毎日つらい…
正直辞めたい…
向いていない気がする…
転職したい。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
新卒で営業職に就いたものの
- 成績が上がらない
- ノルマのプレッシャーがきつい
- 相手の顔色を伺うのに疲れた
など、営業職に嫌気が差し、転職を考えている方は多いかもしれません。
「営業をやめたい」と思いながら毎朝出社するのは、非常に大きなストレスですよね…
とは言え、なかなか転職に踏み切れず悩む方は多いのではないでしょうか?
実は僕も20代で転職した経験があるので、気持ちはよくわかります。
そこでこの記事では、僕の転職経験や人事目線をもとに「営業を辞めたい新卒の方が考えたい3つのこと」をまとめました。
- 転職求人は「営業」が多いので注意
- 営業を辞めた理由をフォローする
- 第二新卒は何を求められるかを知る
関連記事:【新卒で入社して半年だけど辞めたい】転職を失敗しないための3つのポイント
【営業を辞めたいなら知っておきたい】新卒の転職事情
本題に入る前に、これだけは知っておいてほしいことがあります。
それは、新卒者の転職事情についてです。
もしかすると、新卒で就いた営業職を辞めたい方のなかには、
転職先なんて
見つからないのでは…
と不安に思っている人もいるはずです。
たしかに、新卒で就いた営業職を短期間で辞めると、転職活動でマイナスになるのは事実です。
なぜなら、企業の面接官や採用担当者に、
- すぐに辞めるかもしれない
- なにか問題を抱えているのでは?
- 職場にうまく馴染めないかもしれない
といった不安を与えるからです。
信用度が無い状態で転職活動をすることになります。
そのため、営業職を早く辞めたいからと言って、
- なにも考えずに勢いで退職してしまう
- 転職準備をせずに辞表を出してしまう
こうした行動はNG。リスクが高いのでおすすめはできません。
しかし一方で、「新卒入社した営業を辞めたら転職できない」「お先真っ暗だ」と考える必要はありません。
それはどうしてかというと、
- 新卒の3〜4割は
3年以内に離職している - 第二新卒者の需要は高い
このような転職事情があるからです。
新卒の3〜4割は3年以内に離職を経験している
以下は、厚生労働省が調査した「離職率の推移(新卒)」をまとめたデータです。
新規学卒就職者の在職期間別離職率(3年目までの離職率)
大学卒
- 平成27年度 31.8%
- 平成26年度 32.2%
- 平成25年度 31.9%
短大等卒
- 平成27年度 41.5%
- 平成26年度 41.7%
- 平成25年度 41.3%
高校卒
- 平成27年度 39.3%
- 平成26年度 40.8%
- 平成25年度 40.9%
引用元:厚生労働省
見てわかるように、入社3年目までの離職率は、30〜40%に達することがわかります。
あなたに同期が10人いた場合、そのなかの3〜4人は3年以内に転職するのが一般的です。
つまり、新卒入社した会社を短期間で辞めるのは、それほど珍しいケースではないのです。
第二新卒者の需要は高い
また近年は、第二新卒者の需要が高いと言われています。
これは、「仕事を短期間で辞めたい新卒の方」にとっては朗報です。
なぜなら、第二新卒の需要が高いということは、短期間で離職しても転職先が見つかりやすいからです。
ちなみに「第二新卒」というのは、一般的に
「新卒入社した会社を3年以内に辞めて転職する人」
を指します。
実際、日本商工会議所が調査した「企業が求める人材」のデータによれば、新卒(新規学卒者)よりも第二新卒のほうがニーズが高いことがわかります。
求める人材について【複数回答】
- 即戦力となる中堅層、専門家 62.0%
- 一定の経験を有した若手社員(第二新卒等) 60.3%
- 新規学卒者(高卒) 40.3%
- 新規学卒者(大学卒、既卒) 37.9%
- 一般職層・非専門的な人材(パート・アルバイト等) 37.1%
- 管理職経験者 15.3%
- その他 3.2%
引用元:日本商工会議所より
もちろん、営業職を短期間で辞めると、マイナスやリスクはあります。
しかし、「新卒で営業職を辞める=転職先がない、お先真っ暗」というのは間違いです。
新卒で営業を辞めたいなら必ず考えたい3つのこと
ではここからは、新卒で営業を辞めたいなら考えておきたい3つのことをお伝えします。
- 転職求人は「営業」が多いので注意
- 営業を辞めた理由をフォローする
- 第二新卒は何を求められるかを知る
転職求人は「営業」が多いので注意
最初にお伝えしたいのは、第二新卒の転職では「営業関連」の求人が多いので注意が必要だということです。
以下は、大手転職サイト「リクナビNEXT」で職種別の求人数を調査した結果です。
職種別求人数まとめ(条件:第二新卒)
- 営業関連 509件
- 事務・管理 325件
- サービス・販売・外食 232件
- クリエイティブ 66件
- 専門職 93件
- ITエンジニア 151件
- エンジニア 127件
- 建築・土木技術職 111件
- 技能工・設備・交通・運輸 241件
- 医療・福祉・介護 29件
- 教育・保険・公務員・農林水産・その他 69件
引用元:リクナビNEXTより一部抜粋
ご覧のとおり、営業関連の仕事が非常に多い結果となっています。
求人の数が多いということは、
- 職場を選べる
- 給料や待遇で選べる
- 転職チャンスがある
など選択肢が豊富なため、転職しやすいく需要が高いと言えます。
そのため、営業を辞めるために転職を決意したのに、
給料や待遇を考えたら
営業しか選択肢がなかった
なかなか転職先が決まらず、
経験のある営業職に落ち着いた
エージェントに営業をおすすめされ
営業で再就職してしまった
このような結果にならないとも言い切れません。
せっかく現職を辞めたのに、営業に転職してしまったら、同じことを繰り返してしまいます。
なので、転職活動をする前に「転職の軸(優先順位)」を明確にすることが大切です。
- どんな業界・仕事に転職したいか?
