おすすめの仕事ってある?
ニートの私には無理?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
正社員で就職したくても、
- そもそも働いた経験がない
- スキルや資格がない
- 人付き合いにも自信がない
こんな状態だと不安になりますよね。
実は僕もフリーターから就活した経験があるので気持ちはよくわかります。
「正社員になるのは厳しいかも」と諦めかけた時期もありました。
しかし、そんな経験から言えるのは、自分に合う仕事を探して諦めずに就活をすれば、ニートやフリーターでも正社員で就職するチャンスはたくさんあるということです。
諦めたら正社員は無理ですが、「ニートだから無理」というのは単なる思い込みです。
今回の記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに
- ニートからの就職を
無理と思う必要はない理由 - おすすめできる職種・業界
- ニートの就職を成功させるコツ
をお伝えしていきます。
【ニートから正社員になるのは無理じゃない】就職の現状を知ろう
冒頭の会話文のように
無理ゲーでは?
と不安を感じている人は多いはずです。
もしかしたら、「就活なんて無意味だ」「がんばるだけ無駄」と諦めムードの人もいるかもしれません。
たしかに、ニートから就職するのは決して簡単ではありません。
新卒や職歴がある転職者と比べると仕事は選べないですし、厳しい目で見られることもあります。
ですが、きちんと情報を集めて、就活のコツやマナーを掴んで就活を進めれば、意外にも就職チャンスはたくさん転がっています。
ニートからでも正社員になる道は開かれています。
というのも、近年は中小企業の人手不足が深刻化しています。
日本商工会議所が調査したデータでは、なんと50%以上の企業は人手不足を抱えていることがわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないということは、基本的には求人が増え、採用のハードルは下がります。
つまり、企業にとっては深刻な問題ですが、ニートから就職する人にとってはチャンスになるわけです。
また、近年は新卒採用が難しいこともあり、既卒者やフリーター、ニートといった未経験者を積極的に採用する企業も増加傾向にあります。
なのでまずは、
- ニートでも正社員は目指せる
- 就職のチャンスはある
と前向きに考えることが大切です。
実際、ニートの就職率を調べると、1年前に無職だった20〜24歳の18%程度は正社員になっていることがわかっています。
【1年前「無業・非家事非通学・無配偶で卒業者」であった者の現状】
正社員になった人の割合(20~24歳)
- 男性 18.3%
- 女性 17.9%
非求職無業者の割合(20~24歳)
- 男性 29.7%
- 女性 26.7%
参考データ:労働政策研究・研修機構より一部抜粋
18%は少ないと思うかもしれませんが、このデータにはそもそも就活をしていない人(就職の意思がない人)も含まれているので、悪い数字ではありません。
冒頭でもお話したように、諦めたら正社員は無理ですが、「ニートだから無理」というのは単なる思い込みです。
ニートからでも正社員として採用されやすいおすすめの職種・業界
では次にニートの就職におすすめの職種・業界についてお話していきます。
ニートから正社員を目指す場合、仕事を選びすぎてしまうとなかなか内定をもらえません。
もちろん、どうしても就きたい仕事があるなら挑戦すべきですが、まずは「未経験者が就職しやすい仕事」に目を向けることが大切です。
そのほうが、正社員に採用されるチャンスがグンと広がります。
具体的には、以下の2つのポイントが狙い目です。
- 人手不足の割合が多い業界
- 未経験者歓迎の割合が多い職種
人手不足の割合が多い業界
先程もお話したように、現在は人手不足を抱える中小企業が多いと言われています。
とくに人手不足の割合が多い業界は、以下のとおりです。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護・看護業界では7割を超える企業が人手不足を抱え、運輸や建設業界でも6割が人手不足に陥っています。
まずはこうした業界で仕事を探すことで、ニートからでも正社員が目指しやすくなります。
もしかすると、
仕事がつらそう。。。
ブラックも多いのでは?
