高卒だから不安。。。
正社員になるのは
難しい!?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
「就職したい」と思っても、「高卒」という学歴に引け目を感じて、なかなか1歩を踏み出せない女性は多いかもしれません。
実は僕もフリーターから就職した経験があるので、同じような理由で悩みました。
ですが、「高卒」や「フリーター」だとしても、きちんと「就活のコツ」を押さえてがんばれば、必ず正社員のチャンスは巡ってきます。
僕自身、コツを掴んだことで就活を乗り切ることができました。
具体的には、以下の4つのポイントを押さえることが大切です。
- 後回しにせず「今」動き出す
- 女性の活躍できる仕事・
人手不足の仕事にトライする - ギャップを最大限に生かす
- ひとりで悩まずに相談する
関連記事:高卒で就職するなら絶対使いたいエージェント3選【活用するときの注意点も解説】
高卒の学歴が不安でも今すぐ動き出そう【女性フリーターを続けるほど就職は不利】
1つ目のポイントは、高卒の学歴が不安だったとしても「今すぐ就職に向けて動き出したほうが良い」ということです。
なぜなら、女性の場合はブランクが空いたりフリーターを長く続けるほど、就職できる可能性がどんどん下がる傾向にあるからです。
以下は、労働政策研究・研修機構が発表している「フリーターの就職率」を弾き出したデータです。
【年代別】フリーターの就職率(女性)
- 15歳〜19歳 17.1%
- 20歳〜29歳 15.2%
- 30歳〜30歳 8.3%
- 40歳〜44歳 7.8%
【年代別】フリーターの就職率(男性)
- 15歳〜19歳 15.7%
- 20歳〜29歳 28.8%
- 30歳〜30歳 23.8%
- 40歳〜44歳 20.6%
引用元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状② より抜粋
見て分かるように、フリーター女性の就職率は年齢が上がるにつれて減少しています。
男性と比べても就職率が低く、とくに30歳以降の就職率は10%にも満たないことがわかっています。
なぜ年齢が高くなったり、ブランクが空くと就職率が下落するかというと、求人を出す企業に
- 将来性が期待できない
- 就職に対する熱意がない
- 教育に時間がかかる
このような評価を受けやすくなってしまうからです。
基本的に求人を出す企業は、
少しでも若い人材を採用したい
と考えるのが一般的です。
そのため、高卒者やフリーターが採用されやすい「未経験OK」「フリーター歓迎」といった仕事も、年齢が高くなるにつれて書類すら通らなくなってしまいます。
つまり、高卒の学歴が不安であればなおさら、「今」就活をスタートさせることが就職率を落とさないコツと言えるんです。
来月就活するよりは「今月」ですし、明日就活よりは「今日」です。
資格やアルバイト経験を積んでから就職するのはアリ?
もしかすると、高卒の学歴に不安を感じている女性のなかには、
学歴を挽回したほうがいい?
評価を上げたい。。。
このように考えている人もいるかもしれません。
たしかに資格やアルバイト経験は自信につながりますし、無いよりはあったほうが良いのは事実です。
とくに、その資格が無いと業務につけないポジションの場合は、資格取得が有利に働きます。
例えば、看護師は「看護師免許」がないと仕事に就けないように、
- 弁護士
- 行政書士
- 税理士
といった資格も、その資格がないと仕事ができないため、資格取得が有利に働く可能性が高くなります。
ですが、こうした特別な資格(業務独占資格など)を除いた一般的な資格やアルバイト経験は、あくまでも「プラスアルファ」と考えたほうが無難です。
なぜなら、資格よりも実務経験を優先する企業が多いからです。
企業が採用基準で重視する項目を調べたデータを見ても、資格を重視する企業はたった9.5%に留まっています。
企業が採用基準で重視する項目と学生が面接等でアピールする項目(複数回答)より
- 人柄 92.2%
- 自社・その企業への熱意 74.8%
- 今後の可能性 66.9%
- 性格適性検査の結果 44.2%
- 基礎学力 38.0%
以下省略
- 取得資格 9.5%
引用元:リクルート就職白書より抜粋
つまり、資格に頼りすぎるのはリスキーと言えるんです。
資格取得に1年、2年…と費やしてしまうと、それだけブランク期間も増えてしまいますよね。
先ほどもお話したように、高卒女性が就職する場合は「少しでも早く」がセオリーです。
なので、就きたい仕事が、
- 資格必須
- アルバイト経験必須
という場合を除いては、プラスアルファ程度に捉えて就活を進めていきましょう。
ちなみに、高卒の未経験者を採用する企業は以下のポイントを評価するケースが多いです。
- ポテンシャル
(今後の可能性) - やる気や熱意
- バイタリティ
- 職場に馴染めるか
- 人柄
関連記事:【フリーターやニートの就職に資格取得はあり!?】知っておきたい資格の見極め方
高卒のフリーター女性は【人手不足の仕事・女性の活躍できる仕事に目を向ける】
2つ目のポイントは、仕事探しは「女性が活躍できる仕事」「人手不足の仕事」に目を向けることです。
なかなか就職できない高卒女性の方に多いのは、「仕事の選びすぎ」です。
自分の希望に合う仕事が見つからないと、
- 希望を満たす求人がない
