今から就職できる？
短大卒の既卒は厳しい！？
管理人の「転職サポーターゆうき」です！
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
就職したくても「短大卒」「フリーター」という経歴が気になって、なかなか前に進めない人は多いはずです。
僕も就職前はフリーターをしていたので、同じように悩みました。
本当に就職できるか不安ですよね。
実は、フリーターから正社員就職を叶えるためには、コツがあります。
この記事では、僕の就活経験と採用担当者目線をもとに「短大卒フリーターのための就職術」をまとめました。
- 明日ではなく今日行動に移す
- 就職しやすい業界や職種を選ぶ
- フリーターの武器を知る
- 採用担当者の不安を取り除く
- 情報収集を徹底する
関連記事：早く就職したいフリーターがやるべき５つのこと【すぐ正社員になりたいなら必見】
短大卒フリーターが就職するには【明日ではなく今日行動に移す】
最初にお伝えしたいコツは、就職をするなら素早い行動が大切だということです。
明日ではなく、今日行動する姿勢でいきましょう。
どうしてかというと、基本的に就活は、ブランク期間が長引いたり年齡があがるにつれて、
- 未経験の人材は採用されにくくなる
- チャレンジできる職種や業界が限られる
- 自分より若い求職者が増える
このような傾向になるからです。
短大卒のフリーターは、当然「未経験者」として就職することになります。
未経験者を採用する企業は、
- 将来性
- 熱意
- 指導のしやすさ
などを重視します。
将来性や熱意があり、指導もしやすいのは、当然若い人材ですよね。
つまり、少しでも年齡が若くフレッシュな人材が就活では有利になりやすいわけです。
また、ブランク期間が長くなったり、年齡が上がるにつれて、チャレンジできる職種や業界はどんどん絞られていきます。
さらに、短大卒業直後は同じ「短大卒」が就活のライバルになり得ますが、数年経つと同年代の「大卒者」がライバルに加わります。
学歴が高いライバルが増えるため、ますます就職は難しくなってしまいます。
つまり、就活を後回しにすればするほど、就職チャンスは減ってしまうわけです。
実際に僕は３年半ほどフリーターをしていましたが、「もっとはやく就活をしていればよかった」と後悔しました。
もちろん、あくまでも一般的な傾向ですし、職種や業界によっては年齡やスキルを問わないケースもあります。
ですが、なるべく早めに就活を進めたほうが、ライバルは少なく就職チャンスにも恵まれやすいのは確かです。
なので、短大卒のフリーターが正社員を目指すなら、
- 就活を後回しにしない
- できることは今すぐやる
この気持ちを大切にしてください。
自ら就活のデッドラインを設けてみよう
そこでおすすめしたいのは、就活に目標期限を設定することです。
例えば、
就職を決める！
というように、いつまでに就活を終わらせるかを決めましょう。
もちろん、思い通りに就活が進むとは限りませんが、目標期限を設定することで、
- 目標から逆算して
スケジュールを立てられる - モチベーションが
保ちやすい - 良い緊張感が生まれる
など、様々なメリットがあります。
逆にデッドラインを設けずに就活をすると、ダラダラしがちですし、先延ばしにしていつまで経っても前に進まない可能性があります。
短大卒のフリーターは、ある意味スケジュールは「自由」ですよね。
なので、自分なりにきちんと目標を決めて、就活をなるべく早めに終わらせるようにがんばりましょう。
【就職チャンスがアップ】短大卒のフリーターが就職しやすい職種や業界を知る
次のコツは、短大卒フリーターが就職しやすい職種や業界を知って就活に臨むことです。
短大卒のフリーターから就職をする場合、
- 短大で学んだ経験を生かしたい
- アルバイト経験のある業界が良い
- この職種に決めている
など、仕事選びにこだわりがある人は多いかもしれません。
決して間違った考えではありませんが、実はこれまでの経験にこだわりすぎると、なかなか就職チャンスに恵まれない場合もあります。
なぜなら、仕事選びの視野がせまくなってしまうからです。
短大やアルバイト経験を生かすこともひとつの方法ですが、フリーターから就職する場合は、未経験者が就職しやすい業界や職種にも目を向けてみてください。
そのうえで、自分がチャレンジできだと感じた業界や職種に応募することで就職チャンスはアップします。
就職しやすい業界や職種とは
では、具体的にどんな業界や職種が短大卒のフリーターでも就職しやすいのでしょうか。
それは、以下の２つの仕事です。
- 人手が足りない業界
- 未経験者の
受け入れが多い職種
現在は少子高齢化や雇用状況の変化によって、働き手が集まりにくい業界が増えています。
とくに人手不足は深刻化していて、約50％の中小企業は人手が足りないというデータもあるくらいです。
【人員の過不足状況について】
- 不足している ５０．２％
- 過不足はない ４５．５％
- 過剰である ３．５％
- 無回答 ０．７％
調査地域：全国４７都道府県
調査対象：中小企業 ４，０７２社
調査期間：平成２７年６月１日～２３日
引用データ：日本商工会議所より
こうした業界は、
- 求人をたくさん出す
- 採用の難易度が下がる
- 条件が良くなる
（給料や待遇など）
といった傾向があるので、短大卒のフリーターが就職しやすいと言えます。
以下は、日本商工会議所が調査した人手不足の割合が多い業界のTOP５です。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 ７２．２％
- 運輸業 ６０．９％
- 建設業 ６０．７％
- その他サービス ５８．１％
- 情報通信・情報サービス業 ５６．７％
以下省略
引用データ：日本商工会議所より
見てお分かりの通り、介護や運送、建設、IT情報系の業界は、慢性的な人手不足となっています。
こうした業界に目を向けると、思わぬ「お宝求人」に出会えたりもします。
また、未経験者の受け入れが多い職種もチェックしておくべきです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者の受け入れが多いということは、
- 研修制度等の充実
- 未経験の同期が多い
（職場に馴染みやすい） - キャリアアップしやすい
などが期待できるため、短大卒のフリーターが安心して働ける環境を期待できます。
まずは、未経験者が就職しやすい業界や職種に目を向けて、そのなかで「自分の短大経験やアルバイト経験を活かせないか」と考えてみてください。
関連記事：【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
短大卒フリーターの武器を知る【就活のアドバンテージとは？】
もしかすると、
アピールできることがない。。。
「強み」がない。。。
このように悩んでいる人もいるかもしれません。
たしかにフリーターは、新卒者や社会人経験のある転職者と比べると就職に不利です。
「新卒カード」はありませんし、転職者のようにスキルや経験も持っていませんよね。
