バイト経験なしはマズい?
正社員を目指すのは
ハードル高すぎ?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
就職したくてもバイト経験すら無い状態では、「就職は無理ゲーかも…」と悩みますよね。
僕もフリーターから就職した経験があるので、不安な気持ちはよくわかります。
しかし、本気で就職を考えているなら、今すぐに就活をトライするべきです。
なぜなら、バイト経験なしのニートや無職にも就職チャンスはあるからです。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとにして、バイト経験なしのニートや無職から就職するコツをまとめました。
- 仕事選びのコツ
- 面接のコツ
- 挫折しないコツ
をわかりやすくお話していきます。
関連記事:【働きたいけど自信がない】ニートを卒業して就職する5つのポイント
バイト経験なしでも就活をトライしたほうがいい理由【ニートや無職の就職チャンスは広がっている】
もしかしたら、ここまでの話を聞いて、
就職チャンスがあるって本当かな。。。
と思った人もいるかもしれません。
なので、就職のコツをお話しする前に
- 「今すぐに就活をトライしたほうがいい理由」
- 「就職チャンスがある理由」
についてサクッとお伝えします。
まず、どうして今すぐ就活をトライしたほうがいいかというと、未経験の就職は若いほうが有利になりやすいからです。
バイト経験なしのニートや無職の方は、当然「未経験者」です。
未経験者を採用する企業は、
- ポテンシャル(将来性)
- バイタリティ
- 人柄(素直さなど)
これらを重視します。
つまり、将来性が高く、バイタリティに溢れ、まだ考えが柔軟な「年齢が若い人」を採用する傾向にあります。
そのため、就職を考えているなら「今すぐ(少しでも年齢が若いうち)に就活をトライしたほうがいい」というわけなんです。
そして、バイト経験なしのニートや無職にも就職チャンスがある理由は以下の2つです。
- 人手不足が深刻化している
- 新卒人気で既卒や第二新卒需要が高まっている
実はここ数年、中小企業の人手不足が深刻化していることをご存知でしょうか。
日本商工会議所が調べたデータを見ても、50%を超える企業が人手不足を抱えていることがわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないと、当然求人は増えますし、採用の難易度も低くなります。
結果的に就職チャンスは増えるというわけです。
また、現在は新卒の人気が高いため、企業側がなかなか新卒を獲得できない状況が生まれています。
そうした企業は、既卒者や第二新卒者を狙って採用活動をしています。
つまり、こうした流れを見ても、未経験者の就職チャンスは増加傾向にあると言えます。
もちろん、だからと言ってバイト経験なしのニートや無職の就活が、楽勝だ、簡単にできるというわけではありません。
しかし、以前と比べると就職が成功しやすい環境が整っているのは確かです。
失敗しない仕事選びのコツ【バイト経験なしのニートや無職でも就職しやすい求人】
では、仕事選びのコツからお話していきます。
バイト経験がないと、そもそもどんな仕事を選んでいいか分かりませんよね。
自分に向いている仕事すら見当がつかないはずです。
もしも、興味の湧く仕事がある場合は、その職種や業界にアプローチしてみるべきです。
しかし、ニートや無職から就職する場合、
- 仕事を選びすぎる
- こだわりが強い
- 好き嫌いが多い
このような仕事選びをしていると、いつまで経っても内定にたどり着けません。
なので、まずは就職しやすい仕事に目をつけて、その中から興味が持てる求人、チャレンジしたいと思える求人にトライするのがおすすめです。
未経験の受け入れが多い職種に注目する
では、具体的にどんな仕事がバイト経験なしのニートや無職から就職しやすいのでしょうか?
