でも転職するのも不安…
1日でも早く
トリマーを辞めたい…
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
トリマーは、ひとことで言うと「犬や猫の美容師」です。
きっと、犬や猫などの動物が好きでトリマーになった方は多いのではないでしょうか?
しかし実際に働いてみると、理想と現実が違っていたり、労働条件や労働環境に不満を抱え、転職を考える方も多い職業です。
そこでこの記事では、独自のリサーチと人事目線をもとに「トリマーから異業種・異職種に転職するコツ」をまとめました。
- トリマーを辞めたい理由をハッキリさせる
- 早めの転職活動を意識する
- トリマーの経験やスキルを活かす
【転職理由の明確化】トリマーを辞めたい理由をハッキリさせる
1つ目のコツは、トリマーを辞めたい理由をハッキリさせることです。
ひとことで「トリマーを辞めたい」と言っても、人それぞれ理由は異なりますよね。
- トリミングがつらい
- 人間関係が悪すぎる
- お給料が少なすぎる
など、自分だけの転職理由があるはずです。
転職理由(辞めたい理由)は、転職をするうえでの「軸」になります。
例えば、
トリミングの業務がつらい
⇒仕事内容を変える必要がある
適正のある職種に転職する
人間関係が悪すぎる
⇒職場環境を重視する必要がある
転職先の職場リサーチを徹底する
お給料が少なすぎる
⇒給料の高い業界を目指す
月収○○円以上に絞って転職先を探す
このように、転職理由がハッキリしていれば、転職活動がスムーズに進みやすくなります。
逆に「トリマーが嫌だからとにかく辞めたい」という曖昧な理由だと、どんな仕事を選んでいいかわからなかったり、目の前に転がってきたメリット(給料額や会社の雰囲気など)に釣られて転職先を選びがちです。
そうなると、あとで後悔する可能性が高くなってしまいます。
転職の成功には、すべての人に共通した「型」があるわけではありません。
それぞれの転職理由を叶えることが、その人にとっての転職成功です。
なので、まずはトリマーを辞めたい理由を深堀りして、転職理由を明確にしてみましょう。
紙やスマホのメモアプリに書き出すなどして、複数の転職理由がある場合は優先順位をつけてみることをおすすめします。
トリマーを辞めたい人に多い転職理由とは
ではここからは、トリマーを辞めたい人に多い転職理由をいくつかご紹介します。
- 給料など待遇面の不安
- 重労働・過酷な労働
- 人間関係がうまくいかない
給料・待遇面の不安や不安からトリマーを辞めたい
【元トリマー 27歳女性】
わたしは犬が好きなので仕事も楽しかったです。
でも、正社員で入ったのに保険や交通手当もなし、もちろんボーナスも出ません。
お給料もアルバイトと変わらず、生活するのがギリギリでした。
将来的に不安を感じて、トリマーの仕事は辞めました。
トリマーを辞めたい人に多い悩みの代表例が、給料や待遇面の不満です。
トリマーの年収は、約180万円から260万円程度と言われています。
日本全体の年収の中央値は、約397万円というデータがあるため、トリマーの年収はお世辞にも高いとは言えません。
また、年収アップが難しいケースが多く、個人経営のペットショップやサロンなどでは福利厚生等が整っていない場合もあるようです。
年収や待遇に関しては、不安や不満が多い仕事と言えそうです。
過酷・重労働で体きついからトリマーを辞めたい
【トリマー 30歳女性】
毎日9時から19時まで働き詰めです。忙しいときは休憩や昼休みが削られることもあります。
長時間立ちっぱなしで腰痛になり、これ以上続けられないと思い辞めました。
もともとは犬やネコが大好きでしたが、一度噛みつかれたことがあり、犬嫌いになったことも辞めた原因です。
トリマーの仕事に憧れをもって入社したのに、実際に働いてみたら過酷で理想と違ったという悩みも非常に多い結果でした。
他にも、
- 大型犬は重労働でうんざり
- 残業が多く体を壊した
- 何度もクレームを受けて
精神的に病んでしまった
など、過酷な労働環境を理由に転職をしている方が多い印象です。
人間関係がうまくいかずトリマーを辞めたい
【元トリマー 28歳男性】
入社したころから職場いじめがあり、先輩のトリマーに馬鹿にされていました。
研修や指導もほとんど無く、「そんなこともわからないの?」「辞めちゃえば」と言われ続けました。
自分だけではなく、店全体の人間関係がギスギスしていて疲れ果てました。
トリマーの転職理由でも多かったのが、常に仕事を辞める理由の上位にランクインする「職場の人間関係」です。
オーナーがワンマンで
ついていけない
先輩からいじめを受けた
派閥争いがある
など、人間関係に嫌気が差し、転職を考える方は多いようです。
【トリマーを辞めたいなら】早めの転職活動を意識する
続いて2つ目のコツは、早めの転職活動を意識することです。
きっとトリマーを辞めたい方の多くは、別の業界を目指したり、職種を変えようと考えているはずです。
つまり、未経験の仕事(分野)にチャレンジしたいと考えているのではないでしょうか?
