これからどうしたらいい?
今からやり直せる?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
大学を中退すると、これからどうしたらいいか不安ですよね。
- なにをしたらいい?
- やりなおせる?
- 中退したら人生終了?
と悩むのではないでしょうか。
僕も一度はフリーターになった経験があるので、先行きが見えない不安はよくわかります。
でも、大学を中退して何年も経っていないなら、いくらでもやり直しはできます。
この記事では、就職を中心に「大学中退からやり直す5つのコツ」をまとめました。
- 大学中退後の道を模索する
- 中退理由と向き合う
- 就職しやすい仕事を狙う
- 中退者が求められる資質を知る
- ひとりで悩まない
【これからどうする?】大学中退後の道を模索しよう
これからどうするか迷ったら、大学中退後の道を模索することから始めましょう。
大学中退後の進路は様々ですが、一般的には以下の4つのパターンが考えられます。
- 転学する
- フリーターになる
- 派遣社員になる
- 正社員就職する
転学する
別の大学や専門学校等に入り直す道が「転学」です。
転学には、以下のようなメリットがあります。
自分の適性や興味に合う大学や選考を選べる
新しい環境で人間関係を構築し学び直せる
新しい知識やスキルを習得できるので将来のキャリアに繋がる
過去の失敗を活かしつつ、新しい目標や夢に向かって再出発のチャンスが得られる
デメリットは以下のようなものが考えられます。
学費などの負担が大きくなる
新しい環境に適応しなくてはいけない
周囲の理解やサポートが得られない可能性がある
学校によって単位認定の違いが生じるため、卒業まで時間がかかる可能性がある
金銭的に余裕があり「もう一度学校に行きたい」「やりたい勉強がある」という方は、転学が選択肢になります。
ただし、「金銭的に余裕がない」「学校にはもう行きたくない」という場合は別の道を目指すほうが良いかもしれません。
フリーターになる
アルバイトや日雇いなどで働く道が「フリーター」です。
フリーターには以下のようなメリットがあります。
仕事に受かる可能性が高く、すぐに働ける
自由な時間管理と柔軟な働き方が可能。
プライベートと仕事を両立しやすい。
様々な仕事を経験でき、適正や興味を見極める機会を得られる。
一方デメリットは、以下のようなものが考えられます。
低賃金の仕事が多くボーナスや昇給等が期待できない
雇用が不安定でいつ仕事がなくなるかわからない
社会的な評価や信用が低く不便が生じる
時間が経てば経つほど就職は難しくなる
将来に対する不安を抱えやすい
すぐに働きたい人や自由な時間と仕事を両立させたい人は選択肢になる進路です。
ただし、経済面やキャリア、社会的な評価などデメリットも多く、あとになって後悔する可能性が大きい働き方でもあります。
派遣社員になる
派遣会社に登録をして「派遣社員」になる道も考えられます。
派遣社員で働くメリットは以下のとおりです。
柔軟に働き方やスケジュールの調整ができる
短期間の派遣であれば様々な経験を積むことができる
フリーターよりも高収入で福利厚生も期待できる
派遣で経験を積めば就活にも活かせる
デメリットとして考えられるのは、以下のポイントです。
働ける年数に限りがあり雇用も不安定
派遣先企業に適応できないとつらい
正社員と比べ収入や福利厚生が劣る場合がある
自分のスキルや興味とマッチしない業務を任される場合もある
柔軟な働き方をしつつ、フリーターよりも高収入や福利厚生の充実を求める人の選択肢になります。
ただし、派遣先が数年で変わる、派遣切りなどのリスク、正社員と比べると収入や福利厚生が不利になるため、将来の不安が残る道です。
正社員になる
就職をして「正社員」になる道もあります。
正社員になるメリットは以下のとおりです。
雇用が安定している
給与や福利厚生が充実している
昇進や昇給、スキル獲得などキャリアにプラス
社会的な信用が高くメリットが多い
デメリットとしては、以下のポイントが考えられます。
就職のハードルが高い
ブラック企業に注意する必要がある
責任の重さや業務の難しさに直面することもある
雇用の安定性や給与の高さ、福利厚生の充実などを考えるなら、正社員の道を選ぶのがベストです。
社会的な信用も高いため、プライベートも充実しやすい側面もあります。
ただし、お伝えしたなかでは就職のハードルが高く、ブラック企業を避けるなどの対策も必要です。
大学中退の理由と向き合う【これからどうするにしても必要】
次にやっておきたいのは、大学中退の理由と向き合うことです。
ここまで大学中退後の進路を見てきましたが、これからどうするにしても大学中退の理由とはきちんと向き合っておいたほうが良いです。
大学を中退して「これからどうしよう」と悩む方の多くは、
マイナスだ。。。
と不安に思っているはずです。
「大学中退=マイナス」という意識のままだと、それがコンプレックスになり、今後の進路に悪影響を与えます。
なので、中退理由と正面から向き合って、
- 反省点
- 気づいたこと
- 次にどう活かすか
などを深掘りしてみてください。
そうすれば、転入するにしても就職するにしても、転入試験や面接等の受け答えがしやすくなります。
ちなみに大学を中退する人に多い理由は以下のとおりです。
- 経済的な理由
- 精神的に厳しい
- 人間関係がつらい
- 学業の不振
- 病気や怪我のため
- 妊娠や出産、結婚
- 進路変更・起業
【これからどうするか悩んだら】大学中退から就職しやすい仕事を狙う
大学中退後は様々な道がありますが、
将来が不安。。。
と悩んでいるなら、就職の道を探るのがおすすめです。
もちろん、「学び直したい分野がある」「どうしても叶えたい夢がある」というなら、転学やフリーターの道に進むのもアリです。
しかし、漠然「どうしよう」と悩んているなら、就職をするのが最も安心で後悔の少ない道です。
僕自身、フリーターから就職をして本当に良かったと思っています。
