でも、ニートの私に
就職は無理!?
無職の女性は
正社員就職が難しい?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
「就職したい」と思っても、
- ニートの経歴が不安
- 無職の女性は採用されないのでは?
- なにから始めたらいい?
と悩む方は多いのではないでしょうか?
実は僕もフリーターから就職した経験があるので、不安な気持ちはよくわかります。
たしかに、ニートや無職から就職をするのは簡単ではありません。
ですが、就活には「コツ」があります。
そのコツを押さえ、諦めずにトライすれば、必ず就職チャンスは巡ってきます。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに「ニート女性が正社員就職を失敗しないためのコツ」をまとめました。
- 就職できないという思い込みを捨てる
- 早めの行動を意識する
- ニートのマイナスをフォローする
- 自分に求められることを知る
- ひとりで悩まない
【就活を前向きに考える】ニートの女性は就職できないという心のブレーキを外そう
1つ目のコツは、就活を前向きに考えることです。
きっと、ニート女性の多くは、
書類すら通らない…
こんなふうに思っているはずです。
ネットで「ニートの就職」について調べてみても、
- 女性は◯歳を超えると就職できない
- ニートの女を採用する企業はない
- 結婚するしかない
など、ネガティブな情報や書き込みなどを見かけます。
先程もお話したように、たしかに職種や業界によっては、ニートから就職するのが非常に難しい場合もあります。
ですが、「女性のニートは就職できない」というのは、単なる思い込みです。
「ニートになったら再起は無理」というのも正しくありません。
その証拠に、労働政策研究・研修機構が発表している「1年前に無業者(ニート)だった人の現在の状況」のデータでは、約30%のニートは正社員になっていることが分かっています。
【大学卒者 男性】
- 正規の職員・従業員 30.4%
- パート・アルバイト 12.0%
- 派遣社員 2.4%
- 契約社員などその他 5.8%
- 自営業・自営手伝いなど 1.3%
- 家事等 0.8%
- 求職者 27.4%
- 非求職無業者(ニート) 18.4%
【大学卒者 女性】
- 正規の職員・従業員 29.4%
- パート・アルバイト 13.1%
- 派遣社員 7.2%
- 契約社員などその他 12.5%
- 自営業・自営手伝いなど 0.3%
- 家事等 0.4%
- 求職者 14.7%
- 非求職無業者(ニート) 20.8%
ニートだった人の50%以上はなんらかの形で働き、男女共に3割は就職しています。
正社員に関しては、男女で1%の差しかありません。
つまり、
- ニートになっても就職は可能
- 男性も女性もニートからの
就職率はさほど変わらない
というわけです。
男性よりも女性が歓迎される仕事も多い
最初から、「女性のニートは就職できない」「女性は必要とされない」と思い込んでしまったら、就職チャンスは巡ってきません。
なぜなら、企業の採用担当者は「前向きな人材」を求めているからです。
たとえニートや無職期間があっても、
就職を諦めない!
とポジティブな人材には、好印象をもちます。
また、職種や業界によっては、男性よりも女性が歓迎される仕事もあります。
例えば、
- 事務職
- 販売・サービス
- 営業職
- アパレル
- 美容業界
- 介護業界
などは、女性が活躍しやすい職種・業界の代表例ですね。
なのでまずは、「ニート女性は就職できない」という心のブレーキを外しましょう。
そして、前向きに就活を進めていきましょう。
【ニート女性が就職をするために】早めの行動を心がけよう
2つ目のコツは、早めの行動を心がけることです。
きっと、ニート歴がある女性の方は、
不利になる…
こんなふうに思っているはずです。
たしかに、ニート歴はマイナスの印象を与えますし、ブランクがあると採用担当者は不安を覚えます。
ですが、ニートにも就活で有利なポイントがあるんです。
それは、素早いレスポンスを返せるということです。
例えば、転職をする社会人やアルバイトをしている人は、良い求人を見つけても
仕事が忙しくて
応募が間に合わなかった
面接の日程を
調整できなかった
退職日が決まらず
辞退することになった
など、現職との兼ね合いで転職活動や就活がうまく進まないことがあります。
その点、ニートや無職の場合は、
- すぐに応募できる
- いつでもスケジュール調整できる
- 明日からでも働ける
など、自分次第で最速のレスポンスができます。
求人を出す企業のなかには、
すぐにでも働いてほしい…
と考えている場合もあります。
そんな企業にとって、「レスポンスが早い」「すぐに働ける」というのは、非常にありがたいことなんです。
なので、ニート女性が就職を目指すなら、早めの行動を心がけましょう。
- すぐに応募する
- 企業からの連絡には
すぐ返信する - すぐ働けることを
アピールする
これだけでも就職チャンスがアップするはずです。
【面接を乗り切るコツ】ニート女性のマイナスをきちんとフォローする
3つ目のコツは、ニート女性のマイナスをきちんとフォローすることです。
ニートから就活をする場合、
質問されたらどうしたらいい!?
