管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
20代の無職なんだけど、お先真っ暗。。。
ニートをやめて就職したほうがいい?
このように悩んでいるあなたに送りたい言葉があります。
耐える心に、新たな力が湧くものだ。全てそれからである。心機一転、やり直せばよいのである。長い人生の中で、そのための一年や二年の遅れは、モノの数ではない。
出典:本田技研工業 創業者 本田宗一郎
現在は無職でも、たとえまわりからは遅れを取っても、長い人生を考えれば気にしなくてもOK。やり直せば大丈夫。。。そんな言葉です。
実際、20代のうちなら、無職期間があっても、ニートをしていても、やる気次第でいくらでもやり直しはできます。
僕も5年前まではぎりぎりのアルバイト生活をしていましたが、「正社員になるぞ」と決めてから、就職のチャンスを得て、やり直すことができました。
諦めなければ、チャンスは転がってるんです。
というわけでこのページでは、
- 就職に対する考え方
- 就職するための方法とコツ
をわかりやすくまとめてみました。
「これからどうしたらいいんだろう」と悩んでいたら、参考にしてくださいね!
「20代無職」でも諦める必要はない!まずはニート脱出にトライしてみる
きっと、この記事を読んでいる方の多くは、
- 「20代無職の就職は厳しい」
- 「ニートがいきなり正社員は無理ゲー」
- 「自分にはなんの特技もない」
こんなふうに悩んでいると思います。
「そもそも就職するべきかわからない」という人もいるのではないでしょうか?
もちろん、就職がすべてとは思わないですし、いろいろな生き方があって良いと思います。
でも個人的には、
- 20代で一度は就職しておいたほうがいい
- それから今後の方向性を考えるのも悪くない
こんなふうに思うんですよね。
なぜなら、無職やニートでも、20代のうちなら就職できる可能性は高いですし、就職して得られることはたくさんあるからです。
「人手不足」「既卒・第二新卒の需要が高い」だから就職チャンスがある
どうして「20代のうちなら就職できる可能性が高い」と言えるかというと、最近の就職事情として2つの理由があるからです。
- 人手不足の企業が多い
- 既卒や第二新卒の需要が高い
あるデータによると、人手不足で悩む企業は、なんと全体の5割に達していると言われています。
簡単に言えば、世の中の半数の企業は「人が足りない!もっと人を集めなくては!」という状況なわけですね。
これは、無職やニートで就職したい人にとってはチャンスです。
人手不足は、会社にとって大きなダメージですが、
人が足りない
↓
採用活動が活発になる
↓
採用の基準が下がる
↓
無職やニートでも就職チャンスが増える
こんなふうに、就活する側にとっては大きなプラスになるからです。
とくに、未経験者を採る企業が求めるのは、「若さ」「将来性のある人材」。つまり、若くて将来性のある20代には、就職のチャンスがたくさんあるというわけです。
お金の心配がない状態で今後の方向性を考えるのもアリ
また、就職をすると、「会社ってこんな感じで回ってるのか」とビジネスの仕組みを理解できたり、「上司や先輩に可愛がられるにはこうしたほうがいいな」と賢い人間関係の作りかたを学べたりします。
これって、仮にひとりで商売をしたり、フリーランスとして生きる場合でも、必要な知識や経験だったりします。
一度就職を経験したほうが、スムーズに理解できることって、意外にたくさんあるんですよね。
そして、1番大きいのは、金銭的な余裕をもてることです。
無職やニートだと、やはりお金が心配ですよね。
就職すれば、毎月決まった給料は入ってくるので、精神的な余裕がまったく違います。
もし、「これから自分はどうしたいかわからない」という場合でも、就職後に安定した状態で今後の方向性を考えたほうが焦らずに済みます。
正社員経験も積めるので、転職チャンスも増え、結果的に人生の選択肢も増えますよ。
そんなわけで、「20代・無職」でも、就職を諦める必要はありません。
悩んでいるなら、まずはニート脱出にトライしてみることをおすすめします。
ニートを脱出!20代で就職を叶える仕事の探し方
ところで、
就職はしたいけど、どんな求人に応募したらいいか分からない。
無職やニートでも就職できるのはどんな仕事?
