいけません。
ですが、転職活動のすべてをひとりで乗り切る必要は無いんです。
とくに第二新卒の場合は、はじめての転職でしょうし、どんなアピールをしたらいいか不安ですよね。転職活動をしているのに、なかなか受からない人もいるかもしれません。
ですので、ひとりで転職を乗り切ろうとしないで、エージェント系のサービスを使ってキャリアアドバイザーやコンサルタントをどんどん活用しましょう。
エージェント系の転職サービスに登録すれば、無料で担当者が転職をサポートしてくれます。
- どんな求人に転職できそうか
- どんなアピールが効果的か
- 面接・書類対策の方法
- 退職のタイミングや円満退社のコツ
などの情報を教えてくれます。
「真剣に転職を考えているわけではない」という人には全くおすすめできませんが、第二新卒の転職を本気で悩んでいるなら使わない手はありません。
第二新卒の転職をひとりで戦うのは、ゲームの主人公が初期装備で仲間も引き連れずにラスボスに挑むようなものです。
エージェント系のサービスを活用して、仲間(キャリアアドバイザーやコンサルタント)を集め、装備(細かな企業情報)を整えることからはじめましょう。
以下の記事では、第二新卒の転職に特化したエージェント系サービスをまとめているのでチェックしてみてください。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。