将来が不安でしょうがない…
このように悩んでいる人に向けた記事です。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
フリーターをしていると将来が不安になりますよね。「一生アルバイト生活なんて絶対無理」と頭を抱えている人もいるはずです。
僕も数年前まではバンドマンフリーターだったので、悩む気持ちが分かります。
そこで今回は、フリーターの将来に不安を感じたときの対処法をまとめてみました。
結論から言えば、将来の不安を解消するには現状維持はNG。なにかを変える必要があります。
日本を代表するラグビー選手五郎丸歩さんもこんなことを言っています。
今を変えなければ、未来は変わらない
一生フリーターはまずい!?将来が真っ暗な理由
まず最初に、なぜフリーターの将来は暗いかを考えてみましょう。
理由は主に3つあります。
- 給料は少ないまま・収入があがらない
- 働き続ける必要がある
- 社会的な信用が低く結婚や恋愛、人間関係にマイナス
フリーターを続けても給料は少ないまま・正社員と大きな差が生まれる
フリーターの将来が暗い理由のひとつは、やはり収入面にあります。
- がんばっても給料はさほどあがらない
- ボーナスや福利厚生が期待できない
- 正社員との給料差はどんどん広がっていく
こんなケースがほとんどです。
アルバイトなどが収入源のフリーターは、時給や日給計算で給料をもらいますよね。
「働いただけ稼げる」というメリットはありますが、いくらがんばっても決められた時給・日給の範囲内でしか収入が期待できません。
時給・日給アップの幅が少ないので、すぐに収入は頭打ちになってしまいます。
一方正社員は、勤続年数や年齢、結果を出すことで着実に昇給・昇進していきます。
その結果、非正規雇用と正社員の給料差はみるみる広がっていきます。
基本的に人生は、年を重ねるにつれてお金もかかります。
例えば、結婚や子供、家やマンションを買う、病気など医療費、親の介護資金など。。。
もちろん、結婚はしない、大きな買物をする予定はない、健康には自信がある、というなら話は別ですが、現実的に考えればなにかとお金はかかります。
フリーターは「お金がかかるときにお金がない」という状況になりやすいわけです。
また、フリーターは福利厚生等が期待できないケースが多いので、老後の資金に関しても不安がつきまといます。
例えば、老後の生活資金といえる年金支給額は、これだけ差が出てしまいます。
- 正社員 月に約20万円前後
- フリーター 月に約4〜7万円前後
(年金未払いの場合はもっと少なくなります)
仮に25年老後生活があるとしたら、かかるお金は5000万円以上とも言われています(病気や介護等も含める)。
フリーターのままで将来自分が必要とするお金を確保できるか、一度考えてみたほうが良いですね。
働き続けないと生活が成り立たない
もうひとつフリーターの将来が暗い理由は、働き続けなくてはいけないことです。
時給・日給で働くフリーターは、仕事を休むと給料が減ってしまいますよね。
例えば、風邪などをひいたとき、
- 本当は休みたい
- でも給料が減るのは困るから働く
- 風邪が悪化してきつい
- 医療費が増える
- アルバイトを増やすしかない
このような悪循環にハマった経験がある方、多いのではないでしょうか?
若いうちは乗り切れますが、これが40代、50代になってくると、相当厳しいのは目に見えています。
アルバイトを頻繁に休むと、仕事すらなくなってしまうかもしれません。
さらに老後は年金だけでは生活できない可能性が高いので、文字通り一生働き続けなくてはいけないかもしれません。。。
社会的な信用が低く結婚や恋愛、人間関係にマイナス
フリーターは社会的な信用度が低いことも、将来に大きな影を落とします。
ここで言う「社会的な信用度」というのは、以下のようなことですね。
- クレジットカードやローンの審査が通りにくい
- アパートやマンションを借りるとき保証人が必要になる
- 家族や親戚、周囲の目が厳しい
社会的な信用が低いと、なにかと不便。将来の計画も立てにくいですよね。
また、
- なかなか結婚できない
- 彼女・彼氏に恵まれにくい
- 人間関係が狭まる
など社会から孤立しやすいです。
とくに男性フリーターの結婚率を正社員と比較してみると、大きな差があることも分かっています。
25〜29歳
正社員 31.7%
パート・アルバイト 7.2%30〜34歳
正社員 57.1%
パート・アルバイト 17.1%35〜39歳
正社員 69.4%
パート・アルバイト 25.2%
近頃話題に挙がる事も多い「孤独死」も他人事ではなくなってしまいます。
将来を不安に思ったフリーターはそのチャンスを生かすべき
ここまでフリーターの将来が暗い理由を見てきましたが、、、
本当に暗いですね。。。
フリーターを続ければ続けるだけ、将来の不安は確実に増えます。
