就職はできないかも…
高卒ニートの私には無理?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
「正社員になりたい」と思っても、高卒の学歴を不安に思ったり、スキルや経歴に自信がもてない人は多いはずです。
実は僕もフリーターから就職した経験があるので、その気持ちはよくわかります。
「もう就職できないのでは?」と悩みますよね。
しかし、きちんと就活のコツをおさえて行動すれば、高卒や無職でも就職のチャンスは必ず巡ってきます。
諦めずにトライすることが大切です。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとにして「高卒の無職から最短で正社員を目指す5つのコツ」をまとめました。
- 今日から就活をスタートする
- デッドラインを設定する
- 受かりやすい仕事にフォーカス
- 企業のニーズ(目線)を知る
- たったひとりで悩まない
関連記事:高卒で就職するなら絶対使いたいエージェント3選【活用するときの注意点も解説】
高卒の無職から正社員になるには【今日から就活をスタートしよう】
まず1つ目のコツは、今日から就活をスタートさせることです。
冒頭でもお話したように、高卒で無職の方は、
できるわけない。。。
このように悩み、なかなか一歩を踏み出せない方が多いと思います。
実際に僕も就活が億劫で、フリーター生活が長期化してしまいました。
しかし、正社員就職を考えているなら、無職期間はできる限り長引かないようにすることが非常に大切です。
なぜなら、無職の期間が長くなればなるほど、
- 応募できる仕事が減る
- 企業に不安を与えやすくなる
- 自信がどんどん無くなっていく
など、様々なマイナスにつながるからです。
基本的に高卒や無職の方が応募できる仕事は、若い人材が有利になる傾向にあります。
どうしてかというと、経験の無い人材を採用する企業は、
- やる気・熱意
- 将来性
- 指導のしやすさ
など、若い人材に有利なポイントを重要視するからです。
その結果、無職のまま年齢を重ねていくと、応募できる仕事の数はどんどん減っていきます。
具体的には、25歳、27歳、30歳を境に未経験で応募できる求人がガクッと減るイメージです。
また、無職期間が長い求職者に対して企業の採用担当者や面接官は、
(無職期間)が長い。。。
採用して大丈夫だろうか
と不安を感じます。
面接でも無職期間に関する質問が厳しくなり、採用ハードルは上がってしまいます。
なので、高卒の無職から就職を考えているなら、就活を先延ばしにするのだけはおすすめできません。
資格取得でスキルアップしてから就活はアリ!?
もしかすると、高卒という学歴や経験・スキルの不安から、
就活をしたほうが良いかも!?
と考える方もいるかもしれません。
たしかに資格は、なにも無いよりはあったほうが良いスキルです。
しかし、僕の経験から言うと「資格はあくまでもプラスアルファ」と考えるのが無難です。
「資格を取れば就職が簡単になる」と思い込むのはリスキーです。
もちろん、資格にも種類があり、その資格を保有していないと業務ができない「業務独占資格」は、就活の大きな武器になるかもしれません。
例えば、以下のような職種です。
- 弁護士
- 行政書士
- 税理士
ですが、受験者が多く人気が高いとされる
- 簿記検定
- TOEIC
- ITパスポート
- 秘書検定
- ビジネス検定
などの資格は、取得者も多く実務経験が重視されるケースが多いため、就活のアドバンテージになるとは限りません。
実際、転職サイトのリクルートが企業の採用基準で重視する項目を調べたデータによれば、取得資格は下位に沈んでいます。
企業が採用基準で重視する項目と学生が面接等でアピールする項目(複数回答)より
- 人柄 92.2%
- 自社・その企業への熱意 74.8%
- 今後の可能性 66.9%
- 性格適性検査の結果 44.2%
- 基礎学力 38.0%
以下省略
- 取得資格 9.5%
引用元:リクルート就職白書より抜粋
なので、もしも
これから1年間
無職のまま勉強する!
このように考えている場合は、
- ブランクが伸びるリスク
- 本当にその資格が
就活の大きなプラスになるか
をきちんと見極めて資格取得を目指すことが大切です。
「1年間勉強したのに就活で評価してもらえない」とならないように注意してください。
関連記事:【フリーターやニートの就職に資格取得はあり!?】知っておきたい資格の見極め方
【高卒の無職から最短で就職を決めるには】デッドラインを設定する
2つ目のコツは、最短で就職を決めるためにデッドラインを設定することです。
ここで言う「デッドライン」というのは、就職を決める目標日時のことです。
例えば、
内定を取る!
無職を卒業する!
など、自分なりにデッドラインを設定してみてください。
もちろん、内定を出すのは企業側なので、予定どおりに就活が進むとは限りません。
ですが、デッドラインを設定するメリットはたくさんあります。
- モチベーションを保ちやすい
- スケジュールを逆算して
立てられる - 良い緊張感が生まれる
など、ゴール(目標の期限)に向かって頑張ることができます。
逆にデッドラインがあやふやだと、今日やれることを後回しにしてしまったり、ダラダラと就活を進めてしまうかもしれません。
先ほどもお話したように、高卒の無職から就職をする場合はなるべくブランクを伸ばさないことが大切です。
高卒の無職からでも受かりやすい仕事に目を向ける【就職チャンスはある】
3つ目のコツは、受かりやすい仕事に目を向けて就活を進めることです。
もしかすると、高卒の無職から就職を考えている方の多くは、
- 好きな職種や業界で
求人を探す - 興味のある求人を
ピックアップする
このような手順で仕事を探しているかもしれません。
もちろん、好きな仕事や興味のある業界を目指すのは、間違いというわけではありません。
むしろ、まずは挑戦してみるべきです。
しかし、高卒の無職から就職する場合は、現実問題として
- 好きな仕事の求人がない
- 学歴やスキルが足りない
- 応募すらできない
このようなケースも多いのではないでしょうか?
