将来が不安…
アパレルを辞めたい。。。
向いていないかも。。。
別の業界で働きたいけど
転職できる!?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
アパレル業界は、外から見ると「華やか」「オシャレ」「自由」といったイメージです。
しかし、実際に働いてみると「給料が少ない」「キャリアアップが難しい」「実は体力勝負」など、厳しい面がある業界です。
そのため、「転職して心機一転やりなおしたい」と考える方も多いかもしれません。
とは言え、
- 本当に転職していいか
- 転職先は見つかるか
- どう転職活動を進めたら良いか
と悩みますよね。
そこで今回の記事では、僕の転職経験と人事目線をもとに「アパレルを辞めたいときの対処法」をまとめました。
- 様々な視点で転職を検討する
- 辞めたい理由をクリアする
- アパレル経験を整理する
- スピーディーな転職活動を心がける
- 在職中に転職活動をスタートさせる
【本当にアパレルが向いていない?】様々な視点で辞めていいかを検討する
最初に取り組みたいのは、様々な視点から転職を検討することです。
もう一度だけ、
- 本当にアパレルが向いていないか?
- アパレルを辞めて後悔しないか?
を考えてみましょう。
なぜこんなことを言うかというと、アパレル業界で働く方の多くは、アパレルに憧れて今の会社に就職したはずです。
少なくとも、ファッションやおしゃれが好きな方が多いのではないでしょうか?
今は「アパレルなんて辞めたい」と思っているかもしれませんが、基本的に人は、根っから好きなもの(ファッションやオシャレなど)はいつまで経っても変わりません。
実は、好きな業界を辞めてしまってから、
ファッションが
好きだったな…
と後悔するケースは多いです。
なので、1度は冷静になる時間を作って、本当にアパレル業界を辞めて後悔しないか考えてみることをおすすめします。
同じアパレル業界でも会社や職種で印象は変わる
ひとくちに「アパレル業界」と言っても、任される業務や会社によって印象はガラリと変わります。
「現在の環境が自分に向いていないだけ」ということも考えられます。
例えば、
『10〜20代向けの低価格路線のブランドで働いていたので、多忙すぎて接客もままならない…』
↓
『30代以降をターゲットにした高価格帯ブランドに転職。じっくり接客ができ売上もアップ、評価が高まった』
このように、同じアパレル業界でも働く環境次第で物事は変わるからです。
また、
- 接客で大きなミスをした
- 販売ノルマを達成できない
- 店長としてスタッフを
うまくまとめられない
など、業務の一部がうまくいかないために「アパレル業界を辞めたい」と思っている場合は、一度冷静に自分を見つめ直すことで、
乗り越える価値はあるかも…
思いつめる必要はないのでは?
と前向きに考えられるかもしれません。
いずれにしても、アパレルの仕事が向いてない・辞めたいと思った時は、最低限、
- アパレル業界で別職種
別の企業に興味はないか - 辞めて後悔はないか
- 転職するにしても
アパレルを続けるにしても
将来幸せになれるのはどちらか
この3つを問いかけて、転職と向き合ってみてください
【転職成功のカギ】アパレルを辞めたい理由を明確にする
次に考えたいのは、アパレルを辞めたい理由・転職理由を明確にすることです。
転職を成功させるには、「どんな希望を叶えたいか(優先順位)」をハッキリさせる必要があります。
なぜなら、希望や優先順位があやふやだと、
いろいろな企業の面接を受けているうちに、自分の希望や目的がわからなくなってしまった。
「キャリアアップがしたい」という理由で今の会社を辞めたはずなのに、転職活動をしている間に給与額に目がくらんで年収を優先してしまった。
このように、転職活動が迷走したり、転職後に後悔する可能性が高くなるからです。
もちろん、アパレルを辞めたい方の多くは、
- 賃金が安すぎる
- キャリアアップが望めない
- 取り扱い商品が
自分に合わなくなった - 雇用形態や待遇が不満
など、様々な理由が絡み合って転職を考えるはずです。
しかし、転職ですべての不満を解決するのは、難しいケースがほとんどです。
なので、優先させたい事柄を1〜3つ程度に絞っておくことが非常に大切です。
そのほうが、満足度の高い転職につながる可能性が高いと言えます。
また、優先させたい転職理由は、頭で考えるだけでなくノートや紙に書き出すことをおすすめします。
そのほうが考えを整理しやすいですし、書き出すことで転職活動のゴールが明確になります。
【魅力的な自己PRとは?】これまでのアパレル経験をきちんと活かす
3つ目のポイントは、これまでのアパレル経験をきちんと転職活動に活かすことです。
実は「アパレル」などを含む小売業は、離職率が高い業界のひとつです。
以下は厚生労働省が発表している「新規学卒者の離職状況」のランキングデータですが、小売業は第4位にランクイン。
【産業別卒業後3年以内離職率のうち離職率の高い上位5産業】
- 宿泊業・飲食サービス 52.3%
- 教育・学習支援 48.5%
- 生活関連・娯楽 48.6%
- 小売業 39.4%
- 医療・福祉 38.8%
※大卒者のデータ
参照データ:厚生労働省より一部抜粋
現在は「大卒者の30%が3年以内に離職する」と言われますが、それと比べても非常に高い数字です。
つまり、アパレルを辞めて転職する人の割合は多い部類に入ると言えるわけです。
辞める人が多いということは、当然ですが転職活動のライバル(同じような状況の人)も多くなります。
そんな中で転職活動を有利にするには、これまでに培ったアパレル経験をうまく活かす必要があります。
広い視野でアパレル経験を捉えてみる
では、どうしたらアパレル経験を転職に活かせるのでしょうか?
