事務員に就職したい
でも、何から手を付けたらいい?
事務職の正社員になれる?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
事務職は、
- 働きやすい
- 残業が少なそう
- 事務スキルが身につく
このような印象が強いので、フリーターや既卒の就職では人気のある仕事です。
「未経験からでも就職しやすい」というイメージもありますよね。
しかし、「何から手を付けていいかわからない」「就活に自信がない」という人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、僕の就活経験と人事目線をもとにして「事務職に就職するために知っておきたい3つのポイント」をまとめました。
- 事務職は意外とハードルが高い
- 目指す事務系の仕事をハッキリさせる
- 何が求められるかを知る
社会人経験なしのフリーター・既卒から事務職は意外とハードルが高い
まず最初に知っておいてほしいのは、社会人経験なしのフリーターや既卒から事務職を目指すのは意外とハードルが高いということです。
たしかに「事務職」は、
- 未経験歓迎
- フリーターや既卒OK
という求人が多い仕事です。
職歴がなくても比較的就職がしやすい「狙い目」の職種と言えます。
しかし、事務職は人気がある職業のためライバルも非常に多く就職の競争率が高くなります。
とくに女性には人気の高い職種で、「働きたい仕事」を調査したランキングを見ても2位と4位に事務系の仕事がランクインしていることがわかります。
【働く女性に聞いた働きたい仕事】
- 商品企画、マーケティング
- 一般事務、営業事務、営業アシスタント
- 広報
- 経理
- ブライダルコーディネーター
参照データ:@type女の転職 一部抜粋
社会人経験がないフリーターや既卒だけでなく、バリバリ働いてきた転職者にも人気がある職種なので、意外とハードルが高い仕事なんです。
なので、「なんとなく事務って良さそう…」と軽い気持ちで応募しても、なかなか内定が取れないかもしれません。
なるべく早めに就活をスタートすることも大切
そこで大切なのは、次の章からお伝えする
- 目指す事務系の仕事をハッキリさせること
- 事務職に何が求められるかを知っておくこと
この2つです。
たとえ職歴がないフリーターや既卒者でも、上記ができていれば
事務を任せても安心かもな
このように思ってもらうことは十分に可能です。
また、フリーターや既卒など「未経験」から事務職を目指す場合は、なるべく早めに就活をスタートすることも大切です。
なぜなら、未経験者を採用する企業の多くは「年齢の若い人材」を欲しがるケースが多いからです。
年齢が若いほうが、
- 将来性
- やる気や熱意
- 柔軟性
などを期待できると思われやすいからです。
実際、事務職に限らず「未経験者」が応募できる仕事の数は、年齢を重ねるごとに減っていくこともわかっています。
過去に戻ることはできないので、自分のもっとも若いは「今日」です。
【事務は種類が豊富】職歴なしのフリーターや既卒は目指す事務職をハッキリさせる
実は「事務系の仕事」って、その種類が豊富にあることをご存知でしょうか?
ざっと挙げるだけでも以下のような種類があります。
- 一般事務
- 医療事務
- 営業事務
- 総務
- 経理
- 財務
- 人事
- 広報
- 秘書
- 法務
なかには「管理職系」の仕事も含まれていますが、すべて事務スキルが必要な職種と言えます。
ふんわり「事務」の仕事をイメージしていたり、仕事内容をきちんと確認せずに就職をすると、入社後に
こんなはずじゃないのに
このように後悔することになりかねません。
また、そもそも面接等で
本当に理解してる?
と思われてしまいます。
なので、「いろいろな事務系職種の仕事内容」をある程度把握しておきましょう。
あらゆる仕事をこなす「一般事務」
きっと、誰もが考える「事務職」のイメージに最も近いのが「一般事務」です。
仕事内容としては、以下のとおり様々な仕事をこなすポジションです。
- 資料や報告書などの書類を作る
- 電話やメール応対
- 来客対応
- 勤怠管理
- 郵便の仕分け
- データを集めてまとめる
(ファイリング)
「様々な仕事をこなす」ということは、それだけ求められるスキルも多岐にわたるということです。
基本的には、「社内のサポート役」と考えて間違いないのですが、黙ってデスクに座っていれば良いというわけではありません。
実際はコミュニケーション力の高さも求められる仕事です。
営業担当者のサポート役「営業事務」
営業事務は、その名の通り営業担当者とタッグを組んでサポート役をこなすポジションです。
主な仕事内容は以下のとおりです。
- 資料作成
- 請求書作成
- 商品の発注・受注
- 在庫管理
- 納期管理
- 顧客からの電話やメール応対
大切なことは、「営業担当者としっかり連携を取れるか」にかかっています。
会社のお金を管理する「経理」
経理や財務、会計は、主に会社のお金の流れを管理するポジションと言えます。
仕事内容は以下のとおりです。
- 会社の出入金管理・簿記
- 伝票整理
- 資金調達など予算編成
- 金銭管理
- 収支の変動を管理
一般事務と比べて、やや専門的な知識を要求される仕事と言えます。
会社の総合的な業務を任される「総務」
総務職は、会社組織全体の業務を担うポジションです。
主な仕事は以下のようなものになります。
- オフィスの備品・機器の管理
- オフィスビルの管理
- 福利厚生の管理
- 社内行事の企画・運営
- 防災・防犯対策
会社が大きくなればなるほど、「部署間の意見をまとめ上げる能力」「臨機応変な対応力」が必要になる仕事です。
会社役員や上司のサポート役「秘書」
会社役員・上司を直接サポートするポジションの仕事が「秘書」です。
主に
- スケジュール管理や調整
- 出張などで宿泊施設の手配
- さまざまな書類作成
- ミーティングでの議事録作成
など、役員や上司が業務をスムーズに行えるようサポートをする仕事です。
コミュニケーション能力や幅広いスキルが求められます。
