いいかげん就職したい。
初就職を成功させるコツは?
はじめての就活。。。
不安でしかたない
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
26歳で初就職となると、色々なことが不安になりますよね。
就職したい気持ちはあっても、「なにから手を付けていいかわからない」と一歩踏み出せずにいるフリーターや既卒の方は多いのではないでしょうか?
実は僕も20代中盤でフリーターから就職をしたので、気持ちはよくわかります。
初めての就職で右も左もわからないことばかり。なかなか面接に受からず苦労しました。
そんな経験から言えるのは、26歳で初就職するなら、やってはいけないNGポイントを押さえて動き出したほうが良いということです。
就活を効率的に進めるために、就活のコツを押さえてがんばることが大切です。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに「26歳で初就職するときにやってはいけない5つのNGポイント」をまとめました。
- 就職できればなんでも良いはNG
- 就活マナーを知らないはNG
- 仕事の選びすぎはNG
- 受け身の姿勢はNG
- 就職のコツを知らないはNG
26歳で初就職でも就職できればなんでもいいはNG【リスクが増える】
26歳で初めて就活をする人のなかには、
就職さえできれば
なんでもいい!
とにかくがんばるしかない!
このように思っている人もいるはずです。
もちろん、熱意や意気込みは大切ですが、「なんでもいい」「とにかくがんばる」という姿勢は、就活をマイナスに導く可能性があります。
なぜなら、以下のようなリスクが増えてしまうからです。
- 何がしたい人がわからないと
思われやすい - ブラック企業や自分に合わない仕事に
当たりやすくなる
「何がしたい人がわからない」と思われやすい
例えば面接で
がんばります!
とにかく就職したいんです!
このようなアピールをしたら、企業の採用担当者や面接官はどのように思うでしょうか?
熱意を感じる一方で、
いいってこと!?
と思います。
「どんな仕事でもいい」「とにかくがんばる」「なんでもいい」という姿勢は、裏返すと、
- 何がしたいのかわからない
- 就職さえできればそれでいい
- 将来性に疑問が残る
このような評価につながります。
その結果、就活のマイナスになる可能性があります。
もちろん、26歳で初めて就職する場合「とにかく正社員になるのが目標」という人は多いと思いますが、最低限
- なぜこの仕事(企業)を
選んだのか - 就職後にどんな活躍をしたいか
これら2つは伝えられるように準備しておきましょう。
ブラック企業に当たりやすくなる
また、「就職さえできればそれでいい」と思って就活をすると、ブラック企業や不向きな仕事に就職してしまう確率も高くなります。
なぜなら、情報収集を怠ってしまったり、内定だけを考えて就活をするため、自分に合うかどうかが二の次になるケースが多いからです。
仮に就職できても、入社後にすぐ辞めてしまったり、過酷な仕事で体を壊してしまったら意味がありません。
とくに26歳で初就職をするということは、ストレートで正社員になった人たちと比べると遅れをとっています。
それなのに、すぐに仕事を辞めたり職を転々としていたら、キャリアに大きな差が生まれてしまいますよね。
なので、26歳で初就職をするにしても、「就職できればなんでもいい」ではなく、
- きちんと情報収集をする
- 自分に合う仕事を選ぶ
ということが大切です。
関連記事:【ブラック企業を避ける求人チェック術】就職を目指すフリーターや既卒者は注意
就活マナーを知らずに26歳で初就職はNG【適切なアピールがカギ】
新卒時に就活経験がある場合は、なんとなく「就活の仕方」はわかるはずです。
しかし、「新卒就活」と「既卒やフリーターからの就活」では、異なるポイントがあるということは頭に入れておきましょう。
26歳で初就職する場合、例えば
- 応募書類のマナー
- 面接時の注意点
- アピールすべきポイント
などが変わってきます。
職務経歴書を書く必要があったり、面接では個人面接がほとんどだったり、評価されやすいアピールポイントも異なります。
実際、僕がフリーターから就活したとき、「学校ではこんな経験をして○○が得意でした。」とアピールをすると、面接官に、
他にアピールできることは無いの?
と言われたことがあります。
就活のマナーや注力すべきポイントがズレていると、採用担当者や面接官に、「この応募者は、正社員としてやっていけるのかな…」と思われてしまいます。
なので、26歳の就活に必要な
- 就活マナー
- アピールポイント
などはよく考えたうえで就活に臨む必要があります。
26歳の就活に必要な就活マナーやアピールポイントの見つけ方については、最後の章でお話します。
初就職する26歳は仕事の選びすぎはNG【就職しやすい求人に目を向ける】
26歳で初めての就職は、新卒時と比べて難易度が高くなります。
とくに仕事を選びすぎてしまうと、いつまで経っても内定はもらえません。
もちろん、先にお話したように「自分に合う仕事」を探す必要はありますが、
- この仕事は嫌
- あの業界はブラックだ
- もっと給料がほしい
など、あまりに条件を厳しくすると応募できる仕事すら無くなってしまいます。
なので、まずは初就職の26歳が内定しやすい仕事に目を向けて、その中から「興味が湧いた業界・職種」にチャレンジしてみるのがおすすめです。
では、具体的にどんな仕事が内定をもらいやすいのでしょうか?