それは、以下の2つのポイントを押さえた仕事です。
- 未経験の受け入れが多い職種
- 人手不足の割合が多い業界
世の中には、そもそも未経験者の受け入れが多い職種とそうではない職種が存在します。
いくらその仕事がやりたいと思っても、そもそも未経験をほとんど採らない職種だったら、就活のハードルは恐ろしく上がってしまいます。
とくにバイト経験がないとさらに難しくなるわけです。
なので、まずは未経験の受け入れが多い職種に目をつけて仕事を探しをしてみましょう。
以下のデータは、転職サイトのマイナビが調べた「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種のランキングです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者の受け入れが多い職種は、就職しやすいだけでなく
- 未経験で入る同期が多い
- 研修などが充実している
このような傾向もあるので、バイト経験なしでも溶け込みやすいと言えますね。
人手不足の割合が多い業界に注目する
もうひとつは、人手不足の割合が多い業界です。
人手不足が深刻なほど、求人は増えますし採用の難易度も下がります。
また、給料を高く設定している業界も存在します。
以下の日本商工会議所が調査した「業界別の人手不足の割合」のデータを参考にしてみてください。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
もしかすると、介護や運送、サービスなどはあまり良いイメージがない(ブラックなど)かもしれませんが、全てがしんどい職場というわけではありません。
しっかり下調べをして、自分に合う職場かを見極めることが大切です。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
ニートや無職から就職するなら気をつけたい面接のコツ【バイト経験なしをどう乗り切るかがポイント】
きっと、
そのうえバイト経験もないし、
就活の面接が不安。。。
このように悩む方は多いはずです。
僕も就活では、面接をどう乗り切るか随分悩みました。
結論を言うと、あらかじめ「マイナスのポイントをきちんとフォローできるように準備しておくこと」が大切です。
就活の面接で質問される内容はだいたい決まっています。
そのなかで不安なのは、
「どうしてブランクがあるのか?」
「バイト経験はないのか?」
「就職しなかったのはなぜか?」
このような自分のマイナスポイントに対する質問ではないでしょうか?
つまり、マイナスポイントをきちんとフォローできるように準備しておけば、面接の不安の多くは解消できるわけです。
そこでおすすめしたいのは、次の3つのポイントを心がけることです。
- 質問を受け止める・事実を話す
- 反省点や学びを話す
- 今後の展望を伝える
例えば、
バイト経験はないのですか?
このような質問を受けた場合は、以下のように回答します。
バイトをしようと思ったが、
どんな仕事をしたらいいか決められず
ブランクが長引いてしまった。
ブランクができたことは反省している
しかし、自分と向き合う時間をもてたことで
本当にやりたいと思える仕事が見つかった
就職できたら1日もはやく仕事を覚えて、
職場になくてはならない存在に成長したい
質問に対して「はいそうです」「◯◯です」と答えるのではなく、学んだことや今後の展望を併せて伝えるのがポイントです。
面接官や採用担当者としては、バイト経験がない未経験者を採用する場合
- 将来性
- 過去やミスから学べる人か
- 人柄・人物像
をチェックしています。
なので、学びや今後の展望をしっかり伝えることが大切です。
実は1番大切!ニートや無職からの就活を挫折しないコツ【バイト経験なしの就活を乗り切る】
最後にお話ししたいのは、就活を挫折しないコツです。
実は、バイト経験なしのニートや無職から就職するときにもっとも大切なのは、挫折しない環境をつくっておくことです。
最初にお伝えしたように、就職のチャンスはあります。
でも、バイト経験がないニートや無職の就活は、新卒の就活に比べれば大変ですし、不安も大きいですよね。
例えば、
- 企業とのやりとりが不安
- 面接や書類対策が不安
- 就活マナーがわからない
そもそもなにから手を付けていいかわからない人もいると思います。
せっかく就活をはじめても挫折する人は多いんですね。
ですので、就活を本気で成功させたいなら、ひとりで就活を進めないことが大切です。
ハローワークやサポステ、就職エージェントなどのサービスを活用して、
- キャリアアドバイザー
- キャリアカウンセラー
などに相談しておくのが安心です。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業とつながりが強いので、
- 希望に合う仕事を紹介してもらいやすい
- どんなアピールが有効かアドバイスしてもらえる
- 情報収集の精度が高い
このようなメリットがありおすすめです。
無職やニートから就活をするとブラック企業の餌食になりやすいというリスクもありますが、就職エージェントのキャリアアドバイザーは、紹介する企業を訪問するなどして情報を集めています。
そのため、
- どんな雰囲気の職場か
- 上司はどんな人か
- 細かな仕事内容
など、普通は知り得ない情報を教えてくれたりもします。
これはそのままブラック企業対策にもなりますよね。
もちろん、就活に人の手は借りたくないという人にはおすすめできませんが、就職エージェントを活用したほうが就職チャンスも上がります。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”600.png” name=”ダイスケ”]まずは2〜3社会員登録して、自分に合うエージェントを見つけることからはじめましょう。[/speech_bubble]
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、ニートや無職などの「未経験者」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
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以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。