でも、転職が成功するか不安。。。
こんな悩みを解決する記事です。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
理由はなんであれ、新卒で入社した会社を辞めるのは不安ですよね。
まして、新卒2年目だと、
「最低でも3年は続けるべきかもしれない」
「キャリアに傷がつくかもしれない」
「逃げだと思われるのでは?」
このように悩むはずです。
そこで考えておきたいのが、社会人2年目で転職をするメリットとデメリットです。
メリットやデメリットをきちんと把握すれば、不安は軽減されますし、デメリットをフォローする対策も打てます。
転職を成功させるためにぜひチェックしてみてください。
新卒2年目の転職は珍しいことではない!約6割は3年以内に転職を経験している
メリットとデメリットについてお話するまえに、ひとつだけ知っておいてほしいことがあるんです。
それは、新卒の2年目の転職は決して珍しいことではないということです。
もちろん、「辞めても全く問題ない」「ノーリスク」というわけではないですし、転職を薦めたいわけでもありません。
しかし現在は、新卒入社した約3割の新社会人は3年以内に離職をする時代です。
仮に100人の同期がいたら、3年後30人は別の会社で新しいキャリアをはじめているわけです。
なので、転職を真剣に考えているなら、少なくとも
「最低でも3年は続けるべきかもしれない」
「キャリアに傷がつくかもしれない」
「逃げだと思われるのでは?」
このように考えて、自分を自分で縛る必要はありません。
転職は、
- ひとつの選択肢
- キャリアのマネジメント作業
と考えてみてください。
ただし、転職を成功させるには、
- 新卒2年目で転職するメリット・デメリットを
きちんと把握する - デメリットを埋める転職術を押さえる
この2つがとても大切です。
新卒2年目で転職をするメリットとデメリット
ではここからは、新卒2年目で転職するメリットとデメリットについて見ていきましょう。
先程もお話しましたが、転職には必ずリスクがあります。でも、リスクを負うからこそ、今より良い職場環境が手に入ったり、良い収入を得る可能性もあります。
また、メリットもあれば、必ずデメリットもあるのが転職です。
メリットとデメリット、負うリスクををきちんと把握して、
「デメリットを乗り越えられそうだ」
「リスクを負う価値がある」
このように判断できたら、転職を検討する価値は大いにあります。
もしもそうでなければ、現職を続ける道も考えてみるべきです。
まずは、新卒2年目で転職するデメリットをチェックしていきましょう。
デメリット1【実績や経験を評価してもらうのが難しい】
新卒2年目で転職する大きなデメリットと言えるのが、
- 実績を評価してもらいにくい
- 経験やスキルをアピールしにくい
ということです。
「石の上にも3年」という言葉があるように、一般的に経験やスキルは3年以上の実績を求められるケースが多いです。
そのため、転職活動では面接官や人事担当者に経験やスキルを信用してもらうのが難しいというデメリットがあります。
もちろん、3年というのはあくまでも目安ですし、面接官や業界によっても評価基準は変わります。
ですが、人事や面接官は、
なにか問題を抱えているのかも。。。
このような不安を覚えます。
なので、面接官や人事担当者の信用を得るためにも、
- 前向きな転職理由
- スキルや経験のきちんとした根拠
を準備しておいたほうがいいですよ。
デメリット2【新卒2年目だと希望が叶わないこともある】
転職をするにあたっては、いろいろな希望があるはずです。
- 給料アップを実現したい
- 希望の業界に入りたい
- 人間関係の良い職場がいい
- 残業を減らしたいなど
でも、新卒2年目の転職は、希望のすべてを叶えるのは非常に難しいということもデメリットのひとつと言えます。
とくに、大企業や人気企業への転職、年収を大幅にアップできる仕事、残業が極端に少ない仕事などは、ライバルの数も多くなります。
こうした求人や仕事は、当然「人材価値の高い転職者」が有利になるので、
- バリバリ経験を積んだ20代後半
- 脂が乗った30代前半
をライバルに転職活動を戦う必要があります。
なので、転職に対する希望は、
- ないものねだりをしていないか考えてみる
- きちんと優先順位をつける
- どの程度なら叶いそうか転職エージェントに相談してみる
以上のポイントをチェックしてみてくださいね。
デメリット3【転職回数が増える】
すぐにデメリットというわけではありませんが、転職回数についても考えておくべきです。
実は、採用担当者に対して「転職回数は何回目から気になるか」というリサーチをしたところ、「3回以上」と答えた担当者が全体の7割を占める結果になっています。
転職歴は何回目くらいから気になりますか?
