これから就職するには
どうしたらいいの?
2年間やってきたけど
今から正社員になれる?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
正社員にならず2年間フリーターをしていたら、就職ができるか不安になりますよね。
僕も約3年フリーター生活をしていた時期があるので、気持ちはよくわかります。
就活に自信がもてないはずです。
しかし、長い人生2年間フリーターをしていたくらいなら、正社員になるチャンスはいくらでもあります。
大切なのは、就活のコツを押さえて今すぐ行動に移すことです。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに「フリーターから就職をする5つのコツ」をまとめました。
- 早めに動き出す
- フリーター歴を魅力的に伝える
- フリーターを2年間続けた理由を練る
- 就職しやすい仕事を知る
- 就活をひとりで悩まない
【就職チャンスを逃さないコツ】2年間フリーターなら早めに動き出そう
最初にお伝えしたいコツは、早めに動き出すことです。
2年間フリーターをしているということは、大卒であれば24〜25歳くらい、高卒では20歳前後ですよね。
もしかすると、就職した会社を辞めてフリーターになった人もいるかもしれませんが、いずれにしても2年間はブランクがあります。
基本的にフリーターなどの「未経験者」を採用する企業は、出来るだけ若い人材を獲得しようとします。
つまり、年齢が若いほうが有利になりやすいわけです。
実際、未経験者が応募できる求人の数自体も、年齢が上がるにつれて減少傾向になると言われています。
また、フリーターの就職率もフリーター歴が長くなるにつれて低くなっていくこともわかっています。
【フリーターの就職率(フリーター期間別・男女合計)】
- 6ヶ月以内 64%
- 7ヶ月から1年 58.3%
- 1年から2年 52.2%
- 2年から3年 58.9%
- 3年超 48.9%
引用データ:厚生労働省HPより抜粋
3年を超えると、50%を切ってしまいます。
なので、2年間フリーターをしたあとに正社員を目指すのなら、今すぐに就活をスタートして就職チャンスを逃さないことが大切です。
もしかすると、
有利になりやすいわけ?
と疑問に思った人もいるかもしれません。
それは、フリーターなどの未経験者に対して企業は、
- やる気やバイタリティ
- ポテンシャル(将来性)
- 人間性・扱いやすさ
などを期待する傾向にあるからです。
※年齢が若いほうが、バイタリティや将来性を期待されやすく、指導しやすいイメージがあるため。
逆に言うと、上記に挙げた3つのポイントをきちんとアピールすることが、2年間フリーターをしたあとに就職を成功させるコツになります。
就活はデッドラインを決めたほうが捗る
ここで僕の経験からおすすめしたいのが、就活のデッドラインを決めておくことです。
ここで言うデッドラインというのは、「就職を決める日」のことです。
例えば、
- ◯月◯日までに就職をする
- 3ヶ月後にフリーターをやめる
など、自分なりに目標の期日を設定してみてください。
たしかに就活は、企業側が合否を出すため、自分の思い通りには進まない場合があります。
でも、デッドラインを決めずにダラダラ就活を続けると、2年のフリーター歴が3年、もしかすると4年になってしまうかもしれません。
新卒の就活とは異なり自分のペースで就活ができる反面、長引く可能性も高いんです。
期日を決めることで、
- モチベーションが上がる
- 期日から逆算して
スケジューリングできる - 周りの理解を得られやすい
(バイト先などの)
このようなメリットもあります。
【就活で好印象を与えるコツ】2年間のフリーター歴を魅力的に伝えるには
2つ目のコツは、フリーター歴を魅力的に伝えることです。
2年間フリーターをしているということは、それなりにアルバイト歴があるはずです。
もしかすると、
アルバイトを経験したな
という人もいるかもしれません。
就活では、当然これまでに経験したアルバイトをアピールすることになりますが、何も考えずにアルバイト歴をそのまま羅列するのはリスキーです。
なぜかというと、面接官や採用担当者に
落ち着かない印象だな。。。
さっぱりわからない。。。
このように思われる可能性があるからです。
例えば、以下のようなアルバイト歴があるとします。
- コンビニの店員
- カフェのウエイター
- 電気屋で携帯電話の販売
- テレフォンオペレーター
- アパレル店の店員
これらをそのまま書類に記載したり面接で伝えても、いきあたりばったりでアルバイトをしてきたイメージになってしまいます。
なので、2年間のフリーター歴は、
- 関連性
- 一貫性
に着目して、面接官や採用担当者にわかりやすい形でアピールをしましょう。
関連性を見つければ一貫性のあるアピールができる
先程のアルバイト歴を例にすると、
- 接客力
- 在庫管理
- 電話応対
- 商品知識
- クレーム応対
などが関連するスキル・経験と言えます。
関連性が分かれば、
コンビニやカフェのアルバイトで接客やクレーム対応を身につけ、携帯電話の販売やアパレル店では在庫管理や商品知識のスキルを学びました。
接客や在庫管理には自信があります。
このように一貫性のあるアピールができるようになります。
企業の採用担当者は、
- 経験やスキルの一貫性
- なにが出来る人か
- アルバイトを真剣に
取り組んできたか
などをチェックしています。
なので、一度2年間のフリーター歴を振り返って、アルバイトで得たスキルや経験を整理しておくと良いですね。
【弱みをアピールに変える】2年間フリーターを続けた理由を練る
3つ目のコツは、2年間フリーターを続けた理由をきちんと練っておくことです。
面接では、ほぼ100%、
2年間フリーターを
していたのですか?
