転職したいけど不安
転職してやり直せる!?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
新卒で早期離職をしてしまうと、
- 次の仕事は見つかるだろうか
- キャリアに傷がついたかも
- そもそも向いている仕事がわからない
など、不安ですよね。
転職をするにしても、なかなか1歩を踏み出せない人もいるはずです。
そこで今回の記事では、管理人の転職経験と人事目線を軸に「転職してやり直すコツ」をまとめました。
- なるべく早めに動き出す
- 辞めた原因ときちんと向き合う
- 辞めた理由を上手に伝える
- ひとりで悩まない
新卒ですぐ辞めたあとの転職はなるべく早めに動き出す
1つ目にお伝えしたいコツは、なるべく早めに動き出すことです。
きっとこの記事を読んでいる人の多くは、新卒ですぐ辞めたことに大きな不安を感じているはずです。
転職にも自信を持てないのではないでしょうか?
たしかに、新卒入社した会社をすぐ辞めてしまうと、
- 辞めた理由を質問される
- またすぐ辞めないか
不安視されやすい - 経験を評価されない
など、転職活動が厳しくなるのは事実です。
でも、実際のところ新卒で就職した会社が自分に合っているかはフタを開けてみないことにはわからないですし、しかも現在は
新卒で入社した3割の社会人は3年以内に辞める
※大卒の場合
という時代です。
また、以下のデータを見てもわかるように、近年は積極的に第二新卒の採用を考える企業も増えています。
求める人材について【複数回答】
- 即戦力となる中堅層、専門家 62.0%
- 一定の経験を有した若手社員(第二新卒等) 60.3%
- 新規学卒者(高卒) 40.3%
- 新規学卒者(大学卒、既卒) 37.9%
- 一般職層・非専門的な人材(パート・アルバイト等) 37.1%
- 管理職経験者 15.3%
- その他 3.2%
引用元:日本商工会議所より
たとえ新卒で入社した会社をすぐ辞めたとしても、やりなおすチャンスがたくさんある世の中と言えます。
なので、転職は不安かもしれませんが、まずはなるべく早めに転職活動を開始しましょう。
早めに転職活動を進めるメリット
では、どうして早めが良いかというと、
- ブランクは短いほうが良い
- 面接対策がしやすい
- 若いほうが有利になりやすい
このようなメリットがあるからです。
当然ですが、ブランク(職歴が無い空白期間)は短いに越したことはありません。
余計なブランクは、面接官や採用担当者の不安を煽り、面接を難しいものにしてしまいます。
また、基本的に経験が浅い人材の転職(未経験職への転職など)は、年齢が若いほうが有利になりやすい特徴があります。
なぜなら、企業は経験が浅い人材の採用では、
- ポテンシャル(将来性)
- バイタリティ
- 人物像(指導のしやすさなど)
などを重視するからです。
新卒ですぐ辞めた人は十分に若さはありますが、例えば2年、3年とブランクができてしまうと、どんどん転職チャンスが無くなってしまいます。
【転職の軸をハッキリさせる】新卒入社後にすぐ辞めた原因ときちんと向き合う
2つ目のコツは、新卒入社後にすぐ辞めた原因ときちんと向き合っておくことです。
あなたが会社を辞めた原因は、転職活動の「軸」になります。
例を挙げるとこんなイメージです。
辞めた原因=
残業が多く・休みがない
転職の軸⇒
ワークライフバランスが
とれた会社に転職する
辞めた原因=
給料が低すぎて生活が難しい
転職の軸⇒
給料アップできる業界に転職する
この「転職の軸」がハッキリしていないと、転職活動はうまく進みません。
また、転職ではすべての希望を叶えるのは難しいですし、転職活動をしているうちに本来の目的を見失ってしまうケースもあります。
例)最初は「残業の少ない職場」を希望していたのに、「給料アップ」の求人に目がくらんで、結局以前よりも残業の多い職場に転職してしまった
このように、転職後に後悔する人は多いです。
なので、新卒入社後にすぐ辞めた原因ときちんと向き合って、「転職の軸は何か」を明確にしておきましょう。
転職の軸が複数ある場合は、優先順位をつけるのがおすすめです。
そうすることで、
- 転職先が探しやすい
- 面接・書類対策がしやすい
- 転職後の満足度が高くなりやすい
などのメリットがあります。
人間関係・給与・社風・労働時間・仕事内容が原因で辞める人が多い
ちなみに、社会人の辞めた原因(退職理由)を調査したデータは以下のとおりです。
【退職理由の本音】
- 1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
- 2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
- 3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
- 4位:給与が低かった(12%)
- 5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
- 6位:社長がワンマンだった(7%)
- 7位:社風が合わなかった(6%)
- 7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
- 7位:キャリアアップしたかった(6%)
- 10位:昇進・評価が不満だった(4%)
引用元:リクナビNEXT
見て分かるように、
- 人間関係
- 給与
- 社風
- 労働時間
- 仕事内容
などに不満を抱えて転職を考える人は多いです。
【面接を乗り切る】新卒ですぐ辞めた理由を上手く伝える
3つ目のコツは、新卒ですぐ辞めた理由を上手く伝えることです。
きっと、新卒ですぐ辞めた人が最も不安なのは、
どうしたらいいんだろう!?
