不採用になる理由は?
与えるには
どうしたらいい?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
転職活動の1番の難所は、なんと言っても面接です。
なかなか受からなかったり、うまく対応できないと
- 不採用理由がわからない
- 好印象を与えるには?
- 面接を乗り切るコツは?
と悩みますよね。
僕も転職活動がうまくいかず悩んだ時期があるので気持ちはよくわかります。
実は面接で最も大切なのは、能力や経験をうまくアピールすることより、いかに面接官に好印象を与えられるか(気に入ってもらえるか)です。
この記事では、僕の転職経験や人事目線をもとに「面接官に好印象を与えるテクニック」をまとめました。
- 面接官の頭のなかを知る
- 心理効果を使う
- 効果的な「やる気」の伝え方
- 面接官の目線になる
関連記事:【転職失敗が不安なときに読む記事】転職に失敗する人の特徴を知ろう
【好印象を与えるコツ】面接官の頭のなかを知ることが大切
最初にお伝えしたいのは、面接官の頭のなかを知ることです。
一般的に、中途採用の面接を行うのは、転職先の人事部の社員です。
なかには採用のプロを外注する企業もあるかもしれませんが、人事担当やマネージャークラスなど、転職先で一緒に働くことになる人が面接官を担当するわけです。
規模が小さな会社では、一般社員が面接官を兼任する場合もあります。
そのため、面接で好印象を与える人材は、一言でいうと
一緒に働きやすい人
ということになります。
もちろん、
- スキルや経験はあるか
- プロジェクトのプラスになるか
なども重要ですが、一方で
- この人は職場に馴染むか
- 人間的に好きか・嫌いか
といった人間的な部分を無意識に優先して選考してしまう場合も多いと言えます。
とくにマネージャークラスや一般社員が面接官を務める場合、例えば、自分の年代に近い転職者が応募してくると
危ういのでは…
反りが合わないかもしれない
など、ライバル視するなんてこともあり得ます。
このあたりを見極めるのは至難の技ですが、面接で好印象を与えるには
一緒に働きたいと思ってもらう
という意識をもつと良いですね。
【面接官に好印象を与えるテクニック】心理効果を利用する
2つ目にお伝えしたいのは、心理効果を利用することです。
実は面接官は、本人が気づかないうちに判断ミスをすると言われています。
その原因のひとつは、以下の心理効果によるものと考えられます。
【ハロー効果】
その人に何かひとつ良い部分があると、他の部分も良く見えてしまう心理効果です。
例えば、以下のような感じです。
- 話し方がしっかりしている
- 実は能力は平均的
- それなのに有能に見えてしまう
逆に、何かひとつでも悪いことが目立つと他も悪く見えてしまうため注意が必要です。
【イメージ評価】
与えられた情報のイメージから、その人のことを評価してしまう心理効果です。
例えば、以下のような感じです。
- 高学歴⇒
知識も豊富だろう - 態度が悪い⇒
約束を守れない人だろう
このように先入観で判断してしまいます。
他にも様々な心理効果はありますが、まずはこの2つを頭に入れておきましょう。
第一印象の演出が大切
この心理効果を利用するには、第一印象の演出が非常に効果的です。
面接官は、
面接開始後3分以内に応募者のイメージを決めてしまう
と言われています。
つまり、面接官に気に入られるかどうかは第一印象次第なのです。
そのため、面接で好印象を与えるには、まずは何より第一印象を徹底することが大切です。
例えば、
- 清潔な見た目・服装で臨む
- 元気なあいさつをする
- さわやかな笑顔を心がける
- 礼儀正しい態度をみせる
など、第一印象でスタートダッシュを図ります。
すると、ハロー効果やイメージ評価が高まり、面接がうまく進む可能性が高まります。
第一印象が良ければ、経験やスキルなどの「本当に評価されたいポイント」もプラスの評価を得られるかもしれません。
また、「イメージ評価(先入観)」をうまく利用すれば、あなたの態度や話し方一つでポジティブな印象を残せます。
質問にすぐに回答する応募者
⇒いつでも臨機応変に対応できる人かもしれない
人の話をしっかりと聞く応募者
⇒周りと仲良くやれる協調性のある人かもしれない
質問に明確な答えを返す応募者
⇒理解力があり頭の回転が早い人かもしれない
このように態度や話し方に気を配ることで、面接の印象は大きく変わります。
【面接で好印象につながる】効果的な「やる気」の伝え方
次にお伝えしたいのは、効果的なやる気の伝え方です。
実は、転職での不採用理由トップ1は「やる気が感じられないこと」と言われています。
具体的には、
- 態度や表情に
やる気が見られない - 志望動機がマニュアル的
- 会社や業界のことを
全く知らない
など、能力や経験による理由ではなく、メンタルひとつで解決可能な理由で不採用となるケースが多いと言えます。
しかし、転職活動をする人の多くは、
- 転職をして頑張りたい
- 職を変えてキャリアップしたい
- 今度は長く続けたい