(企業人事とキャリアアドバイザーにアンケート調査)
- 3回 36%
- 5回 18%
- 4回 12%
- 2回 8%
- 1回 8%
以下省略
参照データ:リクナビNEXTより一部抜粋
つまり、転職回数は3回を超えるとマイナスに働く可能性が出てくると言えるわけです。
また、転職回数別に「転職成功率」を調査したデータによれば、1度目は95.7%、2回目で半数を下回り、3回目は20%にも満たないことがわかっています。
新卒2年目で転職するということは、
- 大卒なら24歳前後
- 高卒なら20歳前後
20代の早い段階で1度目の転職をすることになります。
つまり、転職回数がマイナスに働きにくい転職ができるのはあと2回。成功率が最も高いのは今回の転職ということになります。
もちろん、あくまでもデータを元にした話ですが、1度目の転職(初回の転職)はとても貴重なチャンスだということは間違いありません。
メリット1【新卒2年目の転職は様々なチャンスがある】
では次に、「新卒2年目で転職をするメリット」を見ていきましょう。
最大のメリットと言えるのは、新卒2年目の転職は様々なチャンスがあるということです。
冒頭でもお話ししたように、勤続年数が短いと、
「3年は辞めるべきじゃない!?」
「転職するのは間違い!?」
「キャリアに傷がつくかも」
このように考え「転職は不利になる」と思いがちです。
でも実際は、以下のようなチャンスに恵まれているのも新卒2年目の転職です。
- 経験やスキルがなくてもポテンシャル採用をしてもらいやすい
- 異業種や異職種など未経験の仕事にも挑戦しやすい
- 1からやり直しをしやすい
若さが大きな武器になりやすい時期です。
経験やスキルに不安があっても、若ければ将来性を買って採用することもありますし、未経験の仕事でも求人はたくさんあります。
20代中盤くらいまでなら、キャリアをやり直したとしても大きな痛手にはなりません。
なので、新卒2年目の転職には様々なチャンスがあるということは頭に入れておくと良いですね。
メリット2【新卒2年目〜3年目までは第二新卒として転職できる】
新卒2年目は、第二新卒として転職できるのも大きなメリットと言えます。
「第二新卒」というのは、一般的に新卒で入社した会社を3年以内に退社し転職活動をする人を指します。
第二新卒で転職するメリットは以下の通りです。
- 第二新卒の需要は増えている
- 未経験の業界や職種に挑戦しやすい
- リスタートしやすい環境で働ける
現在は、「新卒の売り手市場」「人手不足」などの影響で、第二新卒者の需要は増えています。
第二新卒を狙って採用活動をする企業も多いので、新卒2年目でも転職がしやすい状況になっています。
また、第二新卒枠で転職をすれば、採用後も研修等が充実していたり、新卒と同期のような感覚でリスタートできるというメリットもあります。
メリット3【新卒2年目で転職した経験が自信になる】
新卒2年目の若いうちに転職を経験することは、大きな自信につながります。
正直に言うと、20代前半で転職をするのは簡単なことではありません。
毎日仕事をしながら転職先を探さないといけないですし、面接や書類ではアピール力や信用を問われます。同時に退職も穏便に進める必要がありますよね。
そもそも、はじめての転職活動をするわけなので、わからないこともたくさんあるはずです。
でも、新卒2年目で転職を経験すれば、自分を見つめ直すことができますし、自信もつきます。ひと回りもふた周りも成長できます。
20代後半のキャリアに大きなプラスになるのは間違いありません。
新卒2年目の転職を成功させるにはデメリットをしっかりカバーする
さてここまで、新卒2年目で転職するメリットとデメリットについてお話ししてきました。
次に大切なのは、デメリットをきちんとカバーして転職を進めることです。
- 実績やスキルを評価してもらうのが難しい
- 希望が叶わないこともある
- 転職回数が増える
これらのデメリットをカバーするには、以下のポイントに注意するのがおすすめです。
- 前向きな転職理由を用意する
- 実績やスキルは数字など具体的な証拠を提示する
- 希望には優先順位をつける
- どの程度希望が叶いそうか事前に予測しておく
- 1度目の転職を無駄にしないようにしっかり情報収集する
どれも当たり前のことばかりですが、はじめての転職でこれらをきちんとカバーするのは意外と難しいはずです。
きっと、
どの程度希望が叶いそうか予測するのも難しい。。。
と悩む人が大半のはずです。
新卒2年目の転職はひとりで悩まずにキャリアアドバイザーの力を借りる
そこで活用したいのが、転職エージェントのアドバイスやサポートです。
社会人2年目の転職活動は、わからないことだらけです。
「希望を実現するためにはどうしたらいいか」
「実績やスキルをうまく伝えるにはどうしたらいいか」
「満足できる職場を探すにはどうしたらいいか」
これらは、転職のプロに相談したほうが確実です。
例えば、ゲームの主人公がレベル上げもせずたったひとりでラスボスに挑んでも、返り討ちに遭うだけですよね。
知識や経験を積んで仲間を揃えることで、ラスボスを倒せるようになるはずです。
転職もそれと一緒で、エージェントを仲間にして、転職のコツや情報をアドバイスしてもらうことで転職がグッと楽になります。
また、20代前半の転職者は需要が高いので、エージェントを通したほうが「レア求人」「ホワイト求人」を紹介してもらえる可能性がアップします。
最近は、第二新卒の転職に特化したエージェントサービスが増えているので、どんどん活用しましょう。
今回のまとめ
最後にまとめです。
新卒2年目で転職するメリット
- ポテンシャル採用をしてもらいやすい
- 未経験の仕事に挑戦しやすい
- 1からやり直しがしやすい
- 第二新卒として転職できる
- 転職経験が自信になる
新卒2年目で転職するデメリット
- 実績やスキルを評価してもらうのが難しい
- 希望が叶わないこともある
- 転職回数が増える
メリットとデメリットをきちんと把握して、
「デメリットを乗り越えられそうだ」
「リスクを負う価値がある」
このように判断できたら、転職を検討する価値は大いにあります。
転職はひとりで悩まず、20代に特化した転職エージェントを活用することも大切です。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。