このように悩んでいる方もいるはずです。
自分に向いている仕事って、やってみないことには分からなかったりするので迷いますよね。
そんな場合は、
- やりたいこと
- 興味がある分野
- 保有している資格・経験
をすべて明らかにしたうえで(ノートに書いてみるのがおすすめ)、
「この仕事なら他よりは得意かも」
「この求人なら挑戦する気が湧いてくる」
このように思う求人をピックアップしてはいかがでしょうか。
無職やニートだと、自分の経験・スキルにはなかなか自信がもてないと思います。
ですので、少しでも得意だと思える業務、チャレンジ精神が湧いてくる分野を選んだほうがモチベーションが保ちやすいはずです。
「どんな仕事でも選べる」というわけではありませんが、自分の得意な分野、興味のある業界など、ある程度は方向性を決めて、そのなかでつながりのある求人を探っていきましょう。
ちなみに、無職やニートからでも比較的就職しやすいと言われている仕事は次のとおりです。
- 営業職
- 販売職
- サービス職
- エンジニア
- 事務職
- 店長候補
- 施工管理
これらは、「未経験可」の募集が多く、一からでも目指しやすい職業なので、参考にしてください。
また、いち早く就職を決めたいなら、厚生労働省が調べた「産業別の人手不足感」のデータを参考にするのもアリです。
- 運輸業・郵便業
- サービス業
- 医療・福祉
- 宿泊業・飲食サービス業
- 建設業
引用元:厚生労働省HP
これらの業界は人手不足が激しいことが分かっているので、非常に狙い目の業界と言えます。
ただし、ブラック企業の割合も高い業界と言えるので、しっかり企業情報を集めて、安心して働ける職場を探すことだけはお忘れなく!
無職の20代から就職を成功させるコツ「相手の立場を考えて就活を進める」
無職やニートから就職を成功させるコツと言えるのは、
- 相手の立場を考えること
- 少しでいいので自信をもつこと
- ブラック企業やミスマッチに気をつけること
この3つです。
相手の立場を考えて就活をする
ここで言う「相手」というのは、応募する企業の面接官や人事担当者のことです。
就活にはいろいろなテクニックもありますが、結局は、相手の立場をどれだけ考えられるかで、面接官や人事担当者に与える印象はガラッと変わってくるんです。
「相手の立場を考える」というのは、
- 応募する企業のニーズにフォーカスすること
- 面接官の気持ちになってみること
ですね。
もっと詳しく言えば、
「応募する企業はどんな人材を求めているのか」
「面接官は無職やニートの応募者に対して、なにを期待してなにを不安に思うか」
この辺を考えればOKです。
例えば、自己PRをするときに、応募する企業のニーズがわからなければ、効果的なアピールができませんよね。
自分がアピールしたいことだけを一方的に伝えても、相手の心には響かないんです。
恋愛をはじめ、人間関係ってみんなそうですが、気に入ってもらうには相手の立場を考える(ニーズを意識する)。これが1番大切です。
関連記事:「転職活動や就活がうまくいかないときに試したい9つの心理テクニック」
少しでいいので自信をもつこと
難しいことかもしれませんが、無職やニートから就職を成功させるには、自信をもって就活を進めることも大切なコツです。
- 現在無職で20代:自信が全くなさそうな応募者
- 現在無職で20代:自信を感じさせる応募者
こんな2人がいて、もしもあなたが面接官だったら、どちらを採用したくなりますか?
当然「自信を感じさせる応募者」ですよね。
同じような経歴、スキルをもっている応募者が複数いたら、最後の分かれ道は「人物像」です。
つまり、自信をもっているか、人間的に魅力があるか、などが勝負になることもあるんです。
なので、仮にまったく自信がなかったとしても、「私はこの仕事をきちんとやります」という姿勢で就活を進めるようにしましょう。
ブランクやニート生活など、過去のマイナスに気持ちをフォーカスしないで、
- これからどうしていきたいのか
- 会社にどんなプラスを与えられるか
- 将来はどんなキャリアを積みたいか
など、今後のことを考えて話せるようになっておくと、自然と自信が湧いてきますよ。
ブラック企業やミスマッチに気をつけること
無職やニートから就職を考えている20代は、残念ながらブラック企業に狙われやすいです。
長時間労働やパワハラ、低賃金で苦しむ結果になってしまうので、ブラックを避けて就活を進めることはとても大切です。
ブラック企業を見分けるのは難しいですが、最低ラインとして、
- 仕事内容は明確か
- 給与や待遇はわかりにくくないか
- すぐ活躍できる・高収入など不自然な求人ではないか
などはチェックしてください。
また、ミスマッチが起きないようにすることも大切です。
ミスマッチというのは、就職先が自分の想像とかけ離れていたり、働いてみたら全然合わなかった、というケースです。
就職できてもすぐ辞めることになったら、意味がありませんよね。
ミスマッチの原因は、ほとんどが情報収集不足です。
できる限りきちんと情報を集めて、納得したかたちで就職することも大切ですよ。

フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
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このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
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