- 応募をためらう
- フリーター期間が伸びる
- ますます就職が難しくなる
このようなループにハマり、ますます就職が難しくなってしまいます。
もちろん、やりたい仕事や目指す業界がある場合はチャレンジすべきですが、新卒者や経験豊富な転職者と比べて、高卒女性は不利な状況です。
なので、就職のハードルが低い(内定しやすい)仕事に目を向けることが大切です。
世の中には、「女性が活躍できる業界や職種」「女性の良さが活きる仕事」があります。
例えば、
- 事務系
- 販売・サービス系
- 介護・医療系
- 美容系
- テレフォンオペレーター
などですね。
基本的に就活は、ライバルが少なく適正のある仕事のほうが就職できるチャンスは大きくなります。
なので、
- 男性の応募が少なそうな業界
- 女性が活躍している職種
に目を向けてみてください。
人手不足の業界にチャンスがある
また、人手不足の業界や職種も狙い目と言えます。
近年は、中小企業の人手不足が深刻化しています。
中小企業基盤整備機構が調査したデータでは、なんと7割を超える企業が「人手不足を感じている」と回答しています。
【人手不足を感じていますか?】
- YES 73.7%
- NO 26.3%
【人手不足をどの程度感じていますか?(YES回答者のみ)】
- かなり深刻 19.7%
- 深刻 33.1%
- なんとかやっていける程度 47.2%
少子高齢化による労働人口の減少や新卒採用が難しいなど理由は様々ですが、人手不足は高卒女性の就職にとって大きなチャンスです。
なぜなら、
- 求人需要が増える
- 内定のハードルが下がる
- 学歴や経験がなくても
就職チャンスが増える
このような状況が生まれ、未経験者が就職しやすくなるからです。
とくに以下の業界は、人手不足の割合が高いことがわかっています。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
まずはこうした業界に目を向けて、女性が活躍している求人を探してみてください。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
【高卒女性という肩書を活かす】ギャップの力でプラスに変える
3つ目のポイントは、ギャップを活かして就活に臨むことです。
一般的に「高卒」や「フリーター」という肩書は就活において良い印象を与えません。
言葉は悪いかもしれませんが、
高卒のフリーターのイメージ:
遊んでいる 自由に生きている 仕事が続かない やる気がない 責任感がない 物覚えが悪い など
こんなイメージを持たれてしまいます。
実際に僕も就活では、
甘くないけど大丈夫?
やる気はある?
と言われたことがあります。
面接官にしてみると、「高卒」や「フリーター」という肩書は、大きな不安要素なわけです。
しかし、実際に面接に訪れた高卒女性が
- やる気満々で熱意がある
- 言葉遣いがしっかりしている
- 仕事をよく理解している
このように好印象な人物だとしたらどうでしょう?
一般的な「高卒女性」のイメージとは、大きなギャップがあるはずです。
人間には、ギャップが大きければ大きいほど、良い評価(もしくは悪い評価)をしてしまうという特性があります。
そのため面接官は、
がんばってくれるかも
というように、通常よりもプラスの評価をしやすいわけです。
なので、「高卒」という肩書をマイナスに捉えるのではなく、
ギャップを与えて好印象を勝ち取ろう
という気持ちで、就活を進めてみてください。
もちろん、最初から面接をうまくこなすのは難しいですが、「高卒女性」「フリーター」といった弱みは、先ほどお伝えした
- ポテンシャル
(今後の可能性) - やる気や熱意
- バイタリティ
- 職場に馴染めるか
- 人柄
などを真剣に伝えることで十分カバーできます。
高卒フリーターからの就活が不安なら【ひとりで悩まずに助けをかりる】
ここまで3つのポイントをお話しましたが、
やっぱり就活が不安。。。
このように悩む高卒女性は多いかもしれません。
今すぐ就活をはじめるべきと言われても、なにから手を付けていいかわからないですよね。
そこでおすすめしたいのは、ひとりで就活をがんばろうとせずに助けを借りることです。
学校卒業後の就活は、「誰も助けてくれない」「孤独にがんばるしかない」と考える人は多いと思いますが、
- どんな仕事を選んで良いか
わからない - 面接で何をアピールすべきか
見えてこない - スキルや経験に自信がない
こんな高卒女性がたったひとりで就活を乗り切るのは、さすがにハードルが高すぎます。
実際に僕は一度就職を諦め、フリーターに舞い戻った時期があります。
幸い今は、ニートや未経験者の就活をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に就職できるわけではないですし、「就職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、ニートなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
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以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。