ですが、実はきちんと新卒や転職者に負けない武器をもっているんです。
それは、今すぐに働けるということです。
例えば、新卒者は学校を卒業しなければ入社できないですし、転職者も前職を辞めるまでには時間がかかります。
その点フリーターは、仮に「明日入社してほしい」と言われたとしても、対応しやすいですよね。
求人を出す企業のなかには、今すぐに働き手が必要だったり、スキルや経験よりも即現場に立てる人材を求めるケースもあります。
つまり、すぐに働ける短大卒のフリーターは、こうした企業にとって「ニーズに合ったありがたい人材」と言えるんです。
また、先にお話したように短大卒の就活では「スピーディーな行動」は好印象に繋がります。
- 気になる求人はすぐ応募する
- すぐにレスポンスをする
- 前もって回答を考えておく
（用意しておく）
このような意識をもって就活を進めましょう。
採用担当者の不安を取り除く【短大卒フリーターの弱みを強みに変える】
ところで、どうして短大卒のフリーターは、就職が難しいと言われるのでしょうか？
- 「社会人経験がないから」
- 「スキルがないから」
- 「フリーターだから」
など、さまざまな理由はありますが、最も大きな理由は採用担当者や面接官が不安を感じやすからなんです。
仮にあなたが企業の採用担当者だったとします。
面接に短大卒のフリーターがやってきたら、どう思うでしょうか？
どうして短大を卒業したときに
就職しなかったのだろう？
フリーターをしているのは
なにか理由があるのかな？
このような疑問を感じるはずです。
さらに、「すぐに辞められたら困る」「職場に溶け込めないのでは」「なにか問題を抱えている？」と不安になりませんか？
面接官が不安を感じると、当然採否に大きな影響が出ます。
そのため、就活が不利になりやすいわけです。
なので、短大卒のフリーターが就活を成功させるには、採用担当者や面接官の不安を取り除くことを意識することが大切です。
弱みに関する質問の回答を準備しておこう
具体的には、自分の「弱み」に関する質問の回答をきちんと準備しておくようにしましょう。
例えば面接官に、
アルバイトを続けているのですか？
就職しなかった理由は？
といった質問を受けたとします。
このような弱みに関する質問には、
- 質問をきちんと受け止める・
事実を話す - その経験から何を得たか
感じたかを伝える - 今後はどうしていきたいか
展望や意気込みを語る
以上の３つのステップで回答を組み立てると、好印象に繋がりやすくなります。
例えば、以下のような回答です。
短大卒業時はやりたいことが見つからずアルバイトに逃げてしまった。
就職しなかったことは後悔している。
しかし、アルバイトをして自分を見つめ直すなかで進みたい道が見つかった。
就職できたら一日でもはやく先輩方に追いつけるように努力していきたい。
ポイントは、質問の答えだけを返すのではなく、「その経験から何を得たか」「今度はどうしたいか」を併せて伝えることにあります。
きちんと質問を受け止め、得たことや今後の意気込みを併せて伝えることで、ポジティブな印象を残すことができます。
短大卒フリーターが就活でライバルに差をつけるには【深い情報収集がポイント】
最後のコツは、決してひとりで悩まないことです。
短大卒のフリーターが就活をする場合、
- どんな仕事を選んでいいかわからない
- 面接で何をアピールすべきか悩む
- 企業とうまくやりとりが進まない
このように様々な不安が出てきます。
そもそも「何から手をつけていいかわからない」という人もいるはずです。
たったひとりで悩んでいたら、いつまで経っても就活は前に進みませんし、最悪就活を挫折してしまうかもしれません。
実際に僕は就活がうまくいかず、フリーターに戻った時期があります。
なので、就活をひとりで悩まない環境を作っておくことも実は非常に大切です。
就活をサポートしてくれるサービスを活用する
幸い今は、就活をサポートしてくれる無料のサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などのサービスを使えば、短大卒のフリーターでも、就活をきっちりサポートしてもらうことができます。
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に転職できるわけではないですし、「転職活動はひとりで進めたい！」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、短大卒の未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事：職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える？【就活で必ず知っておきたい３つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
１から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の３つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります（日本で４３社しか認められていません）。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
（※対応地域は変わる可能性あり）
会員登録は簡単な入力をすれば１分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、１歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率８０％超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約１０００件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように３ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する２０代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
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などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短２週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ（ジェイック）
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
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フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを３社厳選しています。
