転職活動に疲れた。。。
このように悩んでいる20代の方に送りたい言葉があります。
それは、野球界の伝説イチローさんのこんな言葉です。
打てない時期こそ、勇気をもってなるべくバットから離れるべきです。
勇気をもってバットから離れないと、もっと怖くなるときがある。そういう時にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。
by イチロー
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
転職が思うように進まないと心身共に疲れますよね。無職が長引けば焦りも募るはずです。
でも、そんなときこそ落ち着いて、転職活動を見直す必要があります。
この記事では、転職活動に疲れた無職の20代がやるべきこと、絶対にやってはいけないことをまとめてみました。
やるべきこと
- 休息を取る
- 分析をする
- 共感を得る
やってはいけないこと
- 限界まで自分を追い込む
- 受かりやすさで転職先を決める
- 諦めてフリーターになる
イチローさんの言葉を借りれば、『勇気をもって一度転職活動から離れることも大切』です。
転職活動に疲れた無職の20代が絶対にやってはいけない3つのこと
では始めに、絶対にやってはいけない3つのことをお話していきます。
- 限界まで自分を追い込む
- 受かりやすさで転職先を決める
- 諦めてフリーターになる
限界まで追い込むのはNG【ますます転職活動に疲れる】
いくら20代でも、転職活動がうまくいかないと焦りますよね。「はやく無職を抜け出さないとヤバい」という気持ちになるはずです。
でも、心身ともに疲れた状態で自分を限界まで追い込むのは絶対にNG。泥沼にハマり、ますます疲労がたまってしまいます。
疲労が蓄積すると、人間のパフォーマンスは大きく低下します。
- 集中力が低下しやすい
- 思考力が低下しやすい
- ネガティブ思考になりやすい
- 体が思うように動かない
できることもできなくなってしまいます。
そんな状態で自分にムチを打っても、転職活動がうまくいく可能性は低いですよね。
まして、転職活動のストレスで精神を病んでしまったら、転職どころではなくなってしまいます。
受かりやすさで転職先を決めるのはNG【後悔のもとになりやすい】
転職活動に疲れたからと言って、
「受かるならどこでも構わない」
「とにかく転職できればいい」
このように、受かりやすさを第一に転職先を決めるのもNGです。
たとえ転職できてもあとで後悔する可能性が高いからです。
転職はできたけど、
「希望を妥協したために望む仕事ができない」
「給料が大幅に下がってしまった」
「よくリサーチしなかったので職場環境が悪い」
こうなってしまったら、転職を繰り返すことになり兼ねませんよね。
また、受かるならどこでも構わないという気持ちだと、ブラック企業に転職してしまう可能性も高くなります。
諦めてフリーターになるのはNG【ますます正社員になるのが難しくなる】
生活費を稼ぐために一時的にアルバイトをするなら構いませんが、完全に「フリーター」になってしまうのはNGです。
なぜなら、一度フリーターになってしまうと以下のようなマイナスがあるからです。
- アルバイト地獄にハマりやすい
- ブランク期間がさらに伸びる
- 正社員に復帰するのがますます難しくなる
僕も就職前はフリーターをしていたので、フリーター自体を否定するつもりはありません。
ですが、世間が思うほどフリーターは気楽に生活できませんし、自由もありません。(生活のために働きっぱなしでした)
20代中盤以降は将来も不安になります。
転職活動に疲れた無職の20代がやるべき3つのこと
ではここからは、転職活動に疲れた無職の20代がやるべきことをお話していきます。
- 休息を取る
- 分析をする
- 共感を得る
疲れたら休息を取る【ストレスから一旦離れてエネルギーを補給する】
無職状態で行う転職活動は大きなストレスですよね。
ストレス状態が続くと疲労は蓄積するばかり。先程もお話したように、転職活動で本来のパフォーマンスが発揮できなくなってしまいます。
なのでまずは、ストレス改善に有効な以下の3つのポイントを意識してみてください。
- その状態から離れる
- 感情表現をする(泣く、笑うなど)
- 自分の状況を共感してもらう
