大学を中退してるから不安
自信がもてない。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
正社員になりたくても、大学中退という学歴が不安で前に進めない女性は多いかもしれません。
実は僕も就職前はフリーターをしていたので、同じような悩みを抱えた時期があります。
就職できるか不安になりますよね。
しかし、1度や2度社会のレールを外れたとしても、きちんとコツを押さえて就活をすればやり直すチャンスはいくらでもあります。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに「大学中退の女性が就職を成功させるコツ」をまとめました。
- 不安の正体を知る
- 企業の気持ちを考える
- 早めに就活をスタートする
- 大学中退をきちんとフォローする
- ひとりで悩まない
大学中退の女性が就職を成功させるには「不安の正体」を明確にする
まず最初にやっておきたいのは、「不安の正体」を明確にすることです。
ひとことで「就職が不安」と言っても、不安の中身は十人十色ですよね。
「どんな仕事を選ぶべきかわからないから」という人もいれば、「女性で高卒だから」という人もいるはずです。
いずれにしても「不安の正体」が漠然としたままでは、解決のしようがありません。
なので、今感じている「不安」を言語化してみることからはじめましょう。
大学中退女性が抱える主な3つの不安
大学を中退した女性が抱える不安は、大きく次の3つに分けられるはずです。
- 女性で高卒なこと(学歴)
- 大学を中退したこと(中退)
- 就活のしかた(仕事選びなど)
【女性で高卒の学歴が不安】大学中退に悩むより企業の気持ちを考える
就職できるか不安。。。
こんなふうに悩む女性は多いかもしれません。
結論から言うと、学歴が高卒だと
- 大卒よりも給料が低い
- 選べる仕事が減る
このような傾向にあるので、就活が不利になるのは事実です。
学歴が理由で入社できない企業や業界もあります。
ですが、その一方で近年は「高卒者」や「第二新卒」などを求める企業が増加傾向にあり、日本商工会議所が調べたデータによれば、大卒者よりも需要が多いことがわかっています。
求める人材について【複数回答】
- 即戦力となる中堅層、専門家 62.0%
- 一定の経験を有した若手社員(第二新卒等) 60.3%
- 新規学卒者(高卒) 40.3%
- 新規学卒者(大学卒、既卒) 37.9%
- 一般職層・非専門的な人材(パート・アルバイト等) 37.1%
- 管理職経験者 15.3%
- その他 3.2%
引用元:日本商工会議所より
つまり、雇用側の意識が「学歴や新卒に依存しない方向」に変化していると言えるんです。
また、ここ数年は人手不足の企業も多く、日本商工会議所のデータによれば50%以上の中小企業は人手が足りないこともわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないということは、それだけ求人は増え、採用のハードルも下がります。
大学中退(高卒)者の就職先は中小企業が多いため、こうした流れは追い風と言えます。
企業の気持ちを考えて就活をすることが大切
ここで考えておきたいのは、企業側の気持ちです。
ところで、「就活は恋愛に似ている」と言われるのをご存知でしょうか?
就活では、恋愛と同じように「相手の気持ち」を考えることが非常に大切なんです(自分がどう思うかはもちろん大事ですが)。
もしかすると、大学を中退している女性の多くは、
誰も雇ってはくれない。。。
こんなふうに思ってしまうかもしれません。
しかし、そもそも大学中退者を採用する企業は、学歴やスキル、職務経験を期待してはいません。
学歴やスキルを重視する場合は、最初から新卒や転職者を狙って採用活動を進めるからです(募集要項に記載します)。
では、大学を中退している未経験者を採用する企業は何を重視するかというと、以下の3つです。
- やる気や熱意
- ポテンシャル
- 人柄・人物像
未経験者の場合、スキルや経験を評価するのは難しいので、ヒューマンスキルや人間性が採用の決め手になりやすいわけです。
なので、
「学歴はごまかしたほうがいい?」
「スキルは盛ってアピールすべき?」
と背伸びをするよりも、まずは
- やる気や熱意
- ポテンシャル
- 人柄・人物像
といった、基本的なことをきちんと伝えられるように準備するようにしてください。
【中退していることが不安】大学中退の女性は早めの就活スタートとフォローを考えよう
どう説明したら
良いかわからない。。。
このように悩む大学中退の女性も多いはずです。
ここで大切なのは、以下の2つです。
- 早めに就活をスタートさせること
- 中退のフォローをきちんと考えておくこと
早めに就活をスタートさせる
大学を中退してしまったことを不安に思っているなら、早めに就活をスタートさせましょう。
なぜなら中退から時間が空けば空くほど、
- 「空白期間」が就活のネックになる
- 応募できる求人が減少していく
といった可能性が高くなるからです。
例えば、大学中退から間をあまり空けずに就活をすれば、
中退してでもこの仕事がやりたかった
はやく社会に出てキャリアを積みたかった
こんなアピールもできますよね。
でも、中退から時間が経ってしまうと、面接時に「どうして大学を中退したのか?」という質問に加え
という答えにくい「ブランクに対する質問」も追加されてしまいます。
もちろん、就活のプラスになる経験ができれば良いのですが、ブランクは大抵マイナス評価になってしまいます。
実際ぼくもフリーターをダラダラ続けてしまったので、就活では苦労しました。
また、就活を先延ばしにすればするほど、「就職のチャンス」は減少することも頭に入れておくべきです。
なぜなら、一般的に未経験者を採用する企業は「若い人材」を欲しがるからです。
未経験で応募できる求人の数は、年齢が高くなるにつれて減っていくと言われています。