と不安になる人もいると思います。
たしかに一般的には厳しいイメージはありますが、就職する職場によって雰囲気や仕事内容は変わります。
また、介護業界だから「介護職」、運輸業界だから「ドライバー職」ではなく、
介護業界で
事務員として働く
運輸業界で
営業職に就く
など、様々な可能性はあります。
なので、仕事を探すときは広い視野で求人選びをすることをおすすめします。
未経験者歓迎の割合が多い職種
もうひとつは、未経験者歓迎の割合が多い職種です。
以下は、転職サイトのマイナビが調べた「未経験者歓迎の割合が職種」のランキングです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者歓迎の割合が多いということは、ニートから就職しやすいだけでなく、
- 研修制度の充実
- 職場に馴染みやすい
(同期も未経験) - キャリアアップがしやすい
など期待できるので、様々なメリットがあります。
「入社後の居心地の良さ」も考えて仕事を選びをしたほうが就職後の満足度は高くなります。
職種や業界を選ぶときに注意してほしいこと
最後に仕事選びで注意したいことをお伝えします。
それは、最初から「ニートだから自分にはこの仕事は無理・できない」と決めつけないことです。
たしかに仕事には、適正や向き不向きがあります。
ですが、未経験者の場合「実際にやってみないとわからない」というのが事実です。
僕の経験になりますが、自分には向いていないと思っていた仕事も、実際にやってみるとスムーズにこなせたり、やっていくうちに楽しさに気づくこともありました。
チャレンジして初めて分かることのほうが多いです。
例えば、敬遠する人が多い「営業職」も、個人営業と法人営業では必要なスキルは異なり、就職する会社によって仕事の仕方もガラリと変わってきます。
最初から「自分には無理」と決めつけてしまったら、就職チャンスを狭めるだけです。
【無理とは言わせない】ニートから正社員就職を成功させる3つのコツ
ではここからは、ニートから正社員になるための3つのコツをお話していきます。
以下の3つを参考に就活を進めていきましょう。
- 期限を決めて早めに動き出す
- ギャップを意識する
- 諦めない環境をつくる
期限を決めて早めに動き出す
ニートからの就職は、時間が経てば経つほどハードルが上がります。
なぜなら、
- ブランクが長くなる
(印象が悪くなる) - 就職のモチベーションが下がる
- 応募できる求人が減る
といった理由があるからです。
基本的に就活は、年齢が若いほうが有利になりますし、早めに動いたほうがチャンスを逃さずに済みます。
なので、ニートから正社員を目指す気持ちがあるなら、早めに就活をスタートさせることが何よりも大切です。
そこでおすすめしたいのは、就活の期限を設定することです。
もちろん就活は、内定の合否に左右されるので自分の思い通りには進みません。
しかし、「この日までに就活を終わらせる」と期限を決めることで、
- 期限から逆算して
スケジュールを立てられる - モチベーションを保ちやすい
- 良い緊張感が生まれる
などのプラスがあります。
就活は、期限を決めずにダラダラ進めると挫折につながります。
ギャップを利用して好印象を残す
2つ目のコツは、ギャップの力を利用することです。
一般的に「ニート」や「無職」は、以下のように見られるケースが多いです。
- 働く気がない
- やる気がない
- 家でダラダラしているだけ
お世辞にも良いイメージはありませんよね。
それは就活時も同じです。
実際に僕が就活をしたときも、「本当にやる気はあるのか?」「すぐに辞めないか?」と色眼鏡で見られた経験があります。
しかし、そんな悪いイメージを逆手に取れば、ニートの就活で好印象を残せるかもしれません。
例えば、大半の面接官や採用担当者は、ニートの応募者に対して
やっていけるんだろうか
少し不安だな。。。
このように思います。
しかし、実際に面接をしてみると、
- 気持ち良い挨拶が返ってきた
- 身だしなみがきちんとしている
- やる気や熱意が感じられる
- 就職マナーを心得ている
こんな応募者ならどうでしょう?
きっと、ニートのイメージと面接時の対応に大きなギャップを感じて、好印象を持つはずです。
人は、感じたギャップが大きければ大きいほど、良い評価(または悪い評価)をしやすいという特性があります。
つまり、言い方は悪いですが、「ニートでもこの人はしっかりしている」と思ってもらうことができれば好印象に繋がるわけです。
面接では最低限、
- 挨拶
- 身だしなみ
- 熱意・やる気
この3つがきちんとしていれば、面接官に悪い印象を与えることはありません。
むしろニートの場合は、ギャップの力で好印象を残すことが可能です。
諦めない環境・相談できる環境をつくっておく
最後のコツは、「諦めない環境・相談できる環境」を作っておくことです。
ニートの就活でもっとも注意すべきことは「挫折」です。
繰り返しになりますが、ニートから就職をするのは簡単ではありません。
- どんな仕事を選ぶべきか
- 書類や面接を
どう対策したら良いか - 企業とのやりとりが不安
など、悩みは尽きませんし、ひとりで全てを抱えるのは大きなストレスです。
なので、前もって「諦めない環境」「相談できる環境」を作って就活を進めることがとても大切なんです。
僕もそうでしたが、就活はわからないこと・不安がたくさんあります。
そんなとき、相談できる人がいる・いないでは、精神的な負担が全く違います。
相談することで就活を挫折するリスクも減らせます。
具体的には、就職支援サービスのキャリアアドバイザーに相談するのが確実です。
- ハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
といったサービスは無料で利用できるので、賢く活用しましょう。
とくに民間企業が運営している就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強いサービスです。
そのため、
- 希望に合う仕事を
紹介してもらいやすい - 応募企業の詳しい情報を
教えてくれる - 書類や面接対策の
精度が高い
など、様々なメリットがあります。
就職エージェントのキャリアアドバイザーやカウンセラーは、事前に紹介する企業の人事担当者と打ち合わせなどをしています。
そのため、
- 詳細な仕事内容や
職場の生の雰囲気 - 上司はどんな人か
- 好印象を与えるアピール方法
など、詳しい情報も教えてくれます。
こうした就職サービスを活用すれば、最後まで就活をやりきるモチベーションになりますし、不安や悩みも相談できます。
ニートの就職に利用できるエージェントサービスの選び方
ただし、エージェントの選び方だけは注意してください。
エージェントといえば、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」「doda」などが有名ですが、これらは社会人経験がある転職者を対象としたサービスです。
そのため、「サポートは難しい」と断られるケースも多いです。
なので、「未経験者を専門としているサービス」を活用してください。
そうすれば、きちんとサポートをしてくれますし、ニートから就職するコツをしっかり教えてもらえます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。