ここからは、就職にフォーカスして中退後の「これから」をお伝えしていきます。
まずは大学中退から就職しやすい仕事を狙いましょう。
大学中退後に就職しようと思っても、
- なかなか面接が通らない
- 仕事が見つからない
- そもそもやりたい仕事がない
となると、就活のモチベーションが上がりませんよね。
これを解決するには、大学中退から就職しやすい仕事にフォーカスするのがおすすめです。
具体的には、以下の3つのポイントに沿う仕事です。
- 人手が足りない業界
- 未経験者歓迎の職種
- 第二新卒枠の求人
人手が足りない業界
1つ目は人手が足りない業界です。
人手が足りない業界は、当然ですが求人をたくさん出します。
- 人手不足になる
- 求人が多くなる
- 採用ハードルが下がる
このようなサイクルが生まれるため、大学中退などの未経験者でも就職しやすい状況が生まれます。
とくに以下の業界は人手不足の割合が高いことが分かっています。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
まずはこうした業界を狙って仕事を探してみましょう。
未経験者歓迎の職種
また、未経験者を採用する割合が多い職種に目を向けるのもおすすめです。
以下は、マイナビが発表している未経験者の割合が多い職種のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者の割合が多い職種は、就職しやすいだけでなく
- 研修等の充実
- 職場への馴染みやすさ
- キャリアアップのしやすさ
が期待できます。
大学中退をしていても、安心して働けるでしょう。
第二新卒枠の求人
3つ目は、第二新卒向けの求人です。
第二新卒というのは、一般的に学校卒業後に就職した会社を数年で離職し転職活動をする人を指す言葉です。
しかし、第二新卒については明確な基準はなく、大学中退でも応募できるケースがあります。
年齢的には25歳前後を想定している第二新卒求人は多いため、中退直後であればチャンスに恵まれる可能性は高いと言えます。
大学中退者が求められる資質を知る【これからを期待される人になる】
次にお伝えしたいのは、大学中退者が求められる資質を知ることです。
きっと、大学中退から就職をする場合、
スキルや経験がないから
難しいと思う。。。
良いかわからない
どうしよう。。。
と悩む方は多いのではないでしょうか?
たしかにスキルや経験は、評価基準のひとつです。
でも、大学中退者を採用する企業が求めているのは、
- やる気・熱意
- 将来性
- 指導のしやすさ(人柄)
といった、人間性やベーシックな部分です。
実際、リクルートが調査した「企業が採用基準で重視する項目」のデータでは、以下のような結果となっています。
企業が採用基準で重視する項目と学生が面接等でアピールする項目(複数回答)より
- 人柄 92.2%
- 自社・その企業への熱意 74.8%
- 今後の可能性 66.9%
- 性格適性検査の結果 44.2%
- 基礎学力 38.0%
以下省略
- 取得資格 9.5%
引用元:リクルート就職白書より抜粋
資格等のスキルよりも、人間性やベーシックなスキルを重視する傾向にあるんです。
基本的に就活は、あなたと企業それぞれのニーズがマッチしたときに内定がでます。
つまり、いくらスキルや経験がある人材でも、企業側がそのスキルや経験を求めていなければうまくはいきません。
企業側のニーズを理解して、適切な形でアピールすることが就職成功のカギと言えるんです。
なので、大学中退後の就活をどうしようと悩んでいるなら、
就職にかける熱意を伝え
やる気をみせる
就職後の展望など
将来について語る
自分の人柄が伝わる
エピソードを用意する
といった準備がおすすめです。
【これからどうするか不安なときは】大学中退後の就活はひとりで悩まない
最後にお伝えしたいのは、ひとりで悩まない環境をつくることです。
きっと、大学を中退している方の多くは、
- 仕事の選び方
- 書類や面接対策
- 企業とのやりとり
などに自信がないはずです。
そもそも、「何から手を付けたらいい?」「就職するにしてもこれからどうしよう…」と悩む人もいるのではないでしょうか?
僕の経験から言って、こうしたの悩みをひとりで抱えるのは非常にリスキーです。
挫折の原因になる可能性が高いです。
実際僕は、一度就活を諦めてフリーターに舞い戻った時期があります。
なので、ひとりで悩まない環境を作って、少しでも楽に就活を進めるようにしてください。
具体的には、キャリアカウンセラーやキャリアアドバイザーといった就職を相談できるサービスを活用すると安心です。
例えば、
- ハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などのサービスは、無料でキャリアアドバイザーやカウンセラーが就職をサポートしてくれます。
就職のコツや進め方を知り尽くしてる人を味方につけることほど、就活を有利に進められる秘訣はありません。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 希望にあう仕事を紹介してもらいやすい
- 面接でどんなPRが好印象か教えてもらえる
- 書類免状など有利になるケースもある
こんなメリットがあります。
さらにキャリアアドバイザーが求人企業を訪問するなどして情報を集めているので、
- 職場の雰囲気
- 上司の人柄や詳細な仕事内容
- 好印象をあたえるコツ
などを細かくアドバイスしてくれます。
ひとりで悩む時間は勿体ないですし挫折の原因にもなるので、こうしたサービスをどんどん活用しましょう。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、「未経験者」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
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