【事務職は何を求められている?】職歴なしのフリーターや既卒者がアピールすべきこと
続いて、フリーターやニートから事務職に就職するなら知っておきたいポイントの3つ目です。
それは、「事務職は何を求められる仕事か」です。
職歴がないフリーターや既卒の方は、就活でこんなミスをしがちです。
もっている資格やスキル、経験をなんでもアピールしてしまう
極端な例で言えば、事務職の求人に応募したのに、
昨年はカラーコーディネーターの資格も取得しました。
このように「事務」に関連のないアピールをしてしまうケースです。
面接官としては、
と不信感をもってしまいます。
もちろん、応募企業の事業に関連する資格やスキルなら話は別ですが、「事務」の仕事をしたいのであれば事務職に求められるスキルや資質をアピールしましょう。
事務職に求められる4つのスキル
では、どんなスキルや資質が事務職に求められるのでしょうか?
先ほどもお話ししたように、事務職は幅広いスキルが必要な仕事です。
しかし、以下のポイントをアピールできれば「事務職を任せても安心だ」と思ってもらえるはずです。
- ビジネスマナー
- コミュニケーションスキル
- IT・PC系スキル
- ヒューマンスキル
基本的に事務職は「顧客応対」「電話・メール応対」など、社外の人物の対応をする機会があります。
そのため、最低限の「ビジネスマナー」はアピールすべきです。
アルバイトなどで接客経験があれば、
- 「言葉づかい」
- 「お客様対応」
- 「クレーム処理」
など、経験したことや注意したことをアピールできるはずです。
また、事務作業はPCスキルが必須と言えます。
- Word
- Excel
- PowerPoint
- メールソフト
といった事務系アプリケーションの初歩的操作が問題なければ好印象と言えます。
そして、未経験のフリーターや既卒が事務職を目指す上でもっとも大事と言えるのは、コミュニケーションスキル・ヒューマンスキルです。
様々な種類がある「事務系」の仕事ですが、共通するのは
事務は周囲をバックアップする仕事
だということです。
つまり、
- 周りを気遣えるか
- コミュニケーションが
うまく取れるか - 社内の雰囲気に馴染めるか
などを採用担当者はチェックしているんです。
職歴がないフリーターや既卒者はスキルや資格に不安があると思いますが、人柄やヒューマンスキルが評価され採用につながる場合も多いです。
ちなみに「ヒューマンスキル」とは、以下のような定義がされています。
他者との良好な人間関係を構築・維持するために必要な能力や技術のこと。
対人関係能力とも言われ、業種・職種に関係なく、ビジネスパーソンなら誰でも職務を遂行する上で求められる普遍的なスキルです。
引用元:コトバンク ヒューマンスキルとは
職歴なしのフリーターや既卒者が事務職を目指すならひとりで悩まない
さてここまで、「事務職に就職するために知っておきたい3つのポイント」をお話ししてきました。
- 事務職は意外とハードルが高い
- 目指す事務系の仕事をハッキリさせる
- 何が求められるかを知る
この3つを押さえて就活を進めれば、事務職に就職するチャンスは巡ってくるはずです。
とは言え、
と悩む人もいますよね。
もしかすると、「なにから手を付けていいかわからない」となかなか一歩が踏み出せない人もいるかもしれません。
そんな場合は、ひとりで悩むのはやめましょう。
実は僕もフリーターから就職をした経験がありますが、就活をひとりで悩んでも良い結果にはつながりません。
挫折する可能性が高くなってしまいます。
幸い今は、フリーターや既卒者の就活をサポートしている無料のサービスがたくさんあるので、まずはひとりで悩まない環境を作るのがベストです。
例えば、
- ハローワーク
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などは、無料でキャリアアドバイザーやカウンセラーが就活の手助けをしてくれます。
もしかすると「他人にサポートしてもらうのはちょっと…」と思うかもしれませんが、やはり専門家の力を借りたほうが、仕事探しはグッと楽になります。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、エージェント系のサービスを通したほうが事務職の求人の
- 仕事内容の詳細
- 会社の雰囲気
- 求められるスキル
などを詳しく教えてもらえるので、安心して面接を受けることができます。
就職エージェントを活用することで、
就職できるかも!
と感じるはずです。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、フリーターやニートなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
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- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
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そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
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登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
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フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
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このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。