こんな気持ちがあるはずです。
「やる気や熱意が全くない」という人は稀ですよね。
それなのに採用担当者が「やる気を感じられない」と評価してしまう背景には理由があります。
ひとことで言えば、「やる気の伝え方」が問題です。
ここからは、やる気をうまく伝える2つのポイントをお伝えします。
- 見た目や姿勢を
やる気モードにしよう - 自分のやりたいこと
経験を自分の言葉で伝える
見た目や姿勢をやる気モードにする
よく「人を見た目で判断してはいけない」と言いますが、面接では見た目のインパクトが採用担当者の評価を大きく左右します。
- 服装
- 髪型
- しぐさ
などがきちんとしているだけで、「やる気」や「熱意」の伝わりかたが変わってきます。
もちろん、見た目だけ整えれば良いというわけではありませんが、やる気や熱意がうまく伝わらない方は服装や髪型などに気を使ってみましょう。
やりたいことや経験を自分の言葉で具体的に話す
見た目を整えた上でやる気を上手く伝えるポイントがやりたいことやこれまでの経験を自分の言葉で具体的に話すことです。
例えば、これまでの経験をアピールする場合は、「期限通りに問題なく業務を遂行した」など事実を淡々と伝えるよりも
- 最初はこんな問題に直面した
- しかし試行錯誤し改善した
- その結果期限通りに業務が遂行できた
など、自分だけのストーリーを盛り込むことで信憑性や理解度が増します。
仕事に対するやる気や熱意が伝わりやすくなり、入社後にどう働いてくれるかイメージしやすくなります。
【転職を成功させるために】知っておきたいその他の不採用理由
実は「やる気が感じられない」という理由のほかにも様々な不採用理由が存在します。
この章の最後に注意したい不採用理由をチェックしておきましょう。
面接で前職の不平不満を話す
応募書類の内容と面接の回答内容に差異がある
応募書類の脱字や誤字があまりにも多い
志望動機がどんな業界や企業にも当てはまる内容
面接中に電話やメールの音が鳴る
転職の回数が多いのに理由がハッキリしない
代表的なものを挙げてみました。
こうして並べてみると、心がけひとつで防げる内容が多いと思います。
関連記事:20代で4回目の転職は厳しい?【転職すべきか迷ったときの対処法】
【転職失敗は自分勝手な考えにアリ】面接官目線で転職活動に挑む
最後にお伝えしたいのは、面接官目線で転職活動を考えることです。
転職をする場合、どうしても自分目線で転職活動を進めてしまう方は多いはずです。
例えば、
だから大丈夫だ
アピールしたい
こんな感じで自分のことばかり考えるのではないでしょうか。
もちろん、自分と向き合うことは必要ですが、転職活動で好印象を与えるには
採用担当者はどう思うだろうか
という相手目線に立つことが非常に大切です。
あなたは次のような「自分目線」の思い込みをしていないでしょうか?
「大手企業に在職している」場合の甘い考えや思い込み
転職も簡単に決まるはずだ…
【採用担当者の気持ち】
企業の規模や人気よりも、自社でどれだけ活躍できるかが鍵になる。
「高学歴」の場合の甘い考えや思い込み
高評価につながるはず…
【採用担当者の気持ち】
仕事でどんな業績を残したのか知りたい。学歴と職歴は別。
「資格をたくさん保有している」場合の甘い考えや思い込み
すぐに雇ってもらえるはず…
【採用担当者の気持ち】
仕事に関連のある資格は?
実務でどれだけ使いこなせる?
「実績がある」場合の甘い考えや思い込み
転職で好印象のはず…
【採用担当者の気持ち】
我が社のやり方に合っているか?
自分だけの功績と思っていないか?
「月収◯◯」の場合の甘い考えや思い込み
それ以上はもらえるはずだ…
【採用担当者の気持ち】
給与は自社の規定に従ってもらおう
転職を甘く見ないで客観的に自分の立ち位置を見極めよう!
いかがでしたか?今回は、面接官に好印象を与えるテクニックをお伝えしました。
最後にお話したいのは、転職面接の不安はひとりで抱えこまないことです。
また前提として、転職活動を成功させるにはきちんと情報収集できる環境を作っておくことが非常に大切です。
なぜなら、きちんと情報収集をすれば、
- どんな職場が自分に合っているか
- 給料は上がるか
- 今転職すべきタイミングか
など、ある程度の見通しが立ちます。
そうすれば、転職に失敗するリスクは大幅に減ります。
転職の不安は、「この先どうなるかわからない」という不透明な将来にあります。
なので、在職中にきちんと情報収集をして、転職活動の見通しを立てることが大切なんです。
そして、転職の面接が不安なら、ひとりで悩まずにエージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
つまり、エージェント系のサービスを活用すれば、圧迫面接に対処できるだけでなく、転職の様々なプラスになります。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には1〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。