それは、広い視野でアパレル経験を捉えることです。
もしかすると、アパレルで培った技術やスキルは、
使えないのでは?
転職するなら
1から頑張るしかないのでは?
と考える方は多いかもしれません。
しかし、例えば「アパレル販売員」として働いていれば、以下のような経験やスキルをアピールできます。
- コミュニケーションスキル
- 販売力
- クレーム処理など対応力
- 立ち仕事を続けた体力
- 商品知識を身につける力
コミュニケーションスキルはどんな仕事でも必須と言えますし、販売力は業種が変わっても重宝されるスキルです。
また、クレーム処理などはオペレーター職や営業職に活かせますし、商品知識を身に着けた経験は事務系の職種でもアピールが可能です。
つまり、広い視野でスキルや経験を見直すことで、アパレル経験を次に活かすことが可能となります。
アパレルを辞めたい方の多くは、
- 心機一転リスタートしたい
- 別の業界で1から頑張る
- 未経験の分野でやりなおしたい
このように考える方は多いかもしれませんが、培った経験やスキルはあなたの財産です。
転職では、これまでの経験やスキルを評価されるケースが圧倒的に多いです。
なので、広い視野でアパレル経験を振り返って、自己PRを準備しておきましょう。
【早めの行動が吉】アパレルを辞めて転職するならスピーディーに行動する
4つ目のポイントは、アパレルを辞めて転職をするならスピーディーに行動することです。
アパレルに限った話ではありませんが、基本的に転職は若い人材が優遇されやすい傾向にあります。
とくに、アパレルを辞めてキャリアチェンジをしたり、職種を変える場合は、年齢で採用が左右されるケースも多いです。
例えば、
- Aさん32歳
アパレルを10年経験
⇒事務員を目指す - Bさん24歳
アパレルを2年経験
⇒事務員を目指す
このような2人が転職をする場合、年齢の若いBさんのほうが転職チャンスは豊富になるイメージです。
また、未経験者を採用する企業は、
- ポテンシャル
(将来性) - 熱意・やる気
- 指導のしやすさ
などを重要視するケースが多くなります。
ここでも、若い人材のほうが有利になりやすいわけです。
もちろん、業界や職種によっては年齢不問というケースはありますし、すべての会社が若い人材を優遇するとは限りません。
ですが、転職チャンスは年齢を重ねるごとにどんどん減っていくのは確かです。
アパレルから転職を考えているなら、なるべく早めに転職活動を進めることをおすすめします。
【アパレルを辞めて転職するなら】在職中にまずは情報収集してみる
最後のポイントは、アパレルを辞めて転職をするならまずは情報収集してみることです。
前の章で「なるべく早めに転職活動をしたいほうがいい」とお伝えしましたが、だからと言って何も準備をせずにアパレルを辞めてしまうのはNGです。
もしかすると、
アパレルの仕事を
辞めたい…
転職先を探そう…
と考える方もいるかもしれませんが、何も決まっていない状態で退職をするのは非常にリスキーです。
もちろん、職場がブラックで体がもたない、健康を害しているという場合は辞めるしかありませんが、いきなり会社を辞めてしまうと、
- ブランク(空白期間)
ができる - 収入が途絶える
- 転職を焦ってしまう
など、様々なリスクがあります。
なので、在職しながら転職活動(情報収集)を進めて、最低限「転職活動の見通し」を立てることをおすすめします。
情報収集はエージェントサービスを活用する
具体的には、エージェント系の転職サービスを活用するのがおすすめです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
転職に対する不安は、「今後の見通しが立たない」「転職活動の進め方に自信がない」というケースがほとんどです。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
基本的に転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には2〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。