20代で無職だと「休んではいられない」と焦るかもしれませんが、疲れた状態でがんばるのは、ガソリン切れの車でアクセルを踏み続けているようなものです。
今やるべきことは、ガソリンの補給=心身のエネルギー補給ではないでしょうか。
ストレスから一旦離れて、心身ともにリフレッシュする時間を作りましょう。
- 休息期間を決める(1〜3日程度がおすすめ)
- 休むときは思いっきり休む
- 好きなことなど自分がリラックスできることをする
たとえ1日休んだだけでもエネルギーは回復しますし、一旦転職活動から離れることで、新たな気づきがあるかもしれません。
また、映画を見て泣いたり、お笑いのライブに行って思いっきり笑うことで、前向きな気持ちになれるかもしれません。
分析をする【転職活動を振り返って次に活かす】
休息が取れたら、どうして転職活動がうまくいかないかを分析してみてください。
転職活動に疲れていると、どうしても冷静な判断ができませんし、これまでの面接や書類審査を振り返る気力もありません。
なので、エネルギーが補給できた段階で、これまでの転職活動を振り返ることが大切です。
まず注目したいポイントは、
- 書類落ちが多いのか
- 面接落ちが多いのか
ということです。
書類落ちが多いということは、履歴書や職務経歴書の書き方や内容に問題がある可能性が高いので、
- 丁寧に書いているか(誤字や脱字はないか)
- 空白が目立たないか
- 転職理由は前向きで筋が通っているか
- 自己PRは魅力的か
これらをチェックしてみてください。
面接落ちが多いということは、書類には問題がなく面接に改善点があるはずです。
- 笑顔や声の大きさ、挨拶は問題ないか
- 自己PRをきちんと伝えることができているか
- 書類の内容と面接で話す内容に一貫性があるか
- 無職期間のフォローがきちんとできているか
などをチェックしてみてください。
また、
- これまでの転職活動で良かったこと
- これまでの転職活動で悪かったこと(足りなかったこと)
を書き出して整理してみるのもおすすめです。
悪かったことや足りないことは修正すべきですが、大切なのは「良かったことをもっと伸ばす」という姿勢です。
なぜなら、「良い部分=自分の長所、アピールポイント」と言えるので、ライバルに差をつけるチャンスだからです。
共感を得る【ひとりで悩まない環境を作る】
転職活動で疲れないために、ひとりで悩まない環境をつくることも大切です。
先ほど、ストレス状態の対処法として「自分の状況を共感してもらう」とお話しました。
悩みや不安を相談できれば、転職活動のストレスはグッと和らぎます。
ストレスが減れば、転職活動の疲れも溜まりにくくなります。
たったひとりで転職活動をしていると、行き詰まるのは日常茶飯事です。
まして、20代で無職だと転職活動がうまくいかないのも不思議はありません。
なので、もしも転職活動をたったひとりでがんばっているなら、転職エージェントを活用するなどしてキャリアアドバイザーを味方につけましょう。
キャリアアドバイザーは、
- 仕事探し
- 面接対策や書類対策
- 企業とのやりとり
- 悩み相談
などをサポートしてくれるので、転職活動のストレスが軽減されます。
すでに転職エージェントを使っている場合も、もっと話しやすいキャリアアドバイザーや信頼できる担当者を探してみるのもおすすめです。
最近は20代に特化した転職エージェントも増えているので、うまく活用していきましょう。
この記事のまとめ
いかがでしたか?転職活動に疲れた無職の20代がやるべきことをお伝えしました。
最後に冒頭でお話したイチローさんの言葉をもう一度。
打てない時期こそ、勇気をもってなるべくバットから離れるべきです。
勇気をもってバットから離れないと、もっと怖くなるときがある。そういう時にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。
By イチロー
まずは転職活動から一度離れて、きちんと休息を取りましょう。そして分析をして、共感を得られる環境を作ってみてください。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
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