理由を聞かせてください
このような質問をされます。
フリーターにとってこうした質問は「弱み」と言えるので、どのように回答すべきか悩みますよね。
なので、事前にきちんと理由を練って、弱みをアピールに変える回答を準備しておくのがベストです。
具体的には、
- 嘘や背伸びはNG
- 回答は3ステップを意識する
この2つをおすすめします。
嘘や背伸びはNG
「2年間フリーターをしていた理由をきちんと練る」と言いましたが、嘘をついたり背伸びをするのはNGです。
なぜなら、ひとつ嘘をつくと辻褄を合わせるのが難しくなりますし、あとあと問題になって自分の首を締めるかもしれないからです。
なにより、応募書類等に嘘の記述をするのは、経歴詐称で懲戒処分の可能性もあります。
また、経験やスキルを盛ったり、背伸びをしたアピールもおすすめはできません。
先程もお話ししたように、未経験者を採用する企業は
- やる気やバイタリティ
- ポテンシャル(将来性)
- 人間性・扱いやすさ
などを重視しています。
つまり、素直に「これからがんばりたい」という意気込みをきちんと伝えることのほうが大です。
回答は3ステップを意識する
では、どのようにして2年間のフリーター歴の弱みをアピールに変えたら良いのでしょうか。
ぼくがおすすめできるのは、以下の3ステップに沿った回答を準備しておくことです。
- フリーターになった理由を
素直に話す - その結果、感じたことや反省点
学んだことを話す - 就職後はどのようにがんばりたいか
意気込みを伝える
2年間フリーターをしていた理由だけを回答するのではなく、反省点や学び、就職後の展望を併せて答えるのがポイントです。
【例】自分の進路に迷いフリーターになった。いろいろなアルバイトを経験するうちに正社員として働きたいと思うようになった。安易な考えでフリーターになったことは反省している。
就職が叶ったら、一日でもはやく職場になくてはならない存在に成長し、中心メンバーとして活躍したい。
このように、「理由⇒反省点や学び⇒今後の展望」というステップを踏んで回答を組み立ててみてください。
そうすることで、フリーターの弱みをアピールに変えることができます。
【2年間ブランクがあってもチャンスあり】フリーターが就職しやすい仕事に目を向ける
4つ目のコツは、フリーターが就職しやすい仕事に目を向けることです。
フリーターから就職を考える人の多くは、仕事選びで迷うはずです。
もしかしたら、
- この業界が絶対良い
- あの仕事だけは無理
など、こだわりがある人もいるかもしれません。
もちろん、どうしても就きたい仕事や進みたい業界があるなら、まずは挑戦するべきです。
でも、あまりにこだわりが強かったり仕事選びで悩んでしまうと、いつまで経っても就活が前に進みません。
2年間のフリーター生活がさらに伸びてしまいます。
なので、フリーターが就職しやすい仕事に目を向けて就活をがんばってみるのがおすすめです。
人手不足の業界と未経験者歓迎の割合が多い職種をチェックする
では、どんな仕事であれば2年間ブランクのあるフリーターが就職しやすいのでしょうか?
それは、人手不足の業界と未経験者歓迎の割合が多い職種です。
当たり前ですが、人材不足の業界は求人を出します。
そして、採用の難易度を下げる傾向にあるので、2年間フリーターをしていた人材でも採用されやすくなります。
具体的には、以下の業界が人手不足の割合が高いことが分かっています。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護や運輸、サービス業は常に人材不足と言えるので、就職チャンスが多い業界ではないでしょうか。
また、未経験者歓迎の割合が多い職種もフリーターが就職しやすい仕事と言えます。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
こうした職種は、就職の難易度が低いだけでなく、
- 研修制度
- 職場への溶け込みやすさ
- スキルアップ
なども期待できるので、スキルや経験に不安のあるフリーターでも安心して働けるのが魅力です。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
【賢く力を借りる】2年間フリーターで就活が不安ならひとりで悩まない
最後のコツは、ひとりで悩まない環境をつくっておくことです。
きっと、フリーターから就職をするほとんどの人は就活に不安を感じます。
- 2年間のブランクをどうする?
- どんな仕事を選ぶべき?
- 面接で好印象を与えるには?
など、悩みが尽きないはずです。
もしかすると、何をしたらいいかわからずにモヤモヤしている人もいるかもしれません。
そんな状態で就活を進めても、なかなかうまくいかないですし、最悪就活を挫折してしまう可能性もあります。
実際ぼくは、就活がうまくいかずに断念。一度、フリーターに戻った経験があります。
なので、事前に就活をひとりで悩まない環境を作っておくのがおすすめです。
幸い今は、正社員歴がない転職をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などは、無料で転職を相談することができます。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
転職がうまくいかない理由をキャリアアドバイザーやカウンセラーが見つけてくれたりもします。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に転職できるわけではないですし、「転職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
まずは気になるサービスを1〜2社登録してみると良いですよ。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、フリーターやニートなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
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登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
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フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
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- 就職ノウハウを教えてもらえる
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このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。