とくに女性の場合、男性に比べて年齢で弾かれるケースが多い傾向にあるのが実情です。
さらに毎年、自分よりも年齢の若い就活者がどんどん社会人になるので、ライバルもどんどん増えていきます。
なので、早めに就活スタートさせて就職チャンスを逃さないようにしましょう。
大学を中退した理由をきちんとフォローする
もうひとつ大切なのが、大学を中退した理由のフォローをきちんと考えておくことです。
就活の面接時には、ほぼ100%「どうして大学を中退したのか?」という質問をされるはずです。
きっと、ほとんどの大学中退者はこの質問に不安を感じるのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのは、以下の3つの流れに沿った回答を事前に練っておくことです。
- 理由を簡単に説明する
- 反省点や気付きを伝える
- 今後の意気込みや展望を語る
例えば、以下のような回答の流れが理想です。
大学生活に疑問を感じ中退した。
途中で辞めてしまったことは反省している。
しかし、自分の気持ちと向き合い本当に進みたい道を見つけた。
入社後は一日でも早く職場になくてはならない存在に成長したい。
ポイントは、質問に対する回答だけでなく
- 中退をして感じたこと(反省点や気付き)
- 就職後にどうしたいか
を併せてアピールすることです。
先にお話ししたように大学中退者などの「未経験者」を採用する企業は、
- やる気・熱意
- ポテンシャル
- 人柄・人物像
などを評価します。
また、大学を中退した理由を質問する裏には、
- 過去から学べる人か
- 将来性があるか
- すぐに辞めない人か
などをチェックする目的もあります。
なので、お話しした3ステップの回答を意識して大学中退のフォローを組み立ててみてください。
- 理由を簡単に説明する
- 反省点や気付きを伝える
- 今後の意気込みや展望を語る
【就活の仕方が不安】大学中退の女性はひとりで悩まないことが大切
そもそも就活の仕方がわからない
こんなふうに悩む人もいるはずです。
大学中退の女性が正社員を目指す場合は、
- 未経験者が就職しやすい仕事に
目を向ける - ひとりで悩まない
ということが大切です。
未経験者が就職しやすい仕事に目を向ける
具体的に「未経験者が就職しやすい仕事」というのは、
- 人手不足の業界
- 未経験者歓迎の割合が高い職種
この2つです。
先ほどもお話ししたように近年は、中小企業に人手不足が広がっています。
とくに以下の業界は、人手不足の割合が高いということが分かっています。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
こうした業界は、大学を中退していたり、既卒・フリーターといった未経験者でも内定を取りやすい状態と言えます。
もしかすると、あまり良いイメージがなかったり、男性中心と思いがちの業界でも、
例えば、
介護業界⇒介護士ではなく
事務職として就職する
運送業界⇒ドライバーではなく
オペレーターとして就職する
このような道もあります。
案外「女性に向いているポジション」に空きが出るケースもあるので、最初から「これはダメ」と思わずに広い視野で仕事を探してみてください。
また、「未経験者を歓迎する求人の割合が高い職種」を知っておくことも就活の助けになります。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
割合が高いということは、就職しやすいだけでなく
- 研修制度の充実
- スキルアップのしやすさ
- 職場への馴染みやすさ
なども期待できるので、大学中退の女性にとってはメリットが多い職場と言えます。
もちろん、自分自身が興味のある仕事にチャレンジするのが先決ですが、就職チャンスを広げるためには、
- 就職しやすい仕事に目を向ける
- そのなかで興味が湧いた求人をピックアップする
という工夫も必要です。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
就活を挫折しないためにもひとりで悩まない
最後のコツは、ひとりで悩まないことです。
ここまで就職を成功させるコツをお話ししてきましたが、
そもそも就活の仕方が
わからない
と悩む方もいるはずです。
- 仕事選びが難航中
- 面接が不安でたまらない
- どうやって企業と
やりとりしたらいい?
など、悩むほどに迷走してしまいますよね。
実は僕も最初は就活がうまくいかず、諦めてフリーターに舞い戻った時期があります。
そんな経験から言えるのは、就活をひとりで頑張る必要は無いということです。
むしろ、なにもわからずにひとりでがんばるのは就活を挫折する原因です。
幸い今は、大学中退者やフリーター、既卒者などの就活をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
例えば、
- 若者ハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などは、職歴やスキルに不安があっても就活の相談に乗ってくれます。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
就職エージェントを活用することで、
就職できそう…
と感じるはずです。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
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そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
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山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
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