しかし逆に考えると、不安は「フリーター生活を見直す絶好の機会」です。
もしもフリーターの将来に不安を感じなければ、これからもアルバイト生活を続けますよね。
そして、気がついたときにはもう手遅れ、身動きがとれない、なんてことになっていたかもしれません。
「もっと収入を安定させたい」
「フリーター生活に疲れた」
「そろそろ結婚したい」
どんなきっかけがあったにしても、将来のために一歩踏み出せば未来は変わっていきます。
別の収入源をつくる
先ほどお話ししたように、フリーターの将来が暗い理由のひとつは収入が上がらないことにあります。
なので、アルバイトだけでなく他の収入源づくりを考えるのはおすすめです。
インターネットがある現代は、いろいろなビジネスを小さなリスクではじめることができます。
例えば、
- ブログで広告収入を得る
- YouTuberになる
- メルカリやヤフオクで物販をはじめてみる
- Baseなどのオンラインショップを立ち上げる
- 自分のスキルをクラウドソーシングで売る
このように収入に結びつくネットビジネスはたくさんあります。
とくにクラウドソーシングは、気軽に始められる簡単な仕事がたくさんありますし、
- ライティング
- プログラミング
- ウェブデザイン
などを学べばアルバイトの時給以上の収入を得ることも可能です。
まずは、クラウドソーシングの有名所
「ランサーズ」
「クラウドワークス」
には登録をしておくといいかもしれませんね。
派遣社員として働いてみる
フリーターを続けるくらいなら、派遣社員として働いてみるのも一つの方法です。
派遣社員もフリーターと同じく、
- 時給で収入が不安定
- 仕事が安定しない(派遣期間がある)
- 正社員と比べて仕事の幅は狭い
このようなデメリットはありますが、フリーターと比べれば、
- 高時給の仕事が多い
- 福利厚生で有利
- スキルアップができる
こんな特徴があるので、将来の不安は軽減できます。
同じ時間を働くなら、時給が高く福利厚生が充実しているほうが良いですよね。
さらに、
- 雇用主は派遣会社
- 職場は派遣先
という関係性から、
- 残業なし
- 転勤なし
- 人間関係の煩わしさがない
など、プライベートを充実させたい人にとっては、働きやすいはずです。
また、将来が不安な場合は「紹介予定派遣」を狙うのもおすすめです。
紹介予定派遣というのは、派遣社員として働きつつ、派遣先で正社員になるチャンスがある働き方。
最長6ヶ月間の派遣期間終了後、派遣先企業と本人で合意に至ると正社員になれる制度のことです。
紹介予定派遣で働きたい場合は、紹介予定派遣の求人が充実している派遣会社を選ぶようにしましょう。
派遣登録をするなら、
「リクルートスタッフィング」
「マイナビスタッフ」
このあたりの大手派遣会社が求人の質が高く評判も良いのでおすすめ。チェックしてみてください。
がんばって正社員になれば将来の不安は解消しやすい
実は、
- 給料は少ないまま・収入があがらない
- 働き続ける必要がある
- 社会的な信用が低く結婚や恋愛、人間関係にマイナス
先ほど紹介した将来に対するこのような不安は、正社員になることで解消できます。
近頃は、
「終身雇用は崩壊」
「正社員だからといって安心できない」
「会社員こそリスク」
このような見方もありますが、正社員はフリーターを続けるより何十倍も将来が明るい事実は変わりません。
なぜなら、フリーターから正社員になることでこんなメリットがあるからです。
収入が安定する・ボーナスや昇給も期待できる
⇒人生設計が立てやすくなる
福利厚生が充実する
⇒老後や病気の備えができる
社会的信用度があがる
⇒結婚や恋愛で有利になる
スキルや経験を蓄積できる
⇒転職やキャリアアップで有利になる
フリーター歴が長いし
と思う人もいるかもしれませんが、20代ならまだまだいくらでもチャンスはあります。
フリーターの就活に関しては、【最初に何をすればいい!?フリーターや既卒のための就活の始め方】という記事にまとめていますが、大切なのは1人で悩まないことです。
フリーターの就活は言わば、ロールプレイングゲームのラスボス戦です。
武器やアイテムを持たず、たった1人でラスボスに挑んでも、勝てるわけがありませんよね。
- 就活のコツ(武器やアイテム)
- 就活をサポートしてくれる人・詳しい知識(仲間)
などの準備ができて初めて、勇者は力を発揮できます。
なので、就活サービスはどんどん活用して就活の勝率を上げましょう。
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
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- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。