未経験の転職は、基本的に「若い人材」が有利になります。
なぜなら、未経験者を採用する企業は、
- 将来性
- バイタリティ
- 指導のしやすさ
などを重視するため、フレッシュで今後に期待ができる「若い人材」を欲しがるからです。
裏を返すと、年齢があがるにつれて、未経験で採用されるチャンスは少なくなっていくというわけです。
実際、未経験で応募できる求人の数は、25歳、27歳、30歳を境に減少していくと言われています。
人は過去に戻れない以上、「今」が最も若いです。
なので、トリマーから転職を考えている場合は、なるべく早めに転職活動をスタートさせましょう。
自分なりの期限を設ける
また、転職を成功させるには自分なりに期限を設けるのがおすすめです。
新卒の就活と異なり、転職には決まった期限があるわけではありません。
自分のタイミングで転職活動を進めることができますよね。
しかし、期限がないということは、いつまでも先延ばしできるという裏返しです。
なので、
- ○月○日までに転職をする
- 3ヶ月後に退職する
など自分なりに目標を決めて、転職活動を行うことをおすすめします。
期限を決めることで、
- 適度なプレッシャーが生まれる
- 出口(退職までの道筋)が見え
モチベーションが上がる - 期限から逆算して
スケジュールを立てられる
など様々なメリットがあります。
【転職を有利にするには】トリマーの経験やスキルを活かす
3つ目のコツは、トリマーの経験やスキルを活かすことです。
トリマーを辞めたい方の多くは、
全く別の仕事がしたい…
1からやり直そう…
こんなふうに考えているのではないでしょうか?
もちろん、トリマーを辞めて心機一転するのは悪いことではありません。
しかし、転職活動では、これまでに積み上げた経験やスキルが評価されます。
つまり、トリマーとして培った経験やスキルを活かすことで、転職を有利に進めることができるんです。
トリマーの汎用スキルとは
別の仕事に転職したら
トリマーの経験は活かせないでしょ!?
と思うかもしれません。
しかし、トリマーの経験やスキルを細かく分解すれば、様々な業界や職種に活かすことが可能です。
トリマーの汎用スキル・経験は以下のようなものがあります。
- コミュニケーション力
- 美的センス・知識
- 体力・持久力
- 集中力
- 商品知識
これらは、業界や職種が変わっても十分にアピールが可能なスキル・経験です。
具体的にトリマー経験のある方が転職しやすい仕事としては、
- トレーナー(動物飼育係)
- エステティシャン
- 調理師
- ネイルアーティスト
- アロマセラピスト
などが上げられますが、例えば、トリマーとは全く無縁に思える「IT業界」も、
ペット用品のオンラインストアを
運営する企業
⇒トリマーの経験や知識を
アピールして転職
このように、視野を広げれば様々な可能性があります。
重要なのは、全く未経験の仕事に転職をする場合でも、トリマー経験や自分の強みを結びつける視野をもつことです。
【転職のリスクを減らそう】トリマーを辞めたいならきちんと情報収集をする
最後にお伝えしたいのは、トリマーを辞めたいならまずはきちんと情報収集をしたほうが良いということです。
先ほど、「早めの転職活動が大切」とお話しました。
しかし、転職活動をすると言っても、
- 仕事選びがわからない
- 転職活動をする時間がない
- そもそも転職に自信がない
など、なかなか一歩を踏み出せない方は多いはずです。
また、いきなりトリマーの仕事を辞めてしまうと、
- 収入が途絶える
- ブランクが生じる
- 転職を焦ってしまう
など、非常にリスキーです。
僕もはじめて転職をしたときは、相当悩みました。
そんな経験から言えるのは、まずは最低限の見通しを立てたほうがいいということです。
情報収集をして転職活動の見通しを立てる
実は、きちんと情報収集をすれば、
- どんな職場が自分に合っているか
- 給料は上がるか
- 今転職すべきタイミングか
など、ある程度の見通しが立ちます。
そうすれば、転職に失敗するリスクは大幅に減ります。
転職の不安は、「この先どうなるかわからない」という不透明な将来にあります。
なので、在職中にきちんと情報収集をして、転職活動の見通しを立てることが大切です。
具体的には、エージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
転職(中途採用)は、一斉採用の新卒と異なり、いつどんなタイミングで良い求人が出るか予測できません。
また、転職には2〜3ヶ月かかるケースが多いため、常に情報収集できる環境を作っておくことで転職の成功率は上がります。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、、、
エージェントを活用することで、転職の不安や負担が軽くなるのは確かです。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
24歳から29歳の20代に特化したマイナビのサービスだけあって、使い勝手の良さ・サポートの質の高さはトップクラス。
- 紹介される求人はすべて20代対象
- 20代専任のアドバイザーがサポート
- マイナビならではのノウハウが心強い
転職経験のあるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、転職の悩みや不安を相談しやすいエージェントです。
対応エリアは以下のとおり。
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、
京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
20代の転職には外せないエージェントなので、対象エリアの方は今すぐ登録しておきましょう。
30代やマイナビジョブ20’sの対象エリア外で転職をする人におすすめしたいのは、dodaです。
dodaは、国内最大規模の人材サービスを展開するパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- 求人数は約10万件
国内トップクラス - 関東や関西だけでなく
全国の求人に対応している - 限定求人も多く
仕事探しの幅が広がる
また、最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのも魅力です。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外の方や30代以降の方は、dodaを徹底活用しましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。