フリーターから就職した僕も同じような状況に悩みました。
そこで大切なのは、まずは「受かりやすい仕事」に目を向ける(集める)ことです。
そして、
- これならチャレンジできそう
- 少し興味が湧いた
- 間接的だけど好きなことに
関連している
と思った仕事にアプローチをすることで、就職チャンスはグンと上がります。
まずは「自分の状況(高卒の無職)に合うもの」をピックアップして、そこから「好きなもの」を見つけるイメージです。
高卒の無職から受かりやすい仕事とは!?
高卒の無職でも
受かりやすいの?
と思った人が多いと思います。
それはズバリ、「人手不足の業界」と「未経験歓迎の割合が多い職種」の2つです。
言うまでもありませんが、人手不足の業界は求人が多く出回ります。
そして、採用の難易度が下がります。
つまり、高卒や無職など学歴に不安があったり経験が少ない場合でも、比較的就職はしやすいわけです。
とくに以下の業界は、人手不足の割合が高いことがわかっています。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
もしかすると、介護業界や運送業界、サービス業などは「ブラック」「長時間労働」などのイメージがあるかもしれませんが、すべての会社がそういうわけではありません。
きちんと情報収集をして求人を選べば、受かりやすく待遇も期待できる「お宝求人」に出会える可能性もあります。
また、「介護業界=介護をする」「運送業界=トラックを運転する」と考えがちですが、例えば
介護業界で
事務職に就く
運送業界で
オペレーター職に就く
といった道もありますよね。
なので、最初から「これはダメ」「あれはこう」と決めつけないで、広い視野をもって仕事を探すのがおすすめです。
また、未経験者の割合が多い職種にも目を向けてみましょう。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者の割合が多い職種は、単純に受かりやすいだけでなく、
- 研修制度の充実
- 未経験の同期が多く
馴染みやすい - キャリアアップのしやすさ
などを期待できるので、高卒の無職から就職するのが安心というメリットもあります。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
【高卒の無職でも好印象を与えるには?】企業のニーズを知る
4つ目のコツは、企業のニーズ(目線)を知って就活を進めることです。
ここで言う「企業のニーズ(目線)」というのは、
企業は就活をしている
高卒者や無職者に
何を求めているか
ということです。
少し話は逸れますが、「就活は恋愛に似ている」と言われているのをご存知でしょうか?
恋愛をしているときは、彼氏や彼女に好かれたいですよね。
好かれたいということは、相手がどう思っているかを考えて行動しますよね。
例えば、
- 好きな食べ物はなにか?
- どんなことをすれば喜ぶか?
- 何が嫌いか?
などをリサーチしたり考えて、デートを楽しむはずです。
つまり、恋愛を成功させるには、「相手のニーズ(目線)」を考えることが大切です。
実は就活も全く同じで、企業のニーズを考えてアプローチできた人が内定を得やすくなります。
逆に言うと、応募企業が求めていないことをアピールしても企業に振り向いてもらうことは難しいわけです。
企業が求める3つのポイント
では、具体的に企業は、高卒者や無職から就活を目指す人に何を求めるのでしょうか?
それは、先ほども少しお伝えした以下の3つの資質です。
- やる気・熱意
- 将来性
(ポテンシャル) - 人間性
(指導のしやすさなど)
そもそも未経験者を採用する企業は、高度なスキルや経験を求めてはいません。
仕事に対する熱意や就職後の将来性、職場に合う人材か、など、人間的な部分を重視する傾向にあります。
裏を返すと、スキルや経験が無いと分かっているからこそ、気持ちの部分や将来性などで採用を決めるわけです。
なので、高卒の学歴や無職の経歴が気になるからといって、例えば
- 学歴を偽る
- 経験を盛る
- 嘘のスキルをアピールする
など、行き過ぎたアピールはNG。逆効果になってしまうかもしれません。
とくに学歴を偽って入社すると、学歴詐称などで後々問題になるケースもあります。
面接官や採用担当者は、人間的な部分を重視する傾向にあるので、
- 就職にかける思い
- 入社後にどう活躍したいか
- 自分らしさが伝わるエピソード
などをしっかり準備してください。
ひとりで悩まない環境を作っておく【高卒の無職から就職するのは誰だって大変】
最後のコツは、ひとりで悩まない環境を作っておくことです。
正直に言って、高卒の無職から就職をするのは決して簡単ではありません。
- どんな仕事が向いている?
- 面接で好印象を与えるには?
- どう企業とやりとりしたらいい?
など悩みも尽きませんし、そもそも何からはじめていいかわからない人も多いはずです。
せっかく就活する気になっても、挫折する可能性が高くなります。
実際に僕は、一度就活を諦めてフリーターに戻った時期があります。
なので、就活を挫折しないためにも、前もって「ひとりで悩まない環境」を作っておきましょう。
誰に相談したらいいわけ?
ひとりでがんばるしかないのでは?
と思うかもしれませんが、すべてをひとりで抱える必要はありません。
幸い今は、ニートや未経験者の就活をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に就職できるわけではないですし、「就活はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、ニートなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
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