と不安に思う方は多いはずです。
面接がこわくて一歩踏み出せないという人もいるかもしれません。
そこでおすすめしたいのは、ニート期間をフォローできるように準備しておくことです。
具体的には、以下の流れをもとにニート期間に対する回答を練っておきます。
- ニート歴に対する回答は
簡潔・素直に答える - ニート期間から何を得たか・
反省点を語る - 就職後の展望を伝える
企業は将来が期待でき信頼に値する人材かをチェックする
例えば、
と面接官に質問をされたと仮定します。
この場合は、以下のように回答をします。
【例】①お恥ずかしい話ですが、就活に気持ちが入らず、流れに任せてフリーターになりました。その後は無職の時期もあります。
②しかし、同年代の友人が正社員で生き生き働く姿を見て、私も社会人として成長したいと考えるようになりました。
③入社できましたら、遅れを早く取り戻せるように精進します。営業成績トップを目指したいと思っております。
- 無職期間ができた理由を
簡潔に答える - ニート生活で感じたこと・
反省点を語る - 就職後の展望を伝える
このように、質問に対する回答だけでなく、反省点や今後の展望を併せて伝えることがポイントです。
すると、ニート歴の質問を前向きな印象で終えることができます。
基本的にニートの女性を採用する面接官や採用担当者は、ニート歴などの「マイナスの質問」をすることで、
- 信頼できる人材か
- 過去から学べる人材か
- 将来性はあるか
などを探っています。
なので、ニート歴に関する質問は、嘘をついたり誤魔化すのではなく、
- 学んだこと
- 反省点
- 今後の展望
をきちんと伝えるようにしましょう。
関連記事:【正直行きたくない】面接が怖いフリーター・ニートのための5つの就活テク
【ニーズを考える】企業はニート女性に何を求めているかを知る
4つ目のコツは、企業はニート女性に何を求めているかを知ることです。
きっとあなたにも
- 「こんな仕事をしたい」
- 「残業が少ない会社が良い」
- 「お給料はこのくらいほしい」
といった希望があるはずです。
それと同じで、企業側にも
- こんな人物像の新人が理想
- こんなポジションで活躍してほしい
- こんなスキルをもつ人材がほしい
といったニーズがあります。
なにが言いたいかというと、基本的に就活は、応募する人の希望と企業のニーズが合致したときに内定が出ます。
なので、ニートから就職を成功させるには、企業のニーズを理解して就活を進めることが非常に大切です。
ニート女性に求めるのは人間的な部分
では、具体的に企業は、ニートの女性に何を求めているのでしょうか?
もちろん、企業によって細かいニーズは異なります。
しかし、ニートを採用する企業は、以下のポイントを重視するケースが多いと言えます。
- 将来性
- やる気・熱意
- バイタリティ
- 指導のしやすさ
- 長く働いてくれる
経験やスキルが無い人材を採用する場合は、このような「人間的な部分」を評価します。
とくにニート女性の場合は、やる気や人柄、長く働いてもらえるかが重要なポイントとなります。
なので、素直に面接官の話を聞いたり、先程もお話した「ニート経験から学んだこと」「反省点」「今後の展望」もきちんと伝えましょう。
ニートだからと自分を安売りするのはNG
企業のニーズを意識するといっても、ニートだからと自分を安売りするのはNGです。
もしかすると、
贅沢は言えない…
どんな仕事でもいい。
就職できればそれでいい…
こんなふうに思っている方もいるかもしれません。
たしかに、仕事を選びすぎると就職は難しいですし、「とにかく就職したい!」という意気込みも必要です。
しかし、
- どんな会社でもいい
- とにかく就職さえできればいい
- 希望はどうでもいい
という姿勢は逆効果になりかねません。
なぜなら、「なんでもいい」「とにかくがんばります」「希望はない」という人材に対して企業は、
ってことか?
わからない…
このような印象をもつ場合があるからです。
さらに、「とにかく就職さえできればいい」という姿勢で就活をすると、ブラック企業に捕まるリスクも高くなります。
なので、最低限
- 希望を明確にしておく
- 就活でゆずれないポイントを
書き出してみる - 夢や展望を用意しておく
など、就活の「軸」を決めて就活を進めていきましょう。
【ニート女性が就職を目指すなら】ひとりで悩まない環境を整える
最後のコツは、ひとりで悩まない環境を整えることです。
きっと、ニート女性の多くは、
- 仕事の選び方
- 書類や面接対策
- 企業とのやりとり
などに自信がないはずです。
そもそも、就活を悩んでいるからググっているわけですよね。
僕の経験から言って、就職の悩みをひとりで抱えるのは非常にリスキーです。
挫折の原因にもなります。
実際に僕は、一度就活を諦めてフリーターに舞い戻った時期があります。
なので、今すぐにやるべきことは「ひとりで悩まない環境を作ること」です。
具体的には、キャリアカウンセラーやキャリアアドバイザーなどの就職を相談できるサービスを活用すると安心です。
例えば、
- ハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などのサービスは、キャリアアドバイザーやカウンセラーが無料で就職をサポートしてくれます。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 希望に合う仕事を
紹介してもらえる - 面接でどんなPRが好印象か
教えてくれる - 書類免状など
就活が楽になる
など、様々なメリットがあります。
また、エージェントのキャリアアドバイザーは、求人企業を訪問するなどして生の情報を集めています。
そのため、
- 職場の雰囲気
- 上司の人柄や詳細な仕事内容
- 好印象をあたえるコツ
などを細かくアドバイスしてもらえるんです。
ひとりで悩んでいても、時間だけがどんどん過ぎるだけです。
僕は就職エージェントを活用したことで、
- 書類落ちが激減した
- 面接の自信がついた
- 希望に合う求人が見つかった
など、就活がグッと楽になりました。
使えるものを使わないのは、とても勿体ないことです。
遠慮する必要はないので、どんどん活用して就活を有利に進めましょう。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、「未経験者」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
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フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
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このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。