おすすめの練習方法は?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
いくら社会人経験を積んだ人でも、転職の面接は緊張するものです。
- どうしたらうまくいく?
- 緊張しない方法は?
- 練習はしたほうがいい?
など、不安になりますよね。
僕も転職時には相当悩んできたので、気持ちはよくわかります。
結論から言うと、練習や準備を怠ると面接はなかなか上手くいきません。
おすすめは、
- 面接練習のために「台本」を作る
- 模擬面接を積極的に受ける
以上の2点を徹底することです。
この記事では、僕の転職経験や人事目線をもとに「転職面接に向けた台本のつくりかた」をまとめました。
【転職面接が不安なら】面接練習のために台本を作ろう
ところで、面接練習のために「台本」を作ったことはありますか?
僕が言う「台本」というのは、面接の全体像を考えた上で
- どんな話をするか
- どんな姿勢を示すか
- どんなことを注意するか
などを1枚の紙やスマホのメモ帳などにまとめておくものです。
もちろん、面接官に何を聞かれるかは面接当日になってみなければ分かりませんが、転職の面接には「一般的な流れ」「定番の質問」が存在します。
そのため、「流れ」や「定番の質問」を意識して面接の台本を作ることは、面接の練習として非常に効果的です。
実は、面接官も同じように、
- どんな質問をするか
- 応募者からの質問の回答
- 面接の時間配分
などを事前に想定し、面接全体をイメージしてから面接に臨んでいます。
適当な話題を出したり、個人的に気になることを質問しているわけではありません。
もしかすると、
そこまでやる必要が
あるのかな。。。
と思う人もいるかもしれませんが、転職の成功は「どれだけきちんと準備ができたか」に大きく左右されます。
【台本づくりの下準備】面接の全体の流れをシミュレートする
台本づくりの下準備として、面接の全体の流れをシミュレートすることが大切です。
僕はこれまで、友人や知人から様々な面接に関する相談を受けてきました。
そこで感じるのは、自己PRや志望動機にばかり気を取られて、面接全体の流れを意識していない人が多いということです。
確かに自己PRや志望動機は大切です。
しかし、面接はそれだけではありませんよね。
いくら自己PRが良くても他の部分が雑になってしまうと、全体としてマイナスのイメージを与えてしまうかもしれません。
なので、まずは面接全体の流れをきちんと理解することからはじめましょう。
台本づくりに欠かせない面接の流れ
企業によって多少異なりますが、面接慣れしている企業の一般的な面接の流れは以下のとおりです。
- 入室
- 企業の挨拶
- 応募者の自己紹介・職歴の説明
- 企業の紹介・求人内容の説明
- 企業からの質問
- 応募者からの質問
- 合否の連絡期限に関する説明
- SPI試験や性格検査実施の場合もアリ
入室に始まり、あいさつ、自己紹介…というように、ひとつひとつの流れや動作をどのようにこなすかを1枚の紙にまとめます。
面接官や採用担当者は、面接において
一貫性のある姿勢・アピール
を重視します。
言い換えると、矛盾のある発言や辻褄の合わないアピールをチェックしています。
面接の全体像を考えず、志望動機や自己PR、転職理由を単体で準備してしまうと、本番で全体を通したときに矛盾が生まれることがあります。
面接官に
噛み合っていない…
と思われてしまうのは大きなマイナスです。
なので、まずは面接の全体像をシミュレートすることは非常に大切です。
【転職の面接練習におすすめ】失敗しない台本の作り方
ではいよいよ、面接練習の台本の作り方をお伝えします。
と言っても、難しいことはありません。
台本には決まった型はないので、重要なポイントを参考に自分なりにアレンジしてみてください。
面接を序盤・中盤・終盤に分ける
まずは、1枚の紙やスマホのメモ帳に面接の流れを書き出してみます。
「序盤」「中盤」「終盤」に分けると、わかりやすくなります。
【序盤】
- 入室
- 企業の挨拶
- 応募者の自己紹介・職歴の説明
【中盤】
- 企業の紹介・求人内容の説明
- 企業からの質問
【終盤】
- 応募者からの質問
- 合否の連絡期限に関する説明
- 退室(※試験等がある場合もアリ)
テーマを決める
次に、それぞれのテーマを自分なりに決めます。