それは、以下の2つの特徴をもった仕事です。
- 人手不足の業界
- 未経験者歓迎の割合が
多い職種
人手不足の業界
実は近年、人手不足の問題を抱える中小企業が多くなっています。
日本商工会議所が調べたデータによれば、約50%の中小企業が「人手が足りない」と回答しているほどです。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないということは、
- 求人が増える
- 採用ハードルが下がる
- 待遇が良くなる
ということの裏返しでもあります。
つまり、初めて就職する26歳にとって人手不足の企業は狙い目と言うわけです。
とくに人手不足の割合が高いのは、以下の業界ということも分かっています。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
こうした業界に目を向けることで、就職チャンスは大きくアップします。
もしかすると、介護や運輸、建設などは「きつい」「ブラック」といったイメージがあるかもしれませんが、きちんと情報収集をすれば高待遇の求人を見つけることもできます。
また、「介護=介護職」「建設=建設作業員」と考えがちですが、例えば
介護業界で
事務員として就職する
建設業界で
営業の仕事をする
など、働き方は様々です。
未経験者歓迎の割合が多い職種
また、未経験者歓迎の割合が多い職種にも目を向けてみてください。
以下は、転職サイトのマイナビが調査した「職種未経験者歓迎の割合が多い職種」のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
こうした職種は、単に就職しやすいだけでなく、
- 研修制度の充実
- 同期も未経験で
馴染みやすい - キャリアアップが
しやすい
などが期待できるため、26歳で初就職する人にとってプラスです。
このように「初就職の26歳が内定しやすい仕事」に目を向けて、就職チャンスを上げましょう。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
26歳で受け身の姿勢で初就職はNG【成長できるかが大事】
仕事は教えてもらおう
勉強させてもらえばいいよね!?
こんなふうに思っていませんか?
もしも、「自分は26歳で初就職の身だから仕事は教えてもらえばいい」と思っているなら、それはNGです。
なぜなら、「教えてもらうのが当たり前」という受け身の姿勢は採用担当者にマイナスの印象を与えるからです。
もちろん、入社直後はわからないことだらけなので、上司や先輩に仕事を教えてもらう必要はあります。
しかし、職場は学校ではないので、
勉強させてください。
言われたことはなんでもやります。
という自己アピールをしても、採用担当者や面接官の心には響きません。
とくに26歳で初就職をする場合、自分よりも若い人材が同時期に入社する場合もあります。
そのため、「年下に負けない成長意欲があるか」が問われるケースも多いです。
就職後は、
- 自ら進んで勉強をする人
- 頑張って成績を上げる人
は成長して戦力になりますが、
- 言われたことしかやらない人
- 自己判断で動けない人
は、成長を期待できないと思われてしまいます。
なので例えば、面接のアピールでは、
○○の勉強をしています。
入社できたら、
すぐに戦力になれるよう
下地を整えています。
このように、「自ら成長できること」を伝えるのがおすすめです。
ただし、資格やスキル取得にこだわりすぎて、就活が後回しになるのはNGです。
- 「勉強している」
- 「成長意欲がある」
ということを示す姿勢が大切です。
このあたりは、【フリーターやニートの就職に資格取得はあり!?】知っておきたい資格の見極め方という記事で詳しくお話しています。
就職のコツを知らないまま26歳で初就職はNG
最後のNGポイントは、「就活のコツを知らずにがんばるのはNG」ということです。
例えば、
- 手当たり次第に応募する
- 応募書類に学歴や趣味を
なんの工夫もなく書く - 対策をせずに面接を受ける
このような就活をしても、企業の採用担当者に振り向いてもらえません。
とくに26歳で初就職するフリーターや既卒者は、新卒者や転職者と比べて不利です。
ここからは、就活を成功させる3つのコツをお話しするのでチェックしてみてください。
- 期間を決めて就活に臨む
- 何ができるかを意識する
- ひとりで就活をがんばらない
【期間を決めて就職活動に臨む】26歳のフリーターが初就職を決める鍵
就活は、ダラダラ進めると挫折する可能性が高くなります。
まして、「26歳で未経験」「フリーターや既卒、ニートからの正社員就職」という場合、簡単には先に進まないので、時間をかけるほどモチベーションが下がってしまいます。
なので、
「期間を設定して、その期間はすべての力を注ぐ」
という意気込みで就活をスタートしましょう。
期限を決めたほうが格段に就活の成功率は上がります。
例えば、「2ヶ月で内定をもらう!」と決めたら、
- 今週は応募書類を何社送る
- 今月は面接を何社受ける
- アルバイトは控えめにする