- なにを重視するか?
(給料・待遇・休日数…)
を考えて、自分なりの「転職の軸」がブレないようにしましょう。
営業を辞めた理由をきちんとフォローする
2つ目にお伝えしたいのは、営業を辞めた理由をきちんとフォローすることです。
転職活動の面接では、「営業を辞めた理由」を必ず質問されます。
新卒で就いた営業職を辞めるということは、
- 営業が向いてない
- ノルマについていけない
- 他にやりたいことがある
などネガティブな理由が多いはず。
しかし、そのネガティブ理由をそのまま面接で伝えてしまうと、面接官や採用担当者は良い印象を持ちません。
なので、ネガティブをポジティブに変換する回答を意識してみてください。
以下のような3ステップで回答を準備すれば、新卒で営業を辞めたマイナスをポジティブな印象に変えることができます。
- 営業を辞めた理由を
簡潔に説明する - 前職で得たこと
・反省点を伝える - 転職後の展望を語る
面接官や採用担当者は、前職を辞めた経緯や理由を質問することで、
- 信頼できる人物か
- 過去から何かを学べる人材か
- 将来性はあるか
などをチェックしています。
もちろん、営業を辞めた理由そのものにも興味はありますが、第二新卒者に関しては、「信頼性」「学習能力」「将来性」が大切です。
なので、繰り返しになりますが、
- 営業を辞めた理由を
簡潔に説明する - 前職で得たこと
・反省点を伝える - 転職後の展望を語る
以上3ステップの流れを意識して、営業を辞めた理由をフォローしましょう。
第二新卒者は何が求められるかを知っておく
3つ目にお伝えしたいのは、第二新卒は何を求められるかを知ることです。
きっと新卒で営業を辞める方の多くは、
- 転職活動でどんなアピールをしたらいい?
- 経験やスキルが未熟だから不安…
- 資格を取るべき!?
など、様々な不安を感じているはずです。
たしかに、経験やスキルをアピールしたほうが良いですし、資格があれば自信につながるかもしれません。
ですが、第二新卒の転職を成功させるには、
- 「何を求められているか」を知る
- 精度の高い情報を集める
以上2つを徹底することのほうが非常に重要です。
なぜなら転職活動は、求人企業のニーズ(求めていること)とあなたの資質や能力が合致したときに成功(内定)するからです。
そのためには、求人企業の細かい情報収集も欠かせません。
第二新卒者はスペックよりもベーシックな部分が求められる
実は「第二新卒」に求める企業は、経験やスキル、資格などのスペックをそれほど期待してはいません。
それよりも、
- やる気や熱意
- 将来性
- 人間性(育てやすさ)
- 社会人マナー
- 基本的な仕事ができる
このようなベーシックな部分を求めます。
実際、転職サイトのリクナビが発表している「人事が重視する理由」を調査したデータを見ても、「やる気」「ポテンシャル」「バイタリティー」などが上位を独占しています。
人事が重視する理由ベスト5
- やる気
- ポテンシャル・将来性
- バイタリティ
- 社会人スキル
- 考え方が柔軟
引用データ:リクナビNEXTより
なのでもしも、
何もない…
と悩んでいるなら、スペックよりも人間的な部分(熱意や将来性、社会人マナー)をしっかり伝えましょう。
今のうちにきちんと情報収集できる環境を作っておく
そして、今のうちに精度の高い情報収集ができる環境を作っておきましょう。
先ほどもお話しましたが、企業のニーズを知るにはしっかり情報を集める必要があります。
また、新卒で営業を辞めて転職する場合、
- 転職先ではどんな仕事を任されるか
- 職場の雰囲気や上司の人柄
- 面接で好印象を与える回答
このあたりは詳しく知りたいですよね。
そこで活用したいのは、エージェント系の転職サービスです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
つまり、精度の高い情報を集めることができるんです。
また、一斉採用の新卒と異なり、転職ではいつどんなタイミングで良い求人が出るかを予測できません。
転職には2〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率が上がるわけです。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「ジェイック」というエージェント系サービスです。
ジェイックは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、ジェイックの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、ジェイックは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
ジェイックの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合はジェイックに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。