ここで言うテーマというのは、「自分が面接で大事にしたいこと」「自分が面接でやるべきこと」です。
【序盤のテーマ例】
- 第一印象を大事にする
- 落ち着いてゆっくり話すなど
【中盤のテーマ】
- ハッキリ物事を伝える
- 必ず◯◯をアピールするなど
【終盤のテーマ】
- 最後まで気を抜かない
- ビジネスマナーを徹底するなど
テーマを決めることで、スムーズに自己表現ができるようになります。
テーマを実現する行動を書き込む
次に、決めたテーマを実現させるために
- どんな言動が必要か
- どんな姿勢で臨むべきか
を細かく書き込んでいきましょう。
(例)【第一印象を大事にする】
- 到着したら身だしなみチェック
- 挨拶はハキハキと元気よく
- 入室後はさわやかな笑顔
- 自己紹介は簡潔、明快を意識
このように、面接を頭のなかでシミュレートしながら、テーマを実現するために必要だと思う言動や姿勢をどんどん書き出しましょう。
そうすることで、台本の精度がグッと高くなります。
矛盾のある回答はNG
そして、企業からの質問に関しては、思いつく限りの質問を並べ実際に回答を考えてみることが大切です。
そのうえで、
- 矛盾点がないか
- 真実味はあるか
- 説明不足はないか
などをチェックしてみましょう。
以下は、一般的な企業からの質問例です。
【自己紹介・背景】
- 自己紹介とPRをしてください。
- 主な職務経歴やプロジェクトを教えてください。
- 転職の際のポイントは?
- 未経験の職種や業界への理由は?
【志望動機・企業評価】
- 志望動機は?
- 当社で活かせるスキルは?
- 当社の商品や経営理念の印象は?
- この業界の将来や必要な資質は?
【転職・キャリア】
- 退職や転職回数の理由は?
- 他の受けている会社は?
- 内定が出たら、入社可能日は?
- 今後のキャリアプランや学びたいスキルは?
【仕事の価値観・性格】
- 長所と短所は?
- 仕事の価値観ややりがいは?
- 大きな失敗や成功体験は?
【ライフスタイル・趣味】
- 趣味や休日の過ごし方は?
- 最近の関心ニュースや愛読書は?
- 結婚や出産後のキャリアの考えは?
【希望条件・その他】
- 希望年収や勤務地、転勤の可否は?
- 最後にコメントや質問は?
お伝えしたように、回答に矛盾があると面接官は不信に思います。
ネットには回答例がたくさんあると思いますが、自分の頭で考え、自己PRや志望動機と矛盾のない回答を準備することがポイントです。
関連記事:【面接の雑談質問には注意】面接官の意図を知って切り抜けよう
台本を見ながら面接の練習をする
最後に、出来上がった台本を見ながら面接の練習をしてみます。
台本があることで、
- 面接における注意点
- 伝えるべき内容
- 流れを意識した言動
がクリアになるため、効率的に練習できるようになります。
実際に一連の動作をしてみたり、自己PRは声に出してみることで、面接に対する自信も増します。
【台本作りが面倒なら】転職の面接練習を1人で行う必要はない
さてここまで、転職面接の台本づくりについてお話ししてきました。
台本を作って面接の練習をすれば、面接の不安が減り転職が成功する可能性も上がるはずです。
しかし、
結構めんどくさいな…
本当に正しいか
よくわからない
と悩む人もいますよね。
もしかしたら、
- 面接が大の苦手
- 自分のことがよくわからない
- 初めての転職で不安
という方も多いのではないでしょうか。
そんな場合は、ひとりで悩まないことが大切です。
転職活動は「ひとりで頑張るしかない」と思いがちですが、実はそんなことはありません。
むしろ、ひとりで悩むと転職活動に行き詰まりやすく、転職そのものが嫌になってしまう場合が多いです。
なので、まずはひとりで悩まない環境を手に入れて、少しでも楽に転職活動を進めましょう。
具体的には、エージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などを担当者がプロの目線でアドバイスしてくれるわけです。
もちろん、面接対策や模擬面接をしてくれるエージェントがほとんどです。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には1〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。