ということではないでしょうか。
転職の面接では、ほぼ100%「前職を辞めた理由」についての質問をされます。
ここを乗り切れるかどうかが、転職成功のカギになります。
そこでおすすめしたいのは、
- 言わないことを決める
- 3ステップで回答する
という2つのコツです。
辞めた理由で言わなくていいこと
新卒ですぐ辞めた理由は人それぞれだと思いますが、面接で言わなくて良いこと(言わないほうが好印象なこと)は共通しています。
それは、
- 会社(前職の)に対する
不満や批判 - 辞めた原因に対する愚痴
- 人間関係に関する不満
以上の3つです。
会社に対する不満や批判は、面接官にしてみれば
会社の悪口を言われるのでは?
と不安になりますし、愚痴に関しても
聞きたいわけじゃないんだけど
とマイナスイメージをもってしまいます。
また、人間関係に関しては、どんな職場でも相性の良し悪しはあるので、転職理由としては相応しくありません。
仮に「人間関係」が辞めた原因だったとしても、わざわざ打ち明ける必要は無い理由のひとつです。
なので、基本的に転職理由は、「応募する企業に転職することで解決できる事柄」でまとめるようにするのがベストです。
新卒入社した会社を辞めて何を学んだかを考えてみる
もうひとつのコツは、以下の3ステップを意識して回答を準備することです。
- 辞めた理由を答える
- そこで何を学んだか
得たかを伝える - 学んだこと・得たことを
転職先でどう活かしたいか
をアピールする
面接官に「辞めた理由」を質問されたとき、「辞めた理由だけ」を答えようとはしていませんか?
これでは、「辞めた」というマイナスのイメージだけが残りやすくなります。
ですが、
辞めた理由+学んだこと、今後の展望
を併せて回答すれば、プラスのイメージを面接官に与えることも可能です。
【転職を挫折しないコツ】新卒ですぐ辞めたことをひとりで悩まない
最後のコツは、ひとりで悩まないことです。
冒頭でもお話したように、新卒ですぐ辞めた人の多くは、
- 転職したいけど不安
- やり直せる!?
- そもそも転職先はある?
など悩みは尽きないはずです。
また、初めて転職活動をする人がほとんどでしょうから、何から手を付けて良いかわからない人も多いはずです。
そんな状態で転職を進めるのは、正直かなりしんどいはずです。
もしかすると、転職を挫折してしまう可能性もあります。
僕自身、はじめての転職活動は全くうまくいかず、相当悩んだ時期がありました。
なので、ひとりで悩まずに頼れるものはきちんと頼って転職活動を進めることも大切です。
第二新卒や未経験者歓迎の求人を扱っている転職サービスがおすすめ
そこで活用したいのは、やはり転職活動を無料でサポートしてくれる転職サービスです。
もしかすると、すでに求人情報サイトなどを使っている人はいるかもしれませんが、実は注意点があります。
それは、新卒入社後にすぐに辞めた場合、経験やスキルが評価されないため中途採用の転職はハードルが高くなるということです。
リクナビNEXTやマイナビ転職といった求人情報サイトを使うのも良いですが、それにプラスして
- 第二新卒
- 未経験者歓迎
- スキル不問
などの求人をたくさん取り扱っている「第二新卒向け」「未経験者向け」のエージェントサービスを使って転職のチャンスを広げましょう。
エージェント系の転職サービスは、キャリアアドバイザー(担当者)が要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
つまり、エージェントを活用すれば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などを知ることができるわけです。
また、エージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせをしていたり、企業訪問をするなどして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを教えてもらえるのも大きなメリットです。
転職に対する不安は、「今後の見通しが立たない」「転職活動の進め方に自信がない」というケースがほとんどです。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、エージェントを活用することで転職の不安や負担はグッと軽くなります。
失敗しないエージェントサービスの選び方
とくにおすすめしたいのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。
20代の転職に特化したサービス(24〜29歳限定)だけあって、
- 20代がターゲットの
求人多数 - 第二新卒・20代転職の
ノウハウが充実 - キャリアアドバイザーは
20代専属
このように、転職する20代には大きなメリットのあるエージェントです。
また、キャリアアドバイザーは20代専属なので、20代に多い転職の不安や悩みを相談しやすいのもポイントです。
サポートエリアは以下のとおり。
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
上記エリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sがベストです。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方におすすめしたいのは、株式会社パソナが運営している「パソナキャリア」です。
パソナキャリアは、様々な人材サービスを展開するパソナブループが運営している転職エージェントです。
「パソナ」と言えば「派遣」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は介護事業、地方創生、海外人材サービスなど幅広いジャンルを手掛ける企業です。
その広大なネットワークを活かして、国内ではトップクラスの求人規模を誇る転職エージェントです。
- 40,000件以上の求人
- 16,000社以上と取引
全国の求人に対応しているのもパソナグループならではです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるので、まずは相談してみましょう。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「ジェイック」というエージェント系サービスです。
もしかするとあまり聞き馴染みのないサービスかもしれませんが、実は全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」のひとつです。
経験やスキルがない場合、転職に苦戦するケースは多いですが、ジェイックでは
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
ジェイックの対応エリアは以下のとおり。
東京・千葉・埼玉・神奈川・愛知・大阪
兵庫・広島・福岡・岡山・宮城・北海道
※対象エリアは時期によって変わる可能性アリ
経験やスキルで不安を感じているなら、ジェイックに相談してみましょう。
20代の転職を成功させるには、20代に強い転職エージェントを使うのがセオリーです。
なぜなら、
- 20代を対象にした求人が多いので転職しやすい
- 転職のコツ・ノウハウをアドバイスしてもらえる
- 未経験職への転職・初めての転職に対応してくれる
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、20代の転職に強いエージェントをまとめてみました。ぜひチェックしてみてください。