このように、期限から逆算してスケジュールも立てやすくなります。
就活中は少々辛くても、せいぜい数週間〜数ヶ月がんばれば、その後は安定した正社員の生活が手に入ります。
当然の話かもしれませんが、就活は諦めずに真面目に取り組んだ人が成功します。
なので、
- 期限を設定する
- 決めた期限までは就活に集中する
ということを取り組んでみてください。
精神論的な話になってしまいましたが、「就活するなら集中して短期間がベスト」です。
関連記事:早く就職したいフリーターがやるべき5つのこと【すぐ正社員になりたいなら必見】
何がしたいかより『何ができるか』を意識する
26歳で初就職をする場合、「何がしたいか」より「何ができるか」を考えて就活することがとても大切です。
「自分がやりたいこと」「希望(給料額や待遇)」を押し通すと、初就職は苦戦を強いられます。
例えば、
アパレルの仕事がしたいんです。
すごく憧れの業界だったので、、、
興味があっていろいろ学びたいんです。
がんばっていきたいです。
このように、やりたいことや希望をもつことは大切ですが、そこだけにこだわってしまうとなかなか上手くいきません。
なぜなら、求人を出している企業の目的は、応募者の希望を叶えることではないからです。
求人企業は常に、
この人材を雇ったら
会社にどんなプラスがあるのか
会社が求めている人材像を
満たした応募者か
という目線で面接をしています。
なので、「何々がしたい」「これがやりたい」だけでなく、
- 何ができる人材なのか
(求人企業に貢献できるポイント) - どんなチャレンジができるか
(将来性があるか)
などもきちんと伝えることが大切です。
そうすれば、採用担当者や面接官は真剣に話を聞こうとします。
26歳で初就職するということは、それ相応の「アルバイト経験」「人生経験」を積んでいるはずです。
「これまでの経験から何ができるか」
「求人企業にどんなプラスを与えられるか」
という視点を持つことが就活成功のコツです。
『ひとりでがんばらないこと』も大切
最後のコツは、26歳の初就職をひとりでがんばらないことです。
はじめての就活は不安なことばかりです。
気になる求人を見つけても、なかなか1歩が踏み出せなかったり、自己分析や企業研究が進まなかったり、面接を受けたらボロボロ…なんてこともあるはずです。
いくら就活のNGポイントを頭に叩き込んでも、就活の不安に耐えたり、モチベーションを保つのは大変です。
なので、ひとりで就活を進めようとせずに就職をサポートしてくれるサービスを賢く活用しましょう。
挫折のリスクが減り、就活がグッと楽になります。
幸い今は、
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
など、就職を無料でサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
とくに就職エージェントは、キャリアアドバイザーやコンサルタントが1から幅広い就活サポートをしてくれます。
例えば、
- 自己分析の手伝い
- 希望に合う求人紹介
- 応募書類・面接対策
- 悩みや不安の相談
などですね。
はじめてエージェント系のサービスを利用する方は不安かもしれませんが、基本的には以下のような流れでサポートは進んでいきます。
- ウェブで名前や住所などを記入して登録
- 担当者から電話やメールで
登録確認の連絡が来る - 担当者と会う・WEB通話などで
就職活動の相談 - 求人紹介や自己分析をしてもらう
- 気に入った求人には応募
(書類や面接対策もしてくれる) - 企業と面接
(面接のセッティング等は担当者がしてくれる) - 内定!
担当者が就職内定までを応援してくれるようなイメージです。
「就活はひとりでがんばる」「サポートは必要ない」という人にはおすすめできませんが、エージェント系サービスを使うことで就活がグッと楽になるのは確かです。
また、キャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーに相談することで、26歳の就活に必要な就活マナーやアピールポイントのアドバイスを受けられるのも大きなメリットです。
僕も就職エージェントを活用しましたが、
- 書類落ちがガクンと減った
- 面接に自信がもてるようになった
- 内定までモチベーションを保てた
など様々なプラスがありました。
初めて就職する方におすすめできる就職エージェント
ただし、エージェントの活用にはコツがあります。
有名なエージェント系サービスは、
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
などですが、こうした総合型転職エージェントは、正社員経験がある転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
きちんとサポートしてもらうためにも、未経験者の就職を専門的にサポートしてくれるエージェントを選んでください。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。